2019年6月17日

天然住宅はベニヤ板(合板)を使用しない3

田中優天然住宅コラムでは、今回3回に渡りベニヤ板について書きました。

『天然住宅はベニヤ板(合板)を使用しない』
https://tennen.org/yu_column/beniya-2.html


『天然住宅はベニヤ板(合板)を使用しない 2』
https://tennen.org/yu_column/beniya-3.html


今回は「ベニヤや木材による健康被害についてです。

「269人に1人」は、何の数字なのでしょう。

ご一読頂ければ嬉しいです。


田中優 天然住宅コラム第125回 
 
『 天然住宅はベニヤ板(合板)を使用しない3 』


▼ユニットリスク


 こうして「普通の」家にはベニヤが使われている。

 すると普通に家を建てて住むことは環境破壊的だ。成長の早いスギで建てたとしても、利用できる期間はスギが成長する50年にすらとても及ばないからだ。持続可能な暮らしを目指すならば家は持たない方がいい。

 加えて健康面でも問題だ。ベニヤはタテヨコ直角に接着剤で貼り合わせたものだから、否が応でもホルムアルデヒド入りの接着剤を使う。

 2010年になって、アメリカFDA(環境保護庁)が「ユニットリスク」という発がん発症率を示したリストが導入された。
 それは化学物質ごとのの発がんリスクを「がんの種類」ごとに示したものだ。

 日本の住宅に広く使われるホルムアルデヒドを、実際の日本の通常の住宅に当てはめた結果は「269人に1人 」が発がんするという結果だった。


 二人に一人ががんで死亡する日本で、どれほどの命がシックハウス症候群で失われているのだろうか。






▼化学物質過敏症

 もちろんがんでなくても深刻な化学物質過敏症に陥る人もいる。

 せっかく手に入れた家で病気になるのは本末転倒ではないか。これが低価格で建てる住宅を選んだことの結果なのだ。


 さらに木材そのものも120℃もの高温で乾燥させることで、木材の持っていた健康に貢献するとされる成分を失わせている。

 材が歪まないように、カビが生えたり虫が発生しないようにと、プラスチックのようなものに変えられているのだ。


 その結果、家に使われる殺虫剤のせいで化学物質過敏症を発症したり、ぼけてしまったり、流産したりしている。


 まさかそのリスクを受け入れながら選択した人などいないだろう。つまり、リスクを知らずに建築してしまったことの結果そうなってしまったのだ。



▼若年性アルツハイマー?

 ある化学物質過敏症の方のお宅へ邪魔したことがある。

 その人は化学物質過敏症とは知らず、自分の事を若年性アルツハイマーと思っていたという。というのは記銘力が弱くなり、何度聞いても記憶できない状態になっていたからだ。

 それに気づいたのも先生に持参するものを聞き、その受け答えから自分が何度も同じことを聞いたことに気づいたからだった。以来彼女は友人たちに知られないようになるべく連絡を取らないようにしたという。

 しかし数少なくなった友人の一人が
「テレビでやっていたけれど。あなたの症状は化学物質過敏症なのではないか」
と教えてくれたのだ。

 『北里病院』でしか調べられないとメモし、診断を受けてみた。結果はその通りだった。「出せる薬はない、今住んでいるマンションを出るしかない」と言われた。


 しかし、ある程度回復した後から気づいたことがある。

 悪化したのは引っ越してからではなく、引っ越す時に一時的にすんだアパートで「誰が住んでいたかわからないから」とバルサンを撒いてからだった。以来発病した。

 彼女の化学物質に対する許容量をそのときに越えてしまったのだろう。

 人にはそれぞれの許容量があって、それを越えたときに発症するからだ。


 この病気の兆候がありそれでも健康であるということは、許容量をまだ越えていない状態を指すことになる。

 天然住宅はそれを「越えないための住まい」であるだけだ。

 発症してしまった後、特別回復させるものではない。そこにはまた別の対処の仕方が必要になってくる。

 でも、天然住宅に住み始めてからの彼女は、ほんのわずかずつ快方に向かっている。少なくとも本人の言葉によれば。


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https://tennen.org/yu_column/beniya-4.html より


