2019年11月12日

東京新聞に天然住宅が掲載『住む人と森 守りたい』


2019.11.10付けの東京新聞に天然住宅が掲載されました

『住む人と森 守りたい』  ~シゴト×ヒト 株式会社天然住宅 田中竜二~ 


有害な化学物質を使わず、100%国産の木材を使った住宅を設計・施工している株式会社天然住宅。住む人の健康と自然環境を守るため、自然由来の素材や工法にこだわった家づくりを2008年から続けてきた。

西東京市谷戸町の西武池袋線ひばりケ丘駅近くの、木の香りに包まれる事務所で、代表の田中竜二さんに話を聞いた。


「私たちの考えとして、建て主さまの暮らしがベースにあるんです。合板を使わず国産の無垢材だけを使用するのも、住む人の健康を守りたいから。その上で、国産材を使うことで日本の林産地を支えて、自然環境も守っていきたいんです。


天然住宅を立ち上げたわたしの父は、環境活動家でもある人で。昔から一緒に川のゴミ拾いをしたり、ダム建設によってなくなってしまうかもしれない町や渓流に行ったりしていました。当時の経験は、今のわたしの価値観にも強く影響していると思います。

わたしたちの建築に使用する杉は、植えてから建材になるまで50年以上かかります。広葉樹の場合はもっと長くて、100年から200年ものあいだ森を守り続けなければいけない。そうなると子や孫の世代まで自然を守る意志を引き継ぐ必要があるんです。

これまで守られてきた思いを受け継ぎながら、わたしたちの合言葉である『森を守って健康長もち』の家づくりを、これからも続けていきたいですね。」



▼日本仕事百貨に掲載の記事はこちら

https://shigoto100.com/2019/07/tennen.html
 


※天然住宅では、現在も現場監督を募集しています。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
詳細はこちらより https://tennen.org/news/saiyou.html

一緒に家づくりを通して健康や環境を守る仕事をしてみませんか?


 
自然素材での家作りなら天然住宅

2019年11月11日

究極の防災、エネルギー自給



今年の台風被害  

今年9月9日、台風15号が首都圏を直撃した。中心付近の最大風速は約40メートル、最大瞬間風速は約60メートルで、関東に上陸した台風では過去最強クラスとなったという。それによって交通網は麻痺し、強風でさまざまなものが破壊され、強い雨は浸水被害をもたらした。

特に深刻だったのは房総半島南端の館山などで、風に倒された高圧鉄塔などを完全に復旧させるのに、ひと月近くはかかるだろう。  


しかし交通網が麻痺していることを知っているはずなのに人々は駅に並び、学校や会社に行こうとする。たどり着いたとしても働けるのはわずかな時間だろう。
なんと虚しい作業なのか。仕事の相手先も同じだ。停電に加えて通信がつながりにくい事態なのに。こんな日は休めばいいのにと思う。  


それにしても普段の暮らしを続けるのに、停電していることの影響は極めて大きい。もちろんオール電化住宅にしてしまった人はもちろん、そうでなくとも冷蔵庫の中身は腐ってしまうし、窓も空かないマンションでエアコンも効かなかったら、生命にかかわるほどの暑さだ。

懸念の通り、台風が過ぎると入れ替わるように酷暑が訪れた。もう9月に入ったというのにこの夏一番の暑さを記録したと報道されている。我が家も暑かった。夜になれば涼しくなるのが普通だが、夜になってからも暑かった。  

それでエアコンをつけた。暑くて眠れないのは翌日にこたえるからだ。電気を自給しているから少しだけ心配になるが、明日の天気予報も「快晴」だから、すぐに電気も回復できるだろう。涼しいと気持ちよく眠れる。翌日、予想通りの快晴で電気はどんどん回復していく。


