2018年7月11日

田中優より「2018年7月の大雨」

このたびの西日本豪雨の被害に遭われたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

岡山ということで、全国のたくさんの方から安否確認のご連絡を頂きました。
この場を借りて感謝申し上げます。

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『 2018年7月の大雨 』

 倉敷を始め、岡山県なども洪水によって甚大な被害を受けた。同じ岡山県内に住んでいることもあって、ぼくのところにも有難いことにたくさんの人から安否を尋ねられた。はい、全く無事です。しかし実際に我が家も洪水警報やら、土砂災害警戒情報などが出されていて、寝ていてもケータイはひっきりなしに騒いでいた。でも我が家が避難する場所は地域の公民館で、我が家から下に1メートル以上降りて行った場所にある。すなわち洪水になったら自宅の方が安心なのだ。ほんの数メートルだけ高いので、我が家が水に漬かるときは、地域中がみんな浸水した時になる。



   水色が田中優宅。右下が吉井川の支流金剛川。

 そして裏山はそのまま「和気アルプス」と呼ばれている連山につながっていて、土砂災害はちょっと怖い。でも我が家の辺りはなだらかな傾斜で、しかも築百年以上の古民家を解体して建てたから、少なくとも百年は土砂災害に遭っていない場所だ。そんなこんなで我が家にいた方が安全だと判断した。それでも夜は耳をそばだてて寝ていた。地崩れの前の地鳴りがしないかどうか気にかけていたからだ。


 地鳴りもなく、洪水が届くこともなく大雨は過ぎていった。しかし7月6日に開催予定だった岡山市内での講演会は中止に。そして翌日の天然住宅の見学会でのお話会のため東京に行こうとしたら、列車のダイヤが大幅に乱れていて、岡山まではなんとか行ったものの、新幹線が広島側から来なかった。止まってしまったのだ。駅員に聞くと、「東京に行けるかどうかは保証できないですよ」と言われてやむなく断念した。


 翌日7月7日、ローカル線が全滅、運休。7月8日、新幹線はほぼダイヤ通り走っていると聞いていたので東京に行くことにした。ところがこの日もローカル線は点検のために運休。確かにかなり増水した吉井川の脇を走るのだから、難しいかなと思う。仕方なく車で岡山駅まで行って新幹線に乗った。岡山駅までの道のりが長い。みな車で動くしかないせいで、道路が渋滞しているのだ。それでも何とか乗ると、3分遅れで走ってきた新幹線は、東京までに遅れを取り戻して走ってくれた。まぁ、実質的な被害は交通の乱れぐらいだった。


 岡山は天災がほとんどないせいか、全く慣れていない。ぼくの周辺では友人たちがボランティア隊を組織して、町内や近隣の町、倉敷などの地域へ手伝いに出掛けて行った。和気町内では25棟が床上浸水した。

 悪天候が続いたので、オフグリッドをしている我が家では途中で電気がなくなりかけた。今夜は無理だなと判断して子どもに言うと、子どもはさっそく近くの温泉ホテルに出掛けるのを楽しみにしている。泊まろうかとも考えたが、満室だったので日帰り入浴と食事だけにする。


 翌日も発電しないので、朝から発電機をかけた。こんな時のために発電機を持っているのだ、音がうるさくて気になったりするのだが、雨音の方が大きくて心配する必要もなかった、そして日曜日には雨が上がり、久しぶり日が差した。通りすがりの人が「久しぶりの太陽だね」と言った。もっとも夏至に近いこの時期は太陽高度が高く、曇りでも発電してくれる。おかげで翌日には電気の危機も去った。



緑の棒グラフが当日。朝25%を下回っていた電気の充電率も75%まで回復!



