2015年9月10日

タックスヘイブンで税逃れの日本の大企業・富裕層と、消費税増税と社会保障削減される庶民

田中優より 
「この記事、感心するほどきちんとまとめられています。
私たちからは税金をみっちり取って、収益を出している大銀行や企業からは取れないという構造が問題なのに、消費税とかさらに人々から取ろうとする。これでは解決しませんね。」

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日本の大企業・富裕層はタックスヘイブンで世界第2位の巨額な税逃れ、庶民には消費税増税と社会保障削減 
(editor 2015.9.7) http://editor.fem.jp/blog/?p=675  より図・文章抜粋


安倍政権は、新成長戦略と骨太方針で法人税減税を打ち出していますが、タックスヘイブンを活用することによって世界第2位となる莫大な税逃れをしている日本の大企業からまともな税金をきちんと払ってもらうことの方を何よりも優先すべきだと思います。

東証に上場している上位50社のうち45社がタックスヘイブンを活用し、ケイマン諸島だけの活用に限っても、日本の大企業は55兆円で、アメリカに次いで世界第2位の規模です。つづく、イギリス23兆円、フランス20兆円、ドイツ17兆円で、後に続く各国を合わせた額に相当するぐらい日本の大企業はタックスヘイブンを活用し税逃れをしているのです。

私たち庶民は、消費税増税はじめ各種税金から逃れようもないのに、どうして大企業だけが平然と税逃れを行うことができるのでしょうか? 私、このタックスヘイブンの問題について、政治経済研究所理事の合田寛さんにインタビューしました。・・・