 不便なはずの「電力自給」が便利な暮らしになり、便利なはずの都会暮らしが、自分を閉じ込める檻のようになっていく。


▼エアコンの新しい形  

それでもエアコンを動かすための電気消費量は大きい。そこに電力自給を進めている自給エネルギーチーム「自エネ組」が、新たな冷房のための仕組みを作った。


京都の「南禅寺修行堂」にも導入した仕組み※だが、岡山の「蔭凉寺」にも導入されている。  


実際に行ってみると風の流れはないにも関わらず涼しくて心地良い。広い面積の大きな壁に装置があり、そこから音もなく涼しさが広がってくる。


実は熱の伝達には三つあり、一つ目は普通のエアコンのような「対流熱」、冷やした空気を循環させて涼しくする。二つ目はフライパンを熱することで把手まで熱くなる「伝導熱」、そして三つ目が冷たいものから出る冷たい熱の「放射(輻射)熱」で涼しくする方法だ。対流は熱を保存できない「空気」で涼しさを伝えるので効率が悪い。


効率よく熱を伝えるには、コンクリートより蓄熱性の高い「水」を使って輻射熱を伝えるのがいい。そこでこの冷房装置では、井戸水が一年中ほぼ15℃程度の水温であることを利用して、井戸水を壁に循環させて涼しさを伝える。伝えるのは熱伝導性の高い銅管とアルミのラジエターだ。モノの表面の温度がその熱源になり、そこから放射熱(放射線の熱)が出て他のものに熱を伝える。伝えられたモノの表面からも輻射熱が放射されるので、光の乱反射のように放射熱を伝えていく。  


これにはしっかり法則があって、「シュテファン‐ボルツマンの法則」といって絶対温度の温度差の四乗倍も熱が伝えられる。「四乗倍」なのだから、他の熱伝導とは比較にならないほど効率が高い。だから鍾乳洞に入った時のような涼しさが、風もなく伝わるのだ。  

この熱源に井戸水を使っているから、夏場も冬場も15℃程度の放射熱で快適になるのだ。もちろん夏場は配管に結露が起きる。空気中の湿度を結露させて室内の湿気をわずかながら下げるのだ。これが実に快適で、冷えすぎることもなく暑さを消してくれる。


▼おカネに頼らないで暮らす  

この輻射熱の冷房装置を入れたい。我が家は井戸だから水には困らない。そうすれば井戸の電動ポンプ以外は電気も消費せずに冷房できる。しかも井戸ポンプは最近省エネのものが発売され、それに変えてからの我が家のポンプの電気消費量は半分近く減った。もしそれをエアコンに変えて普及できれば、電気消費量は劇的に下がるはずだ。  




 しかも我が家のポンプの電源もまた太陽光発電で作り出したものだ。わずか四枚のソーラーパネルの電気をバッテリーにプールして使っているだけで足りるのだ。そんな仕組みだったなら、停電などちっとも怖くない。我が家の子どもは台風と停電のニュースを見ながら「ウチは大丈夫なんだよね」と言っている。確かに導入するときは勇気がいるほどの費用(100万円強)が掛かる。しかしそれで安心して暮らせる上、原発も地球温暖化を起こす発電所も不要になるのだ。  


日本の家庭の電気消費は世界の中でも、ずば抜けて少ない。それなのに遠い発電所から延々と送電線で運んでくる。実際には7割以上の電気を消費する企業の電気消費のついでに家庭に電気を届けているからだ。あの鬱陶しい電柱をなくして、小さな電気消費量なのだから、なるべく自給してしまおう。  


小さな電気消費なら八畳一間ほどの広さ(2キロワットのパネル)で足りる。エアコンが輻射式になればもっとわずかな電気消費で足りるし、冷蔵庫も省エネ型にすれば少しの電気で動く。これで停電の心配がなくなり、以降毎月の電気料金を払わずにすむのだ。  


生活を安定させるには、収入を増やすことではなく、毎月支払わなければならない必要経費を減らすことだと思う。我が家は井戸に太陽光発電、太陽温水器のおかげで毎月の支払いが非常に少なくなっている。年金では足りないという心配もないだろう。


究極的な防災は「自給」だと思う。大らかに自分で賄えば、楽しい暮らしができるのだと思う。食べ物は近所の友人たちからの「おすそ分け」でほとんど足りる。するとおカネに頼らない暮らしに近づく。おカネに頼らないで暮らせることが、一番の安心ではないかと思う。



