田中優:信頼する三田先生からシェア。
ロシアではだめだけど、日本なら走っていいの?
三田茂医師:ロシアはβ線測定で輸入しなかったというのが大事ですね。
日本は空間線量で押し切ろうとしていますから。
田中優:そうですね、よくベータ線を測ったと思います。
アルミホイルで遮蔽できて空間では1メートル程度しか飛ばないし。
日本では計ること自体していないことが多いのに。
ロシア輸入の日本車から基準値超える放射性物質 現地メディア より
ウラジオストク税関は日本から到着したトヨタ自動車のプリウス1台から基準値を超える放射性物質(ベータ線)が検出されたと明らかにした。
税関はこの自動車を日本に返送すると説明した。
2011年3月に発生した東京電力福島第1原発事故により、ウラジオストクから輸入された日本製品から基準値を超える放射性物質が検出された事例は同年4月から17年6月までに計875件あったという。
この仕組み、面白いんだけど地球温暖化のメカニズムを考えたら当然の帰結。
太陽から届く紫外線の熱と地球から宇宙に出ていく赤外線の熱は同じだから温度が一定に保たれてきました。
それが出ていく赤外線を二酸化炭素が遅らせる部分が増えたから温暖化するのです。
この熱は莫大で、他の熱量などとは比較になりません。
だから原理的にはよくわかります。
以下抜粋
太陽熱発電のソーラーパネルは太陽の熱と地面の冷たさによる温度差を発電に利用しますが、アンチソーラーパネルでは逆に夜の大気の冷たさと地上に残る太陽熱の温度差を利用します。
この研究を行うスタンフォード大学のShanhui Fan電気工学教授は「地球の温度がほぼ一定範囲に収まっていることから分かるように、太陽から地球に降り注ぐ熱と地球から熱放射で出ていく熱量はほぼ同じだ。その分の熱量からは莫大なエネルギーを生み出せるはずだ」と述べています。
熱電気発電機を基礎とした装置を用い、放射冷却を受動的な冷房メカニズムとして温度差を生じさせ、アンチソーラーパネルを稼働させるというのが基本的な構造です。
皆さんのお近くにありますか?
「豪雨が来たら気をつけたい。専門家が選ぶ「危険なダム ワースト10」」
https://hbol.jp/173708 (2018.08.30)より
1位 天ヶ瀬ダム(京都府宇治市)
2位 八ッ場ダム(群馬県吾妻郡)
3位 新成羽川ダム(岡山県高梁市)
4位 山鳥坂ダム(愛媛県大洲市)
5位 下久保ダム(群馬県藤岡市・埼玉県児玉郡)
6位 石木ダム(長崎県彼杵郡)
7位 二風谷ダム・平取ダム(北海道沙流郡)
8位 平瀬ダム(山口県岩国市)
9位 只見川水系のダム(福島県大沼郡)
10位 殿山ダム(和歌山県田辺市)
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今週くらいから夏休みが終わりますね。
夏休みが終わる頃~9月1日が、1年で一番“18歳以下の子の自殺者”が多いと聞きました。
▼緊急メッセージ 明日、学校に行きたくないあなたへ(不登校新聞 2015.8.18)
田中優はなんと、7回高校をクビになっていて、高校を卒業できていません!
(昔で言う大検で合格しています)
でもその後公務員となり、大学院でも非常勤講師として授業をしていたこともあります。
田中優もこうメッセージを出しています。↓
『子どもの自殺が突出するのが8月下旬から9月1日。
苦しんで学校に行くより行かない方がいい。
宿題程度の悩みならしないで行った方がいいけど、
死ぬほど悩むんなら行かない方がいい。
ぼくは学校に行かないことが多かったけど、なんとか普通に生きています。』
そんな学校に馴染めなかった田中優が以前インタビューで話していたことを再度掲載させて頂きます。
これからの活動などでヒントになれば幸いです。
☆仕事は「させられる」から「する」へ。
☆1つの収入源だけでは不安定。
色んな自分の得意なもので複数の仕事で生業を持つ・・“生活の百姓”を目指そう
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【がんじがらめの社会にサヨナラを】
▼「させられる」から「する」側へ
――田中さんはどんな学生時代を送りましたか?
