2020年7月2日

コロナ対策を考える 1~3



どうしたら健康でいられるか
免疫力を落とさないこと
好中球の減少
スペイン風邪と昆布の相関
食物繊維と微量ミネラル
吉田俊道さんの野菜
印鑰智哉さん
Web of life

どうしたら健康でいられるか

「新型コロナウイルス」についてこの機会に考えたい。   

 いろいろ調べたのだけれど、結局のところ自分の免疫力に頼るしかないのだと気づく。  

 というのはウイルスだから抗生物質は効かないし、新型だからワクチンも特効薬もない。
 「手洗い・うがい」で感染を防いでも完全に防げるものでもない。ウイルスはどんどん形を変えるしいつかは体内で戦わなくちゃならない。  

 それが体内に入ってきても大丈夫な状態にしておかないと、いつまでも自分だけ感染しないようにしておくわけにもいかない。 しかも感染力の強い新型コロナウイルスは、どうしても世界中に広まってしまう見通しだ。さて、どうしたらいいのだろう。


免疫力を落とさないこと

わかったのは、治るのは結局自分の免疫力が頼りだということだ。しかも白血球の六割を占める「好中球」が頑張ってくれていて、それがウイルスを食べて不活化させるには、「抗体」という目印を付けられるようになるしかない。    


 むしろ心配なのは免疫が頑張りすぎて暴走して、「サイトカインストーム」を起こせば命に関わる。免疫を正常化させるには、腸内細菌の「クロストリジウム菌」の一種が頑張って「酪酸」を増やしてもらうしかない。元を正せばきちんと暮らして免疫力を上げ、「水溶性食物繊維」を摂って酪酸を増やして、免疫力を弱めるものを摂らない努力をすることになる。


好中球の減少


ここに良い話が一つと悪い話が一つある。    

 悪い話はこの「好中球」が関東の放射能汚染のあった地域で減っているということだ。白血球の中の成分の比率を「白血病分画」というのだが、例えば福島県では男児の好中球が二割以上も減っている。もちろんこれは放射能の影響と考えられるが、もちろん政府は認めていない。市民の味方である三田先生だけが伝えている事実だ。    


 「白血病分画」の調査自体は珍しいものではなく、放射線技師などは定期的に調べられているものだ。それを三田先生は「免疫力が弱まるというような被害にはならない、好中球自体が最後の砦の役割をしているからだ」と述べている。  

 でも、どうやら今回の新型コロナウイルスは、「最後の砦」の出番のようなのだ。



スペイン風邪と昆布の相関

良い話の方は、百年前のスペイン風邪が世界的流行を起こした時に、日本は死者の比率が低かったことだ。絶対数ではなく、死者数の割合が世界的に見て少なかったのだ。この時、何が違っていたのだろうか。      

 ここにスペイン風邪での死者の比率の高かった県と、昆布の消費量の多かった県のグラフがある。同じ年に比較されたものではないのでその点は注意してほしい。スペイン風邪の死者数の多かった県と、昆布の消費量の多い県とは見事に逆相関しているのだ。      

 「あれから全然食べない県になった」とかそういうことがない限り、この傾向は健在だろう。そうするとスペイン風邪と新型コロナウイルスが似ているとすれば、これに対しても日本人の死亡率は高くないかもしれない。


昆布の消費量

食物繊維と微量ミネラル

そもそも最近の腸内細菌フローラの重要性から見ると、昆布は、「フコイダン」(海藻のぬめり成分に含まれる天然成分)という海藻類の成分を出すまでもなく、それ自体が「水溶性食物繊維」として重要な成分だ。自己免疫の暴走である「サイトカインストーム」を避けたいと思うのであれば重要な成分なのだ。   
  

 それだけで万全とは言えないだろう。私たちの免疫機能には食物の微量ミネラルが重要で、それは農薬などで弱った植物ではなく、頑丈に育った植物の化学物質が重要だからだ。それを(植物の)フィト・(化学物質)ケミカルで補うことが重要になる。だから植物を摂ることは重要だが、頑強な野菜の持つ「フィトケミカル」を摂ることはさらに重要なのだ。


 
吉田俊道さんの野菜

世界では「食べる庭(エディブル・ガーデン)」が広がっているが、天然住宅では小さな庭でも「食べる庭」作りを実施している。しかも今回の新作映画「発酵の楽園」で取り上げられている吉田俊道さんが参加・監修して作った庭だ。      


 そこで採れた野菜をおいしく食べさせてもらったことがある。とても美味しくて感動すらした。あんな美味い野菜を食べていて、その上さらに免疫力が上がるのだとしたら、少なくとも僕は他に何もいらない。ビールは欲しいとは思うが。 そう、この「発酵の楽園」という映画、ぜひ観てほしい。これが免疫力の源だったのかもしれない。

 
吉田俊道さんとの土づくりワークショップの様子


印鑰智哉さん

ぼくにはもう一人、欠かせない友人がいる。印鑰智哉さん、「いんやくともや」さんと読む。その彼は今や食と農に関する第一人者となっているが、そんなことよりとても親切で信頼できる人だ。      

 ぼくが彼と知り合ったのは、1992年のブラジル会議に出掛けた時に、ブラジルで通訳をしてくれた人だった。とんでもなく親切で、何でも疑問に答えてくれたし、背景まで含めて詳しく伝えてくれる人だった。その彼と日本で再会した時、本当に幸せな気持ちになった。   

 でもそれだけではなかった。彼は次々と新たな情報を伝えてくれて、新しい書籍と出会う機会ももたらしてくれたからだ。そのひとつ、彼が読んでいたのが「あなたの体は九割が細菌」というものだった。その彼は今、フェイスブックで書いている。長いのだが、短くして紹介しよう。


 
Web of life
(引用ここより)   

Web of lifeという言葉がある。生き物たちはお互いにつながっていてそのつながりがあるから生きていくことができる。そのつながりが私たちやこの地球に持つ意味をあらためて考える必要がある。    

かつて、生物はどんどん進化していくけれども、その生物自身が自分の遺伝子を変えていくから進化していくと考えられてきた。     

でもたとえばラウンドアップを大量に撒いて数年で耐性雑草が生まれてしまう。なぜ、そんなに早く遺伝子が変わるのか?実際に雑草の遺伝子がそんなスピードで変わることはできない。実は雑草が耐性を獲得したのは自分の遺伝子を変えたからではなく、耐性を持つ微生物を取り込んだからだった。細菌は1000倍、さらにウイルスは細菌の1000倍、早く変わっていくことができるという。     

