2014年2月27日

自殺された漁協組合長のためにも・・署名&シェア大歓迎



田中優より
 
 「ここのダム推進で、反対してこられた漁協の組合長さんが自殺されました。
 関係のない漁業権の更新に圧力を加えられたりした結果です。
 予定されているのは「穴あきダム」で、必要のないダムだと思っています。
 できれば署名してください。シェアも歓迎です。」
 


東北一の鮎釣りの清流、最上小国川にダムをつくらないで!
 

「最上小国川は山形を貫流する最上川の支流の内、唯一ダムを持たない天然河川です。
上流にはブナの原生林があり、生物多様性に富みアユ、サクラマスが生息。特にアユ釣りには
全国から3万人訪れます。夏は年間7回もの友鮎釣りのトーナメント がおこなわれ、このアユ
釣りだけ試算してもこの経済効果は年21.8億円。(近畿大有路研究室調べ)この自然資本が、
今、最上小国川ダムという「穴あきダム」で破壊されようとしています。このダムは赤倉温泉地域
の治水を主な目的としたダムであり総工費は約80億とされています。・・・」

『 「勝てる候補」でいいのか 』

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田中優の“持続する志”
優さんメルマガ 第307号
2014.2.20発行
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※このメルマガは転送転載、大歓迎です。

□◆ 田中 優 より ◇■□■□

『 「勝てる候補」でいいのか 』



■残念な誕生日  


 都知事選の翌日はぼくの57歳の誕生日だった。 予測していた通り、暗い気持ちで迎えることになった。  

 舛添氏は考え得る最低の選択だった。原発の広告塔をしていたのに「ぼくも脱原発」と言い、被害者を出し続ける子宮頸がんワクチンを導入した人であり、母の介護をしてきたというのも雑誌の記事によると虚偽で、しかも短気で怒りっぽい割にこの件の真偽を訴訟で争うことをしていない。  

 政党助成金の使途も不明で選挙戦でオリンピックの3000円のバッジを配った。さらに離婚再婚婚外子に加えて女性蔑視の発言を繰り返す。  

 しかしそれでも人気がある。「テレビで見たことがある」というのが最大の要因だ。加齢に比例して舛添氏支持が多くなり、20代で36%、70歳以上で は55%が投票している。しかもテレビは原発問題を、意図的に外した。  

 ぼく自身は選挙が終わるまで、黙ることを決めた。50年以上ずっと東京近辺に住んできたが今や都民ではない。請われれば発言するにせよ、脱原発を主張するどちらの陣営に対しても積極的に関わらないことがエチケットだと考えたからだ。 


 ■候補者、一本化問題

 都知事選に、保守に対する対抗馬として当初から宇都宮氏が名乗りを上げていた。ところが後に細川元首相が小泉元首相と組んで、「原発即時廃止」を訴えて立候補するに至って混乱した。混乱したのはそれまで宇都宮氏を応援していた陣営の一部が、「勝てる候補だ」として色めき立ったためだった。  


 宇都宮氏が元日弁連会長だと言っても知名度は乏しい。テレビに登場してコメンターになるわけではないからだ。ここから「勝てる候補への一本化を」という流れが起き、それが実現しないことから批判合戦になってしまった。  

 ぼくは前回も宇都宮氏を応援演説していたから、当初から宇都宮氏を応援していた。しかし「勝てる候補に一本化を」と言われて悩んだ。細川陣営の主張を調べる限り怪しいところはなく、むしろ好感を覚える。しかし最大の難点は「勝てる候補だから応援する」という発想を認めてしまっていいかどうかだった。  

 結果として舛添氏が勝利したとおり、勝てる候補の条件とは「中身はどんなでもよく、テレビによく出る芸人」であることだ。これを認めてしまえば、今後も方針の一致するテレビ芸人が出てくれば、「勝てる候補」を応援しなければならなくなる。  

 そこでは「『脱原発候補二人の得票数を足したら上回った』なんて選挙はもう要らない、勝てる候補者に投票しなければ意味がない」と言われていた。  

 ふと思う。これは民主主義の否定ではないのかと。  

 結果は二人を足しても舛添氏に足りなかった。ぼくが宇都宮氏支持を変えないために、「選挙は冷徹な事実だ、冷静な判断をすべきだ」とも言われた。 
 ぼく自身は冷徹に分析した結果、二人を足しても勝てないと判断していた。  

