2015年5月12日

「南相馬の地点解除訴訟(20ミリ基準撤回訴訟)支援の会」 応援メッセージ


「南相馬の地点解除訴訟(20ミリ基準撤回訴訟)支援の会」への田中優応援メッセージです。


★田中優応援メッセージ★


「汚染地なのに避難の指定を解除しようとする政府案に、

訴訟してくださった皆様に感謝します。

野草が摘めなくなったように、すべてにお金が必要になりました。
加えて『指定を解除すれば補償金を払わずにすむ』と考えたのではないでしょうか。

補償金がなくなると、汚染地に帰還せざるを得なくなる人も増えます。
金のために命を切り捨てる一端だと思います。
セシウム137の半減期より短い指定解除は拙速です。

反対の声を届けましょう。  (田中優 環境活動家) 」



<<「南相馬の地点解除訴訟(20ミリ基準撤回訴訟)支援の会」設立の経緯>>


■FoE Japan HPより http://www.foejapan.org/energy/evt/150509.html

2014年12月28日、住民の強い反対の中、南相馬市の特定避難勧奨地点が解除になりました。

12月21日に開催した住民説明会では、

「家の中でも空間線量率は非常に高い。こんな環境に子どもを帰せない」、
「ストロンチウムやプルトニウムなども飛散している」「いくら除染しても、
農地や山林から線量がくる」

など反対の声が相次ぎました。

しかし、高木経済産業副大臣は、

「川内や伊達との公平性を保つ」

「積算線量20ミリシーベルトを下回っており、健康への影響は考えられない」

とし、一方的に指定解除を決定したのです。

たまりかねて住民のみなさんは、この解除の違法性を司法の場に訴えることにしたのです。」


5月9日には東京にて全国集会も開かれました。
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