細菌を取り込むことで雑草たちは生き残る能力を獲得することになったと考えられる。植物や動物、私たち人類のような大きな生命が誕生したのは細胞の中にミトコンドリアがあって大きなエネルギーを作れるようになったからだが、そのミトコンドリアも元は独立した細菌だった。      

そして私たちの遺伝子の4割近くはウイルスの影響を受けているという。つまり、そうした微生物を取り込みながら私たちは変化を遂げてきたことになる。自分たちが自分たちの力で進化していくという以上に、さまざまな(特に微生物の)力をもらいながら新しい能力を獲得してきた、というのが真相のようだ。     

編み目のように存在する生命、Web of lifeこそが進化の原動力であり、個々の生命を切り離せば、無力となってしまう。化学肥料と農薬による農業はこのWeb of lifeを否定し、その力を化学物質で代替させようというものだ。この農業がまさに抗生物質耐性菌やさまざまな病気の原因を作り出していることもこの根本的な問題に起因している。    


今、ウイルス以外にも世界で抗生物質耐性菌の出現など対応不可能な病原体が増えている状況は深刻である。Web of lifeが絶滅に向かいつつある。そうした動きは止める以外ありえない。(中略)     

今、私たちがやらなければならないことは、この新型コロナウイルスとの敵対的プロセスが続く間、感染による犠牲を出さないために、免疫弱者、そして社会的混乱から生み出される社会的弱者を守り切る、ということにつきると思う。       

今回のウイルスであれば免疫の強い人であれば感染してもワクチンの開発の前に免疫を獲得していけるだろう。でも、免疫の弱い人にとってはこれは命取りになってしまいかねない。空間と時間が確保できれば、免疫の弱い人も安全に守れるだろう。   

 だから、免疫弱者、社会的弱者への対応こそが最大の関心事にしてほしいのだけれども、政府の姿勢にはその配慮がまったく感じられない。新自由主義がまさに犠牲にしてきた部分だけに、政策変更には抵抗するだろう。さらに特別措置法で緊急事態宣言ができるようになってしまえば、政策維持が強化されてしまう。   

 新自由主義とはWeb of lifeの相互依存、生命の多様さを否定し、特定のものたちだけが利益を独占しようという政治方向なのであるから、この対立は根源的なものにならざるをえないだろう。   命が守れない新自由主義ということで、人類は新自由主義から脱しなければ生き残れない。ここからすべてが変わっていくだろう。   

 今後、今回以上にさらに強力なウイルスや病原菌に備える必要もある。まずは身近な免疫弱者、社会的弱者を守ることから始め、根本的な政策変更を求める力を強めていくこと、すべての分野での政治を根本から変えていくことだと思う。 

 (引用ここまで) 

*****    

全く同感だ。「食べる庭」を作った時、植物の根の先にもっと膨大な細かな根があった。でも今気づいてみると、それは「糸状菌」という別な微生物だったのだ。


 



2020.3月発行 

天然住宅 田中優コラム より

コロナ対策を考える

コロナ対策を考える2

コロナ対策を考える3

より

2020年6月30日

7月4日 天然住宅 無料オンラインセミナー~持続可能な林業を学ぼう~

今年は春の植林ができなかったから、オンラインのセミナーだけでも参加しようかな。

大場さんがいろいろ始めてるし、知りたいし。

皆様のご参加お待ちしています↓

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天然住宅 持続可能な林業を学ぶ。
家づくり学校オンラインセミナー


オンライン家づくり学校、第3弾は「持続可能な林業」のお話です。

家をつくること、木を使うことは環境に悪いと思っていませんか?

家づくりで使う木材や、暮らしの中にある木製品には、「森を守れるもの」と「森を守れないもの」があります。


では、森を守れる木材をどうやって選びとれば良いのでしょう?

林業から製材まで行う「山側」のお話を聞くことで、身近な生活をより環境に優しいものにしていくことができるかと思います。


また、環境に優しい選択は、身体にも心にも、家族や社会にも優しい影響を与えてくれます。

手に取る木材を変えることで暮らしを豊かに、家づくりを日本の森を守れるものにすることができます。


古から伝わる知恵を踏襲し、最先端(でも機械化とは正反対)の手法を取り入れた「持続可能な林業」を宮城県で実践している大場 隆博 (Takahiro Ooba) さんにお話してもらいます。


普段なら、宮城まで出かけていかなければ聞けない貴重なお話をオンラインで聞いていただけます!

お話を聞いた後、森を見つめる目が変わるかもしれません。
ぜひ、ご参加ください。

そして、落ち着いた頃、一緒に山に行きましょう!




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<イベント概要>

■日時 2020年7月4日  10:30~12:00

■場所 オンライン  ※ビデオ会議システムZOOMを使用します。

■参加費 無料

■詳細・お申し込み


■講師紹介

株式会社くりこまくんえん
大場隆博さん

NPO法人日本の森バイオマスネットワーク副理事長/NPO法人しんりん理事長。
森林の環境保全機能を十分に発揮させるために、持続可能な自伐林業を行いつつ、森林資源を有効活用する社会システムをつくり森林を育てる人材育成に取り組んでいる。


動画「天然住宅short movie 森を守る編」より大場さん




 



2020年6月26日

宇都宮・小池・山本……。都知事選3候補と直接会って受けた印象。都民は知事として恥じる必要ない人を選択しよう

都知事選候補の中の3人に実際にお会いしての、ぼくの個人的な感想をハーバービジネスオンラインに書きました。

良かったら拡散ください。
また東京の人にもぜひ知らせてあげてください。


宇都宮・小池・山本……。都知事選3候補と直接会って受けた印象。都民は知事として恥じる必要ない人を選択しよう



都知事選で東京が騒がしい。少し前まで東京に住んでいたし、23区内に勤めていたこともあって、遠い世界のような気はしない。加えて東京にいた頃には、ぼくは今より世間にずっと知られてもいた。おかげで都知事候補のうちの3人とは直接会ったこともあるし、知り合いでもあった。

 ぼくが最初に知り合ったのは、元日弁連会長の宇都宮健児さんだった。もちろん知り合う前から宇都宮さんのことは知っていた。というのは、ぼく自身も多重債務者問題には大きな関心を寄せていたからだ。・・・



<主な項目>

■ぼくは、全国でもほぼ唯一の“サラ金問題に対処できるケースワーカー”だった

■宇都宮健児氏は、多重債務者を救うために尽力してきた誠実な人

■小池百合子氏は「人を人として見ていない」と感じた

■まっすぐに人と向き合う山本太郎氏と知り合えたことに感謝

■沖縄出身の玉城デニー氏を「日本語わかるんですか」とヤジったのは小池氏!?