 「当日の雪のせいで投票率が低かったせいだ」という人もいるが、「脱原 発・安倍政権不支持が焦点」と考える人たちが本当に雪にくじけて投票に行かなくなるのか。  

 今回の選挙では「左翼・保守」の違いが言われた。「宇都宮氏は応援できない人も、細川氏は保守系の脱原発の人たちの結集軸になる」という意見だ。 宇都宮氏を支援した政党が共産党と社民党であったために、共産党のシンパ であるかのような非難もされていた。  

 いや、宇都宮氏が日弁連会長の選挙を競ったのは共産党支持者だった。単に宇都宮氏が支持してくれる政党を、ありがたいと考えても、特別な理由がなければ断らない方針でいたのだだけのことなのだ。  

 仮に一本化されたとしても、宇都宮氏が保守系の受け皿にならないことはもちろん、細川氏が左派系の受け皿にもなれなかっただろう。今回脱原発側が二人合計で193万票、舛添氏が211万票だったが、一本化していたならおそらく、二人合計の数はもって減っていたはずだ。しかし蓋を開けてみれば「勝てる候補」のはずの細川氏の得票数の方が、宇都宮氏の得票数より少なかった。 


 ■勝てる候補者=テレビ芸人  

 ぼく自身は左翼のつもりはない。ただ現実の問題を考えれば社会を改革し なければならないと判断するから、変えようとしている。  

 それは自分の判断だ。さらにぼく個人への批判があった。「放射能被害者の問題を考えるなら、原発問題を第一の問題として掲げる議員を支持すべきではないか」というものだ。これはまさに26年前にぼく自身が感じていたことだ。チェルノブイリ原発事故の後、それ以外のすべての論点は無駄にしか思えなかった。  

 そのときある議員がぼくに言った。 「障害のある人にとって障害の問題は最大の焦点だし、貧困にあえぐ人にとって福祉政策は最大焦点だ。どんなに重要課題だとしても、その人にとっての最重要課題はその人が決めるものだ」と。  

 宇都宮氏が貧困対策に弁護士人生のほとんどを賭けてきて、多くのことを成し遂げてきたのに、そのすべてを放棄して脱原発一本化で辞退しろと言うのか。彼に助けられた多くの人は、支持できる候補者をなくしても仕方ないのだろうか。それこそ社会的被害者のことを考えていないのではないのか。  

 ぼくは前回の都知事選に宇都宮氏が出馬してくれたことを、今でも感謝している。その宇都宮氏がテレビ以外で知名度を上げていこうとすれば、選挙に出続けるしかない。ところが市民側は毎回誰かを立たせて負けて、次には「勝てる候補ではない」と推さなくなる。候補者は使い捨てで、テレビ芸人探しに明け暮れる。それが民主主義なのか?  

 細川・小泉氏の問題ではない。陣営支持者の問題だ。細川氏は有名人ではあるものの、テレビ芸人ではなかったから得票が伸びなかった。次はどうすべきだろうか。彼らを推し続けるのか、それとも次なるテレビ芸人を探すの か。宇都宮氏がしているように、若い参加者を主体的に関わらせ、有名人でない人が当選できるようにするまで進めるのが民主主義ではないのか。 

  「今回が最後のチャンスだ、先はない」と言ってきた人たちは、結果が出てしまった今日から、どう生きるのだろうか。

「雪が解けた後のセシウムに注意!」

◆◇ 田中優より ◇◆
 
事故直後を除けば、昨年3月の「煙霧の日」が大気中のセシウム濃度が一番高かったです。
たぶん今の雪が解けた後の乾燥した日が今年一番の汚染になると思います。
花粉症用のマスクでいいのでつけるようにした方がいいと思います。

 


※昨年7月に筑摩書房より発行しました田中優著書
「放射能下の日本で暮らすには? 食の安全対策から、がれき処理問題まで」
にも詳しく書かれています。よろしければそちらもご参照ください。http://www.tanakayu.com/booksentry.php?eid=00016



 
 
 
 

