ラベル 田中優の本 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 田中優の本 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年5月2日

30%オフ!「戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方」



こちらの田中優著書

「戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方―エコとピースのオルタナティブ

を、

なんと、

定価の30%OFF!!
 
1540円 ⇒ 1,078円

しかも

送料無料

期間限定販売を始めました!


恐縮ですが、

今回の期限は2020年5月16日までです。

(セールは今後も実施予定ですが日程は未定です)



この本は、戦争をやめさせ、地球温暖化を中心とする環境破壊をくいとめる、新たな社会づくりの方法について述べたものだ。確かに大風呂敷だが、問題を解決していくには、大きな視点から問題の原因に迫り、その原因を取り除く方法を考えなければ解決できない。現象に踊らされても、対症療法以上のことはできない。

さらに問題を解決していくためのストラテジーが必要だ。ただ問題を分析してみせるだけなら難しくはない。しかしそこから何ができるか、どういう可能性があるかを示せなければ実現には近づかない。全体状況は悪化している。まるでレーサーがコーナーを攻めるように、最短距離のラインをフルスロットルで切り込んでいかなければならない。

戦争をやめさせ、地球温暖化を中心とする環境破壊をくいとめる…新しい社会づくり方法とは? 問題を解決するには大きな視点から原因に迫り、取り除く方法を考えなければ解決できない。希望への解決策を踏み込んで提案する。

<目次>

第1章 戦争の原因はエネ・カネ・軍需
第2章 地球温暖化の問題
第3章 エネルギーをシフトする
第4章 カネの問題
第5章 別なカネの使い方
第6章 新たな社会へ


★登録情報
単行本: 178ページ
出版社: 合同出版 (2005/07)
ISBN-10: 477260345X
ISBN-13: 978-4772603454
販売価格:1,540円(税込)

この機会にぜひ。



ご購入はこちらより
公式web shop
https://tanakayu.thebase.in/items/12468188



本の帯は、 Mr.Childrenの桜井和寿さん に書いて頂きました!

『この手の本は大抵、「このままだと未来は絶望的だ」って感じの脅しと 「現在(いま)の生活を悔い改めよ」といわんばかりの反省を強要するものが 多いものだから、実際、僕も重い腰を持ち上げるようにして この本を読み始めた。
   でもね。ここには可能性が書かれている。希望がかかれている。
自分たちの未来にまだまだワクワクしていられる。
そう思えて嬉しくなった。(桜井和寿)』

2020年3月19日

30%OFF!「電気は自給があたりまえ オフグリッドで原発のいらない暮らしへ」

こちらの田中優著書

「電気は自給があたりまえ 
オフグリッドで原発のいらない暮らしへ」

を、

なんと、

定価の30%OFF!!


しかも

送料無料

期間限定販売を始めました!


恐縮ですが、

今回の期限は2020年3月20日までです。

(セールは今後も実施予定ですが日程は未定です)


 最近話題の「オフグリッド」という言葉の生みの親、パーソナルエナジー開発者の粟田さんとの対談なども収録!

オフグリッドって何?
そろそろオフグリッド・・と思っている方など。
参考になれば嬉しいです。

この機会にぜひ。
 


ご購入はこちらより

公式web shop
https://tanakayu.thebase.in/items/12468268



田中優より


「命がけの電気利用から 電気をつくる楽しみへ
未来は待っていて届くものではありません。

20年後のことを考えたら、
各地の自然エネルギーとバッテリーと電気コントロールで、
電力の自給はあたりまえになるでしょう。

だったらその未来を手前に引き寄せていけばいいのです。」

目次

(肩書は出版当時のものです)

・はじめに ~命がけの電気利用から電気生産の楽しみへ~

 電力自給のオフグリッド生活 
 電気富豪と電気貧乏

・第1章 たくさんのいいこと(田中 優)