▼全文はこちらよりお読みください



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これまでにハーバー・ビジネス・オンラインで配信した田中優記事はこちらです

2020.6.13配信
「毎年0.4%の炭素を耕作地の土壌に加えることが、地球温暖化の解決につながる!?」





2020年6月25日

宇都宮さんとの出会い

ただいま東京都知事選の立候補者について原稿を書いていました。

その中で宇都宮健児さんとの出会いなども書いていますが、
初めて会ったのは平成18年にサラ金問題で貸金業改正法案の参考人として、
ぼくも呼ばれたときです。この場に宇都宮さんもいらっしゃいました。
 
宇都宮さんは、サラ金問題解決の立役者です。
この改正で多くの人が救われたんですよね。

そしてまたこうしてちゃんと記録が残っているのに驚きです。

http://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_kouhou.nsf/html/kouhou/2BA296_1651121.htm より



発言内容はこちら
https://kokkai.ndl.go.jp/#/detailPDF?minId=116504376X00920061121&page=15&spkNum=60&current=-1

2020年6月19日

新型コロナウイルスに対抗するには

ぼくの考える「新型コロナウイルス」対策を天然住宅コラムに書きました。

普通の暮らしの中から対策したい。消毒なんてやめて。

ぜひご一読ください。


『新型コロナウイルスに対抗するには』


 私はもちろん医療関係者ではないし、これといって特別な知識があるわけでもない。しかしその問題が降りかかってきて、毎日のニュースや気にかかる情報を自分なりに考えてきた。もちろんそんな私の発言に対し、「シロウトのトンデモ説」だという批判があることも知っている。しかしそれでもなお、他人事にして無視するのではなく、自分なりの対策を考えていきたいし、シロウトだからと考えずにいることは嫌だった。

 何が役立つのだろう。それが薬やワクチンであれば、時間がかかるにしても誰か専門家が考えつくだろう。しかし私としてはワクチンに頼るのは嫌だし、できる限り自然の中から解決策を見出したかった。ワクチンはそれを保管するための防腐剤や殺菌剤が必要になるし、薬はアビガンに催奇性(奇形を生み出すこと)があるように、何かしらの副作用を耐えなければならない。その点食べ物は、長年の間人々が食べてきているのだから安全性は立証済みだし、余分なものを添加しなくても大丈夫だ。

 そうしたものから考え続けることにした。そこで今思いつく中からの解決策を見ておきたい。偶然「天然住宅」のお客様の中から、「優さんはどう考えているのか知りたい」という声が届いてきた。誠にありがたい言葉だと思い、これを書いてみることにした。


 まず病気の本体だが、ウイルスによって感染するもので、呼吸器系と、胃液を乗り越えられないはずの消化器系にも感染する。呼吸器系では呼吸器の浅い部分の気管を超えて、肺の奥まで到達して重病化する。しかも重篤化させるものの多くはウイルス本体によるものではなく、そのウイルスに対抗しようとした免疫(主にIL-6=インターロイキン6)の過剰分泌によって引き起こされている。「サイトカインストーム」と呼ばれるものだ。




 「アクテムラ」という薬剤の点滴によりウイルスの増殖を抑制すると共に、「サイトカインストーム」を抑制できる。


 この「サイトカインストーム」は、傷つけられた血管を修復するために血栓を作り出す。そのため、もともと弱い血管に大量の血液を流すことが必要な状態にある「高血圧」や「循環器系疾患の予備軍」の人たちには、致死的な病変をもたらす。ウイルスを抹殺するために、ウイルスに感染した細胞そのものを抹殺するからだ。

 重症化の原因は、ウイルス自体による被害ではなく、「サイトカインストーム」と呼ばれる自己免疫の暴走なのだ。


 これは自己免疫疾患だから、同じく自己免疫疾患である関節リウマチの薬品である「トシリズマブ」などに非常に大きな改善例が見られ、中国およびイタリアにおいてCOVID-19の治療薬として推奨されている。

 「アクテムラ」もまた同様の効果を持つ。このように「インターロイキン6(IL-6)」による「サイトカインストーム」を免れる方法も存在する。

 消化器系の病変にも同じ機序が起きていると思われる。従ってこれにも同様に効果があるものと見られている。


 この「サイトカインストーム」に対してはもう一つ、「制御性T細胞」(Tレグ)が大きな作用を持っている。そもそも「T細胞」というのは「Thymus(胸腺)」の頭文字をとってそう呼ばれている。そこでは「サイトカインストーム」のような免疫の爆発的な発生と、それを抑制する「制御性T細胞」とが拮抗して成り立っている。その爆発的な免疫機構の発生を抑制する機能として、「Tレグ」の存在が大切だ。その「Tレグ」というのは、一体何なのか。


 全く驚くべきことに、それは腸内細菌の一つ、一部には病原性を持ったものもある「クロストリジウム菌」が、腸内に流れ込んできた「水溶性食物繊維」を分解したときに生み出すものだった。その菌は「酪酸菌」の一種で、臭いの良くない「酪酸」の一種だった。


 これは日本人には馴染みのある菌で、海産物など水溶性食物繊維をよく食べて消化してきた人たちにはよく発達しているもので、日本人と海洋沿岸のわずかな国の人たちだけが持つようだ。日本人だけが「海苔を消化できる」というのは有名な話で、食べ物と共生して腸内細菌が発達してきたのだ。しかもさらに昆布の生産量は北国の北海道周辺だというのに、昆布の消費量が最も多いのは沖縄であったりする。これは日本国内で「北前船」というような、国内を流通する不思議な物流の発達によってもたらされた。

 今回の新型コロナウイルス問題で、東アジアの沿岸部では、他国と比べて非常に死者数が少ない。



 それはこの海産物からの「水溶性食物繊維」を食べるという文化が、日本全体に広がっていたことと無関係ではないと思う。それによって免疫を調整する「Tレグ」が機能していて、人々の免疫機能を整えていたのだと思う。


