2014年12月31日

1月18日(日)オフグリッドハウス見学会&田中優講演

テレビ朝日モーニングバードの「そもそも総研」や雑誌でも取材されました、
電力会社から電気を買わずに電気の自給自足で暮らしている横浜の天然住宅
&自エネ組ハウスの見学会です!

定員15名ずつ無料です!お申込はお早目に!


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■日時 1月18日(日)
  AMの部 10:30~12:30 / PMの部 14:00~16:00 

■場所 神奈川県横浜市戸塚区吉田町

■参加費 無料

■お申込はこちらより http://tennen.org/tours/141218/


2014年9月にお引渡しさせていただいたお宅を早くも見学させていただきます。

オフグリッドとは、送電線(グリッド)から離れる(オフ)という意味です。

建主のS様は新築当初から送電線から電気を家に引き込んでいません。
その代わりに、太陽光発電した電気をバッテリーに蓄電し、
「電気を自給」する暮らしを送っています。

それも仙人のような生活を送っているわけではなく、
一般家庭にある普通の家電を使用しながら。

その暮らしに注目が集まっており、各方面から取材があり、

雑誌やテレビでも取り上げられています。
最近では、オルタナに掲載されています。

S様には、その暮らし方や住み心地について、

なぜこのようなシステムを導入したのか、などお話を伺ってみたいと思います。

また、電力時給を可能にしたバッテリーシステムについては、

代表の田中優からご説明させていただきます。

もちろん、天然住宅のこだわりがたくさんつまったお宅です。
手刻みの構造材や無垢材で造作した家具、無垢のフローリング、

建主様自ら伐採した柱、漆喰、吹き抜け。何より、合板や集成材、
接着剤、塩ビクロスなど身体に有害なものを使用せずに建てた
心地良い空気感をぜひ体感していただきたいと思います。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

★建物データ
敷地面積:157.66㎡(約47.69坪)
延床面積:86.13㎡(約26.05坪)
間取り:2LDK
工法:木造(強化筋交工法)



2014年12月29日

『 本当の履歴書(後編)』

(2012.2.16発行 有料・活動支援版メルマガ "未来レポート" 第7号より)

前編 http://archive.mag2.com/0000251633/20141020093420000.html つづき



「それでも夜間の大学でしかない」という思いは、ずっとついてまわっていた。
中卒から仕事を始めて10年近く、自分は一度も自由に生きてきたことがないように思っていた。そこで大学卒業と同時に仕事を辞めた。


 それまでに貯めたわずかな貯金で、一年間だけ自分の好きに暮らそうと思ったのだ。しかし大学での勉強が楽しくなってしまっていたぼくは結局聴講生として大学に残り、朝から晩まで勉強ばかりする暮らしに入ってしまった。それでも楽しかった。自分の意志のとおりに暮らすことのすばらしさを、存分に感じることができたからだ。

 「夜間の大学だからダメだ」という思いを払拭できたのは、国家公務員上級試験に受かったときだった。国立有名大学の卒業生ばかりの中、自分も同じに面接を受けている。

 しかし、ぼくも少しは賢くなっていた。この性格では、組織から排除されるのは時間の問題になるだろうと感じていたのだ。国家公務員では全国どこに飛ばされるかわからない。同時に受かっていた地方公務員のほうを選択することにした。
左遷されても自治体の外には出されない。


 その選択は正しかったと思う。やっとのことで学歴コンプレックスを脱して、職に就いた。

 しかしぼくは精神的にすごく武装して、仕事に通い始めた。誰とも友達にならない。必要のないムダなつきあいはしないと。誰かに影響されるのにうんざりしたからだ。

 仕事はやりがいあるものだった。地方自治体は、直接住民に接して仕事をする。
特に最初に配属された生活保護のケースワーカーでは、関係することならなんでも詳細に勉強した。直接人に関わるから、いいかげんにはできなかったからだ。


 仕事をするかたわら、環境問題に関わり始めた。他流試合をなるべくするようにしていたから、少しすると国内のNGO活動の一翼を担うようになっていった。
最初は神々しく感じていた学者や専門家の人たちとも、特別な人ではなくなっていく。

 あるとき、大学院に行きたいと思って受験した。結局は「あなたに教えられる教員はいない」と体よく断られた。しかし翌年、友人の大学教授から「ウチの大学院で教えてくれないか」と頼まれた。

 大学院出の友人に、「どんな授業をやっているんだい?」と聞くと、「大学と同じですよ」と教えられた。「そうか、あんな程度でいいなら」と授業するようになった。今では大学院二つと大学一つで授業をしている。