ピックアップNEWS:「電力料金を値上げするところに共通する点」

▼田中優より

 
「この地図をよく見てみると、原発依存が高い電力会社ほど値上げが大きく、
最後に原発を 導入した電力会社の方は値上げすらせずに済んでいますね。
 
自家発電している事業所が多く、
広いエリアに薄く電気を届けている北海道電力は例外的に 高いですが。」
 






 

『電力業界、再値上げの動き拡大も=原発稼働せず苦戦』

 (時事ドットコム 2014.2.17)
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201402/2014021700842

原発再稼働の見通しが立たない中、北海道電力が2013年9月に続く電気料金の再値上げの 検討に入った。
原発を代替する火力発電の燃料費増大で、収益が悪化しているためだ。
こうした懐事情は、原発を保有する他の電力会社にも大なり小なり共通する。
 各社が採算改善の切り札と位置付ける原発の稼働が進まなければ、再値上げの動き
が広がる 可能性がある。

2014年2月25日

ピックアップNEWS:「失策アベノミクス 過去最悪の“隠れ倒産”2013年の惨状」


『失策アベノミクス 過去最悪の“隠れ倒産”2013年の惨状』
 (2014.2.12 日刊ゲンダイ)
 http://gendai.net/articles/view/news/147908


<以下、抜粋>

「“アベノミクスの失敗”が、またひとつ明らかになった。
東京商工リサーチの調査によると「2013年の休廃業・解散企業数」が過去10年で最悪となる
2万8943件を記録した。この数字は倒産件数(13年)の2.6倍に達するという。
「昨年の倒産件数は22年ぶりの低水準でした。これを真に受けると、アベノミクスで株価は
上昇し、景気も多少は回復したことになります。
でも実態はまるで違った。“隠れ倒産”が、これほどあったとは驚きです」
(市場関係者)

 “隠れ倒産”とは、休業や廃業、解散による会社清算だ。あくまで“自主倒産”なので、
倒産件数にはカウントされないが、会社が消滅したことに変わりはない。」

ウクライナ情勢について

◆◇ 田中優より ◇◆ -  ウクライナ情勢について 「どうもすっきりしません。ウクライナは比較的民主的な国です。  その国の中で親露派と親米派が確執していたのは事実だけど、ここまでの事態になるなんて。
 ソロス氏のようなファンドはその資金を使って「民主化に支援する」と言っているけれど、そもそも彼らはタックスヘイブンを使ってほとんど納税していない。
そうした個人の資金が国の方向をねじ曲げてしまうことが問題なのではないか。
 そう思えるんだけど、どうなんだろう。」 ■『ウクライナ情勢に関するロシアの立場について  2014年2月20日付バグダッドで行われたロシア外務大臣S.V.ラブロフによる 記者会見より』(02.21.2014在日ロシア連邦大使館) http://www.russia-emb.jp/japanese/embassy/news/2014/02/2014220.html ■『ウクライナ議員:外国のスパイがウクライナのクーデターに100億 ドル以上の資金を援助した』(2014.2.23) http://japanese.ruvr.ru/2014_02_23/129063937/

『電気の未来には送電線網(グリッド)が不可欠(前)』

【有料・活動支援版メルマガ発行しました!】


『電気の未来には送電線網(グリッド)が不可欠(前)』(2/16発行)


<抜粋>

まだ決着がつかない問題をここに書くのも悩むのだが、
一方でどんどん進行している問題なので中間報告的にお伝えしたい。

それは太陽光発電を増やすことの是非だ。

 ぼくも長年太陽光発電の普及に関わってきたので、
この問題には関心なしではいられないのだ。

問題の核心は、

1)太陽光発電で発電した電気が有効に使えているのか、
2)太陽光発電を増やすことで原発を止めていくことができるのか、
3)売電収入は収益として設置者が得てしまうことは問題ないか、


という問題だ。

答えが確実に出せる側から書いていこう。・・・」


********

・太陽光発電が増えれば原発ゼロにできるの?
・固定買取制度はこれからどうなるの?
・私たちが電気料金として支払っている「再エネ賦課金(再生可能エネルギー促進賦課金等)」って何?
・太陽光発電を設置しちゃったけどこれからどうしたらいいの?