 そして「液性免疫」の獲得免疫の場合には、最初に「免疫グロブリンM」(免疫グロブリンとは血液や体液中にある抗体としての機能と構造を持つ蛋白質の総称で、G、A、M、D、Eの5種類がある)がある。



 その獲得免疫の「免疫グロブリン」は、通常、先に「免疫グロブリンM」が活動し、次に「免疫グロブリンG」が活動する、それを「B型肝炎」で示すと常識的のようになっていた。これが標準的な免疫活動の順序だ。




 ところが今回の新型コロナウイルスでは、免疫グロブリンの発生の順序が異なっている。




 そして免疫グロブリンMが非常に早い時点で活性化した場合に重症化したのだ。

 それらを合わせて考えると、日本人は今回の新型コロナウイルスに遭遇する前に、先に同じようなウイルスに遭遇していて、免疫グロブリンMを飛ばしてグロブリンGに進んでいたのではないかと思わせる。同じ「コロナウイルス」の一部であるインフルエンザを経験していたか、中国でMARS(重症急性呼吸器症候群)が広まった時に、日本に重症化せずに広まっていたのではないかと思わせる。これを同じコロナの一種として「コロナX」とすると、辻褄が合うのだ。




 そして私は以上のようなことから、新型コロナウイルス対策としては、PCR検査すら十分に行わず、対策は後手後手で、感染がおとなしくなった頃にやっと「緊急事態宣言」をし、「三密対策」ばかり言ってマスク二枚しか配らなかった国なのに、気づいてみると死者数の被害の少ない国であったことになったのだと思う。政府のだらしなさが目立ち、それでも被害が少なかったのは、日本人が優れた食文化を保持していたことと、真面目な国民性が、不足しているはずのマスクをつけ、過剰な接触をせずに外出などを「自粛」したおかげであると思う。


 しかしいささか過剰になってしまった。「自粛」を正義の御旗にして、他人にまで強制しだした時には戦時中の人々のような薄気味悪さを感じた。
 

 元の社会に戻そう。気を付けるべきは「三密」で閉じこもることではなく、唾に触れてしまうような密集して一皿の食事を分け合うような会食と、感染した場合に重篤化しやすい人たちの隔離であり、特に若い人たちはきちんと理屈に合った食生活をして、自己免疫を強めることに努力すべきだ。隔離を中心にして社会を閉じ込めさせて閉塞させるのではなく、開放的で合理的な仕組みを構築すべきだ。


 特にだらしない有力者が作った社会の仕組みに迎合すべきではなく、一人一人からの発信から社会を合理化すべきであると思う。これからすべきことは、いろいろな意見と事実を積み上げ、話し合いながら社会を良い方向に進めていくことだと思う。そのための期間であったとすれば、この「緊急事態」の期間も無駄ではなくなるだろう。

(特に多くのデータと考え方は児玉龍彦さんの意見を参考にした。謹んでお礼を言いたい)

参考動画 
https://youtu.be/8crwEQN_DbA


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2020年6月3日

「炭素貯金」ダウンロード版登場!




炭素貯金 (上・下セット)
  

2020年2月29日、3月15日に発行しました、田中優有料・活動支援版メルマガが公式オンラインショップにて早くも登場しました!
 
上・下の2記事がセットになったお得版です。
 
すぐにお読み頂けるダウンロード版、A4サイズのPDFで31ページ(原稿部分は25ページ)です。

~~主な内容~~
 
・炭素貯金とは

・木質バイオマスの利用

・森を育てる、、育林費のコストを下げるために

・皮むき間伐

・木材別の炭素吸収量

・木造住宅で炭素貯金を  など
 

「先にCO2を排出しておいて後で埋め合わせようというような「無責任」な考え方が、これまでの地球温暖化問題を引き起こしてきた正体なのではないか?
 
「後から何とかする」「後で何とかなる」ではなく、先に排出量を減らしておいてその分を後から使うような先減らしの仕組み、つまり「炭素の貯金」ができることになる。
 
その例を紹介しましょう。」



詳細・ご購読はこちらより

2020年5月31日

動画:田中優「シンプルに暮らす~お金がかからない暮らしを目指そう~」




2020.5.26配信

田中優「シンプルに暮らす」


2020.4 移住先の岡山の自宅にて収録。

移住先で出会った娘のママ友が聞き手となり、コロナ渦での近況、オフグリッドで電気、井戸で水道、そして家賃などにお金をかけないシンプルな暮らし、農薬を使わない土づくりなど色々な話をしています。
 

移住して天然住宅を建てオフグリッドで電気は自給自足、水は井戸で燃費の良い車を買って・・色々なものから縛られない、なるべくお金に頼らない暮らし方を目指しています。


それにしてもこの収録、なんとなく友人と話している感じ。

そして今の生活はとにかく何にも縛られていない。
こういう生活はいいなぁと思っています。

動画はこちらより↓





近況は?

 

ー優さんおはようございます。

「おはようございます。」

ーまず優さんの近況から教えてください。

「例のコロナの問題があってそのおかげで大学が休みになっちゃったんですよ。5月の中旬から始めることになってそれまでは授業が休みに、その後今度授業は始めるけれどもオンラインでやることになるということで、そのおかげでわざわざ横浜まで出かけるんじゃなくてこの岡山にそのまんまいるんです。」


ーじゃあお家で過ごす時間が。お仕事もおうちでできて。

「はい、家で過ごしています。その代わり東京には本当に行かなくなっちゃうよね。そうすると東京がすごい遠い場所に感じますね。」


お金のかからない暮らし~燃費の良い車に乗ろう~

 

ーそうなると、今度はこの岡山でどう過ごすか?もう生きているだけで人間って、普通食べ物もいるし電気もいるしお水もいるし、必要なものがいっぱいあるって思っちゃいますよね、お金もいるって思っちゃう、一般の人は。

 
「やっぱりそこがとにかく“お金のかからない暮らし”に変えていくっていうのが大事だったんだよね。僕自身がそういうことを若い頃から色々働いていたりした関係があって、結構お金がかからないように気をつけていたのね。お金を使うんだったら、“将来的に活きるお金”、つまり他のものが安くなるようなところにお金を使いたいと思ったわけ。

 例えば簡単に言うと今うちが乗っている車が、やたら燃費が良いわけ。しかもクリーンディーゼルだから公害が出ないディーゼルだけど、だからリッター当たりの値段が安いんですよ。しかも1リッターの経由で今22.4 km 走るんだよね。
なんとそうするとかみさんの実家である新潟まで行くのに、途中に給油しなくて行けちゃうんですよ。」


マツダのスカイアクティブディーゼル車


調子が良いとリッター23kmの時も
         


ーえーーーー!!そうなんですか!