 その後は天気も良くなってよく発電する。我が家ではありがたいことに電気が余るほどになった。余った電気でエアコンを効かせながら、この原稿を書いている。


 なんとも危機感のない話だが、今回の大雨、幸いなことに我が家はそうして過ぎていった。大雨のせいで、地域の水路が溢れて道路に水びたしになった。子どもは大喜びで、バケツを持って外に出て、大規模な水遊びをする。山から流れ出てきた水にバケツを当てて、その水をあちこちに撒いている。ずぶぬれになったが、それもまた楽しいらしい。


 我が家の井戸はますます健在、電気もほんの少し不足しただけで健在、通信もインターネットも健在のままだった。やっぱりオフグリッドして自給していた方が、安心なのかもしれないと思う。同じ集落から見ると、我が家はほんの一メートルほど高い。この一メートルが大きいのだ。広さに一メートルの高さを掛けると、よっぽどの大水にならなければ水が届いてこないことがわかる。そう、家を建てる場所を考えるときに、高さを気にした方がいいのかもしれない(我が家は偶然だが)。





 今回悲惨だったうちの1つに愛媛県の肘川の氾濫がある。ダムが造られているのに氾濫した。ダムには貯水量がある。それを越える雨が降ったので、ダムの「但し書き操作」がされたのだ。雨が大量で、そのままではダムが破損する可能性があるときには、ゲートを開けて放水することができる。ただし放水するのは今降っている雨の量までと制限されているのだが、その量が文字通り致命的だった。ゲートを開ける前に三回もアナウスしたのだそうだが、その放流によって家は押し流され、五人の人命が失われてしまった。



                肘川ダムの放水


 「何のためのダムか」と言いたくなるが、もともとダムは完璧な解決策ではない。想定内の雨が、想定内の範囲で降った場合にだけしか有効ではないのだ。それを政治家と土建業者が利益のために「大丈夫になる、安全だ」などと言うから、こうした事態を招く。もともとダムは無限に水を貯められるものではないのだ。


 ちょうど長崎県の「石木ダム」についての訴訟の判決が出たところだ。住民側の敗訴。県の勧めるダム建設は違法ではないと。水も足りていて利水の必要はなく、洪水などの治水にもほとんど役立たないダムを大枚かけて建設するのが違法ではないそうだ。ばかげている。もっと税金を使うなら人々のためになることに支出してほしいと思う。

 それでもこの石木ダムの建設は、いずれ止まるだろうと思う。あまりにも根拠が薄弱だからだ。裁判所すら合理的な判断ができず、政治家に至っては目も当てられない状態だ。それでも私たちはその中を生きていかなければならない。



 私の消息を心配してくださったみなさん、本当にありがとうございます。私は大丈夫なので、その分だけ今回被災された方や支援活動をされている方、そして石木ダム予定地域で頑張っている皆さんに注意を向けてほしい。

 ダムはもともと万能ではなくて、しかも必要性の乏しい理由で人々の住まいを水底に沈めようとしている。美しい場所なのだ。ダム計画があったために開発されなかった。そのことが美しい場所を奇蹟的に残せたのだ。夏は水遊びに出掛けることもできる。こんな美しい場所すら私たちは子どもたちに残せないのか。










 私は子どもたちのために、こうした場所を残すために活動したい。自分のできる範囲のことでいいから、関心を持ってほしいと思う。



 最後に、今回の大雨の状態を、近所の見える範囲だけ写真に撮ってみたのでご覧ください。


 1の写真は同じ場所で、水位の低いグラウンドに看板が立っている。その看板が水没してしまっている。



 2は集落を流れる水路の写真。溢れた水が道路を冠水させている。






 3の写真も同じ水路。1メートルぐらい下を流れるが、そこから溢れて農地に逆流している。こういうところを間違えて踏み込むと水難被害に遭うのだと思う。「近くの水路を見に行く」と言って消息不明になる人は、こういうところに落ちるのではないか。


その他、周辺の写真





2018年7月5日

「 未来バンクを超えて新たなステップへ 」

『 未来バンクを超えて新たなステップへ 』

         未来バンク事業組合 理事長  田中 優


 未来バンクが、同じく私が代表を務める天然住宅バンクに合併するという話を伝えたが、なんだか変わりないように思えるかもしれない。
しかし大きな違いがあることをお話ししたい。

