2011年9月20日

9月3日の和光鶴川小学校での感想を頂きました

主催者様より

和光学園関係(幼~大、教員、親和会員、学生)113名(うち鶴小50名)、外部の方68名、合計181名の方が台風12号の影響が心配される中、足を運んでくれました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!

田中優さんはたくさんの資料をもとに3時間水も飲まずにお話してくれました。
どんどん暗くなっていく話ばかりで張りつめた空気が漂う会場。
でも後半は、会場に笑いがもれ希望がわき、明るい表情で体育館を後にする参加者たち。
あ~優さんってやっぱり素敵な人だなぁ。

「2050年の日本、子どもがいなくなって放射能に汚染された社会と原発がなくなって出来る限りの除染をし子どもたちに感謝されるような社会、どちらを選びますか?」

「社会のしくみは変えられる」

「生きるに値する社会を」

そう言い続けて今日も全国を飛び回っている田中優さんに、大きなパワーをもらいました。

和光の中から平和を発信した今回の講演会、たくさんの方々のお陰で無事終えることができました。それぞれの方が知り得たことや思った事を身近な人に話すことによって、平和の芽が出て花が咲くことでしょう。

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以下、参加者の感想を紹介します。(抜粋)

「自然エネルギーが広がればCO2削減もできるというのがとても印象強かった。とにかく原発というのは危ないって事も改めて知ったし、危なさは初めて知ったので、今日はとても色んな事を学べた。ありがとうございました。」 

「お話を聞けて良かったです。わかりやすく、時にユーモアを交えて真実を伝えてくださったと思います。今後、どうしていったら良いか考える参考になりました。ありがとうございました。」   

「仕組みの問題をあきらかにしていく、私の問題意識と重なるところがありました。大事なのは、今日の講演をはじめ学んだことを語りあい、世の中を変えていくことだと思います。」

「今、日々の生活での食へのストレスがあるなか、私にとって絶望から始まったお話でした。日本を出ることを本気で考える、その一歩になるのか・・・?吸い込まれるように田中さんのお話から私の心は希望へと動いた。資料やグラフなどがとても分かりやすく今まで難しく別世界の問題がいとも簡単に解決し、会場からも笑みがわく。そしてそれと同時に怒りが込み上げる。日々のあたりまえが、あたりまえでなくなる。悲しみや絶望は事実を知ることで希望になるのですね。」

「最近、原発関連の報道がめっきり減っていると不安に感じていました。世の中の流れも不穏な方に流れていると感じつつも、自分の中にあきらめのような気もちもあったと思います。改めて現実に目を向け、前向きになることが大事だなと思いました。」

「理想論ではなく現実的な具体論を展開してくれるので、希望が持てる。田中優さんを招く柔軟さに、和光さまの素晴らしさを覚えました。」 

「以前から著書を読んでいたのでそれを生で聞けたのがとてもありがたかったです。田中さんのお話を、経済界のトップの人に是非聞いて頂きたいです。田中さんが最後に「どんな未来がいいですか?」と問いかけられましたが、その言葉を常に心に置いてこれから行動していこうと強く思いました。」

「日本がどれだけおバカな国か、とても残念な気持ちでいっぱい。これからもずっと続く被曝。少しでもこれ以上量を増やさないよう、日本人存続のためにも原発は止める方が良いのではと改めて思った。原発を自らの手で三度目許してしまった日本。四度目はないことを切に祈る。」

「3時間みっちりお話が聞けてよかったです。落ち葉プロジェクトにはハッとさせられました。町田剪定枝資源化センターのたい肥が、580ベクレルで出荷停止になったこともあり、町田でも住民運動化する必要があると思います。」

「自分と自分の子どもが心配、というだけじゃなく、社会として何ができるか、社会の一員として何をするべきかを考えさせられる時間となりました。私にできることは、自分で考え、選ぶことのできる子どもを育てること。そのためにも私自身が考えて行動していくことだと思いました。」 

「私は一日も早く原発を止めてほしい。しかし夫は原発は必要だと常々言っています。子ども達もあまり関心がないようです。まずは私も身近な人から、原発が必要ない事を理解してもらえるよう、今日のお話を広げていきたいと思います。」

「長期戦でマヒしつつあった心に刺激を頂きました。」
              

「電力会社を中心に動いている日本という考え方は今日のお話を聞かなければ気がつかなかったことです。日本をとりまくしくみがとても分かりやすく理解できました。」

「原発災害を機会に原発に頼らない社会を、子どもたちの未来のために作っていかなければと思いました。」    

「正しい情報をきちんと知り、正確にみんなに広げる。これは大切なこと。田中先生の指摘されたようにメディアが原発のことを正しく伝えない。それなら私達が、いろいろな手段で知らせなければ。」

「希望の持てる講演会でした。今私達は日本の運命の分かれ道にいます。1人でも多くの人にその事に気づいてほしいです。」