俺は高校を7回クビになったの(笑)。昔から、なぜか試験だけはやたらに強くて、いい成績で学校に受かるんだけど、すぐ中退になっちゃう。どこの高校に入ってもすぐケンカを売られるし、教師とはぜんぜん意見があわない。それと押しつけられるのが絶対にイヤだから、まあ、学校にはまったく向かないタイプ(笑)。
ただ、当時はやっぱり高校を卒業したくて。毎回「今度こそは」っていう気持ちで入学してた。最後まで諦めがつかなかったなあ。親に援助を受けるのがイヤで、働きながら、何度も何度も高校に出たり入ったりして……、あのころは圧倒的にコンプレックスが強かったね。「人間のくずっていうのは俺みたいなヤツだ」って、そう思ってたから。
――その後、大学に進学されていますが
結局、最初の高校入学から5年後に大検を取ったの。
大検は楽だったよ、最初から、受けときゃよかった(笑)。
大検を取って、その後は夜間大学に入学しました。
一年目は車の免許を取ったので、乗りまわしているのが楽しくて楽しくて。
仕事をして、明け方までドライブをして……、もう寝る時間もないんだから、学校行く時間はもっとない(笑)。
そのまま辞めようと思ってたんだけど、学生運動が後期試験をつぶしてくれた。
試験の代わりに送られてきたレポートを好き勝手に書いたら、全部いい成績で評価された。生まれて初めて評価されたんだ。「大学も悪いところじゃないな」って思っていく気になったんだ。それで2年目からはすこしまじめに、3年目にはさらにまじめに通った。結局4年間で、あり余るほど単位を取って卒業したんだ。
――いつから環境問題を考え始めたのですか?
やっぱり、自分の子どもができてからかな。
それまでは、モラトリアム人間って言われるほど、責任をとらずにやってきたの。
でも、子どもができたら逃げられないじゃない。正直、ビビったよ(笑)。
けど、子どもは親しか頼れないわけだから、さすがに「何とかしなければ」っていう気持ちになりました(笑)。子どもが生まれたことと1986年のチェルノブイリ事故が重なったのが、大きかったんでしょうね。
――学校や会社「組織」が人を苦しめる仕組みになっていますよね。
いわゆる「発展途上国」に行くと、「生きていければ何をやってもいい」という自由さが当たり前にある。けれども、日本の場合は、組織のなかで徹底的に自分の考えや発想が規制されて、協調性が求められる。結果、しつけられちゃう。
原発の必要性を聞けば、学生の半数以上が「原発はよくない」って答えるのに、電力会社の社員になると全員が「必要だ」と答える。
社員のほうは、まったく自分の頭で考えていない。もう社畜と言っていい。
組織はさまざまなキャラクターが集まるほど活性化する。
組織が個性をなくさせるのだったら、そんな組織はないほうがいい、そう思うんですよ。
「発展途上国」に行くと、子どもたちが、とにかくおもしろがって生きてる。
「生きるのがおもしろい」っていうのが大前提。
そう感じられない社会や組織のほうが、やっぱりおかしい。
▼安全な働き方
――しかし、「会社」に属さなければ経済的には苦しくなります。
自分の収入源が「会社だけ」と一本化してしまうと苦しいね。
結果的にクビにされるのが怖くて、社畜にすらなってしまう。
もし、会社だけでなく、別の稼ぎ口がいくつかあると、生活のセキュリティ(安全性)という面では向上します。
絵が好きだったり、写真が好きだったり、そういう自分の好きなことを同時進行させて稼ぎ口にしていく。形にしたことは、臆せずにコンテストとか、いろんな場所に発表したらいいと思う。他流試合というか、そういう場に出すことで、自分の可能性を試していくのが大事でしょうね。
僕も含めて、学校社会にあわない人は、早くサヨナラしたほうがいい。
そして、開き直って自分を信じられたらもっといいと思う。
――個人の可能性を見つけられるかは大事ですね。
「発展途上国」に対して、識字率向上のための教育運動があるでしょ。
NGO関係者って高学歴の人が多いですよ。そういう人が、識字教育向上を考えると、たいがい「学校をつくりましょう」っていう発想になっちゃう。でも俺は文字をマンガで覚えた。いま、世界で一番おもしろいストーリーマンガは日本にしかないんだから、マンガを現地語にして売ればいいんだよ。おもしろいマンガがあれば、すぐ文字なんて覚える。学校なんかつくっちゃダメ(笑)。
いろんなところにニーズがある。俺もNGO活動を始めたころは「権威」にビビってたところもあったんだけどね(笑)。「学歴がないから」と、みんなが寄りつかないことが、本当はネックになってるかもしれないね。
▼お金持ちがより金持ちに
――ひきこもりやニートをどう思われてますか?
