2015年11月30日

産卵できないウミガメの悲鳴。砂浜に続く足跡(動画あり)

田中優より
「このページの下のビデオが衝撃です。
ずっとウミガメの足跡を追っていって、「あー、落ちてる、死んでる…」と。
海も山も川も人間だけのものではないのに。」


  ◇   ◇   ◇   ◇  


産卵できないウミガメの悲鳴。砂浜に続く足跡が物語る現実

http://animalive.me/thoughtful/sea-turtles-eggs-footprints-beach より

 愛知県の南東に位置する表浜海岸表浜海岸は、多くの釣り人やサーファーが訪れる海岸である一方、毎年アカウミガメの産卵が行われている海岸でもあります。

 海岸の人工化が進み消波ブロックが設置されることでウミガメが上陸できないという問題が生じています。もし万が一運良く、ウミガメが上陸できたとしても再度海に戻ることができず死に至るとケースもあります。

「天然住宅は高い?」

天然住宅「住まいと森のコラム」 第3回 2015.5発行より  


天然住宅は高い?


 ときどき言われるのが「天然住宅が良いのはわかったけど、値段が高すぎて…」という話だ。

 うーむ、カネのことでいつも悩まされる自分としても他人ごとではない。
「高い」と言われれば『そうだよなぁ、つらいよなぁ』と共感する。

 自分でも天然住宅で家を建てているが、どうやって天然住宅を建てることにしたのか。

まずは小さな家であることだ。
よく使われる坪単価から考えたら、小さな家であれば総額を抑えられる。


 もうひとつが「家の適正価格とは何か」ということだ。
ぼくの小さな家でも、なんのかんので坪単価は約80万円になった。

 しかし以前、天然住宅仕様の家を他で見積もりしてもらったことがある。
坪単価は約120万円だった。それと比べると三分の二まで抑えているのだ。


木を使うのに気を使う 


 天然住宅のコストを安くしようと一生懸命頑張っているのだが、どうしても下げられない単価がある。

 それが木材の単価だ。


 まず天然住宅は普通の建売と比べると、木材を使う量が倍以上多い
別にムダに使っているわけじゃない。きちんと頑丈に300年もたせることを考えるとそうなるのだ。


 我が家はさらに簡易版の「板倉づくり」だ。
 板倉づくりというのは柱を立て、その真ん中に溝を掘り、その溝に厚さ三センチの板を上から下へと落としていって壁にする建て方だ。
 この建て方だと、建売住宅の三倍以上の木材を使う。おかげで頑丈だし、木の調湿効果、断熱効果で心地良い家になる。  


 なぜ木材の単価を抑えられないか。
 それには他社の木材費を説明しなければならない。

 ある会社の家は無垢材を使っていて安全でエコだとうたっていて、それでいて価格が天然住宅より安い。

 なぜだろうと思っていたら、木材会社に聞いたらその理由がわかった。
ものすごく買い叩くのだ。

 普通の家の木材費は刻みを含めても100万円程度なのに、我が家の場合は500万円する。

 普通なら「安い方がいい」と思ってしまうところだが、今の日本の森の状態を知っていたら、とてもそういう気にはならない。

 山は手入れするコストがなくて荒れ果てたまま、再度の植林はおろか山から林地残材を降ろしてくる余裕もない。

 それでいてキコリの労災はワースト一位、給与は乏しく仕事はハードだ。
これを買い叩くのは、時代劇なら『お前たち、それでも人間か』というところだろう。  

 他の素材にしても買い叩くことはしたくない。
この思いが経営を厳しくするのだが、でも「エコ住宅」と言いながら山を壊すような会社だったらない方がいい。


カネで代えられない価値を 


 一方でくりこま木材の大場さんたちと一緒に、山のコストを下げながらさらに良い木材を提供する試みを続けている。

 大場さんが「優さんが連れてきた牛です」と紹介するところの牛たちは、食べてもらうことでコストのかかる下草刈りをしてもらうためにいる。ぼくがドナドナみたいに連れてきたわけではないが、手配はしたし牛の放牧をしたいと思っていたのも事実だ。でもその話をされるたびに、ぼくの頭の中には『牛の手綱を引いた田中優』の姿が浮かぶ。

 でもその牛のおかげで下草刈りのコストは五分の一になり、牛の落し物のおかげで苗木はよく育つ。


 もうひとつ、大場さんのところでは、伐ってきた木材を「防カビ剤のプール」に漬けない。というか、防カビ剤のプールそのものがない。知られていないが通常の木材はカビがクレームになるために、最初に防カビ剤に漬けてしまうのだ。「無垢材」とは呼ばれていても、実際には防カビ剤漬けだ。

 くりこま木材では防カビ剤を使わない代わりに「くんえん乾燥」する。木材を煙で燻すことでカビを生えにくくさせる。まるでスモークサーモンみたいに(食べられません、念のため)。  

 その木材を大工の手刻みで「仕口・継ぎ手」を掘っていく。木を組んで建てるためだ。木は組んで使えば長持ちするが、金属で固めると「割れる、腐る」で長持ちしなくなる。しかも機械では組む木材の「のりしろ」の長さがせいぜい3センチ程度だが、手刻みでは10センチ以上もある。木材同士が一体化して、おかげで強いのだ。  

