2016年9月5日

無駄でした・・沖縄の揚水発電所廃止に

田中優より

 この世で最大の無駄ともいえる
「揚水発電ダム」、沖縄のこれが廃止されることになったそうだが、沖縄電力が原発を造ろうとしていたから進めたプランだと思う。

 揚水発電所は設備利用率5%、工事費は原発並みにかかるただの「蓄電施設」だ。
原発とセットで全国に造られてきた。

 次には「不安定な自然エネルギーのために使ってはどうか」という触れ込みだったが、自然エネルギーに消極的な沖縄電力は断った。

 でも断って正解だと思う。蓄電施設は電気を供給する側が持つよりも、消費する側が持った方が効率的だからだ。


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▼「国頭村の揚水発電所廃止 電源開発、世界初の海水利用施設 沖電への売電交渉不調」
(琉球新報 2016.7.26)
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-323364.html より


 世界初の海水を利用した揚水発電所として、電源開発(本社・東京、Jパワー)が沖縄県国頭村安波で運転してきた「沖縄やんばる海水揚水発電所」が、19日付で発電所として廃止されたことが25日分かった。

 同発電所は国が建設費320億円を投じて1999年に完成。離島など海洋地域に適した再生可能エネルギーシステムとして実用化を目指してきたが、沖縄電力との売電交渉が不調に終わるなど商業ベースに乗せることが見通せず、電源開発は施設の継続を断念した。