ひきこもり・ニートが、なぜ生まれたのか。構造的な問題だと思う。
いま、日本を含めていろんな国で少子化が起きている。原因はどこもいっしょで、高学歴が高収入につながるから。だから、親は高学歴のために高額の学費をかけていく。当然、学費が払える範囲でしか子どもをつくらないから、少子化が進むよね。バーンと学費をかけたのに、子どもが一浪し二浪し何もしなくなって、親は気づく。「学校に行かせるより安上がりだな」って(笑)。親の稼ぎで食えるうちは、それでいいじゃない。
それよりも、とにかく、この輪廻のような、がんじがらめになっている社会からどう抜けるかだよ。別に家で何年もグダグダ過ごしてもいい。学校や会社……、がんじがらめの社会に、どれだけ自分がとらわれていたのか、逆にどう抜け出すかを考える機会にすればね。
社会の構造全体が閉塞的な構造になっている。このどうにもならない状況を素直に認めてるしかないと思う。ムリに幻想を持って合わせようとする必要はない。
それより自分たちがどんな社会を目指したいのかを探すほうがいい。その前段階として、時間をかけて自分や社会を問うってのはいいと思う。「おかしいぞ」って疑い始めることが積極的に動く、「する側」へまわりはじめるきっかけになるんだから。
これは、ひきこもりだけの問題ではなく、この社会では、多くの人が受動的に「させられ」ているんだ。「させられる社会」ってのは、まったくおもしろくないよ。ミスをしても責任をとらなくていいけど、逆に何一つ自分の功績にはならない。自発的に「する」側に切り替わらないと、おもしろいことは起きない。
――多くの人が徹底的に「させられ」ていますね。
やっぱり社会のほうがおかしくなったんだよ。しかも、本当にどうにもならないところまできちゃった。どんなにクソまじめに働いたって、たいした報酬が得られるわけじゃない。200年ほど前のマルクス・エンゲルス時代から比べると、はるかに労働生産性が向上しているんだから。以前よりはるかにすくない労働ですむはずなのに何も変わっていない。
原因は誰かがかすめ取って、お金持ちがよりお金持ちになる仕組みになっているからだよね。こんな社会に順応しなくていいと思う。
できることの一つとして、生活費から考えるとおもしろいよ。
たとえば、生活費全体の10%程度を携帯料金に支払っているとする。
もし携帯電話に代わる仕組みをつくって、その仕組みに100人の人が乗っかってきたら……、10人の人の生活費が出せることになる。
それは電気料金でも家賃でもいいけど、生活費のなかで大きなパーセンテージを占めるものを、別の仕組みに転換してしまえばいい。
それと、何か「やろう」と思ったら、仲間を巻き添えにすることだよね。
共感できる仲間を集めて、いっしょに次の時代の仕組みを築いていく。
俺の考えでは仕組みを変えなくては、どうしようもならないと思っているから。
自分と相手、相互に「利」がある仕組みをどうつくってけるか、それが大事だと思っています。
不登校新聞 【公開】未来バンク・田中優さんに聞く
https://futoko.publishers.fm/article/1629/
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こちらもご参考に
▼「学校がつらい君へ 「頑張って家を出るな」著名人の言葉」(朝日新聞2018.8.19)
8月下旬から9月上旬の夏休み明け近くは、子どもの自殺が多くなる傾向がある。
「学校に行くのがつらい」。そう思い悩む子どもたちの力になれればと、不登校や引きこもりを経験した若者たちが動き始めた。
「子どもの自殺が多い9月1日を前に何かしたい」。不登校や引きこもりの現状を伝える「不登校新聞」(発行元・NPO法人全国不登校新聞社)に、ポプラ社からこんな相談があり、今月2日、「学校に行きたくない君へ」が出版された。