 確かにおカネを出すのはつらい。どうしても無理なこともある。
でも可能になる条件を考えることで解決したいのだ。誰かのものを買い叩けば、次には必ず自分のものが買い叩かれる。「どん底への競争」ではなく、互いに幸せになれる競争にしたいのだ。

TPP付属「日米合意」 薬価制度協議を確認 日本の医療保険脅かす危険

田中優コメントです。 
 
日本の医療費を安く保っていた薬価制度
それが「医薬品・医療機器に関する協定付属書の適用の合意」がされている。
アメリカのように薬価が高くなれば、国民皆保険が崩壊するか、高くて医療に掛かれなくなるかになる。

ぼくが心配なのはこの合意が日米間でされていること


生活を破壊する貿易合意は三つのレベルでされる。国際的な多国間(WTO)、地域間(TPP)、二国間(日米)だ。
TPPを止められても二国間は進んでしまうのではないか。なんてことをしてくれるのか、甘利明担当相は。」

  ◇   ◇   ◇   ◇  

TPP付属「日米合意」 薬価制度協議を確認 日本の医療保険脅かす危険
 (しんぶん赤旗2015.11.20)

環太平洋連携協定(TPP)の「大筋合意」に関して、日本がTPP対象から除外している医療機器の規制についてTPPと同程度の水準を維持し、将来の薬価制度について協議することを、日米間の合意文書で確認していることが19日までに明らかになりました。


 政府は「(医療分野などで)国内制度を一つも変えることはない」(甘利明担当相)と説明しますが、日本の医療保険を脅かす危険な火種となるものです。

続きはこちらより http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-11-20/2015112002_02_1.html

2015年11月29日

新設予定の石炭発電所マップ

田中優「時代遅れの高汚染、高二酸化炭素の石炭火力発電所が進められている日本。他国は止めようとしているのに。アメリカですら新設できない現状なのに、地球のデストロイヤー、ジャパン。」

石炭発電所新設ウォッチ http://sekitan.jp/plant-map/ja/v より



IS資金源とフランステロ事件

田中優より「ISの資金源はトルコを通じた原油の密輸にあったと思う。ロシアが本気でIS潰しをし、本当に潰されるところまで来たので、急きょフランスなどはISの敵になることにしたのだろう。その発端となったフランスのテロ事件は、少なくとも秘密機関の手引きがあったのだと思う。」

  ◇   ◇   ◇   ◇  

トルコ、政府によるISへの武器供給を報じた記者2人が逮捕」

トルコで、「トルコ政府はシリアのテロ組織『イスラム国(IS)』に武器を供給している」と報じたトルコ紙「クムフリイェット」編集長ジャン・ジュンダル氏および特派員エルデム・ギュル氏が逮捕された。容疑はテロ組織およびスパイ活動への参加。


続きを読む http://jp.sputniknews.com/europe/20151127/1237923.html#ixzz3smxWwDcS

2015年11月28日

日本茶、TPP以前からほとんど関税ゼロなのに

田中優より
「首相は「日本茶にかかる20%もの関税がゼロになる。静岡や鹿児島が世界有数の茶所とされる日も近いかもしれません」とコメントしたけど、


→だがほとんどはTPP以前にすでに関税ゼロ

関税20%→0になるのはメキシコのみ。わずか0.03%を占めているだけ。
これって詐欺でしょ」


  ◇   ◇   ◇   ◇  

「TPPで日本は世界有数の茶所になれるのか?」
(huffingtonpos 2015.11.26)

TPPが大筋合意に至ったことを受け、11月10日に一日だけ開催された衆議院予算委員会で質問に立った。

最初に、日本茶の輸出について総理に聞いてみた。というのも、安倍総理は大筋合意直後の10月6日の記者会見で、次のように語ったからだ。


「日本茶にかかる20%もの関税がゼロになる。静岡や鹿児島が世界有数の茶所とされる日も近いかもしれません」

全文はこちらより http://www.huffingtonpost.jp/yuichiro-tamaki/tpp_b_8644544.html

2015年11月27日

蛍光灯、実質製造禁止へ。LEDに置換

【蛍光灯、実質製造禁止へ。LEDに置換】

田中優「ぼくはこういうのが大嫌い。どんな良いことでも自発的にするんなら良いけど、誰かに押しつけられるんならやりたくない。
環境問題で「規制すれば良い」という人は要注意です。自発的でないと続かないし、何でするのかの意味も見失ってしまう。あくまで自発的に。誰かみたいな独裁者になりたくなければ。」


  ◇   ◇   ◇   ◇  

蛍光灯、実質製造禁止へ 20年度めど、LEDに置換」
(朝日新聞デジタル 2015.11.26)


政府は、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、国内での製造と国外からの輸入を、2020年度をめどに実質的に禁止する方針を固めた。省エネ性能が高い発光ダイオード(LED)への置き換えを促す狙いだ。


今年もやります! 12/4(金)~6(日) 栗駒伐採ツアー 



毎年冬の恒例行事となりました、栗駒伐採ツアーの募集を開始します!
冬の東北の神秘的な森の中で、木こり体験をしてみませんか?

住宅に使用する木材は、古くから冬に伐採されてきました。
冬は木が水や養分の吸収を止めているので、虫がつきにくく、
また乾燥してから割れや反りが生じにくくなります。

無垢材で建てる天然住宅の、初めの初めを体験していただけます。

エコラの森は鳴子温泉郷の「川渡温泉」のほど近くにあり、
山仕事の後は温泉でゆっくり温まれますよ。

「NPO法人しんりん」が現地での受け入れをしてくれます。
他にも、薪割りや、田中優の講演、栗駒木材の製材所見学など、
盛りだくさんの内容です。


持続可能な森づくりに挑戦してみたい!
再生可能エネルギーをもっと広めたい!
住宅に使われる木材のことを知りたい!
地域を元気にするために自分が出来ることを知りたい!