「 そう、新潟までね。高速道路で給油するとどうしても高いじゃない。それが結局1回も給油しなくて行けちゃうので」


ーそんなに違うんですね。

「うん全然違うんだよね。前も燃費は多少は気にしていて軽自動車に乗っていたわけだけど、軽自動車の時の方が燃費が今より倍くらい悪い悪かった。」


ーこの車が良いんでしょうね。軽自動車が悪かったというよりもこの車がお利口さんなんでしょうねきっと


安くなった電気料金で冷蔵庫を買い替える

 

「そうすると結局同じことをしてもお金がかからないわけだよね。最初は高いよ。車としてね。ディーゼルだとやっぱり合計で200万円超えたかな、それぐらいの値段したんだけど。でもそれだけのことでその後の費用がずっと安くなる。

 つまり今は高いけどそのメンテナンスとか維持するための費用についてを安くすることができるとしたら、そっちを選ぼうっていう風にしてきたの。

 そういうことをやってきたのが今やあちこちに効果が出てきた感じだよね。
省エネ製品なんかも元々その発想でやったんだよね。


 例えばエネルギーの問題で地球温暖化を防止するにはとか考えていた時に、そうするとみんなやっぱり省エネ製品に変えるのもいいけど高くつくとかよく言われるんだよね。それで徹底的に計算したの。

 計算してみたらその頃、家の中の電化製品で一番電気くうのって冷蔵庫なの。その冷蔵庫ってすっごい省エネしてさ、今やかつての3%しか食わないんだよ。だからそうすると97%マイナスになるんだよね。その省エネの冷蔵庫に買い換えると、安くなる電気料金で買うときの値段だいたい10万円ぐらいするけれども、それを元を取るのにだいたい3年ぐらいで元がとれちゃう。

その頃の古い冷蔵庫と比べると3年か4年か。
冷蔵庫に年間消費する電気の値段が約25,000円だったとして、25,000円安くなるとしたら4年間で10万円でしょ。」



ーそうですね、そうしたらもうそれで冷蔵庫代が出ますね」

「そういうことやってきていたんだけどね。そういうのがすごいこうやっているうちに色々こうやるとすごい減るなとか結構楽しくなって、うちこれ一応 LED のライトなの。LEDのライトだとそれまでの蛍光灯と比べてもずっと電気料金が少なくなるしね。」



お金のかからない暮らし~オフグリッドで贅沢に暮らす~

 

ーそうやって、ライトとか冷蔵庫とか電気とかいろんな電化製品含めて、でもやっぱり今は安くなったとしてもまだ電気料金ってやっぱりかかるじゃないですか。それはもうしょうがないですか?


「うちはこれは結局元が取れないんだよ。だから僕の家は太陽光パネルとバッテリーだけで暮らしているんだけど、だから全然お金(電気料金)払わずに済むんだけど、だけど元は取れないんですよ。電力会社と繋いでいた方が安い。やっぱり10年以上かかるよね、元をとるには。そうであるんだけどもぼくは元々反原発で、とにかく電力会社とお付き合いはしたくないの。ぼくにとっては親の仇みたいな感じで(笑)。」


ーで本当に切っちゃったって言う。電線がここ田中家には通ってきていないですもんね。


2013年5月、電線を撤去してもらった

電力会社と契約を解除するのでメーターも取り外してもらった


「そう、つながっていないの。ついでに電話線も切りましたから。」


ー電話線も!?電話線も切っちゃっても大丈夫なんですかね?

「うち携帯電話だから。ネットのテレビとかamazonプライムとかそういうので十分になっちゃうので。」


ー電線を引かずに電力会社と一切お付き合いをせずに、でもちゃんとそうやってamazon楽しんだりできるんですよね。蓄電して暮らしていくとなると、私たちからするともっともっとエアコンもダメ、テレビもダメ、ましてや Amazon プライムなんてそんなムリムリ!ってなっちゃうんですよね。電気量が足らないってなっちゃって。夜も8時ぐらいには電気が真っ暗で陽が落ちたら電気は消して真っ暗にしましょうみたいな、そんな生活をイメージしちゃうんですけど。

 だけど田中家の普通にエアコンもあり冷蔵庫もありパソコンもあって、なおかつamazonプライムも楽しむって、普通に電気が通っている家庭と同じ生活ができちゃっていますよね。


「結構贅沢をしています(^^; その贅沢ができているのは、それぞれの電気消費が少ないので、 一個一個が省エネ製品ばかりだから、そのおかげで電気消費が少ないから、だから自給できてるの。

 だから他の人の家庭の電気料金の請求書とか見ると、1ヶ月に消費している電力はすごく大きかったりする。だから我が家はその今の自給になっちゃう前の電気料金がひと月3,000円ぐらいだったの。だから自給にもっていけたので、1万円くらい払ってるって言うのが普通だから。毎月1万円払ってるようだと(オフグリッドは)無理だね。」


ーでも3,000円に抑えれているんですね。

「それが省エネのおかげですね。」


ー田中家にある電化製品ってほぼほぼ省エネ製品なんですか?
それにするだけでそんなに変わるんですか?