など、ご興味のある方、ぜひお読みください。



 

 
 有料・活動支援版メルマガ「田中優の未来レポート」   
   登録初月は無料、バックナンバーのみも購読可能です 
   → http://www.mag2.com/m/0001363131.html  
 

ピックアップNEWS:ヨウ素剤、自分たちは飲んでいながら・・

田中優より

「放射性ヨウ素被害を避けるためのヨウ素剤、自分たちは飲んでいながら住民には
「全然大丈夫、安全だ」と言っていたんですね

福鳥県立医科大学のみなさま

当時、バカにされたけどそれでも海藻を食べていたわけですが、必要だったんです。
だまされる側としては。

自分が飲んでいながら、身内以外には飲まなくても大丈夫だと言っていたとしたら
です。」


************************

 
届かなかった安定ヨウ素剤・・・福島医大医師にのみ極秘配布 3月7日号のフライデー』
「もう黙ってられない! 原発なくせ! ちばアクション」 2014.2.22)より

http://blog.goo.ne.jp/chiba20110507/e/31a76e186d376b73015c72024cadc8be



こちらも読みやすいですね。↓

『「届かなかった安定ヨウ素剤・・・ 福島医大の関係者にのみ極秘配布」 拡散希望』
(フクシマンの福島リポート(郡山市))より
http://ameblo.jp/masa219koro/entry-11778640914.html

2014年2月23日

【動画&要約】 by IWJ 田中優講演「上意下達による社会構造からの転換を」

講演会「原発のいらない世界を目指して」より

講演日時 2014年1月26日(日)13:30~15:30
場所 土居町文化会館(ユーホール)(愛媛県四国中央市土居町)
主催 コープ自然派しこく えひめセンター 脱原発委員会
※動画は掲載期間終了後、IWJ会員限定記事となります。

【IWJサイト】 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/122006
【講演動画】  http://www.ustream.tv/recorded/43359323






Video streaming by Ustream
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 「私たちが大事にするべきものは、暮らしであって、お金ではない」──。

 田中氏は「今はピラミッド型社会構造の転換期にある」とし、一人ひとりの意識と
行動によって、生活を自ら築いていくDIY精神が重要であると述べた。


津波到達以前から、事故は起こっていた

 はじめに、田中氏は、3.11の東北地方太平洋沖地震によって、福島第一原発以外の、
福島第二原発や女川原発でも、冷却電源の確保など綱渡りの作業が行われていた状況
を説明した。

 また、東電事故調査報告書の中に、3月11日の17時19分の時点で、放射線測定器が
高い値を示したため、作業員が1号機原子炉建屋に入れなかった、という記録がある
点や、炉心に繋がる細い配管が地震で破損し、燃料の破損をもたらすドライアウトを
起こしていた状況を解説。原発事故は、津波でなく、地震による炉心損傷が原因であり、
津波到達の前の時点で、メルトダウンの可能性が考えられていたことを指摘した。

 続いて、「放射能による影響が出てくるのは、2017年頃からだろう」とし、内部
被曝による危険性を解説した上で、食品の汚染値を測定することの重要性を語った。


今は、上意下達による社会構造からの転換期

 次に、現在のエネルギー問題の解決方法を語る中で、上意下達の社会構造が、エネ
ルギー分野や食品分野に組み込まれている実態を語った。また、発送電設備費用を
積み上げた分だけ、電力会社が儲かる総括原価方式の仕組みを挙げ、この仕組みが、
不要な再処理工場の建設や、電気料金を高くしている問題を解説した。


 さらに、有価証券報告書から計算した発電コストでも、原子力発電がもっともコスト
が高く、「原子力発電の単価が安いというのは、嘘」と指摘した田中氏は、「現状で、
東電の電力消費のピークを越える時間は、年間でわずか5時間だけである。わずか5時間
のために、原発を推進する必要性はない。現在は、これまでの社会構造の転換の境目に
ある」と述べた。


 「電力消費のピークを上手に抑え、市民一人ひとりの自発的な動きによって、現在
の社会構造を転換する事ができる」と語る田中氏は、「まずは、オール電化のような
無駄を廃止し、省エネ家電を活用すること。その次の段階で、自然エネルギー発電を
取り入れていくのが効果的である」とし、その具体的な実施例を紹介した。