という方、是非ご参加いただき、「希望」を持ち帰っていただければと思います。


■行先
宮城県大崎市、栗原市

■集合場所・時間
12月4日(金)14時35分/陸羽東線「川渡温泉」駅


■プログラム(予定)
12月4日(金)
14:35  陸羽東線「川渡温泉」駅集合 
15:00  オリエンテーション
15:45  温泉
17:00  夕食の準備
18:00   夕食 
田中優セミナー・懇親会

5日(土)
7:00    朝食
9:00    薪割り
12:00  休憩・昼食
13:00  伐採体験
16:00  温泉
18:00  夕食・大交流会

6日(日)
7:00    朝食
8:00    出発
10:00  栗駒木材 製材所見学
11:30  昼食
12:30  解散(東北新幹線「くりこま高原」駅まで送迎します)

※プログラムは天候や諸事情により変更になる可能性があります。

■宿泊場所
エコラの森宿泊所(宮城県大崎市)もしくは鳴子温泉郷「川渡温泉」付近の宿
※川渡温泉駅からエコラの保養所までは車で5分ほどです。保養所までは車で送迎します。
温泉宿に泊まられる場合は、別途宿泊費がかかります。
夕飯は参加者みんなでいただきます。

■参加費
大人:17,000円 学生(高校生以上):12,000円 小中学生:7,000円 未就学児:無料
電車で来られる方は最寄り駅まで送迎いたします。 ※入湯代、酒代別途徴収


■主催・企画
NPO法人しんりん / 天然住宅バンク

■協力
NPO法人日本の森バイオマスネットワーク / (株)サスティナライフ森の家 / (株)くりこまくんえん

■お問い合わせ・お申込み
天然住宅バンク事務局(担当:田中・井上)
メール info@tennenbank.org 電話 03-5726-4226
なるべくメールにてお問い合わせ下さい。

■詳細・お申し込みはこちら
http://tennen.org/event/bassai.html

2015年11月26日

ロス在住で経験した「医療破産」の恐怖

田中優より「こんな国にしたいだろうか。日本に帰国できなくなります。

  ◇   ◇   ◇   ◇  

『女優の榊原るみさん ロス在住で経験した「医療破産」の恐怖』(日刊ゲンダイ 2015.11.24)

10年9月29日、ラスベガス近郊で起こした自動車の自損事故。榊原さんは軽傷で済んだものの、すずきさんは重傷だった。
「幸い、命に別条はありませんでした。ただ、驚いたのはあまりにも高い医療費と入院費。すずきは集中治療室に5泊、一般病室に1泊の計6泊7日して、医療費を除いた入院費だけで請求金額は1700万円超。保険に加入してたため、その何分の1かの支払いで済みましたが、他にドクターヘリでの救急輸送代が約170万円かかり、医療破産の恐怖を切実に感じました。老後の不安を考え、それで帰国することにしたんです

全文はこちらより http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/169652/4

2015年11月25日

白米の中に時々ある黒い粒の正体とは

白米に入っている黒い米の正体、皆さん知っていましたか?
それを防ぐために危険な農薬をまくのとどちらがいいでしょうか。 

田中優より

「こういう情報は知っておいた方がいい。
斑点米を防ぐために外出できないほどの殺虫剤を撒くなんて、間違ってると思わないだろうか。」

  ◇   ◇   ◇   ◇

【おれのこめ】白米の中に時々ある黒い粒の正体 (ほりうちたけし(ほりけん)のブログ)

  
星川淳さんfacebookより
斑点米について、無農薬で米作りをしている人からのわかりやすい説明をシェアします。文章の中に出てくるエチプロールという農薬は厳密にいうとネオニコチノイド系ではありませんが、神経毒である点で効き方が似ていると言われます(下記リンク参照)。
http://no-neonico.jp/pdf/binran.pdf



斑点米について、無農薬で米作りをしている人からのわかりやすい説明をシェアします。文章の中に出てくるエチプロールという農薬は厳密にいうとネオニコチノイド系ではありませんが、神経毒である点で効き方が似ていると言われます(下記リンク参照)。http://no-neonico.jp/pdf/binran.pdf
Posted by 星川 淳 on 2015年11月24日

2015年11月22日

『田中優・戦争のカラクリ・平和の実現、幸せとは』part.1 (動画あり)

2015.8.15発行 田中優無料メルマガより

2015.6.14 satowa music様 www.satow-music.com 主催

【ウォン・ウィンツァン特別企画 田中優さんに語らせる、、、】 に出演した際の動画と
その書き起こしです。
書き起こしにあたっては、読みやすくするために必要最低限の編集を行っています。)


------------- 

ウォン・ウィンツァンの千年カフェ vol.3 特別企画
「田中優・戦争のカラクリ・平和の実現、幸せとは」part.1

(収録日:2015/6/14)

