2018年4月30日

「送電線ジャングルを抜けて」

2018年4月号の田中優有料・活動支援版メルマガ、昨日までに

◆第160号:『 石木ダム建設予定地にて~住むんだったらここがいい!~ 』

◆特典号:田中優「地域経済と自然エネルギーのいい関係」

を発行しました。


そして、本日4月30日『送電線ジャングルを抜けて』を発行しました!




・田中優が考える、電気の未来とは?

・見渡す限り見える送電線、本当にその送電線に流れている電気は100%使われているのでしょうか? そこには思いもよらない、“先着順”のルールがありました。

・さらに私たちが払っている電気料金と、実際に使われている消費量とのギャップに驚愕します。

・一般家庭と大きな事業者と、別々の電気の未来を考えていきましょう!

・今までの“支配”から、“独立へ・自立”へのヒントがあります。


目からウロコな情報が満載☆

きっと未来へのワクワクを感じられると思います!

田中優がおススメする自給へ向けたアイテムのご紹介も♪


4/末までのご登録で、4月分がすべて無料でお読み頂けます。
ご登録はこちらより
http://www.mag2.com/m/0001363131.html






2018年4月29日

5/26(土)-28(月) 田中優と行く 皮むき間伐ツアー2018 in くりこま 


田中優より「年二回の森の手入れです。初夏には間伐を「皮むき」という方法でします。ぜひご参加を。」

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 今年もエコラの森で、
皮むき間伐&植林体験ツアーを開催します!!

 宮城県の鳴子温泉郷にある「エコラの森」は、260ha以上の面積がある広大な森です。一見豊かな森に見えますが、20年以上前にリゾート開発が失敗し、盗伐され、放置されていた哀しい過去を持っています。現在では、「エコラの森」を中心に持続可能な森づくりを行っている「NPO法人しんりん」が管理を行っています。

 今回は、そんな「エコラの森」で皮むき間伐と盗伐された場所への植林を行います。
 間伐は、放置され密集した森を間引き、森の中に光や風を通す行為です。木の成長を促したり、病気にかからない健康な森をつくります。


 皮むき間伐は、杉の木の特性を生かした間伐の方法です。樹の皮をむくことで、水を吸い上げられなくし、乾燥させて枯らします。半年もすると、木の重量はもとの半分ほどになります。軽くなった木材は伐採もしやすく、人の手で持ち上げ運ぶこともできます。重機をあまり使わず、森を傷つずにできる間伐の方法です。

 エコラの森では、馬が木材を搬出する馬搬牛による草刈りもしています。働き者の馬さんと牛さんも皆さんを迎えてくれます。

 作業に疲れたら、鳴子温泉で汗を流し、夕食はバーベキュー。環境活動家・田中優の講演や、しんりんの森を守る整備の話も予定しています。


 また、地元の鳴子に工房をかまえる、『工房とみはり』の木地師・富張菜々子さんによる木のスプーンづくりワークショップもオプションメニューに加わりました。

他にも、栗駒木材の製材工場見学や森の案内など盛りだくさんの内容になっています。

皮むき間伐をやってみたい!


という方はもちろん、 

持続可能な森づくりを手伝いたい!!
再生可能エネルギーの可能性を知りたい! 

住宅に使われる木材のことを知りたい!
地域を元気にするために自分が出来ることを知りたい!



という方、是非ご参加ください!!


初めての方はもちろん、リピートの方、お子様連れ大歓迎です。 
是非、ふるってご参加ください!

山や森、木や木材をもっと好きになれること間違い無しです!!


■開催日程  2018年5月26(土)~28(月)


■スケジュール(予定)


5月26日(土)
13:00  陸羽東線「川渡温泉」駅集合 
13:30  オリエンテーション
14:00  薪ステーション見学
15:45  温泉
17:00  夕食の準備
18:00 夕食 
田中優セミナー・懇親会

27日(日)
7:00 朝食
9:00 植林体験
12:00 休憩・昼食
13:00 皮むき間伐体験
16:00 温泉
18:00 夕食・大交流会


※田中優は28日が東京での大学での授業のため、ご一緒できるのは27日の夕方までとなります。

 
28日(月)
7:00 朝食
9:00 湯守の森見学
10:00 栗駒木材 製材所見学(希望者は木地師による木のスプーンづくりワークショップ)
12:00 昼食
13:00 解散(東北新幹線「くりこま高原」駅まで送迎します)


■行先  宮城県大崎市、栗原市


■宿泊場所 
エコラの森研修所(宮城県大崎市)もしくは鳴子温泉郷「川渡温泉」付近の宿
※川渡温泉駅からエコラの森研修所までは車で5分ほどです。車で送迎します。
温泉宿に泊まられる場合は、別途宿泊費がかかります。
夕飯は参加者みんなでいただきます。