 最後に、田中氏は「未来をどんな社会にしたいのかをイメージし、それを多くの
人に伝える力を発揮することによって、社会は変えられる。私たちが大事にするべき
は、暮らしであって、お金ではない」と力を込め、お金に頼る割合を減らして、生活
を自ら作っていくDIY精神の重要性を説いた。


(文責 IWJテキストスタッフ・富山/奥松)


3月2日(日)墨田区にて「放射能下の日本で暮らすには」

 


「放射能下の日本で暮らすには」


■日時   3月2日(日)13:30~  開場13:00

■会場   曳舟文化センター 2階 レクリエーションホール
       京成線「京成曳舟駅」1分、東武線「曳舟駅」3分

■参加費 500円(資料代)

■保育室 500円(定員30名、お申込は2/24まで)

■主催  墨田区の子どもを放射能から守る会http://ameblo.jp/sumidamamanokai/

■問合せ、お申込み 完全予約制です
     090-6506-0376(伊藤)    sumidamamanokai@gmail.com



福島県で増える小児甲状腺ガン。
首都圏では血液成分の異常も・・・。

原発事故から3年目のいま、放射能下の日本で私たちに出来ること、
一緒に考えませんか?

2014年2月22日

ピックアップNEWS:「浅間山の噴火と八ッ場ダム」

▼田中優コメント
八ツ場ダムの建設が推進されていますが、浅間山の噴火による土砂災害を過小評価 というのも恥ずかしいほど無視しています。」


『浅間山の噴火と八ッ場ダム』

 (2014.2.13 八ッ場あしたの会)
 http://yamba-net.org/problem/wazawai/chishitsu/funka/


<抜粋>
 国土交通省では過去の浅間山の大噴火の状況から、八ッ場ダムに与える影響を検討した結果、
安全性に問題はないとしていますが、その検討内容を調べたところ、非常に杜撰なものであることが判明しました。・・

3月1日(土)兵庫にて講演会

田中優より
 
「 今最大の問題は、巨大企業の支配がすべての分野で進み、人々の努力がピラミッドの下に
押しつぶされようとしていることです。
 
 農業も同様です。特定の農薬・殺虫剤にだけ耐性のある遺伝子組換え作物、そして低農薬を
 標榜する持続性の高いネオニコチノイド農薬など。特にネオニコチノイドは世界中のミツバチ
 失踪原因と目されています。

 
 一方で有機・無農薬の方法も確立されてきました。新たな自給か、それとも隷属か、それが
 私たちの目の前にある岐路だと思います。」




 
 
















31()美しい里山・農村を未来につなぐために

~今私たちにできることを考えてみませんか?~田中優さん講演会

 
*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~~*~・~*~・~*~

 
ゲスト:基調講演;田中優さん 事例紹介;松本修二さん


■日時:201431日(土)

10:0012:30

棚田の見学と農村で体験!市川名物かしわめし作り、

棚田での春の七草探し、野菜の収穫と

米粉料理体験、

13:0017:30(受付1230~)フォーラム

基調講演 田中優さん 

『美しい棚田を未来につなぐために今私たちにできること

~ネオニコフリー、脱原発、有機農業の促進を目指して~』

発表

1. 市川町、かしわめし、運命の木※の紹介 柳瀬一平さん

  ※棚田の上の笠形山の木が姫路城の柱になっています

2. 棚田の貴重な植物を知ろう!』 松本修二さん

3. NPO法人棚田LOVER’sの活動 永菅裕一さん

参加者全体で意見交換会 今できることを考えます!

大交流会 18:001930


■フォーラム会場:笠形会館

679-2301 兵庫県神崎郡市川町上牛尾94-1

■集合場所・時間・参加費;詳細はチラシをご覧ください。

■お申込み締切り::222日(土)(先着100名)

 

■お問い合わせ・お申し込み先

NPO法人 棚田LOVER

Tel:090-2359-1831 E-mail:tanada_forum@yahoo.co.jp

2014年2月21日

オススメ映画:「遺言 原発さえなければ」

田中優より
「写真家の豊田直巳さんの作品(映画)です。
豊田さんは「ひとの悼み」のわかる人だから、相当期待できそうです。」


映画『遺言 原発さえなければ』
 公式サイト→ http://yuigon-fukushima.com/

  ダイジェスト編4分:http://youtu.be/0n7R-zhA_sw 



2014年2月17日

雑誌掲載:「BE-PAL」にて「天然住宅って何?」

「BE-PAL」2014.1月号に田中優インタビュー   「天然住宅って何?」が掲載されました! 