 数年前に脳幹部の出血をして、後遺症も何もないが危険な体験をした。こうしてリスクが加齢とともに増えてきているのだ。そればかりでなく、頭が固くなって次の機会を逃す危険もある。老害になることのリスクもあるのだ。ある団体では頭が固くなった老人が最後まで我を張って代表を続け、若いスタッフが困った末に自殺してしまったという悲惨な例もある。

 私自身が固陋になってしまったとしても、はたまた今以上に能力が衰えてしまったとしても、次に委ねる仕組みを作っておきたい。そうすれば安心して活動できるのではないか。と考えたのだ。だから若い人たち主体に新しいバンクを構成し、今いる、ある意味でベストメンバーである今のバンク理事たちはサポートに回る。 

 そして徐々にフェードアウトできる仕組みにしたいと思うのだ。

 未来バンクの今の理事たちは、特技にでっぱりへっこみがあるとはいえ、全体としてうまく運営できるメンバーだと思う。そこから私たちにしてみれば多額の貸倒引当金や事業準備金を含めて、次の世代に引き継ぎたいのだ。


 とはいえ私自身も引退するには早すぎると感じている。その部分は、別な形で実現しようと進めている。それが「未来基金」構想だ。私はそれら二つのバンク以外にも関わっていて、「財団法人 信頼資本財団」の評議員も務めている。そこで次の仕組みを作ろうと考えているのだ。動機は私自身が年金を受け取れる歳に、あとわずかでなれるということだ。しかし社会を見渡してみて、私がそのお金を受け取ることに抵抗があるのだ。個人的には一生懸命に頑張ってきたとは思う。


 しかし若い世代の人たちを差し置いて、私が受け取ることには抵抗があるのだ。
ある団体に関わっていて、世界一周する旅行の講師をしていた。そこには今や高齢者が多くを占め、体が十分に動かない人たちも参加していた。すると若い人たちが親切に高齢者をかばい、車椅子の後ろを押すのだ。その後ろから押される側に、私がなることには抵抗があるのだ。病気して一時的には車椅子で移動する生活になったことはある。そうではなく、これから先の生き方として納得できないのだ。

 私が生まれた年は、日本で原子力の予算が初めて組まれた年だ。なんてことをしてくれたのかという思いはある。それと同様に私の育ってきた時代は将来のツケにして良い暮らしになってきた時代でもある。

 恩恵に浴することはなかったが、バブルの時代もあり退廃的なまでに遊び呆けていた時代でもある。そんな時代の人間が、年老いてまで車椅子を後ろから押してもらうだけの資格があるようには思えないのだ。

 そこで年金を受け取る中の一部でも、きちんと未来に寄付できる仕組みを作りたいと考えたのだ。年金額の総額は巨額で、わずか一%に満たない寄付でも、全体としては「兆円」の単位になる。その資金を得て、未来に残したくない負の遺産(ツケ)をなくしたいと思うのだ。

 たとえば放射性廃棄物の問題にしても、恩恵を得ることのない世代に残すことになる。その電気すら使っていないのに、一方的に放射性廃棄物だけを押し付けられる。これを解決するのに国の費用ですべきと言うことはできる。しかし今の政権を見ていればわかるように、そんな能力も決意もないだろう。ここには三つの選択肢しかない、政府がするか、市民が自発的にするか、市民と政府が共同でするかの三つだ。

 言葉上で美しいのは共同で実行するというものだが、実際の場面を見てみると、無責任で、大きなものに寄り掛かった活動しか見えてこない。これでは解決するはずがない。

 市民が勝手に自発的に始めなければ、十分に効果的なものにはならないだろう。ある人が実験して、トリチウムの混じった水の浄化に挑んだ。成功したので政府に働きかけたが、政府は追加実験もすることなく握りつぶした。従来の物理学からは不可能と思われるからだろうか。そうでなくても、もし実現できたらゼネコンの「除染ビジネス」に齟齬をきたすからだと聞いた、すると成功したら除染ビジネスの利権に穴が開き、失敗すれば従来通りの不可能な話になるのだ。ならば何もしないことが最高の対策になる。