 電力会社と縁を切る
 地球温暖化問題も解決
 石油戦争も不要に
 地域活性化と利用されない暮らし
 カネに依存しない暮らし
 消費ではなく「生産・消費循環」に

・第2章 夢を実現した「パーソナルエナジー」(粟田隆央 慧通信技術工業株式会社代表)
  消費電力量をつかむ
 インチキ電池をホンモノに
 電力会社なんかやめちゃって電気ぐらい自分でつくるよ
 ゴマカシのないシステムを
 災害に強いオフグリッド
 世界はオフグリッドへ
※スマートグリッドとは

・第3章 ワクワクできる未来づくり(田中 優)
  
 運動の三つの方向
 高い日本の電気料金
 ナナメの方向
 ライフスタイルをあらためても問題は解決しない
 家庭のエネルギー消費と努力しない省エネ
 近所にしか使えない太陽光発電の電気
 問題だらけの固定買取制度(FIT)
 電気を自給して電気自動車を走らせる
 上意下達のグリッドから、コミュニティーグリッドへ
 未来のあたりまえ
 原発を止めていく
 何からはじめるか

・第4章 原発に頼らない未来をバックアップ(吉原 毅 城南信用金庫理事長)
 恐竜型からネットワークするエネルギー
 オフグリッドに進む事業者
 金融を人々の幸せのために

座談 パーソナルエナジーに融資は可能なのか(吉原 毅×粟田隆央×田中 優)

・第5章 パネルトーク 未来のあたりまえ
(てんつくマン×マエキタミヤコ×粟田隆央×田中 優)

 パーソナルエナジーの使い方
 補助金という麻薬に頼らない
 オフグリッドが社会をフラットにする
 屋根に置かない方がいい太陽光パネル
 基本はDIY
 地方の方が暮らしやすい
 地域でつくる電気自動車
 熱と発電の併用
 オール直流化
 オリッド・ソーラーライブ
 リッドの進め方
・オフグリッドへの道 9箇条


・田中優だけではなく、 パーソナルエナジー開発者の粟田さん、てんつくマン、マエキタミヤコさん、 城南信金理事長吉原さんらのトークも掲載。

情報


単行本: 110ページ
出版社: 合同出版 (2013/8/30)
言語: 日本語
ISBN-10: 4772611428
ISBN-13: 978-4772611428
発売日: 2013/9


はじめに、では、
2013年5月、中国電力に初めて契約解除と電柱を撤去してほしいとの電話をした際の、生々しいやりとりが収録されています。↓
 
━━

2018年11月9日

今年も寄稿しました!『現代用語の基礎知識2019』

今年も寄稿させて頂きました!

2018.11.8発売 『現代用語の基礎知識2019』

2019年度版



田中優は「環境問題」項目で6ページを担当させて頂きました。

昨今話題の「廃プラスチック問題」から始まり、トリチウム、北海道のブラックアウトなどなど、タイムリーな用語にもご注目ください。

<注目後>
・トリチウムを含む処理水


<原発問題と環境>
・人工放射性物質
・生体濃縮(生物濃縮)
・低線量被曝
・海中がれき
・スラップ訴訟


<電力自由化と環境問題>
・電力の自由化/発送電の分離
・基幹送電線の空き容量
・北海道の広域停電(ブラックアウト)


<汚染、ごみ問題>
・PM2.5問題
・災害廃棄物
・便乗ごみ
・電子機器のごみ
・都市鉱山
・漂着ごみ
・戸別収集
・雑がみ
・リサイクル法


<公共事業と環境>
・諫早湾干拓事業
・多目的ダム
・ダムの「但し書き操作」と水害


<暮らしと環境>
・ミツバチの失踪
・ネオニコチノイド系農薬
・ホルムアルデヒド
・化学物質過敏症(CS)
・電磁波過敏症(ES)


<エコ認証>
・森林エコラベル(森林認証制度)
・海のエコラベル
・パーム油(アブラヤシ)


<経済活動と環境>
・ダイベストメント
・炭素税
・排出量取引
・再エネ発電証書
・グリーンボンド(環境債)
・グローバル・タックス
・生態系サービス
・グリーンウッド法


<公害病、その他>
・代替フロン規制
・石綿(アスベスト)
・水俣病
・新潟水俣病認定
・イタイイタイ病
・地中貯留技術
・CO2埋設
・オルト-トルイジン


ぜひお手にとってご覧ください。

[総力特集]
○人生100年時代、日本人の「食」はこれでいいのか?!