詳細・お申込み先
http://tennen.org/event/kawamuki2018.html


■定員  20人 (最低催行人数12人)
随時受付中です。※定員に達し次第、受付を終了します。


参加費  
大人:16,000円 
学生(高校生以上):13,000円 
小中学生:8,000円 
未就学児:3,000円(2才以下は無料です)


電車で来られる方は最寄り駅まで送迎いたします。 ※入湯代、酒代別途徴収


プログラムの部分参加も可能です。
5/26夜の田中優セミナー&懇親会への参加は2,000円(お酒代別途+1,000円)で
ご参加いただけます。

主催・企画  NPO法人しんりん / 天然住宅バンク

■協力
(株)くりこまくんえん

(株)サスティナライフ森の家
NPO法人日本の森バイオマスネットワーク宮城支部


■お問い合わせ  天然住宅バンク事務局(担当:田中・井上)
メール info@tennenbank.org なるべくメールにてお問い合わせ下さい。
電話 03-5726-4226



『天然住宅short movie 森を守る編』 





天然住宅CM「オーガニック」編

2018年4月26日

『 なぜ故郷を水没させなくてはならない? 』

▼「石木ダム」

 先日長崎県の石木川に出かけた。前から行きたかった石木川ダム予定地を見に行くためだ。ダム予定地には今なお13世帯約60人が住んでいて、ダム建設反対の運動をしているからだ。どうして反対しているのか、どんな場所なのか知りたいと思っていた。

 ぜひ機会があったら見てほしい。石木川はものすごく小さな小川で、水没予定地のこうばる地区の人たちが抵抗を続けている。たぶんこの運動は勝つと思う。石木ダムは必要性に乏しく、知られていけば止められるダムだと思うからだ。





 国内で反対運動の成功体験を味わうには最適な場所だと思う。現地の人たちは団結し、カネで買われない地道な活動を楽しく続けている。楽しくないと続けられない。普通の人たちの抵抗運動はこうして成功に至るという体験をすることができると思う。


▼ダムを造る理由

 ダムの予定されている石木川は、川棚川の支流になっている。川棚川が大村湾に注ぐすぐ手前のところで支流の石木川が注ぐ。そこにダムを造って隣の佐世保市の水道水を補い、川棚川の氾濫を防ぐのが目的となっている。でもこの目的そのものが虚構に近い。

 まず氾濫防止だが、石木川が川棚川に流れ込むのは下流域だ。ところがその川棚川の人命や財産が集中するのは、はるか上流の波佐見町なのだ。しかも波佐見町の想定されてるのは30年に一度の大雨だ。最下流が100年に一度の大雨に耐えられるように想定しているのに、人口集中地の手当てが十分ではない。
その土地を守るなら、波佐見町の上流を手当てすべきなのにそうなっていない。

 石木川が氾濫したとしても、下流で合流するのだから川棚川を遡って氾濫することなどありえない。しかも石木川の集水域は、川棚川全体の11%でしかない。
このダムが造られても波佐見町には何のメリットもないのだ。そして下流域を100年に一度の洪水から守りたいのだとしたら、今ある堤防を部分的に4センチかさ上げするだけでいい。ダムを造る必要はないのだ。

 もう一つ理由にされているのが佐世保市の渇水だが、佐世保市の水需要の想定だけがぐんぐん伸びることになっているだけなのだ。実際の水需要は毎年減り続けている。今後さらに人口は減る見通しだから、こんな水需要はあり得ない。


 しかも佐世保市は、人口20万人以上の水道事業の中で下から5番目に無収水率(カネにならなかった水量)が高い。その理由はなんと漏水なのだ。届けている水道の11%以上が漏水で勝手にこぼれている。ダムの完成予定は早くても2022年だが、その頃には人口も減り、水需要も減り、漏水が改善できればそれだけで足りてしまう。それなのに他市町村の土地を水没させてダムを造ろうとしている。


 ただ先祖伝来の土地に住み続けたいだけなのに、それが強情のように言われるいわれはないのだ。

 川が下から上に流れるのでなければ、洪水にはならない。いきなり佐世保市の人口が急増して水需要が激増しなければ渇水も起こらない。そんな根拠のないダムなのだ。


▼ダムを造った場合の影響

 ぼくは大村湾が死んでしまうのが最大の被害になると思う。地図で見てもらえば一目瞭然だが、長崎空港のある大村湾は閉鎖性海域だ。細い2箇所でしか海につながっていない。その大村湾に流れ込む川で最大なのが、この川棚川だ。

 ところがその水を佐世保市に奪われたら、水は別な海域に流れることになるから大村湾は浄化されなくなる。するともっと水は入れ替わらなくなり、すでに水揚げ量が減ってしまっている大村湾での漁業は、壊滅的になるだろう。漁獲高の問題どころか湾をドブにしてしまうかもしれない。国内屈指の美しい長崎空港がドブに囲まれたら、長崎に行こうとも思うなくなるだろう。