同紙の子ども若者編集部の記者たちが著名人にインタビューした記事から、20人分を載せる形で書籍化。記者は不登校や引きこもりの経験者らで、ボランティアで新聞製作に携わっている。
「『夜明け前の夜が一番暗い』というのは真理でしょう。
でも『明けない夜はない』というのもまた真理だ」。
不登校新聞のインタビューでこう語った漫画家の山田玲司さん(52)は、
「頑張って家を出るなと言いたい。学校以外の選択肢はたくさんある。
5年たてば社会も変わる。
社会にはたくさんの『親』がいるし、過去の偉人にも学べる。
正しいと思う誰かを探し続けてほしい」
と話す。
田中優より
「とても大事な記事です。
熱中症とラウンドアップ(農薬)、化学物質との関係。」
福田 克彦 さん Facebookより 2018年8月2日
https://www.facebook.com/katuhiko.fukuda/posts/1914126082001243
「高温注意報が出る中、本日の外来では熱中症を訴えるこどもと大人の患者が数人来院された。
しかし詳細に問診していくと、そのうちひとりの女の子は草むらで遊んでいてめまいと嘔吐を訴え、別々の場所で草刈りをしていた2名の大人は除草剤のラウンドアップを撒いていて同様な症状を訴え、点滴・安静などの処置後、皆一様に軽快し帰宅された。
スーパーや量販店に入ると、夏の看板商品のごとく店頭に高々と陳列され、飲み物と区別がつかない幼児にも手が届いてしまう除草剤 グリフォサート。
ラウンドアップに含まれているグリフォサートと自閉症や認知症などとの密接な関連を子どもの保護者や農業関係者らに説明させていただくと、「除草剤使用を禁止し、子どもが触らぬ様直ぐ廃棄することを周りにも徹底してもらう」などと誓ってくださった。
室内で熱中症になったと言われるケースにおいても、電磁波や壁床のボンドやペンキ、ニスなどに含まれるVOC、農薬漬けのい草や防蟻対策のネオニコチノイド建材こそが、高温多湿環境だけのせいだけでなく、気分が悪くなって倒れる主原因なのかもしれない。
昨年の出雲駅伝の第1区において、相次いでバタバタ倒れて搬送された3人のランナーは何れも熱中症という診断で事無く終わっているが、後になって農場関係者と異臭を訴えた通行人や住民らからの聴き取りによって、第1区横の果樹園がレース直前に農薬を散布していた事実が判明した。
先月、大社町某所から来院された認知症の患者が生活用水として使用されている井戸水から、基準値以上のヒ素が検出されたので使用を禁止する様近隣住民にもお知らせしたが、県の環境保健公社などに調査を依頼するも梨の礫。
自閉症や認知症だけでなく、パーキンソン病や多発性硬化症などにおいても、抗精神病薬の副作用や栄養障害の陰に、農薬や鉱工業での廃ガス・排水や土壌汚染など長年の職業・生活環境暴露による、いわゆる”現代型風土病”紛いの地域集積性は殆どリサーチされていない。
今や大病院より、汚染水源やグリフォサート等の毒物分析、慢性の金属汚染・毒物中毒のデトックスやキレーション治療の迅速な対応ができる、全国各地の拠点歯科・医科クリニックこそが最先端です!
重金属とキレートしたグリフォサートは土壌や地下水に蓄積されますが、土壌や水源検査では重金属にマスクされ、測定されないケースがあります。体内に蓄積されたグリフォサート濃度は各社の尿検査で測定することができます。
がんなどの生活習慣病や、パーキンソン病・多発性硬化症・脳卒中、炎症性腸疾患、腎不全なが疑われた場合、各種キレーションやデトックスによって、有害金属の排泄能と共にグリフォサート濃度が低下しているか治療前後で効果判定することが大切です。
ヒ素やサリン中毒で通行人が倒れたり、死者が出れば大騒ぎなのに、駅伝ランナーが農薬による急性中毒で倒れたとしても 、マスコミや大会関係者は、(1区は一番気温が低かったのに)自己管理不徹底な選手の責任で熱中症になったのだと結論づけた様です。
熱中症の陰には農薬(除草剤)中毒あり要注意!