[現代用語ジャーナル]
○なんでみんな“ウソ"に甘いの?
フェイクがまかりとおる世の中を考える
○ことばでたどる平成
○ニュースのおさらい
定価 3,456 円(本体 3,200 円 + 税8%)
B5変型 / 1226ページ
発売日 2018年11月08日
ISBN 978-4-426-10137-4 雑誌コード:69949-64

佐藤優/金田一秀穂/森永卓郎/平田直/島薗進/五野井郁夫/伊藤真/飯田泰之/清家篤/武田砂鉄/谷本道哉/やくみつるほか (著)

現代用語の基礎知識 http://gendaiyougo.jiyu.co.jp/

2018年3月26日

“絶版本”「原発に頼らない社会へ」公式webshopで販売開始!


「原発に頼らない社会へ」は、「ヤマダ電機で電気自動車を買おう」というタイトルで出版されていたものを、 2011年3月11日の原発震災事故を目の当たりにして大幅に追加・修正し2011年4月に緊急出版されたものです。  

そしてこの出版社の武田ランダムハウスジャパン社が2012年に倒産してしまったため、残念ながら今では“ 絶版本” となってしまいました。
 
そこで田中優公式webshopにて弊社の在庫分の販売を開始しました。


3.11事故から7年が経ちました。
この本が改めて「原発に頼らない社会」を作っていく参考になれば嬉しいです。
 

まだお手元にない方は、ぜひこの機会にお求めください☆
 

<<内容>>
 

福島第一原発事故は予想されていた。
 
柏崎も活断層を心配した住民の反対を押し切って建設され、事故を起こした。
 

なぜ東京電力は原子力発電所を造りたがるのか?

造れば儲かるからだ。
 

国民の安全と引き換えに生み出された原発は、いったい誰のためのものなのか?
 

田中優が問題点に鋭く切り込み、画期的かつ現実的な代替案を投げかける!
 

もう電力会社には任せられない。
 

日本経済が破綻する前に考えるべき、これからのエネルギーのあり方。
 

<<目次>>
 

■はじめに

■Prologue 脱「恐竜の時代」を


■1 この不況はいつまで続くのか
(サブプライム問題;信用創造と信用収縮;信用創造という名の増幅装置を解決する ほか)
 

■2 エネルギーをどうするか
(クルマの問題を解決する;「貯められない電気」を解決する;電力の温暖化問題を解決する)
 

■3 恐竜時代からの脱出
(おカネの発想とエネルギーの発想をミックスする;「地域内の資金量×回転数=地域経済の規模」を応用する)
 

■あとがき



 

単行本: 160ページ

出版社: 武田ランダムハウスジャパン

言語: 日本語

ISBN-10: 4270006455

ISBN-13: 978-4270006450

発売日: 2011/4/21

梱包サイズ: 21 x 14.8 x 1.8 cm
 

本の帯は 坂本龍一さん に書いて頂きました↓ 



「異なる選択、よりよい社会は可能だ。」(坂本龍一)



定価 1,080円(税込) 送料無料です!

詳細・お買い求めはこちらより
 https://tanakayu.thebase.in/items/10457050

2018年3月16日

「イラク戦争を検証するための20の論点」&2018.3.18イベント

田中優「戦争をやり得にさせたくない。
悪しき前例を残さないために、私たちは問い続けなければなりません。
国連憲章下に生きる者として、イラク戦争は何だったのかと。」


もうすぐイラク戦争から15年
日本も大きく関わっています。50万人以上の方が亡くなったともあります。


ですがいまだに検証されていません
イラク戦争とはいったい何だったのでしょう?

