田中優もおすすめの映画「遺伝子組み換えルーレット」が現在全国で上映中です!
"90年代中頃から慢性疾患に苦しむアメリカ人の数は倍近くになりました。
米国の幼児死亡率と寿命の国際ランキングは急落しました。
これが起きた理由はたくさんありますが、その一つはあなたの目の前にあります。"
・・・こうした言葉で始まる
『遺伝子組み換えルーレット -私たちの生命(いのち)のギャンブル』は
このほぼ20年間に急激に悪化した米国人の健康のその原因の1つが食にあると伝えます。
(公式サイト 食があぶない http://geneticroulette.net/foods より)
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★田中優より 推薦メッセージ★
『これは農をめぐる文明の衝突だと感じます。
工業的に何でも従わせようとするアメリカ的な農業と、アジアや多くの途上国に
広がる他の生命と支え合っていこうとする農法との。
しかしアメリカ的なやり方は、長くは続けられません。長期的には必ず失敗します。
『緑の革命』がそうであったように。でもコマーシャルと利益の獲得は上手です。
私たちはどんな未来にしたいのか。まずは相手側の正体を見てみましょう。
そんなときにこのドキュメンタリーはうってつけのものだと思います。』
( http://geneticroulette.net/messages#tanaka より)
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★作品概要★ 公式サイト http://geneticroulette.net/
『遺伝子組み換えルーレット
-私たちの生命(いのち)のギャンブル』
原題 Genetic Roulette - The Gamble of Our Lives
監督:ジェフリー・M・スミス
2012年 85分
監督のジェフリー・スミス氏は遺伝子組み換え問題を批判する米国のオピニオンリーダーとして長く活躍しており、非営利団体Institute for Responsible Technology(責任ある技術研究所)を主宰しています。
日本でも『偽りの種子-遺伝子組み換え食品をめぐるアメリカの嘘と謀略』が出版されており、日本でも講演されたことがあります。最近ではモンサントを批判するアルバムをリリースしたニール・ヤングの反モンサント・コンサートツアーに遺伝子組み換え問題の講演者として同行するなど、米国で遺伝子組み換え反対を語る上でキーとなる活動をしています。
このドキュメンタリー映画ではこれまで語られてこなかった医学者、健康問題の専門家、さまざまな疾患を持つ子の親、獣医、家畜の健康問題に詳しいジャーナリストが登場し、遺伝子組み換え食品によって、人びとや家畜にどんな健康の異変が起きているのか、どのように解決できるのかが語られています。
米国では胃腸の疾患、アレルギー、炎症性疾患、不妊、ガン、自閉症など多岐にわたる疾患に苦しむ人がこの約20年間にわたり急激に増加しました。特に子どもたちの健康に対する懸念は急激に上昇しています。
この20年間、何が変わったのでしょうか?
1996年に商業的大規模栽培が始まった遺伝子組み換え作物がこの変化を引き起こしている可能性について科学的な調査を元にしたさまざまなストーリーが語られています。
現役の医学者、医療関係者は職を奪われるのでなかなか声が出せない現実があります。
しかし、それでも出てきたこれだけの証言は衝撃的なものです。
そして、食を変えることで何が起きたか?
子どもの健康を取り戻せた親たちの涙と笑顔、そして農民の決意をぜひ見ていただきたいと思います。
■予告編動画
◆「Genetic Roulette - The Gamble of Our Lives」
https://youtu.be/Yq0HMBQfdI0
◆「『遺伝子組み換えルーレット』 粉ミルクの一シーン」
https://youtu.be/NWlbRztxBqY
米国のほとんどの粉ミルクが牛成長ホルモン注入のものと
遺伝子組み換えコーン由来の原料で作られています。
独立した研究所の試験で主要な4つの粉ミルクから
相当な量の遺伝子組み換え大豆成分が検出されました。
米国政府は200万の申請時に無料の粉ミルクを提供します。
しかし、提供するのは遺伝子組み換えの粉ミルクだけです。
■上映会・イベント情報
http://geneticroulette.net/events
■GMOって何?
http://geneticroulette.net/gmo
■粉ミルク
http://geneticroulette.net/babyformula
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■プロジェクト担当者 印鑰智哉(オルター・トレード・ジャパン、ATJ)さんより
http://geneticroulette.net/aboutus
「日本の中では遺伝子組み換えの持つ問題はまだ目に見えないかもしれません。
この映画によって、それが目に見える問題へと変わっていくでしょう。
そして「変えられる」そんな感覚が得られる映画だと思います。
日本での食の問題を可視化できる強力なツールになると思います。
遺伝子組み換え&農薬による健康被害そして企業による食の支配が進まないためにもこの映画をぜひ活用していただきたいと思います。」