 『森を守って健康、長持ち。天然住宅って何?』


- 天然住宅って、どこが天然なんですか?   

以下、田中優
 「天然住宅で使っている木は、スギを主とした100%国産の無垢材(加工せず原木から切り出した木材)です。防腐剤や防虫剤などの化学物質は一切使用していません。たとえば、煙でいぶすことで防カビ効果を高めています。接着剤も使っていません。このように自然素材にこだわっているので、「天然」なのです。」 

 -国産無垢材だけを使う理由を教えてください。

「第一健康のため。合板を使うと、その接着剤にはシックハウスの原因といわれるホルムアルデヒドという化学物質が含まれます。 

 第二に、耐久性が非常に優れているから。スギやヒノキの強度がもっとも高まるのは、じつは切り倒してから200年後。さらに伐採時の強度に戻るま で1200年かかります。だからこそ法隆寺などの木造建築物が現存しているのです。 

 今、日本の住宅は平均26年で壊されています。短すぎますよね。 私たちは300年もつ住宅を目指しています。 国産材にこだわる第三の理由は、日本の森を守ることができると同時に、日本への輸出のために乱伐されている熱帯雨林を守ることにもつながるから です。 
 
 私たちは、「森を守って、健康、長持ち」を実現したいと考えているんです。」


-お値段は?高いんじゃないですか?
「天然住宅は非営利組織なので、株主への還元などがありません。広告宣伝もしていないので、そのぶんのコストを抑えられます。そのほかさまざまなコストカットにより、現在は坪単価75万円ほどです。長持ちすることも考えれば、一般の新築住宅と比べても高くはないと思います。
それに、木の香りのする家は、何より気持ちいいですよ。」



★「BE-PAL」 1月号田中優インタビューより 
http://www.shogakukan.co.jp/magazines/detail/_sbook_1763101114

 ▼天然住宅(田中優が共同代表を務めています) http://tennen.org/

2/23(日)AM 子供たちに手渡したい天然住宅お話会@逗子



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 ◆ 2/23(日)AM 子供たちに手渡したい天然住宅お話会@逗子 ◆

 
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神奈川県逗子市、天然住宅で建築したお宅にて代表・田中優によるお話会を
開催します。

特に子育て中やこれから子育てをしていく世代に向けて、
天然住宅のお話を中心に、暮らしのこと、食べ物のこと、
これからの社会での生き方・お金の使い方など優さんに語ってもらいます。

少人数ですので、リラックスして、また質問なども気軽にしてみてください。

お子様連れもOKです。


==== 詳細 ====


■日時: 2月23日(日)AM 10:30~12:00 (予定)

■場所:神奈川県逗子市
(京浜急行電鉄本線「新逗子駅」より徒歩4分、JR横須賀線「逗子駅」より徒歩7分)

■参加費:無料
■内容:田中優より「天然住宅」についてのお話をさせていただきます。

■お申込みはこちらから http://tennen.org/tours/140223/



==== 「延期のお知らせ」  =====

※ 前号のメルマガにてお知らせしました
「 2月15日(土)埼玉・上尾にて天然住宅見学会」は
  悪天候のため「延期」となりました。

  日程が決まり次第またお知らせさせて頂きます。

「共感できる能力がないトップたち」


□◆ 田中 優 より ◇■□■□
「安倍首相、都知事になった舛添・・
 この人たちのどこがイヤなのか、少しわかった気がする。
 この人たちは共感できる能力がなくて、
 常に自分のことしか考えていないのだ。
 
 山梨など大雪の事態を考えたら災害対策の本部に詰めて、
 ひたすら働いているときだろう。」



ーーー 以下は2月16日の安倍首相の一日  ーーー

首相動静(2月16日)
 午前10時現在、東京・富ケ谷の私邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、私邸で過ごす。
 午後も来客なく、私邸で過ごす。
 午後5時31分、私邸発。
 午後5時49分、東京・赤坂の天ぷら料理店「楽亭」着。支援者らと会食。・・