※これこそ自然な冷房の仕組み。大塚尚幹さんらしい本物。

「南禅寺僧堂輻射冷房装置完成」
https://www.facebook.com/tanakayupage/posts/2342134395843200/

2019年11月3日

心身に良い暮らし

天然住宅コラム 第139回 『 心身に良い暮らし 』

https://tennen.org/yu_column/kenzen.html


▼巨大台風

「持続の可能な暮らし」について考えていたら、台風15号、19号が襲ってきた。
大きな台風だ。

これまでの対策では間に合わないほどの規模の被害だ。しかもそんな時に、送電線網に対する投資が追いついていなくて、被害は拡大し復旧も遅くなった。やっと台風15号の停電から逃れたと思ったら、さらに大型の19号が襲ってきた。


▼想像以上の被害

様々なニュースを見ていると、続けざまに台風が襲ってくることはとてもダメージが大きい。

これまでの台風の規模で考えても、停電のリスクはある。
さらに続けて台風が襲ってくれば、最初の停電で冷蔵庫内の食べ物が腐ってダメになり、やっと回復したから買い込んだ食材が次の台風の停電でまたダメになる。


これでもかなり厄介ではあるのだが、今回の台風に関しては、さらには人の命すら脅かされるような規模だった。水害や突風の被害は非常に深刻なもので、今までの暮らしが見直しを迫られているようだった。


家を出られない一日を過ごしたのは私だけではないだろう。その中で考えたことは、家の一番の機能は「シェルターであること」ではないかと思う。


「耐火・耐震」に始まり、「頑丈・長持ち」が必要で、「健康を害さない、できれば増進するような空気」を備え、家の中に安心して『籠っていられること』が、当たり前のようで、暮らしにはとても重要なことなのではないかと改めて思った。

今回の台風の中のじめじめした気候の中でも、天然住宅の空間では気持ちよく過ごせたし、安全な建材でできているので、体調の心配もなかった。

また、何より電気を自給していることは心強かった。


▼健全な暮らし

外に出て闘い続けるような日々があるかもしれない。旅から旅の暮らしでひと時も安住しない日々があるかもしれない。そんな中にも安心して眠れる休息が必要だと思う。


私はずいぶん長いこと休息を取らない暮らしに憧れ、無理に働きすぎる暮らしを選んできた。その結果、体に無理がたまって結局病気をした。それに気づいてから、自分は何に弱いのか気づくようになり、無茶な要求を自分に課すことはなくなった。

 
そしてさらに賃貸の空間に身を縮めるようにして暮らすのが嫌になり、自分の空間で自分のペースで暮らすようになった。特に私にとって堪えるのは、自分の意志に沿わないことをすることだった。

私は電力会社が嫌いだ。ところがその世話になって、望まない原子力発電で作った電気を使うことはしたくなかった。

私は自分の意志に沿わないことをすると、てきめんに病気する。
だから電力会社の電線を切り、自宅で作った電気をバッテリーに貯めて暮らすようになった。それが自分の精神・身体にとって良いのだ。


その頃は、経済的に得にならないことだった。それでも健全に暮らすにはとても大事なことだった。今ではそれも、かなり経済的になった。しかし経済性なんて私には関係がなかった。

「嫌なことをしない」ということが大事だったのだ。想定はしていなかったが、その結果、思ってもいなかった安心を手にすることができた。







 << 天然住宅コラムは 第139回 まで更新中!>> 

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ぜひHPでチェックしてみて下さい。

2019年10月30日

現実は「二重、三重のフェイク」

 東京電力福島第一原発事故を巡って、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の旧役員に対しての裁判で、東京地裁は無罪判決を言い渡した。判決は旧経営陣が津波に対策を取らなかったこと、引いては事故回避ができたかどうかが論点となった。


 裁判の経過を知っていればわかるが、実は国から今回とほぼ同じレベルの津波が起き得ることの確証は得られていた。ところが当時、新潟中越沖地震の被害によりもう一つの柏崎刈羽原発は停止しており、さらに福島原発までも停めて改修するのは経営的に大きなダメージになる。


