□◆ 田中 優 より ◇■□■□
「ぼくはこれ以上国土を壊されたくありません。
壊されたくない漁業権を持つ人たちが反対すると、県は漁業権を取り消すと脅す。
そもそも増税を受け容れた人たちは破壊のために受け容れたのではありません。
増税よりも無駄な公共事業をやめるのが先です。」
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「ダムに反対するなら漁業権を不許可にするぞと、山形県が脅している。」
(フライの雑誌社
2013.12.18)
サクラマスが遡る山形県の小国川には、小国川ダムの建設計画がある。
建設主体は山形県だ。
問題の多いこの小国川ダムに関しては、単行本『桜鱒の棲む川』(水口憲哉著/フライの雑誌社刊)でもとりあげた。
流域を管轄するのは、全国有数の優良内水面漁協である小国川漁協だ。
小国川漁協は、一貫して小国川ダム建設に反対している。
小国川漁協の10年切り替えの漁業権は、2013年末に切れる。
小国川漁協に対して、これ以上ダムに反対するなら、漁業権を不許可にするぞと、
漁業権が切れるぎりぎりのタイミングで、山形県が脅している。
ダム建設を強要するために、漁業権の許認可を持ち出す山形県のやり口は、許されることではない。
こんなことは全国的にももちろん例がない。ありえない。(抜粋)