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田中優の「住まいと森のコラム」 
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2019年6月6日

天然住宅はベニヤ板(合板)を使用しない2

天然住宅コラムでは今回3回に渡りベニヤ板について書きました。
前回(第123回 天然住宅はベニヤ板(合板)を使用しない)に引き続き「私たちが合板を使わない理由」の続編です。


なぜベニヤ板とは接着剤で貼り合わせたもの
ではその接着剤の寿命は?

そして水害での被害状況に、天然木と合板との大きな違いがはっきりと出てしまいました。


ぜひご一読ください。


田中優 天然住宅コラム第124回 

『 天然住宅はベニヤ板(合板)を使用しない2 』


▼ベニヤ板を使わない2

 しかしベニヤ板の問題はそれだけではなかった。

 やがて熱帯材が使いにくい事態になると、すでに述べたようにスギやシベリヤ材などの針葉樹合板に替えられていったのだ。しかし木材を接着剤で貼り合わせるのだから、その接着剤の効果が落ちるまでしか効果がない。寿命が家には不向きな短さなのだ。


 あなたが家の寿命に何年ぐらい期待するかによるが、ベニヤの接着効果が半分以下に減るまでの期間は実に短いのだ。ラワンと呼ばれる「熱帯材」で15年程度、なんとラジアダパイン材(ニュージーランドの松材)では3年しかないのだ。あなたがその寿命でいいとしても、持続的に利用できない素材のせいで持続できない社会になるのだ。

 スギは育つのが早くて50年だとしても、持続可能な社会のためには使える年数は最低でも50年は必要になる。ところがあなたの家は、ベニヤ板のせいで3~15年で壊れてしまうのだ。


図:合板の接着剤の寿命
https://tennen.org/yu_column/beniya-3.html 
合板の接着剤の寿命


▼再生不能の木材

 さらに去年(2018)の集中豪雨で水中に没してしまった家が問題になった。

 それの修繕が人手不足のために進まないと問題視されているが、ベニヤ板を多用した家では修繕が効かないという問題もあるのだ。

 水に漬かった建物では、ベニヤ板、集成材、MDFのような人工的な木材は水を吸って膨れ上がってしまって元に戻らない

 天然の木材なら洗えば使えるし寸法が狂ったとしても削って直せば使えるが、膨れ上がった人工的な木材ではどうにもならないのだ。


 木だと思い込んでいても、集成材にプラスチックを貼っただけのものも多い。
そんな偽物の木に囲まれた建物では、全部解体して再度建て直す以外に方法がないのだ。


 だから水没地の復興は簡単ではなく、再度古い家を取り壊して建て直すだけの手間と時間と費用が掛かってしまうのだ。


写真:雨の吹込みで濡れてしまった後の下駄箱のツキ板

雨の吹込みで濡れてしまった下駄箱の合板


写真:乾いた後、元に戻らなくなってしまいました

雨に濡れて戻らなくなったツキ板



▼「ベニヤ板を使わずに建てていますか」という質問

 私たちはそんな中で本物の家づくりをしようとするネットワークに参加している。
全国にわずか数社だけのネットワークだ。

 できれば広げたいと思うのだが、ほとんど広がっていかない。その理由の中で一番多いのが「ベニヤ板を使わずに建てていますか」という質問のあることだ。多くの工務店がクリアできない。安く建てるためにベニヤを使うのだ。


 さらによくある話で「F★★★★(エフフォースター)だから安全だ」という。「F★★★★(エフフォースター)」はホルムアルデヒドの放出量が少ないということで、「ない」ということではない。
こちらから見ると「ある」ことの証明に思える。