 それを恐れて津波を過小評価したい東電経営陣は、仲間の土木学会に再調査させることにして時間稼ぎをしようとしたことがわかっている。それでも「無罪」だった。結論先にありきで、何があろうと「政財界の大物は有罪にできない」ということだった。日本に三件分立はなく、内閣という行政の中心がすべて決めていいという独裁政治体制を示す結果だった。関電の収賄事件もまた同じように無罪にされそうだ。  

 東電無罪判決は「三権分立」を知っていれば、独立していない裁判所に誰もが腹立たしく思うだろう。しかし、それ以前に大きなフェイクがあるのだ。

それが
「津波の届く前に、核燃料が暴走していた」ことだ。


 津波が非常用電源を押し流した映像を見たりすれば、誰もが津波の破壊力を脅威に思うし、そのせいで原発事故が起きたのだと思うだろう。確かにそのせいでも事故は致命的になったのだが、実際の事故の経過はもう一段複雑だった。  

 事故を起こしたのは冷却水を失ってメルトダウンしたのだが、そのメルトダウンの前に、小さな燃料棒の上部が泡だらけになり、部分的に冷やすこができなくなって、部分的に冷却水を失う状況、「ドライアウト」を起こしていたようなのだ。  


 原子力の専門家なら「ドライアウト」の深刻さはわかるはずだ。燃料棒は何もかもを溶かすほどの高熱になるもので、絶えず水に触れて冷却し続けていなければならない。ところが湧いたやかんの中を見てほしい。沸騰して泡立っていて、その泡の部分は水が触れていない。これが「ドライアウト」だ。

 やかん程度なら大丈夫だが、相手は核燃料だ。チェルノブイリですら爆発まで数秒だった。このドライアウトが地震の直後に起こり、さらに冷却水漏れが起きたようで水量が減少していた。地震直後の一分半の時点で、部分的にはメルトダウンの状態になっていたのだ。  

 この地震直後に炉内が「元の流量に戻らなかったこと」はとりわけ重大だ。
原発は事故があった時に安全側に傾く(これを「フェイルセーフ」という)ように設計されていて、本来動力が失われても、自然に10%ほどの流れは維持されるはずだった。それだけで最大熱量の半分を取り除けるのだから、もしかするとメルトダウンしなかったかもしれない。


 ところが実際の計器のデータでは、地震後一分半ほどで全く流れが止まっていた。設計の「フェイルセーフ」が機能しなかったのだ。このことは元東電職員の炉心屋であった木村俊雄さんが文芸春秋9月号の中で詳しく書いている。その重要な流量計のデータを添付したい(図)。  

図 


 ということは、津波が来なくてもメルトダウンが不可避だという重要な事実を示唆する。ところが今回の判決は「津波の予見性」に集中している。


 「政府」を始め、「東電」「民間」「国会」の事故調査委員会が、津波を原因としてしまっているためだ。  


 だから津波を防ぐ「防潮堤」を建設していれば原発事故は起こらないとして、政府は再稼働まで許してしまっている。全然話が違う。そんなところに事故原因は隠れていないのだ。

 原因は「ドライアウト」にあり、設計通りに炉心を冷却水が循環しなかったことにあるのだ。おそらく流量を失わせたのは流量の計測するための小さな流量計につながるパイプが、小さな破断を起こしたことにある。

 これは「小さく重要な設備」ではないからと、強度の低い配管で外部である原子炉建屋とつながれていた。現に当日は稼働していなかった四号炉の流量計配管が破断しているのが見つかっている。小さな破断だが、原子炉の冷却水は70気圧270℃に保たれている。それが一気圧の原子炉建屋に吹き出したのだ。



 核燃料を含んで汚染された冷却水が、水滴にすらなれない熱さで吹き出したからこそ、東電の作業員は夕方5時半の時点で原子炉建屋にすら放射能汚染度が高くて入れなかったのだ。  

 それ以前にチェルノブイリ原発事故でも、ロシアのスパイ機関(KGB)が原発事故の12秒前に起きた、地震のデータを極秘にして隠している(デンマーク国営放送が作成した「チェルノブイリ 隠された事実」にある。「youtube」で見ることができる) 。 