 このダムが予定されたおかげで、こうばる地区は道路の改修費や公民館の改修費も支給されなくなった。おかげで地元の人たちが自費で賄わなければならない。
税金は払っているのに差別を受けるのだ。


 でも逆に良い面もあった。土手をコンクリートにするような改修工事がされなかったために、清流が保たれているのだ。そこにはホタルが乱舞する美しい地域が残された。そこでこうばる地区の人たちは「ほたる祭り」を始めると同時に、ホタルを減らさないようにと農薬をなるべく使わないようにした。

 おかげでサンクチュアリのような場所が残った。かつて長崎に来たシーボルトが採集した日本の淡水魚標本19種のの中の、12種までが石木川に見つかるのだ。
ダム予定のおかげで残された最後かもしれないサンクチュアリを、根拠の乏しい理由のために壊してしまっていいのだろうか。もう二度と戻せないのに。


▼石木ダムは造らせない

 すでに新たな運動もあちこちに始まっている。「ほたるの川の守りびと」というドキュメンタリー映画が上映されて、特別な人ではない普通に暮らす人々のやまれぬ思いの運動であることが知られるようになり、関わる人が増えている。

 さらに小林武史さんやサリュー、坂本龍一さんや加藤登紀子さんが関わってくれてさらに周知されるようになった。友人は佐世保市で県議にも実態を知らせるために奔走してくれている。

 これら全体の動きが、ぶれない地元の人たちの運動に合流したのだ。ぼくはもう一つ、労働組合にも参加してほしい。もともとは参加していたのが、いつからか関わらなくなってしまった。なにせ現在の通説的見解と言われる説では、「違法な業務命令であっても、公務員は判断する権利がないから従うしかない」とされているからだろう。

 世界でロボット兵器が問題にされている。しかしそれ以前に日本では人をロボットのように使うことができるのだ。こんな見解は間違っている。人はまず良心に従って生きるものだ。自分の良心に従って生きることが服務違反にされるなら、その服務が憲法違反であるはずだ。私たちは奴隷やロボットではない。「人間解放」が必要なのは中世ばかりじゃなくて、絶え間なく権利を求めて闘う労働者も同じではないか。



◆◇◆◇ より詳しくはこちらをご覧ください ◆◇◆◇◆◇


田中優有料・活動支援版メルマガ 2018.4.15発行 第160号

『 石木ダム建設予定地にて 

  ~住むんだったらここがいい!~ 』


グラフや写真を多用して解説しています。
4/末までのご登録で、“無料”でお読み頂けます。
→ http://www.mag2.com/m/0001363131.html



以下本文より

「先日初めて石木ダム予定地を訪ねた。以前から一度は行ってみたい場所だった。

どんな場所がダムに沈められようとしているのか。
何か手伝えることはないだろうか。

そんな思いで出掛けたかったのだ。

(中略)


そうすると見事にこうばる地区だけが水没するのだ。
この地域には今の倍以上の人が住んでいた。ところが不安定な立場に耐えられず、しかも度重なる県職員の圧力に耐えられず、しかも高額な土地収用額に揺さぶられて人々は立ち去っていった。そして現在の13世帯、約60名だけが残ったのだ。


地域の公民館は「どうせ水没するから」と修繕費も支給されず、地域の道路舗装すら自分たちで負担しなければならなかった。その公民館の屋根の補修は、「パタゴニア社」の協力で、クラウドファンディングで集めたそうだ。

 さらに収用の名のもとに補償金が払われ、それを拒否するために「供託」して受け取らないようにしている。ところがそれに対しても「所得」として税負担が掛かってくるのだ。  (中略)


「嫌がらせに耐えても何になるのか」、「わずか60名で何ができるか」という声が聞こえてきそうだ。しかしそうして耐えた人たちだからこその良さがある。何より仲良しで、一致団結したコミュニティーがあるのだ。そこに行ってみて、何より楽しかった。また来たいと思う。できることなら住みたいと思うほどだ。


 なぜただ故郷に住み続けたいだけなのに、こんな目に遭わされなければならないのか。そのダムは利水からも治水から見ても意味がないのに。この国ではお上の横暴に黙って従う人以外は、生きる価値がないかのように扱われる。


 でもぼくは、この闘いは勝てると思う。何より人々が楽しんでいて、関わってくれる人が日々増え続け、この動きはどうやったとしても止められないからだ、そうなればこの運動は持続するし、やがて無視できないほどの大きな運動になる。