この
「イラク戦争を検証するための20の論点」は、2011年3月に発行されました。
田中優も寄稿させて頂いています。







このまま検証しないということは、これからもその悲劇が繰り返されるかもしれません。

ご興味のある方はぜひお読みください。

合同出版
http://www.godo-shuppan.co.jp/products/detail.php?product_id=547




これに関連して、2018.3.18にイベントがあります。


★おススメイベント★



【3/18 IRAQ DAY

~イラク戦争が世界にもたらしたものと日本の現在地を考える1日~@東京】

JVC(日本国際ボランティアセンター)理事の谷山博史さん、田中優が呼びかけ人になっている「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」 がイラク戦争開戦から15年になる2018年3月に、下記のイベントを行います。ぜひご参加ください。

【以下、主催者広報文】
イラク戦争はたった15年前に日本が積極的に関わった戦争です。
未来をつくるには過去の「失敗」から学ぶことが何よりも大切だと私たちは考えています。
この1日できっと日本の現在地が見えてくるはずです。

※田中優は別件により参加できません。




■日時 2018年3月18日(日) 開場・受付 10:30~
第1部 11:00~16:15
第2部 16:30~18:30


■会場 専修大学 5号館5階551教室
住所:東京都千代田区神田神保町3-8

<プログラム>

■第1部 上映作品
11:00~『リトルバーズ -イラク戦火の家族たち-』(2005年 102分 綿井健陽監督)
13:00~『ファルージャ イラク戦争 日本人人質事件…そして』(2013年 95分 伊藤めぐみ監督)
15:00~『ONE SHOT ONE KILL』(2011年 藤本幸久監督)
~『This is a 海兵隊』(2017年 藤本幸久・影山あさ子共同監督)

■第2部 トーク&ディスカッション
綿井健陽(映像ジャーナリスト・『リトルバーズ』監督)
杉原浩司 (武器輸出反対ネットワーク -NAJAT- 代表)
志葉玲(ジャーナリスト)高遠菜穂子(エイドワーカー)
スペシャルゲストをお迎えします!

■入場料 (一般)2,000円(学生)1,500円 ※入出場は自由です
《友だち割引》学生2人以上で来場の場合、お一人様1,000円
小・中学生は無料
 
■主催 イラク戦争の検証を求めるネットワーク
■共催 ラクホープネットワーク・市民社会フォーラム・ふぇみん

★お申込み・詳細

2018年3月5日

「世界を平和にするためのささやかな提案」重版決定!!


田中優も寄稿させて頂き、2015.5に発売された

『世界を平和にするためのささやかな提案(14歳の世渡り術シリーズ)』

重版されました!


田中優の他にも今話題の木村草太さんらも書かれています。

■定価:本体 1,200円+税 (河出書房新社)

■いま、「世界を平和にする」ためになにができるのか?
 22人が提案する、平和のためのアイデア。

■著書:田中優他、黒柳徹子、伊勢崎賢治、中川翔子、春香クリスティーンなど22名

■田中優からのアイデアは 「紛争の原因を考えよう」です
 

【目次】

(001) 自分の考えを素直に声に出し続けましょう 
     ──黒柳徹子〈女優・ユニセフ親善大使〉
(002) 地雷の消える日を祈る ──徳永進〈医師〉
(003) やさしさを添えて ──中川翔子〈タレント〉
(004) 本を読んでフマジメになろう ──永江朗〈フリーライター〉
(005) 就活と戦争 ──伊勢崎賢治〈武装解除人〉
(006) すべては理想を掲げることから始まる ──木村草太〈憲法学者〉
(007) 人の意見を信じる前に、反対の意見を探してみよう 
     ──香山リカ〈精神科医〉
(008) おもしろいことを考える──ヨシタケシンスケ〈イラストレーター・絵本作家〉