参照:「エフフォースター」って?
https://tennen.org/kodawari/sinrinyoku/anzen


エフフォースター


 今の家を建てる前の古民家ですら、ぶかぶかする床の畳を剥がすと下のベニヤ板が折れていた。修理のため同じサイズのベニヤ板を買ってきて貼りながら、「こうやって使うのか」と思った。その家は少し家を空けていると押し入れにカビが出た。ベニヤ板は湿気を吸い込まないのだ。

 今のスギの無垢板の家では全くカビがでない。


 このベニヤ板を使うかどうかが本物の家との一番の違いだと思う。



ビッグモリーズという岡山県和気町家具屋さんによる、各木材の水没実験の動画もご参考ください


【閲覧注意】人体への影響は!? MDFから出てきたものは。。。
【家具屋が検証!!】家具の材質水没実験/ビッグモリーズ家具の裏側
https://youtu.be/qn5dgadym9c





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2019年6月3日

ROCKIN'ON JAPAN に NO NUKES 2019 がレポートされました



ROCKIN'ON JAPAN 2019年6月号に、3/23~24に開催された「NO NUKES 2019(田中優もトークゲストとして参加)」がレポートされています!


・・・

『未来バンク・田中優氏を迎え、個人が実践できる自給自足のエネルギーの話や、未来の暮らし方などに言及し、初日同様に有意義な時間が過ぎた。』


 
▼ROCKIN'ON JAPAN 2019年6月号
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/144978






6/15(土)・16(日) 天然住宅 完成見学会@西船橋


~公園の緑を楽しむ家~
15日午後は代表田中優によるセミナーも



まもなく完成・お引渡しを迎える西船橋の新築住宅にて、完成見学会を開催します。


★ポイント
 
・リビングに陽の光をたっぷり取り込みながら、公園の緑を楽しめるよう、公園側の南面を大きく開き、吹き抜けも設置


・これからのリタイアライフを不自由なく楽しめるよう、1階で生活が完結できる間取り
 


いつも通り天然住宅として

・国産無垢材100%

・合板集成材不使用

・自然素材をふんだんに使用していますので、無垢杉の香りと、柔らかさ、暖かさ、自然素材でつくる空間の気持ちよい空気感、天然住宅特有の「新築のにおい」をぜひ体感ください

・静岡の無垢材家具屋のすまうとの家具も展示します。家具にも触れて、体験ください。



■日時 

--2019年6月15日(土) --

10:00~11:30 (予約制見学会)
11:30~13:00 (予約制見学会)

14:00~16:00 (見学会+田中優セミナー)
・・天然住宅代表田中優から家づくりの際に気にしてほしいことや、家づくりから社会を変える方法についてお話いたします。


--2019年6月16日(日) --

10:00~11:30 (予約制見学会)
11:30~13:00 (予約制見学会)
15:00~16:30 (予約制見学会)


■場所 千葉県船橋市
JR総武線・武蔵野線・東京メトロ東西線「西船橋」駅から徒歩6分/京成線「京成西船駅」から徒歩4分


■参加費 無料


■お申込み こちらのフォームよりお申込みください
https://tennen.org/event/nishifunabashi.html


★建物データ
延床面積:79.89㎡(24.17坪)
間取り:3LDK
工法:木造(強化筋交い)

2019年5月31日

地方の活性化に休眠預金を活用する

2019年5月に発行しました、田中優有料・活動支援版メルマガはこちらです↓

第一弾 5/15発行号

『 地方の活性化に休眠預金を活用する』


地方に移住してマイホームで暮らす、という選択肢。
それをどうやったら実現しやすくなるか仕組みを考えました。


都会の場合、地方の場合、特別な仕組みを入れた場合など、それぞれのローン返済額も計算してみました。驚くべき金額が出ました。



※5/31までのご登録で無料でお読み頂けます。

現在、まぐまぐではバックナンバーの公開、販売は停止していますので、ぜひこの機会にご登録頂ければ嬉しいです! 