 講演会は1990年に初めて依頼された。NGOで活動していれば、一度ぐらいは誰だって頼まれることがあるだろう。そのとき聞いていた人から頼まれて次、その次と、そのまま年に40回程度講演するようになっていった(今では年に300回以上だ)。


 ぼくが他の人と違っていたのは、絶対に手を抜かなかったこと、そしてチャンスを生かしたことだろう。その講演会で話したことから、本の出版を依頼された。これもまた続いていって、これまでに20冊を超える著書を出した。

 ピースボートのメンバーとは、1992年のブラジル会議で知り合った。そこから「地球一周の船旅」の船上でのレクチャーを頼まれるようになり、それぞれ2週間程度ながら20年近く乗ってきた。おかげで世界中を見て歩くことができた。


 そして4年前、ぼくの収入は本職以外の収入が上回るまでになっていた。毎回「兼業届」を出して、まるで隠し事のようにする講演会を、本業としてやりたいと思った。そして退職した。

 そのときになって、ぼくの周囲の人たちが止めようとした。ぼくはまじめに仕事をしていたから、戦力としては重要だったのだ。でも区役所の中では最低の扱いしか受けてこなかった。最低の昇給、最低の役職と仕事の内容。だから辞めるのにためらいはなかった。


 そして今がある。それでもぼくは人に何かアドバイスできる立場にない。特に不良になることがいいことではないし、中卒だって勧められることではない。しかもここには書けないほどかっこ悪い、最低のこともやってきた。(前科はないけど)


 ただ、ひとつだけ伝えたいことがある。


 あきらめないことだ。そして自分を磨き続けることだ。


 それだけあればなんとかなる。本当はこんな話は話したくない。でも友人からぜひ伝えてくれと言われたので書いてみた。しかも特定の人にしか届かない「支援版メルマガ」も作っている。そこなら思いきり心情を吐露してもいいだろう。


 ぼくの本当の田中優はここにある。

 だからどんなことになろうと、最初から最低の暮らしをしていたのだから元に戻るだけのことだ。こんな存在なのに、なにを怯える必要があるだろう。


 今、ぼくは生きてきた中で、最も自分らしく生きている。
 
 ぼくがめざしていたのは何かの資格を持つ専門家ではなかった。ただ自分の理想の「田中優」になりたかったのだ。しかしその理想形は、いつまで経っても進化し続ける。立ち止まるつもりはない。


 次の自分が考える世界へ、そこにつながる最短コースを試行錯誤すること、そしてできれば実現すること、その終わりのない疾走を続けていきたい。

2014年12月28日

田中優が生まれ育った小平の自然が・・

田中優より

「人から送られてきたんだけど、この流れ、ぼくが育った場所なんです。
上水だったのに下水の浄化水が流され、すぐそばを流れる小川はコンクリート三面張りにされてしまった。でもまだ生きているんです。
たくさんの魚や貝や水棲昆虫たちと暮らしてこれたことに今でも感謝してます。
子どもたちのために壊さないでほしいです。」


▼道路建設による「史跡玉川上水」の現状変更を認めないよう求めます
 ~玉川上水を小平3・2・8号府中所沢線建
http://chn.ge/10b7Sm0?recruiter=33297951



2014年12月26日

12/23講演録Twitter

12月23日愛媛・松山での田中優講演会「エネルギーを私たちの手に」の内容をTwitterで発信して下さったほんのこさん、ありがとうございます!

たくさん発信してくれています。


▼「ほんのこ」さん
https://twitter.com/shbttsy74

↓ 一部ご紹介 ↓


2014年12月23日

「ナチュママVol.2」~子育て・人生の先輩たちのエコロジーライフ~

◆<雑誌掲載> 「ナチュママVol.2」
    ~子育て・人生の先輩たちのエコロジーライフ~ ◆
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P75  
田中優さん 「楽しく自給を進めて安心な暮らしを」

  岡山での暮らしぶりが、6枚の写真と文で掲載されています。

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 東日本大震災後、放射能汚染されている土地から離れ、福島の人たちのように縁のない
土地に移住しないと、と思い、2012年末に岡山へ。
 太陽光で電力を供給する「パーソナルエナジー」を導入して、電力の自給自足を始めました。

 朝起きて晴れていると、電気があり余る“電気富豪”となってうれしくなります。敷地内の
井戸を復活させて水も自給、ご近所からは無農薬野菜のおすそ分けが。暖房も地域の木くずをかためたペレットストーブで、自給率が高くなって安心であると同時に、お金のかからない暮らしになってきています。