チェルノブイリ原発 隠されていた事実 1/2 1997
https://youtu.be/OgpKmk3mrEI

チェルノブイリ原発 隠されていた事実 2/2 1997
https://youtu.be/8-puEWgy_ZY


 地震と爆発の時点の関係では、時計がくるっていたことまで理由にされている。
これはクオーツ式の時計で、事故の一時間ほど前に合わせてばかりなのに。  


 原発は異常に地震に弱いのではないか。それが知られると不都合だったのですべて隠されてきた。しかしこの日本は世界の二割の地震が起こる国だ。知らされてこなかったのではないか。  


 私たちが知らされてきたのは「フェイクニュース」ではないか。しかも玉ねぎの皮のように幾重にも重ねられたフェイクだ。地球温暖化問題で、スウェーデンの環境活動家の16歳のグレタ・トゥンベリさんのスピーチが脚光を浴びている。
私はそれを正しいと思うし、関心もしている。


 しかし学ぶべき点は、フェイクをフェイクであると言い、自ら騙されようとはしない点だと思う。グレタさんでなければある程度のところで、「まぁまぁ」と言うだろう。しかし彼女は自分の未来のことだから、妥協せずに怒るのだ。その姿を見ていると、大人ぶって妥協する私たちと大人の態度に腹が立つのだ。




~~より詳しくはこちらへ~~


★田中優 有料・活動支援版メルマガ 2019.9.30発行
 
「津波がなくてもフクイチ(福島第一原発)は地震でメルトダウンしていた!」

バックナンバーより9月分セットでご購入できます
https://www.mag2.com/archives/0001363131/2019/9



また、2013年10月12日の田中優ブログでも取り上げています

【事故は津波ではなく地震で起こった 】
https://tanakayu.blogspot.com/2013/10/blog-post_8475.html



こちらの動画もご参考ください

メルトダウンは津波ではなく地震で引き起こされた!1/2 (2013/10/04 )
http://www.ustream.tv/recorded/39736493


メルトダウンは津波ではなく地震で引き起こされた!2/2 (2013/10/04)
http://www.ustream.tv/recorded/39737375

2019年10月29日

新しい住宅会社、「天然住宅西日本」

2019年10月の田中優有料・活動支援版メルマガは


『新しい住宅会社、「天然住宅西日本」』 です。


今後西日本で岡山市在住の設計士大塚尚幹さんと「
天然住宅life」というコンセプトも加えてやっていこうと思います。


その新たな天然住宅の取り組み、オフグリッドや輻射熱(ふくしゃねつ)式冷房なども紹介しています。


輻射熱式冷房装置は我が家にも取り入れたい!
これで夏のエアコンはほぼ不要になるのでは・・



↓南禅寺に大塚尚幹さんが入れた輻射熱式冷房装置です






有料・活動支援版メルマガ 登録月は無料です
ご興味のある方、どうぞよろしくお願い致します。
http://www.mag2.com/m/0001363131.html



↓岡山県和気町に完成したばかりの、初の天然住宅西日本の住宅です


11/17(日) 天然住宅 お住まい見学会@所沢 田中優セミナーあり

この見学会、午後の部はぼくも出席しミニセミナーをさせて頂きます。
9年目の天然住宅、どんな風に木材などの色合いが深みを増しているのか楽しみです。


<11/17(日) 天然住宅 お住まい見学会@所沢 >


お住まいになられて9年目のお住まい見学会を開催します。
実際のお住まいを見学させていただく貴重な機会となります。

 
見学させていただくお宅は、一般住宅の約3倍量の木材を使用した新板倉づくり

外観はレンガと漆喰で、周りの植栽に馴染んだ雰囲気となっています。
 
ご主人の意向で温熱環境にこだわりました。

1階の大きな掃出し窓には通常の窓の内側に木製の暖窓(だんまど)とサーモスクリーンを設置し、夏涼しく冬暖かい空間を実現しています。
 
その他、オリジナルの蓄熱式床暖房漆喰の塗り壁雨水タンク太陽光発電パネルなどの自然エネルギー設備も充実しています。
 
3年前に、住宅に併設した治療院を住宅仕様にリノベーションし、キッチンやロフトを新たに設けました。

外部には、広いウッドデッキとパーゴラを新設し、植栽とルーバーにより、道路からの視線を緩やかに遮っています。

内装の既存板張りや梁は、白く塗装し、明るくやわらかい印象の空間となりました。
 
設計士とゼロから建てた住宅、建主さまのこだわりがたくさん詰まった家を是非見に来てください!
 