 だから多くの人に関わってほしい。

これは歴史を変えていく第一歩を刻むかもしれないのだ。 」



~~メルマガ最後より~~


石木ダム建設予定地を歩いていたら一人のおばあさんに会いました。

どこが建設予定地ですか?と聞いたところ、
「ダムの底に沈むのは、今私たちがいるここら辺だよ。」と教えてくれました。

そのおばあさんの家は、私たちのすぐ目の前にありました。


ほたるが住むほどきれいな川、色とりどりの花、大きな桜・・
そしてそこで生活している人たちが今もいます。


ダム建設の話ができたのは今から約半世紀も前です。 


今では残ったたった13世帯の人たちが、まるでひとつの家族のように、 
54人が力を合わせて毎日工事をさせまいと反対運動をしています。 













「クヨクヨしてもはじまらんですもんね」

「機動隊からもやられたけんですね」

「殺されてもよかって覚悟をしとります」

とおばあちゃんたちは笑いながら言います。



「ニュースではすごい怖い人たちが抗議している風にしかとらえられていない。
ちょっとそれは違うよ、って」(女性)


「子どもたちには(反対運動は)させたくない。
彼には彼の人生があって夢がある。」(男性)


-ごく普通の暮らしを  ごく普通にしたい-






1人でも多くの方にこのことを知って頂きたいと思います。

今後も田中優のSNSでも発信していきます。


取材時に撮った写真もご覧ください (田中優スタッフ)


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★映画「ほたるの川のまもりびと」 http://hotarunagasaki.strikingly.com/






★動画「劇場版『ほたるの川のまもりびと』予告編」 
https://youtu.be/ngZ8VncJkng



★「ほたるの川のまもりびと」 Facebook https://www.facebook.com/savekobaru/


★石木川まもり隊 http://ishikigawa.jp/


★パタゴニアが長崎県石木ダム建設反対活動を支援する理由
 http://wash-me.jp/patagonia_interview_2


★動画:プロテクターズ・オブ・ファイアフライ・リバー
 (ほたるの川のまもりびと/パタゴニア特別限定版):パタゴニア
  https://youtu.be/hq2F3uyP5JQ

 

★【イベント】5月6日「ほたるの里から長崎をかえよう千人の集い」
 ~加藤登紀子さんのミニコンサートつき~
  https://www.facebook.com/events/1361120560656820/ 







2018年4月23日

「地域経済と自然エネルギーのいい関係」

田中優 有料・活動支援版メルマガにて、2018年4月【特典号】を配信しました!
 
田中優
『地域経済と自然エネルギーのいい関係』
              (現代農業 2013.5発行)

以下要約です


  「地域活性化の程度」は、 「地域の資金量×回転数」という簡単な計算式で表わせる。 地域の資金が地域に回り、その回転数が高ければ地域は活性化する

 だから地域内に届いたカネを都会に流さずに地域で回転させればいい 。

 下請け孫請けでは地域にカネが残らないなら、地域でできるサイズの公共事業を求めればいい 。

 せっかく地方に流れてきたカネをメガバンクや郵貯を経て東京に流出させてはならない 。 地域内で回転させることが大切なのだ。 ・・・

 
 私たちの暮ちしとおカネの接点は、 「買う、働く、貯金する」 の3つだ。

 モノを買うなら都会資本の店ではなく地域の店で買い、貯金はなるべく地域の信用金庫や信用組合、地方銀行に預ければいい 。そうすることで地域に雇用を増やし、自らも地域で働けるようになる。

 つまり 地域経済を衰退させているのは、自給できないもの なのだ。地域で自給していなくても国内の品なら国内経済を潤す。しかし海外からの輸入では、地域も国内もまったく潤わさない。自給率の低いものこそ地域と国内経済の活性化を妨げているのだ。

 群を抜いて悪いのがエネルギー自給率だ。わずか 4% しかない。残り96%は輸入。

 自然エネルギーを大きく推進させた当時のドイツ首相・シュレーダー氏はこう主張した。

「本当のエネルギーセキュリティーとは海外の資源を奪ったり輸入経路を警備することではない。国内でどれだけエネルギーを自給できるかだ。自然エネルギーの導入は本当の意味でのエネルギーセキュリティーに役立つ」 と。

 地域の自然エネルギーの普及は、原発代替策ばかりでなく、地域経済を活性化させる意味でも重要なのだ。・・


 ↓ 全文はこちらより ↓
4月中のご登録で全文が無料でお読み頂けます。
http://www.mag2.com/m/0001363131.html




2018年4月19日

祝!Facebookページ 10,000いいね!を頂きました☆

田中優公式Facebookページ「田中優コミュニティ」を2011年10月に立ち上げてから6年半が経ちました。
 
どうやったら情報を迅速にわかりやすく皆様にお伝えできるだろうかと、毎回試行錯誤をしながらやってきました。

これまでにたくさんのいいね!やコメント、シェアを皆様から頂きました。
 
そして先日、ついにこの公式ページの「いいね!」の数が
「10,000」を突破しました!(≧▽≦)
 
