田中優より
「イスラエル軍需企業が開発した「特攻ドローン」兵器。
日本の軍需企業はこうした開発が得意だが、輸出が制限されてきたため大量生産できずに価格が高く、しかも実戦での使用実績が少ない。
逆のことができているのがイスラエル。首相がイスラエルに近寄っていったのもそのためだろう。
今の戦争は経済的に豊かな国が貧しい人たちを虐殺するゲームになっている。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼新開発された「特攻ドローン」の強烈な威力(動画あり)
(WIRED 2015.8.28)http://wired.jp/2015/08/28/drone-missile/
イスラエルのIAI社は、自爆攻撃するドローンを発表した。最大6時間、上空を徘徊。
赤外線カメラ等で攻撃対象を把握したあと、カミカゼ攻撃を行う。
動画url https://youtu.be/HQTa7kWHSH4
◇ ◇ ◇ ◇
★こちらもご参考ください★
田中優 『 「戦争経済」 復活を拒否する 』
http://tanakayu.blogspot.jp/2014/10/blog-post_53.html
「これまでは日本に関係のない「戦争」だったろうが、これからは違ってしまう。安倍政権は2014年3月、アメリカの進めるF-35次世代戦闘機開発に資金を出すことにし、武器輸出三原則の例外として三菱重工の参加を認めた。
4月には武器禁輸政策を「防衛装備移転三原則」に変え、最初に「PAC2(迎撃ミサイル「パトリオット」)」に適用して自由に輸出できるようにした。ミサイル部品はアメリカにパテントがあるため、目的外使用や第三国への再輸出の事前同意を定めた三原則の例外となっている。
つまりアメリカの判断だけで他国にも輸出できるのだ。そのアメリカの最大援助供与国がイスラエルで、多くが軍事援助だ。イスラエルは新たな武器の実験場としてパレスチナを使っている。今回も「DIME弾」という人間を粉々にしてしまう兵器を使った。これまでの無人爆撃機に加え、動くものすべてを機銃掃射する無人小銃を設置した。
未来は無人武器が残って、動くものすべてが抹殺される世界になる。そこに精度の高い日本の通信技術が使われる。・・・」(抜粋)