 
★建物データ
敷地面積:215.63㎡(約65.22坪)
延床面積:139.44㎡(約42.17坪)
間取り:3LDK+1LDK
工法:木造(新板倉工法)



■日時 2019年11月17日(日) 


・午前の部:10:30~12:00 
・午後の部:14:00~16:00(田中優セミナー有)



■場所 埼玉県所沢市
(西武新宿線「所沢駅」)から徒歩10分

■参加費 無料

■お申込み
完全予約制です。下記フォームからお申し込みください。
https://tennen.org/event/tokorozawa-4.html



2019年10月25日

木質バイオマスで災害にも強い自給自足の賃貸アパート、見学できます

なんと完成したばかりのこの施設見学が、今度のくりこまツアーに入っています。
しかも板倉づくり。ぼくも楽しみです。

【募集中】11/2(土)〜4(祝)木こりの山仕事体験イベント@くりこま
https://tennen.org/event/tour2019.html

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木質バイオマスで電気と熱を供給 災害に強い持続可能な賃貸アパート、大崎・鳴子に完成  より


災害時にエネルギーや水を自給自足できる賃貸アパートが宮城県大崎市鳴子温泉に完成した。木質バイオマスのコージェネレーション(熱電併給)プラントを備えているのが特徴。

 経営する「サスティナヴィレッジ」(大崎市)によると、国内初の事例という。プラントは丸太の製材過程で出る端材をチップにして燃料とする。ガス化発電で電力50キロワットを生み出し、回収した熱110キロワットで一般家庭30戸分の冷暖房と給湯を賄う。電力は全量売電し、災害などで長期停電が見込まれる場合はアパートに送電する。

 建物は宮城県産杉材を使う在来工法の「板倉構法」を採用。災害時の備えとして飲用できる地下水を確保した。


2019年10月18日

10/27(日)「天然住宅 西日本」第一号住宅 完成お披露目会@岡山県和気町



移住した岡山県和気町にて建築中の天然住宅が、ついに完成します! 

これ、ぼくの目から見てもすごいっす。

しかも値段もリーズナブルです。

東京の家賃と比べたら、フラット35が利用できれば 家賃月額の約半分 でローンを組めます。


岡山市在住(311後に福島から移住)の建築士、大塚尚幹(しょうかん)さんと今後、「天然住宅 西日本社」 として岡山を中心に広げていきます。

その第一号住宅が完成します。


建て主様は数年前にご家族で東京から脱出され、岡山県和気町にてぼくらと家族ぐるみのお付き合いをして頂いています。


実際に2016年に完成したぼくの天然住宅をご覧頂いたり、話を聞かれるうちに、この心地よさがとても良い、環境にも健康にも配慮していて、家を建てるなら天然住宅以外ない!と感じられたそうです。