 モノには生産財と消費財があって、苗木を買って野菜を収穫するなど、まずは自分で生産
することを優先させるべき。

 次に必要以上のモノを持たないことが大事だと思います。
特に小さなこども用品は仲間で使いまわさないと。必要なモノを吟味して買い、最後まで使い切る。モノに対する礼儀を持つべきです。でも無理なく、こどもと一緒に楽しみながら進めていくことも大切。

 安心な暮らしを求めるなら、自給をおすすめします。


1.スギ間伐材や端材を利用した棚「組手什」を使用。
2.田中さんの自宅にあるかまど。炊きつけに紙、端材を使って資源を有効利用。
3.電気を自給自足するための装置「パーソナルエナジー」を自宅に導入。
4.家庭の生ゴミでたい肥作り。元気な野菜を作るため、実験のようで楽しい。
5.田中さんの自宅は築100年前後の古民家。自宅前には太陽光パネルが。
6.ご近所から頂いた無農薬野菜は新鮮そのもの。




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▼ブティック社 「ナチュママ Vol.2」
http://www.boutique-sha.co.jp/book/show_detail/4961


2014年12月22日

1月17日(土)宝塚市にて講演会・交流会

 


様々な社会問題を考える「関西NGO大学」という講座のお知らせです。
今回、「持続可能な社会」をテーマに講師に田中優さんをお迎えし、日常生活
おいて私達をとりまく社会構造、 過剰な労働や無難に生きてゆくことを強いられ
る背景・改善策などについてお話を伺います。 

持続不可能ともいわれる現代。その状況は危険性が指摘されながらも、氷山へ
突き進んだタイタニック号にも例えられています。

南米エクアドルの石油・鉱物資源、ボルネオのパーム油・プランテーション問題、
生協の取り組みなどの事例も含み、 私たちにとって身近な消費、エネルギー他、
そして何ができるかについて一緒に考えます。ご参加お待ちいたしております。 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ *゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ *

「関西NGO大学」・28期第5回講座 

どうすれば持続可能!? ~経済成長からの途中下車~ 

大量生産、大量消費のマッチョな20世紀的生活はもう限界! 
いまの生活が持続可能??エネルギー・食などの様々な側面から 
地域循環型のクリエイティブなくらしについて一緒に考えてみましょう。 


【日時】 2015年1月17日(土) 19:00~ 18日(日)15:00 

(*田中優さんは1/17ご講演、交流会にご参加の予定です。) 


【発題者】 田中 優さん 

【田中優さんから参加者へのメッセージ】 
「社会にぶらさがるんじゃなくて、社会を作ってゆく側になること。 
それこそがこれから先の未来に必要なことなんじゃないか。 
自分の足で立つから生きることは面白い」 


メッセージ全文・講座仔細はこちら→ http://ndai.net/?page_id=1916


【会場】 小林聖心女子学院ロザリオ・ヒル マイヤーホール 
(宝塚市塔の町3-113) →地図 http://ndai.net/?page_id=453

最寄駅 : 阪急今津線「小林(おばやし)」駅 
※阪急西宮北口駅から宝塚行きの電車に乗ってください。 

【参加費】 11,500円 (1泊、朝・昼食含む) 
・部分参加も可能です。お問合せください。 

【お申し込み】 関西NGO大学のホームページ 『申込みフォーム』からお申し込み下さい。 
こちら → http://ndai.net/?page_id=59

廃炉費、料金上乗せへ。。。やっぱりオフグリッド!


□◆ 田中 優 より ◇■□■□


原発廃炉のコストは過少申告だったので今後も取る。
だけど自由化されちゃうと取れないので、送電線利用コストに乗せることにした。
やっぱりオフグリッドがいい。






廃炉費、料金上乗せ継続へ 電力自由化後も 
経産省方針

(ニュースより抜粋)

「経済産業省は、電力自由化後も原発の廃炉費用を電気料金から回収できるよう
にする。自由化により競争が激しくなれば、電力会社が廃炉費用を電気料金に
転嫁できず、廃炉に二の足を踏むことが考えられるためだ。

いまの仕組みは、コストをもとに価格を決める「総括原価方式」なので、廃炉
費用も、電気料金の一部として回収できるようになっている。しかし、経産省は
2016年からの家庭向け電力小売りの自由化を決めており、価格競争が激しく
なれば廃炉費用の捻出が難しくなるとの見方もあった。

 新しいやり方では、18~20年をめどに「発送電分離」で独立してできる
送配電会社が、廃炉費用を集める。送配電会社は、原発を持つ大手電力の傘下に
あるので、売り上げの一部を廃炉費用にあてることができるからだ。

 電力の販売会社が、送配電会社に支払う送電線の利用料(託送料金)に、廃炉
費用を上乗せして回収できるようにする。



↓ 松山の講演会ではその辺りを詳しく解説します! ↓


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◆ 12月23日(祝)愛媛 講演会「エネルギ─を私たちの手に」 ◆
  