「変わるんです。その省エネの効果っていうのはやっぱりグラフなんかにしているんだけど、それで見ると一番電気消費の大きいのが冷蔵庫(映像ではテレビだが冷蔵庫が正しい)だったんだけどそれがマイナス97%。たった3%だけで使えちゃうっていう風に省エネしてくれてるし。」


ーそんなに変わりますか?だって田中家って優さん含め自営業でいらっしゃるから皆さんお昼間もお家におられたりするから、二人とも共働きで家にいませんという家庭よりも電気はいると思うんですよね、お昼とかもいますし。


「このモニター、我が家の今の状態でこれがいつでも見れるの。
今のバッテリーは電気が95%貯まっていますよと。
これは今日が晴れているからだけど、今電気を消費しているのは82 W・・ 80 W とかもうこれ毎秒変わるんだけど、どんどん変わっているけども80wぐらいですよ。
それによって一日の中では今バッテリーはぐーっと夜を経て朝まで減ったんだけどそれがぎゅーっと急激に増えましたよっていうのがこの中で出ているんだけどね。

慧(けい)通信技術工業の粟田さんっていう人が作ってくれたパーソナルエナジーという機械の中には、こういうのが表示できる機能があって。」




ーそれでここの娘さんはいつも電気を消し忘れたりすると“電気がなくなるからダメ”って言って怒られるんです(笑)。電気がなくなるって言う言葉が、そもそも初めてだったんですよ私からすると。電気がもったいないから消しなさいよとかいうのは聞いたことあるけど、電気がなくなるからつけっぱなしにしてちゃダメでしょって子供から怒られるって不思議な感覚だったんですけど、でもそういうことですよね。


「普通に電線に繋がっていると、無限に使えるじゃない。だから無くなるって感じはないわけだけど、うちの場合バッテリーだから、それが今何パーセントなのかって気になるわけ。外から帰ってくると今何パーセントかな?って見に行くの。」



ー何%か私も聞かされたことがあります。
でもそれがピンとこない私たちですよね普通はね。
でも電気って、そこが自給自足できたら本当に素晴らしいですよね。

「本当にね。だからなんと言うかな、これはもう縛られて生きていくしかないんだって思うのか?それがなくなるんだよね。」


ーもう埋め込まれているように、それしか考えられないと思っちゃうんですよね。
初めてそういう話を聞くと、本当に
「え?違う世界もあるんですか?暮らし方があるんですか?」みたいな、
自給自足の電気だけできるって言うのはすごい不思議です。
水道はどうなんですか?


ネオニコチノイド農薬と水道水

 

「水道はうち井戸だから。」

ーじゃあ井戸水はその貯めた電気でくみ上げて・・?

「そう」

ーすごい

「ここはねぇでも水道は井戸にした方がいい地域なんだよね。」

ーそれは地域によって違うものなんですか?

「ここは水質が良いの。」

ーあーなるほど

「元が8000年前(訂正⇒正しくは8000万年前)だけど火山だった都合があって岩ばかりなんだよ。その土になるべきところが。その岩を経由して流れ込んだ水ってのはどうもすごくいいみたい。」

ーろ過されるんでしょうね、自然に。その井戸は掘ったんですか?


「いや、この家を買った時に中古で買ってリフォームしちゃったわけだけど、その中古で買った時に前の家(の所有者)が井戸を持っていたので、その井戸は使ってなかったらしくて蓋がしてあったんだけどね、これ井戸じゃんということで復活させちゃったの。」



ーそのずっと使っていない井戸も、普通に簡単に復活させられるものなんですか?

「簡単に復活したねぇ。なんか貞子が上がってきそうかと思ったんだけど(笑)
ところが別にそんなこともなく、やったのは最初2日ぐらい水をずっと流して、中に溜まっていた水を全部入れ替えるみたいなことをしたぐらいだよね。
水は僕は実は農薬も心配しているので、そのこともあって昨年検査をしてみたの。
1ヶ月間ずーっとその累積値を測る機械で測ったんだけど(農薬検出は)ゼロ。」

ーお~!すごい優秀!素晴らしい


「今は水道水も農薬汚染しているんだよ」

ー・・・・え?・・えーーー!ショックなんですけど」


「今のネオニコチノイドという農薬は水溶性の農薬なので、水に溶け込むんですよ。
地域の中に例えば水田があれば、水田のところに農薬を撒いちゃうし、果樹はものすごく農薬を撒くし、そうしたものが水溶性なので全部水に流れ込んでくるの。そして川とかに流れて行ってそこから水道水をとっているので、結局水道水が汚染されちゃうんですよ。」



ーショックなんですけど

「そうだよね」

ーだからうちは農薬を使わずにお野菜作っているから大丈夫って言う前にそもそももう普通に流れてきちゃっているって事ですか?


「水道水がやばいですね。この地域でもやっぱりネオニコチノイドを使っているからね。
もし農薬をゼロにしたいと思うんだったら井戸にするしかないだろうね(^^;

 ただここの地域だったら、例えば我が家は(農薬が)全く出なかったつまりここの家より上流には農薬を撒いてなかったというおかげでゼロだったわけだけど、それは自分の地域の上流の部分に畑がないかどうかによるよね。特に多いのが果樹(果物)とあとお茶。」

ーお茶もですか!?

「お茶も農薬をいっぱい使うんですよ。実はお茶を測ると検出されちゃうの。
だからペットボトルのお茶とか全部検出されたよ。量に違いはあったけど。
パックに入っている麦茶とか緑茶とかそういうの使っちゃってるよね。
無農薬のお茶っ葉を選ばない限りはそうなっちゃう。

 お茶っ葉って洗わないんですよ。洗っちゃうとみんな成分が落ちちゃうから。
洗わないでそれをお湯から煮出すわけだからね。だから中に入っている農薬はちゃーんと出てくるわけだ。・・」


抗生物質入りのエサを食べる牛が輸入されている

 

「今ね、週刊新潮で特集されているんだよね。その毎週の週刊新潮の記事を見るとゾッとするよ。どういうものにその危険な薬品が含まれているかっていうのをずっと連載でやっているの。

 それが今言ったネオニコチノイドももちろん非常に問題だけど、除草剤とかあとアメリカ製の肉なんか特にやばいんだよね。お肉、牛肉とか買うじゃない?そうするとその牛が飼われているのが、すごいギュウギュウに押し込んだ密集した形で“ファクトリーファーミング”って言うんだけど、工場みたいなところに押し込まれて育つの。

 そうすると当然病気が感染しちゃうでしょ。
それをあらかじめ感染させないように防ぐためには、何と抗生物質をみんな与えちゃうんですよ。」


ー牛に?

「そうそう。先に抗生物質漬けにすれば病気は広がらないから。
その抗生物質が、なんとグリホサート、除草剤の中身と同じものなんですよ。」


ーえ?除草剤の中身?・・に?

「ラウンドアップ(商品名)の中身ね」


ーはいラウンドアップ聞いたことあります



「ラウンドアップあれ除草剤だけど、その中身をグリホサートと言うんだけど、そのグリホサートが抗生物質として認められているの。その抗生物質を牛に与えるの。」

ーそれを食べた牛のお肉を食べている私たち・・。

「そうそう。しかもその遺伝子組み換え食品ってあるじゃない。
アメリカのその餌に与えられている穀物って、遺伝子組み換えのものが多いんですよ、アメリカのカナダのものは。それを食べちゃった牛たちはみんなもともと非常に農薬を持っちゃっていて、それが日本に入ってきているわけだよね。」


ー日本では、じゃあ日本の牛にはそれは使われてないんですね?