モンサントはバイエルに買収された格好で名前を消し始めたが、枯葉剤・PCB・DDT・アスパルテームと、過去には人類に有害なものばかり販売してきた歴史がある。
ラウンドアップの有害性が暴露された今後も、名前を変えまた別の猛毒を撒き散らす可能性大の、人類にとっても脅威なケミカルカンパニーモンサント。
人類が目覚めないかぎり歴史は繰り返されます・・・しかし、姿を変えた第6弾の波状攻撃が来ても、我々に止める意思があれば 次も阻止できます!」
(ご本人より掲載の許可を頂いています)
先日、NHKクローズアップ現代の番組にて「男にもタイムリミットが!?~精子“老化”の新事実~」が放送されました。
これに関連して田中優からです。
田中優も今から20年も前にこの危険を指摘していたんですね。
田中優より
これはぼくが1998年に出版した本(環境破壊のメカニズム)に書いたこと。
そのまま抜き出してみる。
「日本には・・、危険な化学物質が溢れている。そのせいだろうか。
日本で今、子供が生まれなくて悩む人が増えている。
九五年に日本国内で人口受精を受けたカップルの数は約二万五千組である。
この内六千九百組は精子の減少等の重度の不妊で、たった一つの精子と卵子から受精することのできる顕微鏡を使った「顕微受精」を受けている。
そしてある医科大学の講師が学生を使って調べた結果では、その三割に重度の不妊が認められたという。日本人は「女性の社会参加やライフスタイルの変化によって、子供を作らなくなったので少子化した」のではなくて、生むことができなくなったのかも知れないのだ。
さらに見ていくと、九〇年から九五年にかけての世界人口の増加率は著しく低下している。あれほど「人口爆発」と騒いでいたのに、現実の側は逆の傾向を示し始めている。人口の増加率だけの比較で言えば、七三年の頃の増加率と比較して九四年の増加率は六十一%でしかない。
このままのペースで内分泌攪乱化学物質が増えて生殖機能を傷め続けるのなら、あと五十年ほどでこの地球上に一人の子供も生まれなくなると警告する学者もいる。この深刻な衝撃により、この本は「沈黙の春(レイチェル・カーソンの書いた歴史的な名作、特にDDT等の農薬の生物への影響を示した)」の再来と言われている。
不妊の効果で言うなら、放射能もまた同様の効果を持っている。
例えばチェルノブイリ事故の時に放出されたセシウムは、少女の卵巣に蓄積して不妊化させる可能性がある。
九七年三月、動燃は東海村の再処理工場で爆発事故を起こしたが、その時放出された放射能は「微量で安全上問題ない」どころか、すでに見たようにように今後の人々を間違いなく傷つける。しかも「完全犯罪」のように確率的影響があるのみで、特定の患者から原因を割り出すことは不可能である。
このような「確率的に」影響を及ぼす物質が増え続け、今ではその「複合汚染」が通常である。この結果、誰も犯人と特定されないまま、全員が生きられなくなる期限が近づいて来ている。これをあいまいに放置するならば、人間は「商業利益」のために消されていくだろう。
(「環境破壊のメカニズム」北斗出版/.当時)」
田中優より
「必ず見ておいた方がいいデータです。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「〈データで見る!アベノミクスの実績〉
過去最高=昭恵氏に税金1億円超・富裕層資産・大企業の内部留保やタックスヘイブン投資、過去最悪=非正規雇用・ワーキングプア・賃金・家計消費・女性差別・過労死」
http://editor.fem.jp/blog/?p=3427 より(2017.10)
▼1 首相夫人が史上初めて税金1億1千万円ムダづかい
安倍昭恵氏が税金1億1千万円を私物化
(昭恵氏付職員の人件費だけで1億1千万円だから諸々もっと使っているはず)
▼2 ワーキングプアが過去最多、アベノミクスで23万人増
1年を通して働いても賃金が200万円以下が3年連続1,130万人
▼3 大企業の役員報酬は1.8倍増で過去最高(役員報酬1億円以上)
アベノミクスで役員報酬とワーキングプアが過去最高という典型的な「貧困と格差の拡大」の構図に
▼4 非正規労働者の割合は37.5%、非正規労働者数は2千万人を突破し過去最多
▼5 一方、正規労働者数は民主党政権時より安倍政権は少ない
▼6 実質賃金は過去最低、民主党政権時より16万円も賃下げ
▼7 大企業の内部留保は過去最高の328兆円、実質賃金は過去最低
▼8 大企業の配当金と経常利益は史上最高、民主党政権時より大企業正社員も賃下げ