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自然エネと原発を考える集会   「エネルギーを私たちの手に」

■日時  12月23日(祝)13:30~15:30

■会場  愛媛県美術館 講堂 (松山市堀之内)

■資料代 500円  ※参加申込は不要です

■主催 伊方原発をとめる会 
    TEL089-948-9990 http://www.ikata-tomeru.jp


10KW以下の家庭用を除く自然エネルギーについて、
四国電力は買い取りを中断しています。

原発から自然エネへの転換をすすめるにはどうすればいいのか。

 岡山県で電気の完全自給自足生活を実践している田中優(ゆう)さん の
お話を聞き、ご一緒に考えて見ませんか。

2014年12月19日

「選挙区当選の4氏がゲート前訪問 辺野古」


自民党が完敗した沖縄、
辺野古の米軍キャンプゲート前に当選した4人が
新基地反対の応援に!
何だかうれしい写真ですね!(スタッフ)



選挙区当選の4氏がゲート前訪問 辺野古(沖縄タイムス2014・12・16)
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=94989&f=t


衆院選で沖縄の四つの小選挙区で当選した、赤嶺政賢氏(66)、照屋寛徳氏(69)、
玉城デニー氏(55)、仲里利信氏(77)が16日、そろって名護市辺野古の米軍キャンプ・
シュワブゲート前を訪れた。
























ちなみに・・・田中優、沖縄辺野古にて。(撮影2012.3)



2014年12月17日

コタツを捨て、山に行こう! 12/19~21 栗駒伐採ツアー


"コタツを捨て、山に行こう!" 


12/19(金)~21(日) 
◆田中優と行く!伐採ツアーin栗駒  ~未来の森づくりとエネルギー~ ◆

http://www.tennen.org/tours/141219/

毎年冬の恒例行事となりました、栗駒伐採ツアーが募集中です!
冬の東北の神秘的な森の中で、木こり体験をしてみませんか?
薪割り、石窯ピザ作り体験も♪


●行先 宮城県大崎市、栗原市

●定員 20人 (最低催行人数12人)

●参加費 大人:17,000円 学生(高校生以上):12,000円 

    小中学生:7,000円 未就学児:無料
    電車で来られる方は最寄り駅まで送迎いたします。

    ※入湯代、酒代別途徴収

●お問い合わせ・お申込み
天然住宅バンク事務局(担当:田中・井上)
メール info@tennenbank.org  電話 03-5726-4226 
なるべくメールにてお問い合わせ下さい。


●プログラム

12月19日(金)
14:35 陸羽東線「川渡温泉」駅集合 

15:00   オリエンテーション
15:45   温泉
17:00   夕食の準備
18:00 夕食 
田中優セミナー・懇親会

20日(土)
7:00 朝食
9:00 薪割り&ピザ作り体験
12:00 休憩・昼食
13:00 伐採体験
16:00 温泉
18:00 夕食・大交流会

21日(日)
7:00 朝食
8:00 出発
10:00 栗駒木材 製材所見学
11:30 昼食
12:30 解散(東北新幹線「くりこま高原」駅まで送迎します)
※プログラムは天候や諸事情により変更になる可能性があります。

●主催 NPO法人しんりん

●企画 天然住宅バンク

●協力
NPO法人日本の森バイオマスネットワーク、(株)サスティナライフ森の家、(株)くりこまくんえん

2014年12月15日

JVCより 集団的自衛権でNGOが守られることになったら、なぜ困るのか

田中優より

「岩波の「世界」、最新号1月号にJVC(日本国際ボランティアセンター)
の谷山さんの記事が載りました。

『 集団的自衛権でNGOが守られることになったらなぜ困るのか 』
現場側からの主張です。





「考えてみれば日本ほどこれらの地域で欧米とは違う中立的な装いで民生支援に
力を入れてきた国はない。対立するスーダンと南スーダンに対しても等距離外交
と均等な開発援助を行なっている。

ハルツーム駐在の今井は言う。日々のメディア報道で日本の民生援助が紹介され、
日本に対するイメージはとてもよい。日本は軍事介入しないというイメージもある。

もし日本が海外で武力行使するようなことがあれば人々は裏切られたと思うであろう、
と。

国際的な紛争解決においてであれ、治安支援においてであれ、海外で武力を行使し
ないという日本の国是を、国際安全保障への貢献としてどのように積極的に活かし
ていくか。その議論のないまま閣議決定を実現する法整備をするということは、
日本の長年培ってきた外交的な資産を自ら投げ捨てることに他ならない。