「日本では禁止されている」

ー「日本では禁止されているんだけど、アメリカの牛さんには禁止されていなくて」

「ただし遺伝子組み換えの作物・穀物は与えられている日本でも」

ー日本の牛さんにも?

「日本の牛さんにも。その抗生物質としては認められていないけど。」

ーでも遺伝子組み換えのものは牛の体に入っている・


「そうそう。餌に与えちゃっているから。というのはね、それを作ったのがモンサントなんだけど、そのモンサントが作ったその遺伝子組み換えの・・」

ーモンサントって?

「農薬会社。それがねもともとアメリカで遺伝子組み換えをバーッとやったの。
ところがアメリカの人達がもうこんなのやだって遺伝子組み換えみんな食べなくなってきちゃったんですよ。オーガニックな食品はアメリカで異常に多くなって、そしたらその余っちゃうじゃない遺伝子組み換え作物、日本がそれを一生懸命買ったの」

ーうっそ・・それを普通に食べている・・

「そういうことですね。」

ーそれは牛肉だけなんですか?

「いやいや豚もそうだし。ただ日本の場合はヨーロッパから豚が多くて、アメリカからは牛が多いんで。」

ーじゃあヨーロッパの方ではその抗生物質とか遺伝子組み換えとかまだそこまでアメリカほどではないんですね?

「ではないです。というのはヨーロッパではそれを嫌がって結構規制がかかっているんですよ。そのおかげでアメリカより量は少ない。だけど今後は分かんないね。モンサントは今はドイツ系の企業の会社になっちゃったんで。」

ー今までどうだったのかも分かりません(^^;


「今まではアメリカの企業だったの。それがドイツ(大手製薬会社)の企業バイエルに買収されたの。そうするとその企業はすごく政治力が強いんで政府に圧力をかけてというのは当然やるわけ。困っちゃうよねEUの中で規制が甘くなっちゃったら。日本はまたそれアメリカに合わせて基準を緩めたんだよ、あべちゃんがね。」

ーそれはいつのことですか?

「基準緩めたのはごく最近だね。1年くらい前かな。」

ーこれから出てくる?

「うんそれまでも甘かったんだけどね。それを更に甘くしたの。」

ー何ででしょうか?

「要は企業が儲かるような国にしようという方針だから、企業を規制するようなことはとにかく辞めていこうみたいなことばかりをとにかくやって、人々が苦しむのはいいけど企業が苦しむのは困るっていう」

ーそれは国のトップの人が今そう思っちゃっているからもうしょうがないってことですね

「困ったことだよね」


ーもう食べるものも何にも食べられなくなっちゃいそうですけど・・

「でもJAに行くと無農薬のものとか売っていたりするじゃん。それに無農薬のものも作っている人も結構この辺多いじゃない。」

ーそう!お野菜に関してはすごい多いですよね。近所の人から頂いたりとかそういうので。


「でも野菜も普通だったら結構農薬使うものなんですよ。ところがその点は恵まれているよねこの地域は。農薬が使われ出したのって1960年から。
 だからその頃まで農業をやっていた人は農薬何てもの自体を全く知らないで農業をやっていたわけで、その頃の農業の仕方を変えたくないわけだよ。そういう思いの人がそのまま農薬を使わないままきているってパターンが結構あるよね。」 

ー白菜の中に虫さんが這っていたりとか、そういうのが見えないお野菜の方が逆になんでこんな綺麗なのと思ってなんか気持ち悪いって思っちゃうんですよねやっぱり。


吉田俊道さんの菌ちゃん無農薬野菜で、基礎体温が上がった

 

「でもそこが面白いことに吉田俊道さんのやっている菌ちゃん農法だと違ってくるんですよ。」
菌ちゃん農法を実践している吉田俊道さん

ー菌ちゃん農法?

「うん、無農薬だけど微生物の菌を一生懸命増やして土を豊かにしていこうって言うやり方をしているんだけど、虫が嫌う物質を植物(野菜)が出すから、だから虫がつかないんですよ。」

ー植物が強くなる?

「そう強くなる。そうすると虫の嫌う物質をバンバン出すので」

ー本来の植物の力が発揮される

「そういうことですね。おかげで虫がつかないの。だから虫喰いじゃないんですよ。」



ー土を育てる、っていうのはちょっと馴染みがあんまりないんですけど

「農業の人は何かしらの形でそれをやっているわけだけど、特にその時に菌ちゃん農法の時に違うのは、腐敗と発酵、同じことなんだけど、それが人に使われると発酵というだけど、それを発酵方向になるべく向けていくっていうことをやると、その土から育つ生き物がやたら元気になるの。」


ー腐敗じゃなくて発酵させた土?

「そう、腐敗方向じゃなくて発酵方向に。
カブトムシの幼虫がいるのが発酵方向。ミミズがいるのが実は腐敗方向なの。」


ーあーすごいわかりやすい!ちょっとふわふわしてますよね、カブトムシがいる方って。あの土を作るために、どうやったらいいんですか?


「菌ちゃん農法は最初にやったのは食べ残しだったんだけど、それをうまく腐らせるんじゃなくて発酵させてって方向にやるんだけど、一番重要だったのは水分だね。水が多いとどうしても腐敗方向に進んじゃうので。」


ーそうすると、植物が本来持っている力を発揮して虫をそんなに寄せ付けない。そうすると農薬も要らない。

「そう。その野菜を学校給食とかで使っているところがあるの。マミー保育園という福岡県の保育園なんだけど、そこではそういうのを学校給食に使っているの。子供たちやたら元気なんだよ。全然学校を休まないの。

 その野菜を子どもたちに作らせるんだけど、その子どもたちにはその土から作らせるわけ。その土が良いから農薬要らずの野菜がとれて、それを子供たちに与えていたら、まず一番大きな差になるのは、“基礎体温”が変わるの。基礎体温上がるんですよ。

 35度台の子どもがいるんだけど、それって基礎体温が低いわけ。できれば36.5度欲しいんだよね。基礎体温が高ければ高いほど病気しないんですよ。そこが全然体温が違ってくるの。それはやっぱりその吉田俊道さんは長崎だから九州のあの辺が多いんだけど、小学校でもやってたりするんだけど子供たちの基礎体温が36.5度以上が80%。すごいことになるわけ。
 それで面白いことに基礎体温が急激に下がるのが3月と8月。」


ー基礎体温が下がるのが?3月と8月・・?え、なんで?・・ あ!もしかして給食がない?