 こんなことでは解決できる手段は見えてこない。実績があるならやって実験してみたらいいと思う。その費用も「国の対策」では検討すらされなくなる。放射性物質の話は荒唐無稽と思われるかもしれないが、人口が激しく減少する時代のダム計画はどうだろうか。

 ついに10人に一人を越えて発生するようになってしまった「ADHD(注意欠陥/多動性障害)「LD(学習障害)」「情緒障害」や「自閉症」などの問題はどうだろうか。この発生とネオニコチノイド農薬の使用量とが比例していたり、アメリカの自閉症児の増大と、除草剤ラウンドアップの使用量が比例している。

 マサチューセッツ工科大学から、「2025年には二人に一人の子どもが自閉症になる」と論文も出されている。この除草剤ラウンドアップは、それでも枯れないように作られた遺伝子組み換え作物の栽培によって、当たり前に使われることになる。
日本ではその準備として「主要作物種子法」が廃止されてしまった。


 私たちは政府に気兼ねしたり忖度したりすることなしに、きちんと調べて対策する資金を市民自身で持つべきではないだろうか。信頼資本財団は公益財団だから、寄付したお金の四割程度が税控除される。

 その分は戻ってくるのだ。さらに若い人たちが能力ではなく、親の財力によって将来が限定される事態も避けたい。最低限、無利子の奨学金を用意したい。そのとき※信頼資本財団は、公的財団となっているので貸金業の登録なしに融資ができる。
そして現に今も融資をしている。

 なんと「無利子・無保証・無担保」で、信頼保証人という法的な責任を負わない人だけで融資し、これまでの十年間に一軒の貸倒も起こしていない。これはブロックチェーンによる信用確保と同様で、信頼によって社会の仕組みを実現する形になっているのだ。

 これが私の考える次の仕組みだ。わずかではあるが、もちろん私も寄付していこうと思う。買いに稼いだお金と、現世代の就労者から老後の費用を賄おうとするのが年金制度だとするなら、これまでとは逆に過去に働いて稼いだお金である年金を、未来のために使おうとする動きだ。

 未来バンクは「過去の費用」には融資せず、未来のための活動だけに融資してきた。同様に未来のための資金にしたい。石川啄木の言葉で恐縮だが、「これをし遂げて死なんと思う」のだ。私たちは未来世代のために生きてきた。そのひとつの表現にしたい。


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以上、2018年6月発行 
※「未来バンク事業組合ニュースレター No.95/2018年6月」より抜粋

※PDF版はこちら
http://www.geocities.jp/mirai_bank/news_letter/MB_NL_95.pdf


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※公益財団法人信頼資本財団
 http://shinrai.or.jp/








2018年7月1日

7月7日(土)天然住宅 お住まい見学会@所沢(無料)


お住まいになられて【7年目】のお住まい見学会を開催します。
実際のお住まいを見学させていただく貴重な機会です。

田中優セミナー、くりこまくんえん大場さんのお話もあります。


今回は、「初夏の見学会」です。

湿度が高く、気温も高い季節の天然住宅を体感しに来て下さい!
 
今回、見学させていただくお宅は、

●一般住宅の約3倍量の木材を使用した新板倉づくり

●外観はレンガと漆喰

●ご主人の意向で温熱環境にこだわりを

1階の大きな掃出し窓には通常の窓の内側に木製の暖窓(だんまど)とサーモスクリーンを設置、夏涼しく冬暖かい空間を実現しています。
 
●素材工房オリジナルの蓄熱式床暖房
●漆喰の塗り壁
●雨水タンクや太陽光発電パネルなどの自然エネルギー設備も充実

 
などなど、設計士とゼロから建てた住宅、建主さまのこだわりがたくさん詰まった家を是非見に来てください!




 
 
★建物データ
敷地面積:215.63㎡(約65.22坪)
延床面積:139.44㎡(約42.17坪)
間取り:3LDK+1LDK
工法:木造(新板倉工法)

■日時 
7月7日(土) 午前の部:10:30~12:00 午後の部:13:30~15:00

■場所 埼玉県所沢市(西武新宿線「所沢駅」徒歩10分)

■参加費 無料

■内容 お住まい見学会+田中優セミナー
【午前の部はくりこまくんえん大場さんのお話もあります】


■お申込み
下記フォームからお申し込みください。
http://tennen.org/event/tokorozawa-3.html

2018年6月26日

田中優インタビュー『オフグリッド【おふ・ぐりっど/off-grid】』

田中優インタビューがアップされました!