動画 http://youtu.be/1SJIE0GE4Eo




 ぼく自身の環境活動家、もしくは社会運動家というのをやっていく中でのスタイルとしては、やっぱり「解決策を明瞭に考えて出す」、というところが必要なことだと思うんです。だから問題点はあんな問題があるこんな問題がある、で放置されてしまうと、聞いた側は困るじゃないですか、じゃあどうしたらいいの?何?未来ってないわけ?その無責任に放置してそれで終わり?みたいなところでぼくとしてはそれがすごくスッキリしないので、調べていく時には解決策を見出すところまで調べる、というのがぼくのやり方なんです。

 そして講演会を頼まれてする時でも、基本的には終わり3分の1は解決策に費やす、問題点を最初3分の1いって、それを展開して最後は解決策を3分の1入れるというのがぼくの信条なんです。

 それでウォンさんから頂いたテーマで優さんが今一番気にしていること、ということでぼくは「戦争」って答えたわけですけど、実は今、日本の状況というのは、ものすごくこっちに倒れるか、こっちに倒れるかの分水嶺に立っている状況にあるってぼくは思っているんです。


 どういうことかと言うと、まずぼくは例えば戦争という風にとらえた時に、その戦争の原因って何?って追いかけていくわけですね。

■戦争・紛争地に共通する、ある5つのこと

 今世界中で戦争がいろんなところで起こっていますが、実はそこには共通する、ある5つのことがあるんですよ。何かと言うとよく民族紛争だ、宗教紛争だと言われるけど、もしそれが事実なら手でも握って肩でも抱けば解決するはずですね。ところがそこに原因はないんですよ。

 実は今の戦争が起こっている地域は5つ、石油がとれるか、天然ガスがとれるか、それらのパイプラインが通るか、鉱物資源が豊かか、水が豊かか。この5つの地域でしかほとんどの紛争は起こっていないのに、そこを捉えないわけです。多くの人は宗教紛争・民族紛争と言ってかたをつけちゃうわけですが、それだったら手でも握って肩でも抱けば解決しますね?でもいくらそんな手を握って肩を抱かせても解決しないんですよ。資源の奪い合いだったら。


■エネルギー資源の奪い合いを、無意味なものにしよう

 だからその資源の中で圧倒的に大きいのがエネルギー資源だから、このエネルギーの問題を解決すれば、戦争なんかして石油を持ってきて「どうだいイラクで100万人殺しちゃったけど石油を持ってきてやったぞ」と言われた時に、「あ、ごめんねぼくの家は石油が要らないんで、帰って」と言ってブッシュの息子を追い返すことができますね。


 こういう構造がぼくは必要だと思っていて、それで今エネルギーの中でも日本ではとりわけ電気エネルギーの問題がすごく重視されているわけですが、ぼくの家は2年半ほど前にエネルギー、電気を自給する形にしちゃったんですね。太陽光発電とバッテリーを置いて、そしたらそれだけで暮らせるんですよ。別に努力忍耐なんてしていないです。なのに、普通に暮らすことが可能なんですね。だったらこっちの方がいいんじゃないの?

 そして現実に電力会社の送電線を切っちゃって、そして今はそこのメーターがあった部分には今もう何もないわけですが、そうなってみると、何で今までたかが電気ごときに命がけで発電をしていたの?そんなに熱くなるなよ、それほど大した問題じゃなんだからっていう風に感じますね。

 それを他の人がもっと実感してくれて、その人が紹介してくれたらもっと広がっていく、そしたらいずれはエネルギーの奪い合いなんて、無意味なものになってくるだろうと思うんです。


■儲かる軍需企業

 そしてもう一つすごく深刻な問題があるのは、実は軍需というのは一つの商品です。


 その軍需でおカネ儲けをするという方法があるんです。その時に、実は世界のトップ100の軍需企業があります。その中に日本企業は必ず6つ毎回入るんです。だから日本は憲法9条を持っている国だから、だから軍需産業は小さいんじゃないかと思う人が多いけど、実は上位100位の中に6社必ず入るんです。



 その6社必ず日本の企業が入っていくわけだけど、ところがそこにはひとつ面白い特徴がある。アメリカでは例えばボーイングとかこういう会社が軍需企業で、何とボーイング社の儲けの実に80%が軍事によって儲けを得ているんです。他の国の軍需企業を調べていってもだいたい8割くらい儲けを得ているわけですね。

 ところが日本の企業、その6社は何と10%しか軍事では稼いでいないんですよ。例えば三菱重工、川崎重工、IHI(石川島播磨重工)、NEC、三菱電子、東芝が入っていたんですが今は東芝が落ちてDSNというスカパー、NEC、NTTファシリティーズーズ、この3つが一緒になって作った軍需企業、この会社は今までなかったのが、突然全世界の50番にいきなり上がってきたんですよ。何をやっているかと言うと、衛星通信技術で、100発100中で当てられますよという技術を作ったんです。だからスカパーとか入っているわけですね。


 そういう会社は、実は軍需によって儲けている部分が10%しかない。ということは、
世界の軍需企業と比較してみると伸びる余地がまだ10倍あるということです。だから今からその軍需の部分をもっと拡大しちゃおうぜとやっていけば、まだ10倍は稼げるんですね。

 世界の軍需企業は8割を軍事で稼ぐわけでしょ?日本は10%しかない、まだまだ伸びる余地がある。ここの伸びる余地のところを伸ばしていって、経済に振り向けてしまおうというのが、正直言ってぼくは安倍政権のやろうとしていることだという風に思っています。