見学会は無料&どなたでもご参加大歓迎 です。

当日は午前・午後ともにぼくもミニセミナーをさせて頂きます 。


たくさんこだわりポイントがあるので、ぜひ見て触れて聞いて、ご体感頂ければ嬉しいです。
皆様お待ちしています。


■日時 2019年
10月27日(日) 
  AMの部 10:30~12:00   PMの部 13:30~15:00



■場所 岡山県和気郡和気町 JR山陽本線「和気」駅付近
お申込みいただいた後、ご案内メールをお送りします。


■参加費 無料


■お申込み 予約制です。下記フォームよりお申し込みください。
https://tennen.org/event/okayama.html



片流れの屋根が、吹き抜けのあるリビングと2Fの居室にかかり、室内の一体空間をつくっています。

間仕切りを最低限にしたミニマルで可変性のある間取りです。

吹き抜けにかかる梁は、建て主様と奈良の市に出かけ、買い付けた曲がりの赤松です。

構造材は、低温乾燥の国産杉。

7寸角の四面無節の通し柱や、大工さんが手刻み加工した仕口・継手をご覧いただけます。

断熱材はウッドファイバー、仕上げは和紙クロス。
構造壁内や仕上げ材など、化学物質を含む建材を使用せずに建築しています。

ぜひ体感していただきたいのは、空気感です。
化学物質の匂いがなく、無垢材の香りが漂う空間をぜひご体感ください。

今回設計を担当した大塚尚幹さんと弊社代表田中優から、天然住宅の素材へのこだわり、細部の長もちへのこだわりなどをご説明させていただきます。



大塚尚幹さんより

「月々のローンが7万円弱を目指しています。
210mm角の樹齢100年以上の通し柱が2本、四隅には180mm角の通し柱。
国産木材100%で合板を使わない仕様です。

免震構造で、床暖房、真空管温水器が付いています。
オプションで停電しない独立電源、超省電力の冷房”井戸水輻射冷房”の設置も可能です。」



★建物詳細

木造二階建て  筋交工法
建坪60.20平米  18.21坪
延べ床99.21平米(ロフト込) 30.07坪




2019.5地鎮祭


コンクリート基礎工事・・天然住宅では、水とセメント比が50%以下の固練りを設定、これにより基礎も長く持ちます


2019.7上棟式






大工さんが現場で手刻みをする場面も




建て主のお子さんも完成を楽しみにしていらっしゃいます

初めて見に来られる方はその木材の多さ、に驚かれます
そして、木の香りがすると、心地良さそうです

ロフトは最大限の高さに
照明・コンセント・窓つきです

丸い明かりとりの窓がかわいいですね

伝統工法でコミセンをさしています


 食器棚は大工さんのつくりつけで、すき間もなく、美しい仕上がりになっています。



対面キッチンからは、子どもたちの遊ぶ様子を見ながらお料理ができます


入ってすぐにシューズラック。
これによりリビング・お客様用と子どもたちの遊ぶスペースをゆるく区切ります


 家に入って天井を見上げると、太い赤松の梁が2本。この太さは圧巻です!
建て主様と一緒に奈良に買い付けにいきました。


伝統工法の金輪継ぎ。金具を用いません。
強度が高まり、耐震にも大きな効果があります。


  大きな窓と、1階半分を吹き抜けにすることで開放感があります





火事になっても燃えにくい焼杉を使用













2019年10月11日

10月19日(土)天然住宅オフグリッドハウス見学会in横浜

建て主の佐藤隆哉さんは信頼できる人。
ちょっとイケメンな点が引っ掛かりますが(笑)。
実際にはとても良い人。ぜひ見学ください。


10/19オフグリッドハウス見学会in横浜
https://tennen.org/event/offgrid.html





オフグリッドとは、送電線(グリッド)から離れる(オフ)という意味です。

建主のサトウ様は、新築当初から送電線から電気を家に引き込んでいません。
その代わり、太陽光発電した電気をバッテリーに蓄電し、

「電気を自給」する暮らしを送っています。

それも仙人のような生活を送っているわけではなく、一般家庭にある普通の家電を使用しながら。
 
お引き渡しをした2014年当時、「オフグリッド」という言葉は、世の中にはまだ、さほど浸透していませんでした。

しかし、サトウ様の暮らしがさまざまなメディアに取り上げられると、一気に市民権を得、ひとつのムーブメントを巻き起こすまでになりました。
 

当時は「新しい暮らし方」として紹介されていた「オフグリッド生活」ですが、近い将来のスタンダードになると、私たちは思っています。

災害の多い日本にとっては自然な流れですし、電気を含めたエネルギーの自給をこれからもっと進めていきたいと思っています。
 

今回の見学会では、天然住宅を建てることをきっかけに、オフグリッドな暮らしをスタートさせたサトウ様の「今の暮らし」を見せていただきます。

サトウ様のお話を聞きながら、自分たちの暮らしを見つめ直すきっかけにしていただければと思います。

 
もちろん、天然住宅の建物にも注目です。
手刻みの構造材や無垢材で造作した家具、無垢のフローリング、建主様自ら伐採した柱、漆喰、吹き抜けなど、こだわりが詰まっています。