▼9 大企業の労働分配率も民主党政権時より大幅に低下させた安倍政権
▼10 大企業の法人税負担は史上最低、中小企業の6割しか負担しない大企業
▼11 日本企業のタックスヘイブン(ケイマン諸島のみ)への投資額が過去最高
▼12 富裕層上位40人の資産は2倍増、貯蓄ゼロ世帯は427万世帯増
富裕層上位40人の資産が全世帯の半分の資産と同じに
▼13 「身を切る改革」で官製ワーキングプアは過去最多
今回の衆院選でも日本維新の会と希望の党が「身を切る改革」を公約していますが、
この「身を切る改革」で自治体の官製ワーキングプアは64万4,725人にも増えています。
▼14 35年間で最低の家計消費支出にした安倍政権
▼15 日本の教育への公的支出をOECD34カ国で最低とし、
教育無償化に逆行して私費負担も増加させた安倍政権
▼16 軍事費は過去最高
高校授業料無償化は安倍政権前の軍事費に戻すだけで今すぐ実現できる
▼17 男女格差を過去最悪の世界111位にした安倍政権
2016年の女性の所得は前年から10ポイントも減り男性の所得の半分にまで低下
▼18 過労死で毎日1人超の命奪い労災最多
安倍政権は「残業代ゼロ」でさらに労働者の命奪うのか
▼19 日本の有給休暇の消化率が2016年調査で3年ぶりに世界最下位
▼20 安倍政権5年の激増ベスト3は富裕層資産・大企業役員報酬・
自民党への献金、労働者には非正規化・賃下げ・貧困・過労死、
自民党が選挙に勝って得するのは富裕層と大企業役員だけ
田中優より
これはパタゴニアが石木ダムについて長崎県民にアンケートした結果なんだけど、ひどい意識だと思う。

「パタゴニア日本支社 長崎県民対象の世論調査を実施」
http://www.jiji.com/jc/article?k=000000007.000021813&g=prt より
人々は反対が多いものの、半数が「どちらでもない、わからない」と言い、説明不足だという。
いや、情報は自分から得るものでしょ?
人々が「どちらでもない」と言ってる今も、現地では人権弾圧が続いているんだ。
その石木ダム水没予定地住民より。
「地元水没予定地住民は精一杯頑張っております。
がしかし、これ以上手を伸ばせません…
なので皆さんにお願いがあります。。
私たちの声を拾った方は、この問題をよく知らない近場の方に伝えてください。
話題にしてあげてください。
そのちょっとした積み重ねを続けていくしかありません。
私たちは半世紀耐えてきました。
持久力には自信があります。
すぐに解決に繋がらなくてもがっかりしません。
ですが、世論には期待しています!
絶対勝てる!と信じております。
だからイラストも頑張って描けるのです。」
http://hozumix.blog32.fc2.com/blog-entry-458.html
(石木川と石木ダムを考える「こうばるプロジェクト」)
・・ぜひ多くの人にしらせてください!
田中優
ちょっと思い出しただけでも、日本/世界の石炭火力発電所に融資しているだけでなく、
クラスター爆弾、銀行カードローンで破産者激増など、悪事ばかり見つかる。
銀行に預金しない方が未来のためになる。
「ではどこに?」と聞かれたら、
「一番いいのは将来払わなければならなくなる支出を減らせるものに使うこと」と答えよう。
◇ ◇ ◇ ◇
▼「BANKING ON CLIMATE CHANGE : 気候変動リスクを無視する日本のメガバンク」
http://world.350.org/ja/banking-on-climate-change-japan/
-日本のメガバンクは最低ランク-
6月22日に発表された、世界37の民間銀行の気候変動リスクの対応を格付けする最新の調査報告書「化石燃料ファイナンス成績表 2017」(Banking On Climate Change 2017)では、日本の三大メガバンクの気候変動リスクへの対応が世界最低ランクだと格付けされています。
同報告書に登場する米国、カナダ、ヨーロッパ、中国、オーストラリアなどの主要銀行と比べて、日本のメガバンクの格付けが低い根拠として、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行が世界の「脱石炭」の流れに逆行し、化石燃料の中でも最もCO2排出量の高い石炭産業への貸出を近年増加させたことが挙げられています。
さらに、環境負荷が極めて高い化石燃料関連企業による社会や環境への影響を監視・抑制するための明確な対策や方針を持たず、様々な社会問題を引き起こしているプロジェクトに日本の銀行が関与していることを調査は明らかにしています。