そして日本はアメリカと同様、いわゆる国際的な「テロ」の脅威に晒されることに
なるであろう。」




▼岩波「世界」2015.1月号
http://www.iwanami.co.jp/sekai/2015/01/directory.html



















2014年12月14日

12月23日愛媛・松山にて講演会


自然エネと原発を考える集会   「エネルギーを私たちの手に」 

日時  12月23日(祝)13:30~15:30 

会場  愛媛県美術館 講堂 (松山市堀之内)

資料代 500円  ※参加申込は不要です 

主催 伊方原発をとめる会 TEL089-948-9990 http://www.ikata-tomeru.jp 


10KW以下の家庭用を除く自然エネルギーについて、
四国電力は買い取りを中断しています。

原発から自然エネへの転換をすすめるにはどうすればいいのか。

 岡山県で電気の完全自給自足生活を実践している田中優(ゆう)さん のお話を聞き、
ご一緒に考えて見ませんか。

2014年12月13日

あの議員、秘密保護法案に賛成した?反対した?

【あの議員、秘密保護法案に賛成した?反対した?】

▼秘密保護法に賛成した議員に投票するのは絶対に避けたい。- 幸せの青い鳥
http://blogs.yahoo.co.jp/kotyannomama/17047755.html


http://www.tokyo-np.co.jp/feature/himitsuhogo/20131214.pdf






SASPL(奥田愛基)ラストスピーチ

【胸が熱くなります!動画も文字起こしも必見!】

文字起こし下さった小原美由紀さん、ありがとうございます。

田中優より
「(スピーチしたSASPLの)奥田愛基くん、
ぼくの三男の友人で何年も前から知ってたけど、ええヤツや。
こういう若者に未来を託したい。」

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SASPL(奥田愛基)ラストスピーチ

▼SASPL 141210 Final → Brand-New Start 01
https://www.youtube.com/watch?v=ThQKt9kUWTE&feature=youtu.be






奥田愛基のスピーチに、息を殺して耳を傾け、聴き入る参加者たちの表情。
3分で これほど聴かせるスピーチって ・・あるんだろうか、ほかに。

彼は「歴史」をつくっているんだ。 
彼らは、意識して、歴史を刻んでいる。
2014年12月10日、SASPL、解散。


・・・・


こぉんなところで終わりなんかではありません
またはじまっていくんです。

終戦を迎えたその日、
僕のおじいちゃん80歳くらいなんですけど、
「日本は終わった」、って思ったそうです。
けど、そこからまたココがはじまっているんですよね。
戦後から70年のあゆみは
8月15日から始まったんですよ。
絶望的なその状況から はじまってきたんですよ。

思い返してください、3月11日を。
あの日、なにかが終わったと僕たちは直感しました。
原発が爆発し、津波が起き、多くの人が亡くなり、
この社会はどうなっていくんだと、不安になりました
しかし、そこから私たちは歩んできました。

「日本をとりもどす」とか
過去がどうだとか
そんなことは関係ありません
私たちは、戻ることができません。
なぜならもう、はじまっているからです。

すべての終りには、また始まりがあります。

私は、この国の自由や民主主義をあきらめることができません

それはどうなったら民主主義が体現されたのか、
どうなったら私たちが望む世界なのか、
もしかしたらそんなことに終わりはないかもしれません
その理念を求め続けることに終わりはないかもしれません

しかし
私たちは求め続けるでしょう
考えることをあきらめないでしょう

僕のじいちゃんばあちゃんはもう80歳超えましたって、さっき言いましたけど
あの戦争のことを忘れませんていっつも言ってるけど
最近物忘れが激しいです。
正直言ってさみしいです。
あの戦争を忘れない、って言っても、いつか忘れていくでしょう

僕だってそうです。
僕も父親になり、おじいちゃんになり、いつか、死ぬでしょう。

しかし、その時に、生まれてくる次の世代のことを思って
「私はまだ、忘れることはできない」と言うでしょう。

自分たちの運命をいったんは引き受け、
あきらめることのない
あきらめることができない理念に向かって、
自由と民主主義を求めて、
最後の最後まで声をあげるでしょう。

私たちは忘れてはなりません。
それがいつか忘れることであっても

いま、私はここで言います。
あきらめることはできません
忘れることはできません
なんどだって今日、この日を思い出すでしょう

特定秘密保護法反対!
特定秘密保護法反対!