(2014.2.16フェイスブックページ 
  田中優コミュニティ
https://www.facebook.com/tanakayupageより)

2月講演会情報

2月の一般参加可能な田中優講演会情報です。 HPでもご覧頂けます http://www.tanakayu.com/ 田中優講演会・ワークショップなどのご依頼はお気軽にご連絡ください。 ご連絡はこちらへ http://www.tanakayu.com/form/contact.html …………………………………………………………… ■ 2月1日(土)13:00~  愛知・東栄町 NPO法人てほへ特別企画 奥三河のき山学校~公開講座~ 「地域復活のカギは“森”にあった!~エネルギーを自分たちに取り戻す~」 ・会場  旧東部小学校  愛知県北設楽郡東栄町下田軒山13-7 ・参加費 無料 ・主催  NPO法人てほへ      事務局 0536-79-3970  または info@tehohe.com   …………………………………………………………… ■ 2月2日(日)13:30~ 新潟・三条市 「子どもたちの未来を創るエネルギー」 ・会場  燕三条地場産センター メッセピア5階 総合研修室 ・参加費 前売 (事前予約)500円、当日 700円 ・主催  特定非営利活動法人 環境NPO良環 ・申込  環境NPO良環 TEL:0256-32-3771  または フェイスブック  https://www.facebook.com/events/179698148898337/ …………………………………………………………… ■ 2月4日(火)19:00~ 新潟市  「森と私たちとの繋がり」 ・会場  新潟市 ユニゾンプラザ ・参加費 前売1,200円  当日 1,700円 ・申込  yasutacafe@gmail.com 090-8610-7017(大橋) …………………………………………………………… ■ 2月8日(土)11:00~ 京都市  キョウトミライ 「~今日と未来を繋ぐエネルギーとお金の話~」 ・会場   キャンパスプラザ京都 4階第2講義室 ・参加費  無料  第1部  田中優 「エネルギーとお金の流れを変える意味」  第2部  パネルディスカッション  第3部  質問&意見交換タイム ・主催  京都市未来まちづくり100人委員会 http://kyo-mirai.jp/ ・申込  こくちーず http://kokucheese.com/event/index/138987/ …………………………………………………………… ■ 2月9日(日)14:00~ 山口市 避難者のお話会 第3回 「未来を担う子どもたちのために」~原発とエネルギーを考える~ ・会場  山口市小郡ふれあいセンター 体育館 (暖房付き) ・参加費 500円(前売り、当日とも) 大学生以下無料 ・託児あり 1歳半以上,1人につき500円 ・主催   福島~山口 いのちの会          事務局 山口市小郡上郷<ランプの宿内        083-972-8848(畑山)090-2290-8919(三輪) …………………………………………………………… ■ 2月15日(土)14:00~ 滋賀・日野町 「子ども達の未来を創るエネルギー」 ・会場 鎌掛公民館ホール ・参加費無料
・主催 鎌掛運営会・鎌掛公民館

……………………………………………………………


■ 2月23日(日)10:30~ 神奈川・逗子市
「天然住宅お話会」

・会場 神奈川県逗子市
(京浜急行電鉄本線「新逗子駅」より徒歩4分、JR横須賀線「逗子駅」より徒歩7分)
・参加費:無料
・内容:田中優より「天然住宅」についてのお話をさせていただきます。
・お申し込みはこちらから http://tennen.org/tours/140223/


…………………………………………………………… ■ 2月21日(金)19:00~ 東京・新宿区 「天然住宅バンクミーティング」どなたでも参加可能です。 ・会場  東京都新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル4F ・参加費  無料 ・詳細・参加お申込み http://www.tennen.org/tours/1120/ …………………………………………………………… ■ 2月28日(金)18:30~ 岡山・倉敷市  「 新しい人権としての環境権 」  ・場所 ライフパーク倉敷 大ホール  ・参加費 無料  ・主催、お申込 世界連邦運動協会 岡山県支部  050-3442-3109  …………………………………………………………… ■ 3月 3月 1日(土) 13:00~ 兵庫・市川町 3月 2日(日) 13:30~ 東京・墨田区 3月 9日(日)        岡山 3月19日(水) 19:00~ 東京・高円寺