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もうすぐ今年も沖縄の慰霊の日がやってきます。
その日を迎える前に、大田昌秀・元沖縄県知事が6月12日に(この日は大田さんのお誕生日でもあったそうです)死去されたとのニュースが飛び込んできました。
「元沖縄県知事 大田昌秀さん死去、92歳 米軍基地問題の解決訴え続ける」
https://www.j-cast.com/2017/06/13300467.html?p=all
田中優もイベントをご一緒させて頂いたことが何回かありました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
こちらは2010年6月23日慰霊の日に沖縄にて田中優が大田氏とイベントをした際の、イベントへ向けての田中優コメントです。
http://tanakayu.blogspot.jp/2010/05/2310.html より
『慰霊の日から考える沖縄の未来』
本当の話をしよう。ぼくが生まれる前のこと、まるで関係ない人たちのように沖縄をアメリカに差し出した。内地人は沖縄を見捨てたのだ。
今回、再び普天間基地の代替措置に辺野古の海を差し出そうとしている。
国家同士は平等なのに、なぜか日本政府はアメリカにだけ配慮し、自ら代替地を差し出そうとしている。それは、再び沖縄を見捨てることではないのか。
政府に怒る以前に情けなくなる。
沖縄の人からメールが届く。結局内地人は沖縄人を差別しているのだと。
そう言われても自分に力があるわけではない。しょせん政府の決定に抗議する程度のことしかできない。反発すれば沖縄を特別視することになるし、批判を受け容れることもできない。ただ、沖縄の人たちの落胆を思うとつらくなる。
慰霊の日は、沖縄だけが内地人に無視され侵略され、直接攻撃されたことを忘れないための日ではないか?
都合良く、とかげのしっぽ切りにされたことを忘れないための日ではないか?
沖縄は豊かな文化を持ち、誰もがうらやむような生活スタイルを持っている。
それに敬意を持って接したいと思う。同じ時代に生きる者として、沖縄だけに基地被 害を押しつけるような政権に抗議し続けたいと思う。基地を受け容れる必要はないと思うが、もし仮に受け容れるのだとしたら、沖縄だけに押しつけるのはおかしくないか?
沖縄が「本土並み」になることは、沖縄を内地と同じにしてしまうことではない。各地域が独立心を持って、独自の文化と暮らしを持って暮らしながら、差別されないことだ。今なお内地の人々があこがれてやまない沖縄の暮らしを維持しながら、さらに独立した経済圏を確立してほしい。差別とそれに対する代償措置で、プラスマイナスゼロになるわけではないのだ。
沖縄の未来が「差別と代償措置」で成り立つ社会ではなく、豊かな文化の中で経済的にも独立して暮らせる地域になってほしい。そのために 何の助力ができるか自分なりに考えてみたい。
慰霊の日が昔の苦しみに再び苦しみを上塗りする日ではなく、失われた過去の霊に「豊かで安心できる日になったよ」と報告できる日にしたいと願う。
2010年6月23日、沖縄慰霊の日に那覇市桜坂で行われたトークイベント
「琉球魂’10~慰霊の日から考える沖縄の未来~」動画 ↓
Employee Engagement
Online Video Marketing
田中優より
先日、三男にお願いして、元SEALDsの諏訪原さんと会って飲んだ。
「こんなにいい奴いるのか」ってくらいの好青年。
優しい人なのにきちんと自分を持っている。
また飲みたいと思った。
そしてこれ諏訪原さんの言っていることが的を射ていると思う。
どんな人が政府のトップになっても人権が守られる法律じゃなくちゃいけない。
当たり前のこと。
でもそれもわからない人たちが法を作ろうとするのだから、相当末期的だ。
だったら再生しよう。
末期的でない人たちを国会に送り込んで法を作らせよう。
・・そして、共謀法ができたとしても廃止する法を作らせよう。
◇ ◇ ◇ ◇
▼「元SEALDs 諏訪原健「共謀罪が濫用されたら、僕らは“一般人”でいられる?」」
https://dot.asahi.com/dot/2017051600011.html より
先日、共謀罪の審議を見ながら、おっくうな気持ちで、ぼーっと考えていた。
共謀罪が乱用されたら、僕らも「一般人」かどうかは関係なく、
気づかないうちに、あれこれ調べられる日が来るのだろうか──。
怖いと思われるような形相で、「共謀罪反対」と主張していたら、