憲法守れ
未来を守れ
子どもを守れ
生活守れ
平和を守れ・・

・・・・・・・・・


twitterにこういう書き込みがありました。
::::::

SASPLラストスピーチ、終戦や3.11、日本の民主主義の節目に立ち返る内容。なんというか、大統領のスピーチでもおかしくない。

俺たちの俺たちによる俺たちの国感があった。これぞ民主主義。 #SASPL

::::::

日曜日、投票所で「奥田愛基」って書かないように気をつけましょう。

って思わずつぶやいてしまうくらい、心を打つスピーチだった

::::::

朝日新聞の写真▼
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20141210004969.html




2014年12月12日

NHK内部文書「オレンジブック」

田中優より

一部の人の恣意的な判断で作られる報道。

「NHK内部文書「オレンジブック」により、
NHKが国際放送の担当者に、南京大虐殺や「慰安婦」問題について
この表現はだめ、この表現をするようにといった細かい通達をしている」

そうです。




2014年12月10日

週刊SPA  田中優「大手電力会社は自然エネルギー普及に関心ナシ!?」

(12/10発行の田中優無料メルマガより転載)

「11月25日に発売された「週刊SPA」にてオフグリッドを勧めている
『自エネ組 http://jiene.net/ 』がやっと紹介されました。

読みましたが記事は秀逸です。
オフグリッドした一般家庭の取材レポートも掲載されています。
ぜひ機会があれば手に取って見てください。

ぼくも再生可能エネルギー売電についてコメントしています。」



『大手電力会社は自然エネルギー普及に関心ナシ!?』

(抜粋)
これでは日本の大手電力会社もたいへんだと誰もが思うことだろう。しかし実は、
買い取りに要した費用は使用電力に比例した「再生エネルギー賦課金」によって
賄うこと、とされているのだ。

つまり、買い取り料金は電力会社が負担するのではなく、各家庭や小規模事業者
の電気料金から支払われている。

そもそも電力会社は、発電や送電にかかるコストを含め、「総括原価方式」という
計算方法でさらに3%の利益を上乗せし、電気料金を請求している。

加えて自然エネルギー発電が普及して売電が増えると一般家庭の電気代が上がる
仕組みになっている。


環境活動家の田中優さんはこの制度に疑問を唱える。

「近場で電気が消費されないと、売電した電気は送電ロスや同期しない『無効電流』
として、使われずに消えている可能性がある。
しかしその負担は消費者。電力会社は損をしません。

また、ドイツでは風の強い地域からは安く、弱い地域からは高く買うようにと、
各地域で風力発電が成り立つよう配慮しています。
バイオマスも、市民が行う小規模発電からは高く買い、大きな事業者の発電からは
安く買うようにと区別されています。

大手電力会社が『自然エネルギーの電力を系統に入れると、周波数が乱れて不安定
になる』のは事実。しかし、だから3%以上は入れられないとするのではなく、
きちんと蓄電池の負担を設置者にさせるべきです。

結局、日本の大手電力会社が買い取りを促進し、地域の自然エネルギーを育てていく
というのはポーズだけだ、本当は、推進する気はないのでしょう」



▼田中優ブログ"持続する志" 
「雑誌掲載:「週刊SPA」にオフグリッド、自エネ組が!」
http://tanakayu.blogspot.jp/2014/11/spa.html



2014年12月8日

12月14日(日)千葉・栄町にて無料 講演会

◆12月14日(日)千葉・栄町にて無料 講演会 ◆
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「生き心地のよい社会をめざしてー"ワクワク感のある未来へ向けて"」

■日時 12月14日(日)14時~16時(13:30開場)

■会場 千葉県印旛郡栄町役場 3階庁議室

■参加費 無料

■定員 80名

■お問合せ 栄町健康保険課 0476-33-7707

※お申込は不要です。当日会場へお越しくださいませ。

学生たちはまだあきらめていません! 12/9、10 首相官邸前での特定秘密保護法抗議の集まりへ!  

「特定秘密保護法」、施工日は12月10日です。


12/9、10は首相官邸前にて、SASPL(学生たちの有志)が主催の抗議の集まりがあります。
学生以外でももちろん大歓迎です☆


--*--*-*--*--*--*--*--*--*--


「民主主義は終わっているとある人は言いました。
それに対して言えることは一つだけ。
終わってるなら、始めるぞってことです。」


2013年の12月6日に成立した特定秘密保護法。
SASPLは、この特定秘密保護法に反対し、
抗議する個人の集まりとして出発しました。

2月1日のデモに始まり、シンポジウムや勉強会など様々な活動をしてきました。

特定秘密保護法は来たる12月10日に施行されます。
一年前の法律可決から始動したSASPLは、最後まで、
この法に反対し抗議することを諦めません。

SASPLは12月9日、そして10日に首相官邸前抗議を主催します。


【日時】

12月9日(火) 19:00~
12月10日(水) 18:00~


【場所】首相官邸前 


【経緯】

 2013年12月6日、「特定秘密の保護に関する法律」が参議院本会議にて可決され
ました。特定秘密保護法については様々な反対意見が見られ、例えばパブリック
コメントにおいては反対意見が多数を占め、採決日には国会を取り囲むデモに多
くの市民が参加しました。