有料・活動支援版メルマガ 
http://www.mag2.com/m/0001363131.html


2019年5月27日

『増加し続ける「化学物質過敏症」』

田中優無料メルマガより

 NNNドキュメントで「化学物質過敏症~私たちは逃げるしかないのですか」を観た。一般社団法人「天然住宅」の代表をしていることもあって、普通の人よりは「化学物質過敏症」を発症してしまった人たちとの接触も多い。

 そう話すと、天然住宅がその人たちが住めるような住宅を建てているように聞こえるが、それは正しくない。化学物質過敏症にならないための住まいを建てているのであって、なってしまってからの対応は困難なので、私たち自身もそのための住宅を建てられるとは思っていないのだ。化学物質過敏症を一度発症すると、どんどん他の化学物質にも過敏に反応するようになる。

 私たちはスギの木材を中心に家を建てているのだが、そのスギにすら反応する人も出てくる。すると「イタヤカエデ」なら大丈夫かと反応を確かめてみたり、他の木材でないと無理かどうかなどと個別に調べることになる。


 化学物質過敏症になってからは、反応する物質も変化していくので、これなら大丈夫というセオリーはない。とにかく必ずダメな接着剤などの化学物質を使わない最低限の条件を整えた家を建てるのみだ。化学物質過敏症に対応した家となれば、当然建物は特殊化していくことになり、その分だけ費用もかかるようになる。

 だから私たちが建てている住宅は、化学物質過敏症にならないための住まいであって、発症してしまってからの多彩な反応を回避できる家ではないのだ。しかも建てただけで安心ということでもない。住宅付近の状況などの影響も受けるし、洗濯物の柔軟剤の臭いが漂ってきただけでも暮らせなくなってしまう人もいるのだから。


 最初に反応するのは住宅に使ったホルムアルデヒドや、知らずに使った農薬などに反応している場合が多い。その農薬も、いかにも「農薬」というものではなく、蚊取りに使った化学物質や家に溢れる虫除け、殺虫剤、殺菌剤の類やペットの蚤取りというようなものが多い。もちろん家の土台のシロアリ剤なども絶対アウトだ。今は臭いのしないものも多く出ていて、臭いで気づくこともできないものも多い。


 こうした化学物質過敏症の被害者は、ついに予備軍も含めると、日本の人口の「13人に1人」が化学物質過敏症の対象となっているそうで、メジャー化してしまった。見つけるのが困難な特殊な病気ではなくなってしまったのだ。あなたもすでに予備軍になっているのかもしれない。


 人にはその人なりの大きさで化学物質に対する耐性があるようで、その人なりの化学物質への耐性を越えたときに反応する。すると他の物質に対しても、次々に反応するようになっていく。


 これに対応する大きな感覚器官は嗅覚で、他の感覚器官と違って直接に脳につながっている。しかも記憶と近い位置にあるせいか、嗅覚は記憶と一緒になって警戒反応を示す。そのため臭いが記憶と一緒に想起されて混然一体となり、過去の記憶によって反応を示す場合もある。


 その反応も様々で、アトピーのようなアレルギー反応に似たもの、自律神経失調に似たものや頭痛や眩暈などさまざまある。だから的を絞って対症療法を施すことも困難なのだ。


 ところが日本は、たとえ発症していなくても実害ある化学物質や農薬などに対して、世界で最も規制の緩い国なのだ。もともと耐性の強い人が「私は大丈夫だから」とばかりに蔓延させているのだ。化学物質過敏症になってしまってからでは遅いのだが、福島原発事故の放射能と同じように人々の反応は薄い。私からするともっと前から警戒すべきだったと思うが、すでに今や「13人に1人」となってしまった。人々は未だに自分には関係ない問題だと思い続けている。