・・・・・ 


2018.6.17 毎週一つ、F.I.N.編集部が未来の定番になると予想する言葉を取り上げて、その言葉に精通するプロの見解と合わせながら、新しい未来の考え方を紐解いていきます。
 
今回紹介する言葉は、今までの常識を覆す自給自足の電力のあり方「オフグリッド」です。




 F.I.N.的新語辞典 
『オフグリッド【おふ・ぐりっど/off-grid】』
 

家屋などで電力会社が提供する送電網を引き込んでいない状態を表し、その代わりに自家発電などで電力消費を賄っていること。
 

近年、世界で広がり認知されていて、特に欧米諸国では一般的なエネルギーシステムとなっているオフグリッド。日本でも、2011年に起きた東日本大震災をきっかけに、エネルギー消費の仕方について考え始め、オフグリッドの生活にチャレンジする人が増えています。今や世界規模で取り組むべき、大きな課題となっているエネルギー問題。今後どのように展開されていくのでしょうか。
 

今回、地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境や経済、平和などのさまざまなNGO活動に関わる環境活動家の田中優さんにお話を伺いました。


ご自身でもオフグリッドの生活をおくる田中さん。

その魅力について次のように話します。
 
「日々、自力で生きることの楽しさを体感しています。これまでは電力会社のような大きな存在の下で生活していましたが、今はまるで野菜を育てるように生活に不可欠な電気を自分で生み出すことができます。電気代もかからず独自のライフスタイルを維持できるので、気持ちが良いですね」。
 

この生活を始めてからの5年間、電気が不足したこともあったという田中さん。
素敵なエピソードを教えてくれました。
 
「今まで4回ほど電気が足りなくなりました。その時は近くにある温泉ホテルに出掛けて食事をして帰ります。不便さも楽しみに変えていくことが大事。子どもは電気が不足するのを楽しみにしているほどです」。
 

現在、バッテリーの技術は日々進展し、価格は低下してきています。

さらに電気自動車に貯めた電気をつなげることなどができれば、ほとんど電気が不足することはなくなると田中さんは予想します。
 

「地域にあふれるほどのエネルギーが自給できるようになれば、その場所で経済圏を作り出すことも可能になりますし、蜘蛛の巣のような送電線も必要がなくなります。未来の遠くまで見渡せる風景は、従来と全く違った風景になるでしょう。
 
 また、我が家の二酸化炭素排出量は一般家庭の一割ほどしかないので、地球温暖化も起こす可能性が低く、原子力発電の操作も不要。自然と共生できる持続可能な暮らしは難しくありません。したいと思えば実現できるんです」。
 

シンプルでクリーンなエネルギーを主としたオフグリットは、変わりゆく環境の中で、今後私たちの快適な生活を実現する最大の方法かもしれません。







2018年6月24日

<無料>7月6日(金)田中優講演会「原発に頼らない社会へ」@岡山市

~グリーンコープ生協おかやま様主催 2018年度脱原発学習会~


“無料講演会”です!

お近くの方ぜひ。

偶然ですが、岡山に移住してすぐに田中優の家もグリーンコープの組合員となり、食材や洗剤など毎週購入しています^^

以下ちらしより





「原発って、本当に必要なの?」

「自然エネルギーって、いったい何?」

暮らしの中で日々使われている「電気」。

日本でも、ようやく選べる時代になりました。

さぁ、何を基準に選びますか?

そして、どんな暮らしがしたいですか?