 それでやられてしまうようになると、もういよいよ経済自体が不景気になっていった時に、何をしたらいいかわかりますね?戦争をすればいいんですよ。アメリカの経済が現実にそうです。どんどん失業者が増えてきて経済が下がっていくと何をするか?戦争をするんですよ、だから戦争こそが最大の公共事業になっているのがアメリカの構図、この構図を日本の中にもマネして入れようというのが今の動きだと思います。


■戦争と金融 

 今話したのがエネルギーの話でしょ、そして軍需企業の儲けの話でしょ、もう一つ大事なのが金融なんです。

 昔は戦争と金融ってあまり関係なかったんです。戦争をする時に金融を利用することはあっても、金融そのものが戦争で儲けるというのはそれほどなかったんですね。日本が日露戦争をやった時って、イギリスを舞台にしてロシアと日本がどっちがボンドを発行できるかの競争をしていたんですよ。その競争に勝ったのは日本で、日本がボンドを発行できるようになってこの時点で実は勝負がついたんですよ。日露戦争は日本が勝つ、なぜならばボンドを発行して日本はお金をたくさん得たからです。

 その後日本が太平洋戦争に入っていった時に、なぜ今度は負けてしまったかというと面白いことにその戦争をする相手こそがイギリスやアメリカだったので、ボンドの発行が不可能だったんです。だから日本は戦争をやっても勝てる見通しがあり得なかったんですね。

 それで日本側はどうやって戦争をしようとしたかと言うと、アジアにどんどん侵略して行って、インドネシアってやたら資源を持っている国なのでそこまでもう一気に行ってインドネシアで石油を掘ってそれを売り払って、そのお金で戦争を継続していこうという風に考えてやったんですね。だからその途中で例えばシンガポールとかものすごくたくさんの人が殺されているんですが、それは行きがけの駄賃なんですよ。別にそこは重要ではなかった。その先の地域のところを追いかけてそこで自転車操業をするつもりだったんですね。

 ところがその自転車操業が結局アメリカがその物流の部分を切っちゃうわけです。それによって物流が止まると食糧品も届かなくて、実は日本の戦死者って、圧倒的に餓死・病死ですからね。そういう形になって負け戦になっていったわけですが。

 これが現代では全く別な形態をとるようになりました。アメリカで1980年代に生まれた軍事専門の金融会社ができました。この会社はカーライルグループ、現状では世界で第一位の金融会社ですが、このカーライルグループは基本的に株を買って高くなったら儲けて売るというだけのことをやっているわけですが、これを軍事専門でやるんですよ。

 ところが軍需企業は必ず売り先は国家にしか売れないわけですね。例えばぼくの家が地雷が1個100円だから1ダースくらい買って庭に埋めとこうかなと思ったとしても売ってくれないでしょ?つまりそれは相手が必ず国家なんです。そこでカーライルの顧問のところにそれぞれの国の元首相、元大統領、元CIA長官、元MI6代表とかそういう人たちをずらっと並べて、その人たちの隠然たる圧力で、お前この会社のこの武器を買えと圧力をかけるんです。それで言われた通りにその政府がカーライル企業の武器を買うと株価がボーンと上がるわけですね。それで売って儲けるというのがカーライルです。

 このカーライルはこの不景気の時代に平均の利益率が35%くらいあるんですよ。だからものすごくそこに投資すると利益が戻ってくるんですね。そのおかげで何と日本の中で政策投資銀行、皆さんの郵便貯金などを扱っているところですが、そこが50億円もカーライルに投資しているんですよ、皆さんの貯金を。

 それをやれば儲かるからということでやられちゃっているんだけど、儲かるというだけの点でそういうことをやられちゃうと、結局軍事で儲けるためには戦争が必要だし、そのためには隠然たる元政治家の人たちの圧力が必要になり、これは究極のインサイダー取引です。

 仲間内でやっているインサイダー取引で、そこの中の顧問に入っていいたのがパパブッシュ、ブッシュのパパです。元大統領だし元CIA長官だし。この人が入っている時にわざわざユナイテッドディフェンス社という株を買っているんです。そのおかげでユナイテッドディフェンスでクルセーダーという巨大な大砲を作ったんですがこれが重すぎて飛行機で運べないんですよ。そのおかげで船で運ぶしかないんですが、今の戦争って3カ月あったら終わってしまうのに中東に運ぶまでに3カ月かかるんですよ。何バカなものを作っているのって株価が紙くず同然になりました。


 ところがそこに息子のブッシュが発注をかけたら、当然その株がぼーんと上がるわけですね。それで売って儲けたのがカーライル、そしてパパブッシュです。こういうことを現実に世界ではもうやられていて、金融までが我々の社会を戦争社会に変えると儲かるという仕組みの方に移ってきてしまったんです。


■日本の軍需企業が得意とする通信衛星技術 

 今や日本の憲法9条も風前の灯状況になっているわけですが、それの意向は何かというと、結局日本の軍需企業をもっとパーセンテージの高い、軍事で利益が8割くらい、今の8倍くらいあがるように売るようにしちゃいましょうと、その時に重要なのものは何ですか?今はやっぱり宇宙戦争の時代なんですね。昔スターウォーズ計画、そのあとミサイルディフェンス計画に変わっていって、今や宇宙から戦争をやるのが一番効果が高いということになって、それらのところに何が必要かというと、通信衛星技術、それとエンジン技術、ミサイル技術なんです。