 もしこれがアレルギー反応なら、自己免疫の過剰な反応を避けるための方法もある。それが対策の近似値かもしれない。友人の医師は、それに対して免疫を支える「腸内細菌との共生のあり方」を原因と考えている。


 その対策として、抗生物質や薬品などの使用を極力避け、免疫を整えるセロトニンの原料となるトリプトファンの摂取、腸内微生物を支える「食物繊維」の摂取を勧めている。具体的には豆やゴマ、アーモンドなどの種子類などだ。こうしたものを摂ることで、腸内に棲む微生物類を健全に整えて、暴走した自己免疫を鎮静化しようとしている。



 しかし何より最初から生命を危うくする有害化学物質を摂らないことだ。その摂取は飲食から摂取するのが一番ではない。体内に取り入れてしまうほとんどは呼吸からなのだ。特に長い時間を過ごす室内、最大部分になる寝室の空気環境に気をつけたい。臭いがなく無臭であっても、化学物質がないということではない。


 まずは家庭内の農薬を捨てよう。防虫剤や防臭剤、殺菌剤の類だ。もしそれで臭いが気にかかるようならハーブなどの植物性の殺菌効果を利用してはどうだろうか。天然の植物由来なら少なくとも化学物質の類よりはずっと安全で使いやすいと思う。


 こんな事態を生んだ「新たな化学物質」に囲まれて暮らすようになったのも、たかが数十年前からの話だ。この数十年のせいで人々が苦しむようになったのなら、その前に戻ってやり直せばいい。それまでの歴史の中で、人々はそれなしに暮らしていたのだ。体の中ではずっと長い間、微生物たちは植物や他の生命から物質を得て人体そのものや体に必要な神経伝達物質すら作り出してきていた。そこに帰ることだってできるはずだ。


 道を間違っていたことに気付いたなら、一番確実な出口は元の分かれ道に戻って再び歩き出すことだ。こんなとき役立つのは、一見関係しない事態に学んで、別な原理に基づいた道を再び進むことだ。


 ごく最近になって、人は原子力に頼ることの経済的損失と愚かしさに気付いたばかりだ。そこから利益を得ていた人と、その道でこれまで努力してきてしまった人たちは、簡単には折り返せないだろう。それでもその道の先は行き止まりなのだ。だから今、日本以外の国々では別なエネルギーを求めて歩みを始めようとしている。


