2010年4月8日
新刊!『天然住宅から社会を変える30の方法』
合同出版の人気の「30の方法」シリーズ、いよいよ新刊発売です(*^_^*)!
『天然住宅から社会を変える30の方法』
田中 優(一般社団法人天然住宅 共同代表)
相根 昭典(一般社団法人天然住宅 代表)〔編〕
A5判変形/144ページ
ISBN978-4-7726-0460-4
定価 1300円+税
●内容
住宅は「衣食住」の一つ、生活の大事な要素です。しかし、中でも肝心な住宅はなおざりにされているように思えます。持続可能な社会を実現するには、「再生できる資源を使うこと」と、「成長までにかかる時間以上に使うこと」が原則です。これを実現するためには、日本の住宅市場を変えなければ不可能です。
しかし解決策があります。国産の安全な木材を適切な価格で買い、木材の成長よりも長い期間使える住宅にすれば、森は減るどころか手入れがされて復活できます。日本が過剰な木材輸入をしなくなれば、世界の森を保全することができます。
健康に害のないどころか、さらに健康に良い効果のある素材を使えば、安心して暮らせます。有害物質を含まなければ火事で有毒ガスに巻かれる心配もなくなり、廃棄のときにも再度同じ材で建て直すことも、炭にすることも土に還すこともできます。
国産の木材を適正な価格で買うことで、山に暮らす人たちの収入を増やせれば、無理な出稼ぎも不要になります。地方は活性化し、都会の人口集中も緩和されていきます。
住宅は、社会のゆがみを解決するキーだったのです。ここから紐解けば、森林問題も地球温暖化問題も解決できる糸口が見えてきます。