東京から岡山に移り住み、エネルギーを自給自足しておられる講師のお話を聴きながら、身近な「電気」について、また日々の暮らし方について、一緒に考えてみませんか。


田中優『原発に頼らない社会へ』

1.日時 7月6日(金)9:55~11:45 (受付開始9:40)

2. 場所 西川原プラザ別館第6会議室(岡山市中区西川原255番地)駐車場もあります

3. 参加費:無料(要予約) 組合員の方も、組合員でない一般の方も、どなたでもご参加大歓迎です。

託児有:有料(要予約)組合員 税込324円、一般 税込540円

4. でんきの相談会について
  希望者のみ・・・現在ご利用中の電力会社の「電気使用量のご案内」と「印鑑」をご持参ください。

5. 参加申込みについて
   参加ご希望の方は、6月28日(木)までに、メールで以下の1~6の項目を入力して gcokayama_moushikomi@yahoo.co.jp までお申し込みください。

*******************

1【お名前(ふりがな)】

2【電話番号】

3【住所】〒

4【1歳未満のお子さん同伴ですか?】

5【組合員の場合:組合員番号8ケタ】

6 託児有の場合
【お子さんのお名前】【性別】【年齢】歳 ヶ月 【アレルギーの有無】

*******************

主催  グリーンコープ生協おかやま理事会 
    TEL 086-805-2552(平日9:30~15:30)

Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/1184898748313892/




2018年6月23日

立野ダム今夏にも着工!&「世界の阿蘇に立野ダムはいらない」販売のお知らせ

田中優も以前から反対している熊本の立野ダムの建設が、今夏にも着工するとのことです!

「立野ダム、今夏にも着工 22年度の完成目指す」 より
https://this.kiji.is/381216959125718113?c=92619697908483575


国土交通省は17日、白川上流で建設を進めている国営立野ダム(南阿蘇村、大津町)本体について、今夏にも着工する方針を明らかにした。着工は熊本地震の影響で約1年ずれ込んだが、国交省は当初の予定通り2022年度までの完成を目指すという。
立野ダムは、白川と黒川の合流点の約1キロメートル下流に建設し、集水面積は阿蘇カルデラの内側約383平方キロメートル。熊本市の市街地など白川下流の洪水の予防や軽減を目的とする。1983年に事業着手し、地震前までは周辺の工事を進めてきた。

高さ約90メートル、上部の長さ約200メートルのコンクリートダム。 下部に約5メートル四方の穴を3カ所設け、普段は穴から水が流れるが、大雨時には自動的に水がたまり、下流に一度に流れる水の量を減らす。総事業費は約917億円。
立野ダムに対しては、白川流域の複数の市民団体が反対や慎重姿勢を示しており、国や県に、反対派も交えた住民討論集会の開催を求めている。


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もう一度見直しませんか?

「世界の阿蘇に立野ダムはいらない」販売のお知らせ






田中優より

「熊本地震を経験して止めたいもの、原発だけでなく「立野ダム」もあります。

阿蘇の外輪山がほぼ唯一切れている場所に予定されて工事中です。

地図で見ると右上が崩落した阿蘇大橋、左下に工事中の場所を記しました。


画像に含まれている可能性があるもの:テキスト



ここの地形は活断層がそのまま地形になっています

それを利用してダムを作る気です。正常な神経とは思えないです。
この冊子、よくできていてお薦めです。ぜひ読んでほしいです。」


★詳細、お申込み方法はこちらより

お申込みメールフォームhttp://tanakayu.blogspot.com/search?q=%E7%AB%8B%E9%87%8E


・在庫はあと5冊!(2018.6.23現在)
・送料無料
・書籍代は864円(税込み)
・メールフォームでのお申込みの場合、クレジットカードは使えません。書籍を送付時に請求書も同封しますので、郵便局よりお振込みください。その際のお振込み手数料(郵便振替口座で最も安いのは80円)がかかります。
・2冊以上お買い上げの方はその振込手数料もこちらで負担します。


★または 公式web shopでも販売開始しました!(クレジットカード払いも可能です)
https://tanakayu.thebase.in/items/11917494


先着順にて受付、在庫がなくなり次第販売終了とさせて頂きます。

【書籍の詳細】

2012/12発行
立野ダム問題ブックレット編集委員会 (編集)
立野ダムによらない自然と生活を守る会 (編集)

単行本: 85ページ
出版社: 花伝社 (2012/12)