 同じことではないか。化学物質過敏症に対しても、私たちは進むべき道を誤ってしまったことに気づいて別な道に戻ろう。

--*--*-*--*--*--*--



天然住宅「一般的にはどんな建材が使用されているの?」より

一般住宅の素材例

シックハウス症状


※動画はこちらでご覧頂けます!
↓    ↓    ↓


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『NNNドキュメント

「化学物質過敏症~私たちは逃げるしかないのですか20190224』

https://dai.ly/x72zcx7


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以下、動画より抜粋したメモです。


「ある日突然嘔吐して、ありとあらゆるもの(化学物質)に
反応するようになってしまって・・」  


・・ある日突然襲う、化学物質過敏症。


柔軟剤や食品添加物、床ワックスなど、
身の回りの化学物質に過敏に反応して、様々な症状に苦しみます。  


「家の中にいても息苦しい」  


発症した人に残されるのは、逃げること。

仕事を辞め、家を捨て、孤立を深めていきます。



ファッションデザイナーだった倉さん、若い頃は髪を染め、
タバコも吸っていました。38歳で結婚。

ごく普通の暮らしが一変したのは、
長女を出産して3か月経った頃でした。 

自宅のリフォームによる住宅建材や、
友人の柔軟剤の匂いで顔が腫れあがりました。

専門医の診察を受けたところ、
化学物質過敏症と診断されました。



化学物質過敏症とは、
わずかな量の化学物質でも過敏に反応して
様々な体調不良を起こす病。


しかし発症の仕組みはわかっていません。  


「今のいいニオイと称するものは、
ほとんどは石油化学製品なんですね。

嗅神経を通してどうも脳に直接影響するみたいなんですね。

臭わなくてもダメです。
殺虫剤や除草剤の成分ってほとんど臭わないですから。」



環境省が平成27年度にまとめた報告書によると、
化学物質過敏症の対象者は予備軍も含めると日本の人口の約7.5%、
およそ「13人に1人」になります。  


化学物質過敏症は、子どもにも広がっています。

高知に、小学校に通えない女の子がいます。


・・ ぜひ動画もご覧ください。



2019年5月15日

「毎日をライブアースのように」~5/19ライヴ・アースまつやまへ向けて



今年も「ライヴ・アースまつやま」に田中優がトークゲストとして参加させて頂きます!

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ライヴ・アースまつやま2019


5月19日(日)10時~
愛媛県松山市 城山公園やすらぎ広場にて
http://liveearth-matsuyama.com






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前年に続き、田中優はステージ上でのトークを終えたあと、
会場内で個別にお話しができる「優さんとお話」ブースが設けられる予定です。

13:10~ ステージ上にて


13:40~ 本部横ゲートやぐら内にて 優さんとお話会



出演以外の時間は、会場内でブースを見たり美味しい食べ物を頂いているかもしれません。
見かけましたらどうぞお気軽に声をかけてくださいね♪


素敵なアーティストの音楽を聴きながら、
マルシェやヨガ、キッズスペースなども楽しみましょう!






こちらは田中優より届きました今年のライヴ・アースまつやまへ向けてのメッセージです。

↓    ↓    ↓

『 毎日をライブアースのように 』 

 都会が輝いて見えるのは幻想のせいかもしれない。都会が輝くのは地方の生み出した産物を高く売ることで利益を生み出しているだけではないか。全世界的に見ると、わずか8人の大富豪が地球上の富の半分を得ていて、残りの半分を8人以外の地球上の地球上の全人類が分け合っている。それすら平等に得ているわけではなく、零細富豪の上に中小富豪が乗っている。

 「地域活性化」はどこでも言われることだが、「活性化」からこぼれる人たちにとっては何のメリットもない。これを何とかしなければ、いくら良い統計を見せられても納得できるものではない。


 ここで簡単な「地域活性化」を考えてみよう。地域の経済は「循環しているおカネの量」で示される。おカネの循環の反対側には商品の循環がある。商品が売れないから地域経済が停滞しているのだ。そのおカネは私たち自身が使っているもの。


 地域のカネが少ないのなら、回転数を上げればいい。ならばさらに簡単にすると、地域経済の活性程度は「地域の資金量×回転数」になる。地域にカネが集まる都会でなければ資金量は地域の人のものにしか頼めない。とはいえ集中生産させる大企業の商品ではその利益も都会に戻されてしまう。「地域内の生産物を地域が買い支えること」が必要だ。  

 最近気にかかるデータに、文科省の発表した「要指導児童のデータ」と国内での「ネオニコチノイド農薬の販売量のデータ」がほとんど一致していることだ。子どもたちの情緒障害などと関わりがあるのかもしれない。




 その対策は免疫力を強くし、植物由来のフィトケルカルを摂ることだ。しかしどこから手に入れればいいのか。地域にはそうした食材がある。それを購入すれば、地域の農業を支え、資金もまた地域に循環する。  


 まるでライブアースまつやまに出店しているようなところだ。それが毎日のものになれば思い悩む必要もなくなる。モノを買うおカネはそんなものにして、貯金もなにも自分たちの納得できるものにしていきたい。そうすると自分たちの住んでいる地域が光り輝いて見えるだろう。ほんの一歩の始まりでいい。ライブアースでその一端に触れてほしい。


 気づいてみると、その地域の方こそ輝きを持つのだ。おカネを都会に流すのではなく、地域を輝かせるために使いたい。

 この一歩が地域を変えていく第一歩になるのだ。



 皆さまお待ちしています!