6年半続けてきて本当に良かったです。
皆様に大感謝です。
 
まだまだ発信してきれていないこと、足らない点があるかと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いします。

 
まだの方はぜひいいね!をよろしくお願いします。
気になるニュースやおススメのもの、田中優講演会など、また、時々岡山でのオフグリッド生活なども発信しています。

     (2018.4.19 田中優、田中優スタッフ一同より)




2018年4月18日

「ホームバイオガス」

田中優が共同代表を務めます非営利の住宅会社「天然住宅」のHPでは、田中優のコラム「住まいと森のコラム」を配信中です。

「森を守って健康で長持ちする」住宅や森の再生へのヒントなどがたくさん入っています。

 ガスの自給・・良い情報があれば教えてください!

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□◆ 田中 優 より ◇■□   天然住宅コラム 

 

『 ホームバイオガス 』


■ホームバイオガス

 先日知ったのだが、イスラエルに拠点を置く会社が「ホームバイオガス」を開発したそうだ。食品廃棄物や有機廃棄物をクリーンな調理用ガスに変換するバイオガスシステムで、ガス生成過程で生じる副産物は液体肥料(液肥)として使えるものだ。



写真はgreenzより

 その仕組みも組み立ても簡単で、家庭の裏庭に設置できる。期間限定価格995ドル、日本円にして10万円ほどの価格だ。電気も不要で1日に約3時間の調理に使えるガスを作り出し、電気に直すと約6キロワット時のエネルギーを作り出すそうだ。しかしどの程度の有機物を使っての話なのかは不明、家庭内で大きな量を占めるであろう糞尿は使わないもののようだ。


■自立するために

 西欧の考え方では糞尿というものはかなり汚い物という認識なので、使わないのかもしれない。しかし使えればトイレの汚水を流す必要もなくなるから、かなり役立つことになる。そして肝心な有機物投入量が知りたい。膨大に必要なのでは、日本のように食料廃棄物が多くない国では足りなくなるかもしれない。それを考えると、やっぱり国産のものがほしい。

 我が家がオフグリッドにしていることはさんざん伝えた。電気も水も自給、温水は太陽温水器、暖房はペレットストーブ、電話もインターネットも無線だからつながるものがないと。

 しかしそれでも必要なのがプロパンガスだ。お湯の温度が低い時や煮炊きには、どうしてもガスが必要になってしまうのだ。これが解消されれば、まるで離れ小島に暮らしているみたいに自給可能になれる。別に孤立して生きたいわけじゃない。ただ自立して生きられる部分を広げたいのだ。それができるかもしれないと思うと、冷静ではいられなくなる事態なのだ、はぁはぁ。


■メタンガスの可能性

 もともと有機物を空気に触れないところで分解させるとメタンガスができる。メタンガスは別名「都市ガス」だから、熱利用することは可能なのだ。メタン発酵させるには60℃程度の温度が最適だから、日本では寒すぎるかもしれない。でも6キロワット相当のガスなら、貯めておけば加熱にも使えそうだ。第一、太陽光に適さない冬場の日本海側で使えたら、冬も発電してさらに余熱で暖房ができるかもしれないのだ。

 こんなふうにしてライフラインを自分で持つことができるようになったら、私たちの生き方は相当自由なものになれそうに思う。誰か日本で作ってくれないかな。そう思っていたら株式会社アミタホールディング社会長の熊野さんが我が家に訪ねてきてくれた。アミタ社はバイオガスを実現している。「なんとか小さなものを作れないか」と言ってみた。