「自分たちに都合が悪いから反対しているのだ」と世間から思われるのだろうか。
「ちょっとでも関わって巻き添えを食うといけない」と思われて、
社会運動をやっている人間は、周りから忌み嫌われることになるのだろうか。
もちろん、僕は共謀罪の対象である「組織的犯罪集団」とは何の関わりもない、
「一般人」だ。しかし金田勝年法務大臣の答弁を聞く限り、「組織的犯罪集団」が、
どのような集団を指すのかは、非常に曖昧だ。
また普通の団体も、性質が一変した場合には、共謀罪の対象になり得る、
とのことだが、どのようにして「性質が一変した」と証明するのであろうか。
常日頃から、犯行の合意がなされていないか、何らかの準備行為はないかと、
「一般人」にも目配りしておかなければ、そんなことは不可能だろう。
罪になるかは別にしても、いずれ捜査の対象に「一般人」が含まれるのは必然
ではないだろうか。
田中優「間もなく本決まりになりそうなのが、託送料金(送電線網を使わせてもらう料金→電力会社に払う)に原発事故の賠償金や廃炉費用が含まれること。そうすると新電力各社に契約を変えても原発と縁が切れない。
ぼくが希望するのは、今と同じ程度の負担で、一日も早く人々が自分で電気を自給できるようになることだ。送電線がなくなった町を早く見たい。」
質問「 これらの費用は、原発の電気が安いかどうかの根拠に、きちんとカウントされるのでしょうか?」
田中 優「 いろんな統計が出されるのでどれを見るかによって異なります。資エネ庁は電力会社の業界団体「電気事業連合会」データの引き写しですから意味ないです。ぼくは立命館大学の大島先生のデータが一番いいと思っています。それから見れば事故賠償額を入れる以前に原発+揚水発電が一番高くなります。」
田中優より
今、山火事の放射能汚染の心配がデマみたいな扱いを受けているけれど、これを読んでからにしてほしい。
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/RReloaded_JPfull_web.pdf
原発事故直後じゃないから多くの半減期の短い放射能は安定してしまっている。その後に気にすべきものは呼吸と食料からの内部被ばくなんだ。知らないでいるのは危険だと思う。
この「循環する放射能」には、放射線の高い土壌生物が死滅しているために、落ち葉が腐葉土にならずに引火しやすくなるという話も出ている。雪解け後の季節には、今後もずっと※山火事は続くことになる。
※「福島浪江 消火活動難航、鎮火の見通しなく」(毎日新聞2017.5.9)より
原発事故に伴う「帰還困難区域」の福島県浪江町井手で起きた山林火災は、発生から丸10日たっても消えず、焼失面積は50ヘクタール以上。県によると、消火を阻む要因は、強風や乾燥に加え「広い範囲に積もった腐葉土」。
「放射性セシウム、3~9倍に上昇 /福島」(毎日新聞2017.5.10) より
区域に指定されている浪江町井手の十万山で起きた山林火災で、県は9日、周辺3カ所で8日測定した大気中を浮遊するちりの放射性セシウム137の濃度が前日の約3~9倍に上がったと発表した。
ぼくが思うのは「放射能がやっぱり検出されたじゃないか」ではなくて、これだけの量が飛んでるのにモニタリングポストが反応していないこと。放射線は四方八方に飛ぶから、事故の直後や莫大な汚染の時は機能するけど、それ以外の時は役立たないということ。
田中優より
「ぼくらの年金資金からなら世界的に禁止されているクラスター爆弾に投資ができるそうだ。クラスター爆弾は民間人が圧倒的な被害者で、子どもの被害が多いうえに2割以上が不発弾として地雷化する。だから禁止したがアメリカとイスラエルは批准していない。
世界の子どもたちを殺すための資金のつもりで年金を積んできた覚えはない。
こんな政府は倒さないと危険だ!」
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▼「GPIF、クラスター爆弾製造の米企業の株保有」(朝日新聞2017.4.7)
http://www.asahi.com/articles/ASK4741M5K47UTFK00B.html より
「公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、広範囲に小型爆弾をまき散らすクラスター爆弾をつくる米国企業の株式を保有していることが7日、分かった。日本も批准する国際条約で製造が禁じられているが、GPIFが製造企業の株を持つことはできるという。」