~これまでの田中優メッセージ&出演トーク動画、書き起こし はこちら~

<2018>

ライヴ・アースまつやま2018 ~種、食、農薬、遺伝子組み換えの現状とこれから~

全文書き起こし  https://tanakayu.blogspot.com/2018/10/2018.html

トーク動画 https://youtu.be/WEglGwUSZY0




<2017>

イヴ・アースまつやま2017~農業の話~

全文書き起こし http://tanakayu.blogspot.jp/2017/09/2017.html

トーク動画  https://youtu.be/R7atDqqVifk





「自然のリズムで生きる」~ライヴ・アースまつやま2017に向けて~
http://tanakayu.blogspot.jp/2017/05/2017.html



<2015>

『 商品が創る革命 』 ライヴ・アースまつやま2015に向けて
http://tanakayu.blogspot.jp/2015/05/517.html


ライヴ・アースまつやま2015 田中優トーク<エネルギー編>

全文書き起こし http://tanakayu.blogspot.jp/2016/05/2015.html



<2014>

『おカネもエネルギーも食べものも地域でまわす』 

ライヴ・アースまつやま2014に向けて
http://tanakayu.blogspot.jp/2014/05/blog-post_616.html



<2013>

「電力会社に頼らない暮らしへ」 ライヴ・アースまつやま2013に向けて
http://tanakayu.blogspot.jp/2013/06/blog-post_14.html 


講演動画:ライブアースまつやま2013

概要書き起こし http://tanakayu.blogspot.jp/2014/03/2013.html

トーク動画  http://youtu.be/4pnisvJjjNQ




<2012>
「私たちに必要なのは、明るさ、温もり、便利さ、そして希望だ」 
ライヴ・アースまつやま2012に向けて
http://tanakayu.blogspot.jp/2012/05/blog-post_25.html




2019年5月13日

ソーラージャーナルに NO NUKES 2019レポート

ソーラージャーナル2019春号にて、田中優が3/24 NO NUKES 2019に出演させて頂いたレポートが掲載されました。
 



『2日目のトークセッションでは、アーティスト3名に加え、未来バンク・田中優さんが登場。田中さんが示す太陽光発電を活用したオフグリッドシステムやエネルギー自給自足生活に、観客は真剣に耳を傾けた。「エネルギーのことを考えるきっかけになれば」と田中さんは語る。』
 

ソーラージャーナル
https://solarjournal.jp/information/29354/


2019年5月10日

5/24(金)-26(日)皮むき間伐イベント2019 in くりこま


今年もエコラの森で、『 皮むき間伐&植林体験 』イベントを開催します!!
 
宮城県の鳴子温泉郷にある「エコラの森」は、260ha以上の面積がある広大な森です。
一見豊かな森に見えますが、20年以上前にリゾート開発が失敗し、盗伐され、放置されていた哀しい過去を持っています。
現在では、「エコラの森」を中心に持続可能な森づくりを行っている「NPO法人しんりん」が管理を行っています。

 
今回は、そんな「エコラの森」で皮むき間伐と盗伐された場所への植林を行います。

 
間伐は、放置され密集した森を間引き、森の中に光や風を通す行為です。
木の成長を促したり、病気にかからない健康な森をつくります。


皮むき間伐は、杉の木の特性を生かした間伐の方法です。樹の皮をむくことで、水を吸い上げられなくし、乾燥させて枯らします。半年もすると、木の重量はもとの半分ほどになります。軽くなった木材は伐採もしやすく、人の手で持ち上げ運ぶこともできます。
重機をあまり使わず、森を傷つけずにできる間伐の方法です。

 
エコラの森では、馬が木材を搬出する馬搬や牛による草刈りもしています。
働き者の馬さんと牛さんも皆さんを迎えてくれます。

 
作業に疲れたら、鳴子温泉で汗を流し、夕食はバーベキュー。
環境活動家・田中優の講演や、しんりんの森を守る整備の話も予定しています。


また、栗駒木材の製材工場見学や森の案内、地元・鳴子に工房をかまえる、『工房とみはり』の木地師・富張菜々子さんによるスプーン作りワークショップもご用意しています。

 
初めての方はもちろん、リピートの方、お子様連れも大歓迎です。

是非ご参加ください!