 「小さなものは難しいんですよ」

 そりゃそうだと思う。でもそれができたら、より独立して暮らすことができるのだ。清潔性・利便性を失わずにできる日が来ると思っている。




☆--★ コラムは101回まで更新中!☆---★  


田中優の「住まいと森のコラム」 


■目次一覧 http://tennen.org/yu_column 


第1回 住むんだったら健康な家がいい
第2回 そのどこがエコなの?
第3回 天然住宅は高い?
第4回 蚊を殺すのにバツーカ砲
第5回 いい湯だな、バハン
第6回 次の世代に引き継げる林業に
第7回 本物「小林建工」さんとの出会い
第8回 日本ミツバチ
第9回 カビを寄せつけない技術
第10回 温泉三昧、雨ときどき間伐
第11回 小屋礼賛
第12回 皮むき間伐の弱点
第13回 低周波騒音問題
第14回 上下階騒音問題
第15回 住宅リテラシーを
第16回 湿気で溶けていく家
第17回 住宅貧乏
第18回 家を担保にした超・長期ローンを
第19回 「私、研究所の者です」
第20回 鉄筋にアースを
第21回 太陽パネルの電気自給は「冬場」が大事
第22回 男なら天然住宅!
第23回 男なら天然住宅!~男ならスペックにこだわれ~
第24回 男なら天然住宅~男なら「マイホーム主義」~
≪番外編≫寺田本家さんに共感する
第25回 暮らしに家を合わせる
第26回 次の世代の住まいとは
第27回 「未完」の家
第28回 カナダからの見学者
第29回 気候の事情、個人の事情
第30回 健康を害さない防音ルーム
第31回 電力自由化でどこを選べばいいの?
第32回 エアコンは「熱を電気でつくる」もの?
第33回 電力自由化を契機に節電を
第34回 24時間換気の不要な家
第35回 「カネを出せば買える家」じゃない
第36回 「普通の」家
第37回 自宅の完成見学会
第38回 森を守って、健康長持ち
第39回 ネオニコ住宅の恐怖
第40回 ベランダって必要なの?
第41回 年収300万円台からのマイホーム
第42回 抵当権を登記しない融資を
第43回 木造の「継ぎ手」が同じという不思議
第44回 伝統大工は頑固なままで
第45回 木材に要注意
第46回 楽しいハイブリッド林業
第47回 自立的なウマ、琴姫
第48回 この世にムダなものはない
第49回 天然住宅にすむのに必要なもの
第50回 ホタル族、ホタルに会う
第51回 ホームバイオガス
第52回 いびきが消えた
第53回 高知県興津海岸は、こうして残された
第54回 太陽温水器の裏ワザ
第55回 「Low-Eガラス」の功罪
第56回 不都合を楽しむ
第57回 音と暮らす生活
第58回 においの環境問題
第59回 空気が吸えない恐怖
第60回 秋雨前線と電気不足
第61回 家が変わると暮らしが変わる
天然住宅バンク出資のお願い
第62回 湘南発、未来へ
第63回 おカネに頼らず暮らす
第64回 虫対策、その後
第65回 おカネに依存しない暮らし、自営
第66回 おカネに依存しない仮想通貨
第67回 天然住宅はホコリが少ない?
第68回 住宅教育が必要だ
第69回 住宅費用のイニシャル、ランニング
第70回 無煙炭化器
第71回 偉いぞ、炊飯器
第72回 中国のシックハウス問題
第73回 のらぼう菜
第74回 孤独になる?自給生活
第75回 「自給住宅」と食べ物
第76回 ガーデンパーティー
第77回 「自給の家」の「たべるにわ」
第78回 「居ていい場所」というコミュニティー
第79回 我が家の庭でBBQ
第80回 自給の家と「たべるにわ」
第81回 連休は出かけちゃダメ?
第82回 ネオニコチノイド農薬ふたたび
第83回 松枯れにネオニコチノイド農薬散布は無意味だ
第84回 ネオニコチノイドが水を汚染する
第85回 不吉な虫、その名も「死番虫」
第86回 湿気のない腐らない家
第87回 阪神淡路大震災のあった土地は危険?
第88回 病気の話
第89回 ヒノキチオール
第90回 美意識の差? 宮大工と船大工
第91回 電気不足の日
第92回 ローカルイベント
第93回 「日本一の駄菓子屋」発見
第94回 伊豆の「進化する家」
第95回 家の分母
第96回 「すまうと」さんの家具
第97回 子どもの異変
第98回 大河内さんという人
第99回 シロウトを集めた林業
第100回 「シックハウスの猫」アレルギー
第101回 「末代物」の思想


★☆★ 天然住宅 ホームページはこちら★☆★
http://tennen.org/ 

・施工例 http://tennen.org/gallery
・お客様の声 http://tennen.org/voice
・こだわり ~高断熱適気密・お家で森林浴・工法~ http://tennen.org/kodawari
・プラン集 http://tennen.org/plan
・見学会のお知らせ http://tennen.org/event
・住宅コーディネートって何? http://tennen.org/coordinate
・資料請求 http://tennen.org/request


他にもたくさんのこだわりがあります。
ぜひHPでチェックしてみて下さい。

2018年4月16日

種子法廃止について ~ラジオ出演(2018.4.2) 書き起こしより~ 

2018年4月2日、「中西哲生のクロノス」という東京FMのラジオ番組に、種子法廃止についてのインタビューを受けました。








「」が田中優コメントです。
 

-昨日4月1日ということで新年度がスタートしていますが、新しく始まること、何か変わることたくさんあるんですけども、昨日「主要農作物種子法」、通称「種子法」が廃止になっています。これは多くの反対の声が上がっていたにもかかわらず決まったこの種子法の廃止なんですが、この時間は田中優さんと電話を繋ぎます。 ・・
 
田中さん、種子法廃止は日本の農業をぶっ壊すということを訴えてらっしゃるわけですけど、我々にはどういった影響があるんでしょうか?
種子法の廃止はどんな理由で決まったんでしょうか?
 