(009) 紛争の原因を考えよう ──田中優〈環境・平和活動家〉
(010) 5回に1回は怒らない ──島田裕巳〈宗教学者〉
(011) 他にやりようがある、と思える世の中にする 
     ──小島慶子〈タレント・エッセイスト〉
(012) あらゆる問題を解体しましょう! ──春香クリスティーン〈タレント〉
(013) 瞑想でピースフルに…… ──辛酸なめ子〈漫画家・コラムニスト〉
(014) 地図を逆さまにしてみよう! ──竹内薫〈サイエンス作家〉
(015) 4つの最低 ──最果タヒ〈詩人・小説家〉


(016) 世界を救い、一生続けられる仕事「国際協力師」を知ろう ──山本敏晴〈医師・国際協力活動家〉
(017) 味方を作らない ──山極寿一〈人類学者〉
(018) オマージュして遊ぶ ──上坂すみれ〈声優〉
(019) ゆるせますか? ──文月悠光〈詩人〉
(020) 意識改革を提案します ──サヘル・ローズ〈タレント〉
(021) 読書が君と世界をつなぐ ──池澤春菜〈声優・エッセイスト〉
(022) 10代諸子への委任状 ──加古里子〈絵本作家〉

まだの方はぜひ書店やネットからお求めください。

▼河出書房新社 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309616940/

  ◆ ◆ ◆  主なオンライン書店  ◆ ◆ ◆

★Amazon 
https://www.amazon.co.jp/dp/4309616941/ref=cm_sw_r_tw_dp_31gzvb0ETSKK1

★e-hon 
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033278122&Action_id=121&Sza_id=A0

★楽天 
https://books.rakuten.co.jp/search/nm?sitem=ISBN%3A9784309616940&scid=af_ich_link_urltxt_pc

★紀伊國屋 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784309616940

★セブンネット https://7net.omni7.jp/detail/1106532631

2018年2月17日

20年前に出版した本に、日本の不妊問題を予言!?

先日、NHKクローズアップ現代の番組にて「男にもタイムリミットが!?~精子“老化”の新事実~」が放送されました。


これに関連して田中優からです。

田中優も今から20年も前にこの危険を指摘していたんですね。

田中優より

これはぼくが1998年に出版した本(環境破壊のメカニズム)に書いたこと。


そのまま抜き出してみる。

「日本には・・、危険な化学物質が溢れている。そのせいだろうか。

日本で今、子供が生まれなくて悩む人が増えている。
 
九五年に日本国内で人口受精を受けたカップルの数は約二万五千組である。

この内六千九百組は精子の減少等の重度の不妊で、たった一つの精子と卵子から受精することのできる顕微鏡を使った「顕微受精」を受けている。
 
そしてある医科大学の講師が学生を使って調べた結果では、その三割に重度の不妊が認められたという。日本人は「女性の社会参加やライフスタイルの変化によって、子供を作らなくなったので少子化した」のではなくて、生むことができなくなったのかも知れないのだ。

 さらに見ていくと、九〇年から九五年にかけての世界人口の増加率は著しく低下している。あれほど「人口爆発」と騒いでいたのに、現実の側は逆の傾向を示し始めている。人口の増加率だけの比較で言えば、七三年の頃の増加率と比較して九四年の増加率は六十一%でしかない。
 
このままのペースで内分泌攪乱化学物質が増えて生殖機能を傷め続けるのなら、あと五十年ほどでこの地球上に一人の子供も生まれなくなると警告する学者もいる。この深刻な衝撃により、この本は「沈黙の春(レイチェル・カーソンの書いた歴史的な名作、特にDDT等の農薬の生物への影響を示した)」の再来と言われている。
 