 これこそ日本の軍需企業の最も得意とするジャンルなんです。そこのところを伸ばしていこうというところに今差し掛かっていて、そちらに転んじゃったら、残念ながらもう二度と戻れないと思います。

 というのは、日本の経済は、今度は不況になったら戦争をする以外に立ち直る手立てがないという社会になってしまうからです。日本でも戦後よく言われたことがあるんです。日本が戦後立ち直ったのは朝鮮戦争があって、その時にその朝鮮戦争の特需のおかげで経済は急激にアップしたんです。だから例えば経団連の年配の人などが平気で言うのが、もう1回朝鮮戦争があればいいのになぁ。そろそろ戦争をやらないと経済が立ち直らないよ、なんてことを平気で言うような人たちが現在の経団連にたくさんいるわけですが、そこに持っていってしまうかの今分水嶺にいるんですね。

 その分水嶺に我々が立ちながら、それが分水嶺だと気付くことが必要なのになかなか気づくことができない、それがぼくはすごく気にかかっているところで、何とかしたいと思うんですね。


■戦争を美化しないこと 

 それでもう一つ思うのは、戦争に対して良いイメージを持ってしまっているいわゆる歴史的な修正主義、自分に都合の良いように歴史を修正しちゃう人たちが、戦争を美化していること、これがぼくはとっても怖いことだと思っています。実際に人間は、実は今ストレスがいっぱいあるような社会にいるから、何か、一気に戦争になっちゃえばいいのになぁと破壊衝動に駆られている若者も結構いるわけですが、ところが現実に行ってみるとどうなるかと言うと、実はそんなに美しい話にもならないし、戦うっていうのが無理なんですね。


■「クリスマス休戦」
 

これ実は面白いのが、いったん本に書いたんですが本がまだ出版されていないので今温めた原稿になってしまっているんですが、「クリスマス休戦」というのがあるんですよ。これは面白いですよ。

 ヨーロッパの中で例えばイギリスとフランスとかその辺が戦争をしている時代に、もう
100mしか離れていないところにお互いに壕を掘ってお互いに戦い続けるんだけど、そこで前に進んで撃ち殺されてしまった人は目の前で死体が転がったままなんですよね。そこでクリスマスがやってきた時に、相手側の方からクリスマスの歌を歌い始めるわけですよ、向かい側の塹壕で。

 そしてそこにドイツの軍の人たちだったそうですが、燭台、いわゆるろうそくを立てるものですね、あれをメリークリスマスと言いながら自分たちの戦っている上にこうかざしたんですね。そしたらそれを聞いていた反対側のイギリス軍、これはアイルランドの人たちだったそうですが、バグパイプの楽器を持っていて、その楽器で彼らがクリスマスの歌を歌い始めたら一緒になってバグパイプで演奏をつけたんです。

 そこからさらに事態は進展して、一人の兵が「撃たないでくれ!撃たないでくれ!オレはとにかく今日はクリスマスだから戦争をしたくないんだけど、お互いにクリスマス休戦をやらないか撃たないでくれ」と言って出て行ってそれが撃たれなかったんですね。そうしたら相手の塹壕からも人が出て行ってこっち側の塹壕からも人が出て行って何と酒盛りが始まっちゃうんですよ、クリスマスの最中にその100mしか離れていないところで。そして酒盛りが始まったあとじゃあとにかくオレたちとしてはこの兵士が可愛そうすぎるから埋葬してあげたいんだ、埋葬するのか、もちろんオレ達も手伝うと言って敵軍もその死体を運ぶのを手伝ってくれて、それでみんなで賛美歌を歌いながら埋葬するんです。

 そういう風にして、でもこのまま戦争できなくなっちゃったら困るじゃないか、いや大丈夫だ戦争は再びやるからとお互いに話し合いながらやっていくんですね。


 そしてサッカーもその時にやっていたんですよ。サッカーボールを一人が持っていて、
サッカーを始めて思いきり蹴っちゃったら鉄城門に当たってボールが破裂してしまってそれでいきなりそのサッカーの試合は終わってしまったんですが。その後2日経った時点で、さぁじゃあお互いに塹壕に戻って戦争を再びやろうという風になって、じゃあラッパを吹いたらそれを合図に戦争に戻ろうという形で戻っていっているんですね。

 実は人々は戦争なんかしたくなかったんですよ。本当にお互い殺し合いたくはなかった。
特にお互いに交流してしまった後は何でオレがあいつを殺さなきゃならないんだとみんな葛藤したんです。


■戦争を終結させたゲリラ兵




 その中でまた別な時点ですが、ぼくの友人がソロモン島に住んでいまして、ソロモン島のゲリラだったんですね。

 ところが女・子どもを片っ端から殺すということをやってきたのにオレもう殺すの嫌だよ、この島、ブーゲンビル島というんですが、その島は30万人しか住んでいなくて、お互いに親戚や友達だったりするんですがそれがお互いに戦うので、オレはこんな仲間たちを殺し合うのはたくさんなんだと言って彼は部隊長だったので部隊長として命令するんです。

「相手を撃つな、撃つのは必ず空に向けて空砲を撃て、そして相手が追いかけてきたら手を振ってバイバイと言って去れ」と言って、やがて相手の方も何だこいつら戦う気がないんじゃないかと気付いて。「We Love You」俺たちはあなたのことが大好きだと言って落書きをしていくんです。