「どうもアメリカからの圧力が大きかった、という風な下馬評ですけども、何のために廃止するかということについてはあまり理由らしきものが発表されていません。」

 


-それ自体不可解な気持ちになるかと思いますが、この種子法廃止によって起こる動きというのは今後どういうことになりそうですか?

 
「これまで法律によって自治体に義務が課せられますが、自治体が守ってきた種というのがあるんですよ。それが例えばブランド米ですね。ブランド米の種なんかはみんな県の方が委託をして種子法で守ってきたんですね。ところがその予算付けがされなくなってしまうので、もうできなくなっちゃうかもしれないんです。

 そうすると今まで地域に応じてここの地は寒すぎるからとか色んな理由でそこの地域に合った種を作っていたんですよ。そ
れができなくなってしまうと、ブランド米が消えて、そこに入り込んでくるのが遺伝子組み換えとかそういった種に変わってしまうんじゃないかということですね。」
 

 
-じゃあ地域特有のお米や生産物が種子法がなくなることによって脅かされていくと。
農業の現場はどういった影響を受けるんでしょうか?
 
「結局種の入手が国が補助をしてやってきた事業なので、これまで種を入手するのが安かったんですよ。
それが民間企業に言わせるとこんな安さではやってられないと言っていましたから、だから値上がりするでしょうね。」

 
-じゃあそこを買い取るための予算が農業の現場にはそんなにたくさんないということですか?
 
「そうですね、主要種子についてはそうなりますね。」

 
-では食卓の影響と言うのはそれによってどう変わってくるんでしょうか?
 
「これまで美味しいお米が安く食べれたのが、今度は高くなる可能性があることと、もう一つはその種の価値がこれまでは安心してみんなが食べれるようにこの法律自体が戦後直後にできていますので、飢えを防ぐためだったんですよ。
 
 だから社会情景によってはすごく値上がりしてしまって、そうすると人々が安心してお米を食べられないという戦後直後みたいな状況が心配されますね。」

 

-今お話を伺っているとお米のことが中心なんですがそれ以外の食物についても種の危機がきているということなんですか?

「もう種はすでに大きなメーカーが供給するものが8~9割なんですよ。ですから他で種を作っているのは1~2割しかないのでそういうところがもっと増えてくればいいんだけど、今はどんどんと種については大手メーカーによって支配を受ける構図になっています。」


 
-実際に一般の我々ができることは?
 
「自分たちで種を守ろうという運動があってそれ自体は良いことなんだけど、この主要農作物の種子法に関してはそんな個人でできるレベルのものではないんですね。
だから実際に求めて自治体が今後もきちんと種を守ってください、作ってくださいとするのが一番良いのかなと思います。」

 


(書き起こしにあたっては、読みやすくするため必要最低限の編集を行っています。文責:田中優スタッフ)

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5分弱という短い時間でコメントするのがなかなか難しかったと思います。

ですので種子法廃止についてより詳しくはこちらをご参考ください。

↓  ↓
 
2018.2.25に発行し大反響!ついに2万5千シェアに!!

『日本の農業をぶっ壊す種子法廃止、なぜほとんど話題にならない?=田中優』

http://www.mag2.com/p/money/384427


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2018年4月11日

『 3.11から7年 ~長く低線量の被ばくをしたら何が起きるか~ 』

2018.3.26発行 田中優無料メルマガより

 小平市で何代も開業医をしてきた三田茂先生、知る人ぞ知る存在なのかもしれない。しかし小平市を後にして岡山に転居している三田先生の元には、いまだたくさんの東京周辺からの患者さんが診察に来られる。

 三田先生自体が放射線技師もしていて、その仕事は被ばく労働でもあるので、定期的に検査を受ける。検査の内容は血中の白血球の中の半分を占める「好中球」の減少がないかどうかを調べるのだ。だから放射線と好中球の関係は当たり前に認められている。

 だから三田先生は放射線被ばくとの関係で白血球のひとつである好中球の数を調べてきた。すると当初は放射能量が高かった福島原発周辺や、ホットスポットと呼ばれる汚染のひどかった「松戸、柏、流山」の人に好中球減少症がみられたのが、今や広い地域に広がってしまった。好中球は白血球の一部だが、それが減少しているからといって直ちに病気になるわけではなく、免疫が多少弱い程度の被害だった。


 ところが今や特に汚染地域ではなくても同じような影響が出始めた。今では関東地方に住んでいれば、誰もが以下のような影響を受け始めている。これを三田先生は『能力減退症』というカテゴリーで、低線量の慢性被爆の影響ではないかと問題提起を始めた。以下のような症状だ。