国家の安全保障を考えれば「秘密」を守ることの必要性は理解できますが、そのこ
とは国民の自由と緊張関係にあり、それを法制化する際には、その緊張関係につい
ての慎重な議論が求められるはずです。特定秘密保護法に関わる反対意見・行動は、
その議論がなされていないことへの不満の表れと考えることも出来るのではないで
しょうか。

 このような中で、私たち「特定秘密保護法に反対する学生有志の会」は、以下の
3つを主な行動指針として組織されます。

すなわち、

1特定秘密保護法に「学生として」反対すること、
2この法の問題点を国家・市民へ主張すること、
3お互いの知識を共有し、議論し、反対の理由を集約すること、です。


これら3つの行動を通じ、私たちは特定秘密保護法を推し進める現政権に対し、
「国民の自由」についてより慎重な議論を求め、その議論が国民をより巻き込むか
たちでおこなわれることを求めます。そして、現在のような国民の自由を著しく
阻害する特定秘密保護法の修正、もしくは廃案を求めます

 なお、「特定秘密保護法に反対する学生有志の会」は現行の特定秘密保護法に
反対する学生「個人」の集まりであり、そのため、何らかの政治的意図をもつ団体
の集まりでは決してありません。

 私たちは学生として、特定秘密保護法に対しアクションを起こしていくんで、
そこんとこよろしくお願いします。


【特定秘密保護法の問題点】

私たちは主に以下の5つの問題を指摘し、現行の特定秘密保護法の修正、
もしくは廃案を求めます。

1法成立までのプロセスに問題があったこと
2情報の非公開の範囲が恣意的に広げられる可能性があること
3三権分立の否定であること
4「知る権利」を侵害する可能性があること
5適正評価制度によるプライバシーの侵害および職業選択の自由の侵害の可能性

 これら5つに加え、補足として
(1)国際原則であるツワネ原則に大きく反していること、
(2)スパイ防止に対する実用性への疑問、の2点を合わせて指摘します。

また「学生」の立場として、
a. 学問の自由を侵害する可能性があること、
b. 職業選択の自由を侵害する可能性があること、の2点を改めて強調します。


★SASPL HP: http://saspl1210.wix.com/students-against-spl


★動画【5分でわかる秘密保護法】
https://www.youtube.com/watch?v=m2i2gcK3Ioc



★SASPL twitter:@S4SPL

We Are Still Angry
Don't Give Up the Fight

2014年11月
Students Against Secret Protection Law
特定秘密保護法に反対する学生有志の会


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こちらもご参考に ↓


★「秘密保護法」施行するな!12・6大集会 SASPL:奥田愛基さんの発言

https://www.youtube.com/watch?v=Dop2lwZKtaU

2014年12月6日

12月13日(土)天然住宅イベント 「お客様」にならない買物とは

 


田中優より


「センター北の心地よい保育園、「もあな保育園」でフェアトレードの話をします。
「Give&Take」じゃなくて、「Gift&Receive」でも同じ経済が
できるのにね。ぜひお越しください。」



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*天然住宅セミナー*暮らし+リンク@森のようちえん もあな保育園 
「お客さま」にならない買い物~フェアトレードがめざすもの~
胤森(たねもり)なお子《ピープル・ツリー》 × 田中優《天然住宅》
私たちの暮らしは、大量生産システムでつくられた、安くて均一な商品に囲まれています。
どこで・誰が・どんなふうにしてつくったのか、わからないままのモノもたくさんあります。
もしかしたら、それらは外国・もしくは日本のどこかで、誰かの生活を犠牲にして
つくられているかもしれません。そうだとしたら・・・
日本でフェアトレードが始まって30年近く経ちました。
このムーブメントを先導してきた団体の一つ、ピープル・ツリーの胤森なお子さん、そしてその活動を支援してきた未来バンクの代表であり、天然住宅共同代表をつとめる田中優を中心に、「フェアトレード」についてあらためて学ぶ機会を設けました。
場所は、森のようちえん「もあな保育園」のほっこりする園舎にて。
師走の忙しい時期だからこそ、ゆったりとした大切な時間にしたいと思っています。
●講演者からのメッセージ●
フェアトレードの意味は、単に「買い物を通じた国際貢献」にとどまりません。
自分が何を選び、誰にお金を払うのかを考えることは、自分の暮らしを見つめ直し、
生き方を考えることにつながります。(胤森なお子)
木材を買い叩いたら山の手入れはできないし守り手もいなくなる。
でも高すぎたら家が買えないから、ぼくらは山の人たちと一緒に新たな仕組みをつくって
活動している。同じ目の高さで考えるのがフェアだ。(田中 優)