 そこで現場のところから休戦がスタートしたんですよ。そして彼は休戦を実際に現場で
起こしてしまったので軍法会議にかけられ、そして敵味方の会議にお前来いと言われ連れていかれてそこでマシンガンを目の前にドンと置いて「撃ちたければ撃って、オレはもう女子どもを殺すのはたくさんだ、オレは仲間を殺すために生きてきたわけじゃない、もう撃ちたければオレのことを撃てばいいじゃないか」と言って、その戦争を終結させてしまったんです。


■爆弾から名物になった金門包丁

 実はこういうことって世界にものすごくたくさんあって、実は中国と台湾の間も面白いんですね。金門島(きんもんとう)という島があるんですが、ここは中国側がすごく爆撃をしていて、最後まで爆撃していたんですが、その時にすごく質の良い爆弾を撃っていたので、その爆弾のカスをとってくるとその金属がものすごく良く使えるのでこれが包丁になったんです。金門包丁と言って金門島の名物になっていくんですね。

 こんなことをやっていてもしょうがないんじゃないのってお互いに思い始めて、その内に相手に向けて撃っていた爆弾がマシンガンになり、マシンガンもその内に空に撃つだけになり、そして相手方に落としていた爆弾もそれももうやめようということでちらしを送るだけになり、そして戦争が結局そのまま止んでしまったんです。

 人々は戦いたくなんてない、なのに何でこんな状況に追い込まれていくの?それは我々がうまい具合に我々の弱みを掴まれてそこから持って行かれているせいだと思うんです。こうやって一所懸命働いてもお金にもならないような社会ですごく差別があって、なおかつ大金持ちが超大金持ちで貧乏な人はいくら働いても貧乏、そういうような社会の中で、人々はフラストレーションをためてこんな社会ぶち壊してしまえ、そのためだったら戦争でも何でもやっちまえっていう若者がやっぱり増えてくる、その人たちにこう美味しいエサを与えるわけですね。


■戦争は戦争依存症を生む

 そしてもう一つ困るのが、戦争はやっぱり戦争依存症というものを生むんですよ。


 というのは戦争の中では、人は意志を持ってはいけません。言われた通りに即座に動く訓練を受けます。そして仲間に対してはとにかく仲間を守ってお互いに不文律で簡単に体だけが動くように訓練されます。そうすると人はその戦場の中にいると常に何も命令をされていないのに仲間がいたら助けて、そしてお互いにそこは連携して以心伝心もいいところですねお互いにもうぴっとわかりながら動くことができるようになる。それが懐かしくてしょうがなくなっちゃうんですよ、一度戦争に行っちゃった人は。

 あそこにいれば僕は役に立てる、僕の居場所はあそこにはあった、という風に戦争依存症になってしまうので、その戦争依存症にはまった人は傭兵になってでもその後もずっと戦争に関わり続けます。こういう人間を私たちの社会の中に作っちゃいけないと思うんですね。

 今自衛隊はまだまだ甘いのでそういう意味では意志はまだ持てます。だけど訓練中は意志なんて持てないし、その意志をもたない状態にだんだん仕向けていって、いよいよ戦争だというところまでいったら、意志を持たないという人たちを量産することになっていくと思います。

 それが今、分水嶺にいて我々どっちにいくの?っていうところにいると思うんですね。
 だからこれをどうやったら多くの人たちと共有した思いにすることができるのか、それがぼくとっても必要なことになってきているんだって思うんです。


■言葉で伝えよう

 エモーショナルな、感情的な部分については、例えばぼくはさっき言ったようにウォンさんの音楽を聞くとすごく勇気が奮い立たされる、という意味での部分を作ることは可能だ。だけどそれのコンテンツは何?何のために動くの?そこの部分はやっぱり言葉でなければダメなんじゃないかなとぼくは思うんですよ。何のために私たちが抵抗するの?そこの部分は言葉でやらなくちゃいけないんじゃないか?それをどうやってエモーションとロジックを組み合わせて作ることができるんだろうって思うんですね。


■共時性が豊かにする

 ぼく、ウォンさんが大好きなのは、ウォンさんってとんでもなく社会問題に対して明るいわけですが、その時の視点が常にフェアなんですよ。絶対にどっちかに偏ったりって形で、自分に都合よく論理を作らないですね。

 だからフェアということにものすごく敏感な意識を持っている、たぶん、アンフェアなことをいっぱいされた人なんだと思いますよ。だからあれだけフェアにすごく意識するんだと思うんだけど、そこがぼくはウォンさんのすごく好きなところで、だから彼が社会運動をやってその一方で音楽をやってくれる、これはある意味すごいセットなんじゃないかと思うんですね。

 そういうところがウォンさんとぼくとが一緒にやっていくことができたらぼくはすっごく嬉しいし、ウォンさんが生きている時代にオレ生まれてきて本当に良かったって思うんですね。


 こういう共時体験、同じ時を過ごすことができたっていう体験が、我々にとっての本当に幸せな時間を作るのかなって思うんです。音楽って面白いよね。だってCDで聞くことだってできるのに、ところがやっぱり同じ時間を過ごすことができたときの音楽ってまるで違うんだもの。

 その共時性というのが我々をすごく豊かにするんだと思うんです。だからぼくはウォンさんとまぁあんまり(お互い若くないから)長くないけど死ぬまで一緒に付き合ってやっていきたいなと思うんですね。





part2へ続く


--*--*-こちらもご参考ください -*--*--

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2015.7.15発行 『戦争体制一歩手前 私たちに何ができるか(上)』
2015.7.30発行 『戦争体制一歩手前 私たちに何ができるか(下)』