何より、合板や集成材、接着剤、塩ビクロスなど身体に有害なものを使用せずに建てた心地良い空気感をぜひ体感していただきたいと思います。
 

お住まいになられて約5年、木材などの経年変化もご覧いただける貴重な機会です!
ぜひ、お越しいただき、参考にしてください。
 
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております!


■日時
2019年10月19日(土) AMの部:10:30~12:00
          PMの部:14:00~15:30


■場所 神奈川県横浜市戸塚区
JR東海道線・横須賀線・湘南新宿ライン「戸塚」駅より徒歩
後日、集合場所と時間をご案内いたします。


■参加費 無料


■内容 予約制見学会(スタッフがご案内します)


■お申込み
下記フォームよりお申し込みください
https://tennen.org/event/offgrid.html


★建物データ
敷地面積:157.66平方メートル(約47.69坪)
延床面積:86.13平方メートル(約26.05坪)
間取り:2LDK
工法:木造(強化筋交工法)


※田中優は出席できません。

2019年10月10日

「また騙されたいのか?~原発事故は津波の前に起きている」講演レポート

ぼくの最近の講演「また騙されたいのか?~原発事故は津波の前に起きている」の様子を、参加者の田中 文夫さんにわかりやすくレポート頂いています。ありがとうございます。

--*--*-*--*--
以下、田中文夫さんFacebookより



東京電力というのは、とことん隠蔽体質の会社だと思う。


2019年9月14日、大阪で環境活動家・田中優さんの講演を聴いた。

タイトルは「また騙されたいのか?~原発事故は津波の前に起きている」。

東電で長い間、「炉心屋」をしていて原子炉の構造と安全性に深い知見を持っている木村俊雄氏の記事(文藝春秋9月号)を分かりやすく解説してくれた。



福島第一原発事故は津波ではなく地震で炉心の配管がふっとんで起こった。

炉心の中には燃料を冷やすために冷却水が「自然循環」している。地震発生後、1分30秒で炉心流量はゼロになっていたことが、木村氏が東電に情報開示を求めた炉心流量データの解析で分かった。


「自然循環」が止まったのは地震動により、圧力容器につながる細い配管である「ジェットポンプ計測配管」が破損したことが原因である可能性が極めて高い。


水量がなくなると燃料被覆管の表面に「気泡」が張り付き冷やすことができなくなり「ドライアウト」が起こった。


つまり、再稼働したいがために、津波対策をどのように施しても大きな地震が来て細い配管が破損したら、ドライアウト、メルトダウンする可能性は常にある、ということである。


これは沸騰水型(BWR)型原発の構造上の欠陥であるということなのだろう。
地震大国でいたるところに活断層が走っている日本列島で原発を稼働させるということは「みんなでまた騙される」ことだ、日本人はフェイク好きですね、と優さんは憂えた。



以下、東電刑事裁判の東京地裁無罪判決も受けて、木村俊雄さんの記事から引用します。





東電の「企業体質」という問題も無視できません。原発事故後に東電は、過渡現象記録装置のデータを隠蔽していたわけですが、私の在籍中も、都合の悪いことは隠す体質でした。
例えば核分裂生成物を放出する恐れのある燃料の落下事故や制御棒の破損事故が起きても、国に報告していませんでした。恥ずかしながら、私自身も事故情報の隠蔽に加担したことがあります。





東電は「津波によってメルトダウンが起きた」という主張を繰り返しています。そして、その「津波」は、「想定外の規模」で原子力損害賠償法の免責条件にあたるとしています。しかし「津波が想定外の規模であったかどうか」以前に、「津波」ではなく「地震動」で燃料破損していた可能性が極めて高いのです。


(本投稿の文責は田中文夫です。優さんの講演と木村氏の記事を基にして要約しました。文藝春秋の画像はKindleより)