・立野ダム問題とは?
・住民の視点でまとめた災害対策の提案
・阿蘇の大自然と白川の清流を未来に手渡すために。


第1章 検証・2012年7月白川大洪水
第2章 2012年7月白川大洪水被害者が体験したこと
第3章 立野ダム計画の問題点
第4章 国土交通省の「立野ダム事業検証」を検証する
第5章 立野ダムは災害をひきおこす
第6章 住民が考える白川流域の総合治水対策 など

2018年6月22日

「 七年目のお便り 」

田中優天然住宅コラム 第106回 『 七年目のお便り 』

http://tennen.org/yu_column/nananen.html  より


▼七年目のお便り


七年前に天然住宅で家を建ててくれた建て主さんからうれしいお便りがあった。
こんなメールだ。(特定できないように少し編集しています)

**********************

『ご無沙汰しています。みなさま、お元気でいらっしゃいますか?

今日は親バカ丸出しのメールお許しください。

 家を建ててもらったときに小学生六年生だった長男が高校三年生になり、「第96回全国高校サッカー選手権大会」に○○高校サッカー部で出ます! よかったら、見てやってください。

 登録メンバー30人のうち、ベンチ入りできるのは、20人。スタメンは11人です。

 正直、ベンチ入りも確実ではないです。でも、1%でも可能性のあるものは、もう、何も諦めません。もう、奇跡は起こっているので、次の奇跡を信じます。

 アレルギーは相変わらず多岐にわたり、むしろ、この夏の練習が大変きつく、高校になってから、食べることができるようになってきた大豆が再び食べれなくなったりしています。

「エピペン」をお守り代わりに持ちつつも、夢のひとつを掴むことができました。

感無量。我が家にとっては奇跡です。

  天然住宅さんに家を建ててもらわなかったら、今の長男はないのは確実です。
これまでKと、我が家に関わってくださった方、皆さまの愛が彼の力になりました。

 ありがとうございます! 皆さまにもお礼をお伝えください。』



**********************


▼最大の摂取物

 当時担当したスタッフはこう言っている。

「化学物質過敏症で、当時の打ち合わせは息子さん入院中の病院で行うこともよくありましたが、天然住宅に越して、かなり良くなっていました。嬉しいですね~」と。


 本当にうれしいお便りだ。おかげでスタッフも再び元気を取り戻す。

 体調が改善するには時間がかかるので、必ずしも住んでいてもすぐ治ったりはしない。
でも家で安全な空気を吸っていた期間が長くなれば、その分だけ改善する。


 なぜなら家の中の空気は、人が体の中に入れるものの中で最大のものなのだからだ。
飲食するものの重さの五倍の重さの空気を体内に取り入れているからだ。この重さも
ないような空気が、体内に入れる最大の摂取物になるのだ。


 起きている時なら「臭い」と思えば逃げられる。だが寝ているときは困難だ。
中国では「ホルムアルデヒドのない建物は作れない」とまで言い切っているが、天然住宅なら現実に可能だ。天然の木材にも含まれるが、量的に比較にならないほど少ない。


 今の普通の住まいから、いち早く害のない環境に移ってもらいたいと思う。
天然住宅は、そのためにできること様々に考えているので、スタッフに相談してほしい。


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田中優が共同代表を務めます非営利の住宅会社「天然住宅」のHPでは、田中優のコラム「住まいと森のコラム」を配信中です。

「森を守って健康で長持ちする」住宅や森の再生へのヒントなどがたくさん入っています。


☆--★ コラムは 第108回 まで更新中!☆---★  

田中優の「住まいと森のコラム」 

■目次一覧 http://tennen.org/yu_column 


★☆★ 天然住宅 ホームページはこちら★☆★
http://tennen.org/ 

・施工例 http://tennen.org/gallery
・お客様の声 http://tennen.org/voice
・こだわり ~高断熱適気密・お家で森林浴・工法~ http://tennen.org/kodawari
・プラン集 http://tennen.org/plan
・見学会のお知らせ http://tennen.org/event
・住宅コーディネートって何? http://tennen.org/coordinate
・資料請求 http://tennen.org/request


他にもたくさんのこだわりがあります。
ぜひHPでチェックしてみて下さい。

2018年6月21日

あなたの住んでいる場所の揺れやすさや地形の種類がわかる!