 不妊の効果で言うなら、放射能もまた同様の効果を持っている。

例えばチェルノブイリ事故の時に放出されたセシウムは、少女の卵巣に蓄積して不妊化させる可能性がある。
 
 九七年三月、動燃は東海村の再処理工場で爆発事故を起こしたが、その時放出された放射能は「微量で安全上問題ない」どころか、すでに見たようにように今後の人々を間違いなく傷つける。しかも「完全犯罪」のように確率的影響があるのみで、特定の患者から原因を割り出すことは不可能である。
 
このような「確率的に」影響を及ぼす物質が増え続け、今ではその「複合汚染」が通常である。この結果、誰も犯人と特定されないまま、全員が生きられなくなる期限が近づいて来ている。これをあいまいに放置するならば、人間は「商業利益」のために消されていくだろう。
(「環境破壊のメカニズム」北斗出版/.当時)」




 

2017年11月28日

今年も寄稿しました!『現代用語の基礎知識2018』


今年も寄稿しました!



2017.11.9発売 『現代用語の基礎知識2018』





田中優は「環境問題」項目で7ページを担当させて頂きました。


・グリーンウッド法
・認証パーム油
・炭素税
・グローバル・タックス
・ミツバチの失踪
・ネオニコチノイド系農薬
・ホルムアルデヒド
・化学物質過敏症
・電磁波過敏症
・諫早湾干拓事業
・多目的ダム
・保育所新設
・人工放射性物質
・汚染がれき、海中がれき、がれき焼却
・東海再処理施設
・スラップ訴訟
・六価クロム
・都市鉱山
・マイクロプラスチック 



などなど。




帯は池上彰さん。
大きい字で見やすい大字版もあります。






ぜひお手にとってご覧ください。


池上彰/佐藤優/竹内洋岳/飯田泰之/平田直/島薗進/五野井郁夫/伊藤真/金子勝/森永卓郎/清家篤/湯川れい子/塚田穂高/伊勢崎賢治/やくみつるほか

現代用語の基礎知識 http://gendaiyougo.jiyu.co.jp/

2017年8月2日

完売御礼 絶版本「環境破壊のメカニズム」



これまでお知らせさせて頂きました田中優の絶版本「環境破壊のメカニズム」が、ありがたいことに完売となりました。

ご購入頂いた皆様、誠にありがとうございました。

書籍のご感想、ご意見なども大歓迎です!


2017年6月26日

嬉しいご感想を頂きました!

「田中優さんの著書を読了。
自分で選ぶ未来への希望をわかりやすく説明してくれている。」

ありがとうございました!(スタッフ)


https://twitter.com/59_otome/status/878660369270546432 より



詳細はこちら 合同出版サイト

2008年12月29日

<<速報!! >>  田中優 新刊 2009年1月発売決定!


<< 速報! >>田中優 新刊 2009年1月発売!

##””##””##””##””##””
「環境教育 善意の落とし穴」(大月出版)
       田中 優 著   ¥1000+税   
##””##””##””##””##””

「みんなの心がけ」で環境問題は解決する?

環境問題に関する目からウロコの「落とし穴」話が満載。「みんなの心がけ」だけでは解決できない問題の本質が見えてくる。地球環境の本当の敵を見抜く力がつく一冊。教育誌『月刊クレスコ』から誕生した「クレスコファイル」シリーズの第1弾! 現場の教員や親からも環境問題を語るのに最適と好評だった連載をファイリング。

【刊行日】2009年1月20日
著者名 田中 優
本体価格/判型・ページ ¥1000/46判・96ページ
ISBN 978-4-272-40801-6
;・;・;・;・;・;・;・;
「目からウロコを落とされっぱなしでした」
「経済最優先の人間の行為が地球環境をこんなにめちゃくちゃにして・・・」
   ~教育誌「月刊クレスコ」連載時に寄せられた
     読者からの感想より
;・;・;・;・;・;・;・;