「ものおぼえの悪さ、約束の時間を間違える、メモを取らないと仕事にならない」
といった記憶力の低下。


「仲間についていけない、長く働けない、頑張りがきかない、だるい、疲れると3~4日動けない」といった疲れやすさ。


「昔できていたことができない、怒りっぽく機嫌が悪い、寝不足が続くと発熱する(小児に多い)、集中力、判断力、理解力の低下、話の飲み込みが悪く噛み合わない、ミスが多い、面倒くさい」といった感触や、


「新聞や本が読めない、段取りが悪い、不注意、やる気が出ない、学力低下、能力低下、頭の回転が落ちた、宿題が終わらない」などの事態。

 さらに
「コントロールできない眠気、倒れるように寝てしまう、学校から帰り玄関で寝てしまう、昼寝をして気付くと夜になっている、居眠り運転、仕事中に寝てしまうので仕事をやめた」

などの症状が多くなっている。

『新ヒバクシャ』に『能力減退症』が始まっている  三田茂 三田医院より  )


 その三田先生とは、この岡山で知り合った。以前から研究結果は見ていたし、医師の多くが頬かむりしたように被ばく問題を取り上げない中、きちんとデータで示してくれることに好感を持っていた。

 我が家は2012年末に移住してきて、その後に三田先生も岡山に越してこられた。そこで友人を介して初めて我が家のバーベキューパーティーでお会いした。予想通り信念のある人で、簡単に周囲に流される人ではない。小平市の医院で転居や一時的な避難をした人たちの中で、岡山へ行った人が一番改善されていたからと岡山に来られたのだ。


 もちろん患者を置いていくのに葛藤もあった。何代も続けてきた医院なのだから。しかし三田先生自身が東京に住んでいること自体が影響を与えてしまう。「先生だってここに住み続けているのだから」と思われることの影響を考えると、自分が移住して見せることの影響は大きいのだ。


 越してくると医院を新設するのには多大な初期投資が必要になる。大変な決意と負担をしながら越してきた。でも三田先生は聖人君子ではなく、自動車が趣味という普通の人なのだ。そして患者に正面から向き合う中から、今回の提起をされた。

 その症状は従来の原爆症患者と向きあった医師の指摘する「原爆ぶらぶら病」であったり、世界各地のヒバクシャの悩みや、チェルノブイリで言われていた「老化症状」とよく似ている。

 こうした低線量の慢性的な被ばくに対しては、事故の終息、賠償問題も絡んで、認められないバイアスが働いている。福島県で行った朝日新聞の電話調査の結果によると、三分の二が放射能被害に不安を感じるが、三分の一が感じないという結果だった。これほどの放射性物質があるのに三分の一が不安を感じないというのが不思議に思える。おそらくは「大丈夫」とする政府やメディアの報道に引きずられた結果なのだろう。

 しかし残念ながら被害は「ただち」に起こるわけではないのだ。循環器の被害は始まったばかりだし、発がんなどの被害は部位にもよるがこれからになる。心臓の疾患は増えているが、発がんもこれからになる。今の時点で影響が出始めたのが脳下垂体と副腎皮質からのホルモンの影響だとすれば対症療法的な改善も可能だが、最も大切なのが転地なのだ。 

 それ以上にすべきことは日本各地に作られた原発の廃炉だ。問題を起こす可能性のある原因自体をなくさなければ、解決には向かわない。いくら転居しても西風が中心の日本の、西側の川内原発や玄海原発、伊方原発がある間はどこにいても安心して暮らすことはできない。現に福島原発からの放射能の八割程度が西風に押されて太平洋に流れ出た。残り二割の陸に流れた放射能のごくわずかが首都圏に流れただけの影響なのだ。


 まず原発を止め、その上で対処策を考えたい。この後、転居することも考えの中に入れてほしい。残念ながら、首都圏もすでに広く汚染されてしまったのだ。この先には『能力減退症』が広がってくる。すでに首都圏すら居住に適した土地ではないのかもしれない。

 まるで腐海に沈むナウシカの世界のような事態だ。これ以上、住むことのできない土地を増やしてはならない。原子力と人間は共存することができないのだ。

 ただちに止めたとしても「使用済み核燃料」の管理が必要だ。漏れ出せば広い地域を汚染してしまうのだから。これ以上放射性物質を作り出さないために、まずは原子力発電所を廃炉しよう。「後の時代になれば解決できる」と言って原発を始めたが、半世紀以上経っても解決できない。それどころかこんな被害が生まれたのだ。

 「原発の電気は安くてタダで使えるようになるからメーターもいらない」という言葉に騙されて進んだ結果がこの事態だ。もし「能力減退症」に思い当たるところがあれば、躊躇なく転居すべきだと思う。