■スケジュール(予定)

◇24日(金)

13:00  陸羽東線「川渡温泉」駅集合 
13:30  オリエンテーション
14:00  湯守の森見学
15:30  温泉
17:00  夕食の準備
18:00 夕食 
田中優セミナー・懇親会

 
◇25日(土)

7:00 朝食
9:00 植林体験
12:00 休憩・昼食
13:30 皮むき間伐体験
16:00 温泉
18:00 夕食・大交流会
 

◇26日(日)
7:00 朝食
9:00 栗駒木材 製材所へ出発
10:00 栗駒木材 見学(希望者は木地師による木のスプーンづくりワークショップ)
12:00 昼食
13:30 解散(東北新幹線「くりこま高原」駅まで送迎します)


■行き先 宮城県大崎市、栗原市


■参加費

<全日程参加者>

大人:16,000円
学生(高校生以上):13,000円
小中学生:8,000円
未就学児:3,000円(2才以下は無料です)


<ショートプラン(5/25~26)参加者>

大人:14,000円
学生(高校生以上):10,000円
小中学生:6,000円
未就学児:2,000円(2才以下は無料です)
 

※1.木のスプーン(ターナー)づくりワークショップに参加される方は+1,500円。
 
※2.入湯代、酒代(夕食時にお酒を飲む方のみ)は別途徴収します。  

 
プログラムの部分参加も可能です。
5/24夜の田中優セミナー&懇親会へは2,000円(お酒代別途+1,000円)ご参加いただけます。


■主催・企画  NPO法人しんりん / 天然住宅 / 未来バンク 


■協力  (株)くりこまくんえん / (株)サスティナライフ森の家 / 工房とみはり

■お問い合わせ先  天然住宅(担当:増本・井上)
メール contact@tennen.org
電話 042-439-6262  なるべくメールにてお問い合わせ下さい。

 
■詳細・お申込みはこちらより
https://tennen.org/event/kawamuki2019.html




2019年5月9日

5/12(日) 天然住宅 構造見学会@川崎市高津区

工事が進んでいくほどに見えなくなってしまう、基礎や骨組、そして壁の中。

天然住宅のこだわりは見えない部分ほど多数存在します。
普段はスライドや写真でご紹介しているこれらのこだわりを「生」で見ることができます。
期間限定のこのチャンスを是非お見逃しなく。

今回、ご覧いただくお宅は、構造はくんえん低温乾燥の国産杉。
手刻みの仕口継手を見ていただけます。

また、ウール断熱材も充填してありますので、 手で触って安全性を確かめてもらえます。
化学物質の匂いはせず、くんえん乾燥した無垢杉の香りが漂う工事現場をぜひご体感下さい。

スタッフにより、天然住宅の素材へのこだわり、
細部の長もちへのこだわりなどをご説明させていただきます。

久しぶりの構造見学会開催です!
是非、足をお運びください。




★建物データ
敷地面積:287.22㎡
延床面積:144.35㎡
間取り:4LDK
工法:木造(強化筋交い)


■日時  
2019年5月12日(日) 13:00~14:30
(その他の時間帯はおかげ様で定員に達しました)
 
■場所 神奈川県川崎市高津区(南武線「武蔵新城」駅より徒歩)

■参加費 無料
 
■内容 スタッフがご案内いたします。

■お申込み 予約制です。
下記フォームよりお申し込みください。 
https://tennen.org/event/kouzou.html