住所や地域名を選択すると、その地域の揺れやすさの目安(表層地盤増幅率表層地盤増幅率とは)、地形の種類などが表示されます。


↓イメージ


どうぞご参考ください。

ちなみに田中優の岡山の自宅は、
非常に揺れにくい「0.57」、地形の種類は「山地」でした。

サイトはこちらより
http://www.asahi.com/special/saigai_jiban/

2018年6月16日

「天然住宅は、なぜ「森を守って、健康・長持ち」を目指すのか(上)」

6月15日発行の田中優有料・活動支援版メルマガ最新号はこちら!
 
『天然住宅は、なぜ「森を守って、健康・長持ち」を目指すのか(上)』
 

10年目になりました一般社団法人「 天然住宅 」。
モットーは「森を守って、健康・長持ち」、なぜそう考えるのか改めて考えてみました。
 

最初にぼくが海外に行ったのは、サラワクというところでした。
それは森林問題を考えるスタディツアーでした。
 

天然住宅設立からさかのぼること、約20年前のこと。
そこで目にしたもの聞いたことが、ぼくが天然住宅を作るきっかけの一つとなったのです。
 
 
<メルマガ主な内容>

・天然住宅の信念

・森を守ること

・マレーシア、サラワク州の熱帯林

・世界の森林破壊と荒廃する日本の森

・短命で安普請な家が当たり前に

・有害物質で処理される木材

・木材の乾燥


<<以下本文より>>

『当時、世界中で破壊されていく熱帯林の中で、一番多く破壊していたのが日本だった。熱帯林は豊かな生態系で、不思議な進化に満ちている。虫と植物が共生していたり、つる植物が進化して立派な樹木になっていたりする。(中略) それを日本は、わずか数年使ったら捨ててしまうベニヤ板の生産のために、世界で一番大きく破壊している。


 ベニヤ板の消費の最大のものが「コンクリートパネル」、次が安物の家具だった。略して「コンパネ」と呼ばれ、コンクリートが固まるまでのわずかな間だけ使われると剥がされて捨てられていく。日本に丸太が届いてからわずか数か月で捨てられる。その実態も知りたくて、当時住んでいた地元の土建業に頼んで取材させてもらっていた。あらかじめ文献を見て、使われるコンパネは、大体二~三回使われると廃棄されると聞いていた。


しかし現場で聞いてみると、畳一枚のサイズのパネルを指さして、「このコンパネいくらだか知ってる? 厚さ12ミリもあって頑丈なのに、この一枚で千円しないんだよ。紙より安いんだ。それに穴開けて組んでボルトでとめて、コンクリートを流し込むんだ。だから一度使ったコンパネは穴が開いてるし、コンクリかすもついている。それを埋めてもう一回使うと思うかい?」と答えてくれた。


「よほどでなければ使い捨てだよ」と話した。』







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2018年6月14日

6月21日(木)福井にて講演会 ~エネルギーと国際協力~

福井県立大学オープンカレッジ(公立大学法人 福井県立大学の再生可能エネルギーの講座)にて田中優講演会があります。



http://www.s.fpu.ac.jp/openfpu/kouza/global/recycle_energy.html

■テーマ:
再生可能エネルギーがひらく21世紀 ~福井から発信する国際協力~

★田中優講演テーマ『姉妹村運動の視圏—福井から発信する国際協力』


■日時:6月21日(木)19:00~21:00


■会場:JR福井駅東口より徒歩1分 AOSSA(アオッサ)605号


■定員:20名

お問い合わせ・お申込み

フォームはこちらより
 http://www.s.fpu.ac.jp/openfpu/script/mail.asp

TEL(平日 8:30~17:15) 永平寺キャンパス:0776-61-6000(代表)

 
皆様お気軽にお越しくださいませ。

お申込みはこちらよりhttp://www.s.fpu.ac.jp/openfpu/kouza/global/recycle_energy.html