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2015年11月21日

赤トンボ、全国でレッドリスト入り

田中優より
「「夕焼け小焼けの赤とんぼ」は絶滅した「赤とんぼ」の歌でした。

『砂川闘争』で対峙するデモ隊と警官隊が一緒に大合唱したと言われるが、とんぼの形態は不明。

ネオニコチノイド散布が始まった時期から激減したが、因果関係は不明と言われている。」  




◇   ◇   ◇   ◇ 

「赤トンボ、飛び交う秋に赤信号 全国でレッドリスト入り」
朝日新聞 2015.10.21)

夕暮れに群れ飛ぶ姿が郷愁を誘う、日本を代表する赤トンボ・アキアカネ。だが最近、地域によってはほとんど見られなくなってきた。農薬の影響との因果関係が疑われており、継続的な調査や、保護する取り組みが始まっている。

続きはこちらより 
http://www.asahi.com/articles/ASHBN3GPQHBNPLBJ001.html?iref=comtop_6_01

2015年11月20日

抗生物質の効かない病原菌

田中優より
「抗生物質の効かない病原菌、意図的ではなく大量に生産しているのが、特にアメリカなどの「ファクトリー・ファーミング」だ。

このあまりきれいでない環境で家畜が病気にならないようにと、予防的に抗生物質を与える。
その量は抗生物質全体消費量の8割にのぼる。
その毎日の抗生物質トレーニングのおかげで病原菌は耐性を持つようになる。

 つまり抗生物質が効かなくなるのだ。
  
 店に行くと、アメリカ産の肉が安く売っているけど、ぼくは買わない。
上に書いた理由ではなくて、ただ臭くてダメなんだ。一度鍋に入れたら、汁が下水のような臭いになった。買う人を見ると、「よくあんなの食べられるな」と思う。」

  ◇   ◇   ◇   ◇  

以下、印鑰(いんやく)智哉さんfacebookより

「昨夜の抗生物質耐性菌(薬が効かない感染病)の問題、言葉で書いてもなかなか受け取ってもらえないのかもしれない。

ということで以下のページで紹介されている2つのビデオをみてもらえるとはっきりわかると思う(英語)。http://www.nrdc.org/food/saving-antibiotics.asp

 米国で工場式畜産(ファクトリー・ファーミング)で作られる肉の問題に関する認識が広がり、抗生物質なしで育てられた(Raised without Antibiotics)とラベルされた肉が選択できる(抗生物質フリーとラベルすることはUSDAが禁止しているという)。でも輸入される肉にそれは表示されているだろうか?

 抗生物質が効かない菌が生まれる原因の大きなものは畜産、ファクトリー・ファーミングにある。人間に使われる4倍もの抗生物質がファクトリー・ファーミングで使われている。消費者運動団体も立ち上がり、人びとの認識も変わりつつある。ファクトリー・ファーミングはそうした批判の前に規制され、こうした菌の拡大もストップできるかもしれない、そういう期待感も生まれてきたところで、TPP。

 TPPのおかげで一気に再び米国産の危険な食肉は世界に売り出せるチャンスがめぐってくる。批判を潰してでも産業に拡大させるインセンティブが生まれる。抗生物質フリーとか工場式畜産ではない肉かどうか、知る機会もなく、ほとんどの消費者は知らない間にそうした抗生物質耐性菌を腸内にため込んでしまう。

 死に至らなくても病院へ、そしてそこでまた製薬企業が儲ける。
 消費者にメリットがあると宣伝されている安い肉が得られるというTPPとは、こうした最悪の悪循環へと人びとを追い込む。

 だからこそTPPは成立させてはならない。そして食べるなら信頼できる国内生産者の肉を。」


昨夜の抗生物質耐性菌(薬が効かない感染病)の問題、言葉で書いてもなかなか受け取ってもらえないのかもしれない。 ということで以下のページで紹介されている2つのビデオをみてもらえるとはっきりわかると思う(英語)。...
Posted by 印鑰 智哉 on 2015年11月17日

ISが困惑するものを届けよう

田中優より
「ISの人たちが困惑するようなものを届けなくちゃ。
「ドイツ国民に歓迎される難民の写真」だったり、イスラムと共生するコミュニティーや人々だったり。彼らは敵意がうれしくてジハードしようと生きてるんだから、その気を失せさせるものを届けよう。」

  ◇   ◇   ◇   ◇  

元人質が語る「ISが空爆より怖がるもの」

戦争や紛争とまでいかなくとも、例えば地べたレベルの喧嘩でも、普通は敵の欲しがるものは与えないのが戦いの鉄則だ。が、どうも対IS戦に限ってはこの鉄則が完全に無視されている。
ローマ教皇はテロを第三次世界大戦の一部だと言い、英国のキャメロン首相はISをヒトラーやナチに例える発言をしている。いくら何でも極端というか、「もっとパンチの利いたタイトルをください」と言われたライターが苦渋の末に思いついたような言葉を教皇や政治指導者まで使わなくとも。と思うが、ISに人質として捉えられ、彼らと共に過ごしたことのあるフランス人ジャーナリストによれば、こうした反応こそがISの大好物だという。

続きはこちらより http://bylines.news.yahoo.co.jp/bradymikako/20151119-00051589/