2014年1月20日

東京都知事候補者の一本化について&宇都宮けんじさんへ応援メッセージ

田中優よりコメント

「脱原発で候補者の一本化を」という話、ぼくも正直、悩みました。

ホソ・・氏が出てきて、脱原発を主張したためです。

何に悩んだかと言えば、最悪の選択に思えるマス・・氏の当選確率が高まってしまうことです。
しかし人間的にも主張でもブレのなさ、正直さでも宇都宮さんが最適です。

ところが選挙は株式投資と同じで「美人投票の論理」、すなわち自分の好みではなく、

多くの人が好むであろう人を選択しなければならないのです。
都民はこれまで選択してきた人たちはお世辞にも良いとは思えない人たちでした。
「その人たちが選択する美人は誰か」と考えなければならないのです。

しかしもうひとつ考えました。
これまで都民は何度もそうした知事を選んできたのです。

マス・・氏が都知事になったとしても、これまでとほとんど変わらないでしょう。

そしてもうひとつ、原発だけが問題ではありません。
クレジット・サラ金問題を追ってきた人にとって、原発という一課題のためにその人たちに

とっての希望を失わせていいのかどうか。
多方面にわたって宇都宮さんの主張はとても良いものです。
それを失わせることと天秤にかけるのはとても難しいと思いました。

ぼくはやはり信頼できる素晴らしい候補者として、

宇都宮さんが立ってくれたことに感謝しています。

ホソ・・氏が先に出ていたら、

「信用できないから」と言って誰かを立てようとしたのではないでしょうか。

愚直なのかもしれません。
でも信頼できる人を支持したいと思います。



*************************************


【宇都宮けんじさんへの応援メッセージ】
◇田中優さん(環境活動家、未来バンク事業組合理事長)


テレビで福島原発事故で住めなくなってしまった双葉元町長の記録を見ました。
当初は原発に反対していた人でしたが、後に町の立て直しのために、 原発を受け容れ、
増設を乞うようにすらなりました。

 「これは賭けだ」と言っていましたが 賭けに負けたのですね、人々の暮らしを賭けた賭けに。
  元町長は事故の4カ月後に亡くなっています。

気の毒に感じるものの、やはり 結果がすべてです。
「TPP絶対反対」と書いていた自民党が勝利するとTPP推進 になり、民主党はマニフェストに
なかった消費税増税を進めました。 マニフェストはウソ、公約はでたらめ。

こんな選挙に意味がありますか?

公約以前に、“信頼できる人”を選ぶべきではないですか?

宇都宮さんは絶対に信頼できる人です。
これまでの実績を裏切れるほど、簡単な仕事をしてきた人ではありません。

これから「勝てる候補を選ぼう」とか、いろいろ言われることがあると思います。
しかしどんな人が勝とうが、裏切られればおしまいです。

信頼できる宇都宮さんの温かい笑顔を選びましょうよ。
信頼が第一です。
 




(2012年12月の応援演説の際の写真です)