開催概要

開催日程:12月13日 土曜日
時間:13時半から16時(2時間半)
参加費:一人1000円(一家族1500円)
※中学生以下のお子様は無料です。
●プログラム●
13時35分-14時15分 胤森なお子さんのお話
14時25分-15時05分 田中優のお話
15時10分-16時00分 トークセッション 胤森なお子× 田中優× もあなキッズ自然楽校・関山隆一
●登壇者ご紹介●
胤森(たねもり) なお子さん www.peopletree.co.jp
ピープル・ツリー(フェアトレードカンパニー株式会社)常務取締役広報ディレクター。
通信会社に15年間勤務し、顧客対応、広報、販促などの業務に携わる。1995年よりボランティアとして関わる。1999年に編集・広報担当のフルタイム・スタッフとなり、編集、広報、キャンペーン企画など幅広い業務を担当。2001年に広報・人事の役員に就任し、フェアトレードのスポークス・パーソンとしてセミナー講師などを務める。2006年より現職。
田中優 tennen.org  www.tanakayu.com
一般社団法人天然住宅共同代表。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、さまざまな活動に関わる。2012年末に岡山に移住。2013年5月、自宅では電力会社との電線をカットし電力会社に頼らない太陽光パネルと独立電源システムの生活、「オフグリッド生活」を始める。現在「未来バンク事業組合」「天然住宅バンク」理事長、「日本国際ボランティアセンター」理事、「ap bank」監事を務める。立教大学大学院、横浜市立大学、恵泉女学園大学の 非常勤講師。

●会場のご案内●
もあな保育園  www.moana-nursery.com 
神奈川県横浜市都筑区中川中央1ー38ー10 
ルモーデセンター北1階  
横浜市営地下鉄 「センター北」駅下車3分 
渋谷から…約34分 横浜から…約22分
※もあな保育園は、自然環境の中での保育を行っている森のようちえんです。「食育」と「木育」に力を入れており、園舎のリフォームを天然住宅がお手伝いしました。床には国産の杉板が敷き詰められ、子どもたちが使用するテーブルにはたくさんの種類の木が使われています。カーテンもオーガニックコットンを使うなど、子どもたちが過ごす空間をとても大切に考えてリフォームされています。

「暮らし+リンク」とは

天然住宅が住宅を通し提供したいのは、安心安全な「暮らし」です。
「暮らし+( と) リンク」では、衣食住を中心に様々な分野の方々とコラボレーションし、色々な切り口で、皆様の「暮らし」をより豊かなものにする提案をしていきたいと思います。

申し込み方法・問合せ先

■お申し込み■
http://www.tennen.org/tours/141213/ よりお申込みいただけます。
■お問合せ先■
天然住宅(担当:田中・井上)
メール info@tennen.org 
電話 03-5726-4226
※ なるべくメールにてお問い合わせ下さい。

田中優、吉田俊道さんのもとで農作業に挑戦

田中優より

「長崎、佐世保の吉田俊道さんからのシェアです。

その日は夜に講演、翌日は山登りと鍾乳洞探検、夜は東京で子どもたちと飲み会、
その翌日は大学授業三つと会議ひとつ。確かに体力ないとやっていけない・・・。

吉田さんとこは視察禁止、農作業協力OKですからね。」




吉田俊道さん

<田中優が農作業に挑戦>

 田中優さん、ご存知の方は多いと思います。

 環境、経済、エネルギー、住宅、森林と、あらゆる社会問題について、新し
情報を集め融合し、本や講演やあらゆる媒体で伝え、解決策を提言しておら
る方です。

 この人のすごいところは評論家で止まらず、だれもやらないなら自分が仲間
とやる!ということで、自分で行動するところです。未来バンクや天然住宅会
社を作り、電力会社につながる必要のない独立型発電で暮らすし・・
その行動力にはあきれるばかり・・

 その優さんがついに農業問題にまで手足を出してきました。先日、講演の合
間に元気野菜園に訪れ、無肥料で育つ人参を三角鍬を使って除草と間引き作業。
半日集中して頑張ってもらいました。頭と腹だけでかいのかと思っていたら結
構体力あるなあ・・

 働いた後は、例の間引きにんじんお好み焼きで昼食。この日は、福山から田
中則明さん、九大から比良松助教授と学生も合流してにぎわいました。
ありがとうございました。