「そうなの」

ーなるほど!そんなにすぐでるんですねちゃんと。
子どもの体ってすごい正直ですから余計わかりやすいかもしれないですけど、その土を作るって言っても、必要なものっていうのは水と、切った野菜の残りとかそういうのでいいんですか?

「そういうことです。」

ーへたとかそういうの?

「うん、それでなるべく人間の食べない部分が栄養豊富なので、皮とか種とか。」

ー一番栄養豊富なところを捨てちゃっていますもんね。
そういうところでそれで作れるってこと?あるものでできちゃいますよね?


「できちゃいます。あとは雑草とか、それこそもうすぐ草刈りが必要になるけど刈った草とかをそのまま使えるので。吉田俊道さんが今やっているのはなんとその野菜とか野菜くずとか、漬物にしちゃうの。その漬物にしちゃったやつをそのまま土に入れ込んでいるの。」

ー・・発酵?

「発酵させた野菜くずを土の中に入れちゃっているわけ。」

ー食べ残したところでお水で作れるってことは、本当にお金をかけずに作れちゃう。

「そうだね、農薬代もいらないし化学肥料代もいらないし。」


ーそれで子どもの基礎体力は上がり、基礎体温も上がり、すぐにでもできそうですよね 。

「そう、そう思うんだよね。だけど、みんなやっぱり今農業やっている人たちの頭の中は、農協から指導するようにもパキッとなっちゃってるから、なかなか柔軟には変えられなくなっちゃっているよね。岡山はそういう意味では割と自由な人が多い県だけど。」

ーさぞかし、優さん居心地が良いのじゃないでしょうか?



移住してオフグリッドした結果、何にも縛られない生活がここにあった

 

「そうですね、それに加えて移住者が多いじゃないこの辺。移住者の人たちはかなりまた自由さがあるから。おかげですごく楽々ですね。

 結局今こうやって暮らしていても、うちは電気・水道とかそういった光熱水費がほとんど要らない。それで家賃もないじゃない。そうするとお金がそれほど必要ないんだよ。そうすると楽だよね、生活が。」







ーでもその楽な生活っていうのが、何にも縛られていない生活って感じはすごいイメージ的にありますよね。

 その縛られない田中優さんをこれからももっともっとちょっとずつ小出しにして色々知っていきたいなってすごい思います。第1回目、ざっくり大まかにゆうさんの頭の中をちょっと聞いたんですけど、次からはちょっとずつ今日聞いた中のことからも小出しにしながら、そういうもっと楽に縛られない生き方を見つけるためにこれからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。


「ありがとうございました。」

2020年5月27日

なぜ福島原発事故の原因は「地震」ではなく「津波」とされたのか?

ハーバー・ビジネス・オンラインにて田中優の新連載【「第三の道」はあるか】が始まりました!
今回はその第1回目の記事です(2020.5.24配信)


なぜ福島原発事故の原因は「地震」ではなく「津波」とされたのか?

https://hbol.jp/219687

▼今後想定される地震の規模は、東北地方太平洋沖地震をはるかに上回る!?



 2001年の「東北地方太平洋沖地震」まで、日本には54基もの原発が動いていた。それが今の時点で稼働している原発は9基になっている。だいぶ減って、それだけ危険性が和らいだ気がするのだが、ところが人為的に原発を建設したのと同じように、危険性は去ってくれていない。

 簡単に言うと、時折政府が発表するように、大地震の起こる危険性はちっとも減っていないからだ。マグニチュードで示される地震の大きさは、ちっとも皮膚感覚的には伝わらない。

 人々を恐怖に陥れた「東北地方太平洋沖地震」はマグニチュード(M)9.1(ここでは国立天文台(2011)に基づくモーメント・マグニチュード(Mw)を用いる)とされるが、仮にそれが0.1~0.2違ったとして0.1で1.4倍、0.2で2倍、1違えば32倍増える。


 ここ最近の日本の巨大地震でいえば、阪神・淡路大震災(1995年)が震度6、Mw 7.3。東日本大震災(2011年)が震度7、Mw 9.0。熊本地震(2016年)が震度7、Mw 6.5といったところだ。



 4月21日、今後想定される津波のために、次に襲ってきそうな大地震を内閣府の有識者会議が発表した。それによると、なんと日本海溝沿いの巨大地震はMw9.1、千島海溝沿いはMw9.3という。実に「東北地方太平洋沖地震」を上回るものだ。

 そして、「汚染水処理中の東京電力福島第1原発」では東日本大震災と同程度の高さ13.7mの津波が襲来し、敷地が3m以上浸水すると想定した。


 こんなことが想定される日本では、原発など建てられない。マグニチュードは震源での大きさだが、地形によって揺れ方はまったく異なる。


 「震度」というのは体感的なものから考えられていて、最大が「震度7」。しかしこれは、客観的な数値と言えない。「震度の最大7」とは「震度6強以上のもの」はすべて含まれてしまい、そこにはもはや震度での区別ができないのだ。

続きはこちらより


▼「震度6強」を超えてしまえばすべて「震度7」

▼「岩手・宮城内陸地震」の4022ガルでは、あらゆる建築物は耐えられない

▼原発がどれだけ耐震性を上げようとも、日本を襲う地震には勝てない

▼福島第一原発事故は津波ではなく、地震の揺れによって起きた!?

▼「津波原因説」によって、一部を改修しただけで再稼働へ

▼チェルノブイリ原発事故の時から隠されていた“不都合な事実”

▼「地震が多発する国では無理だ」とロイズ社に原発の保険を断られる


記事の中で紹介している動画はこちら

チェルノブイリ原発 隠されていた事実1

2020年5月26日

「自粛」の代償  

 新型コロナウイルスの流行で、世間は何もかもが自粛ムードだ。不要不急の外出禁止、店舗の休業、学校の休校、旅行も何もかもだ。
 
 テレビでは河川敷でのバーベキューをする人たちをなぜ「やめないのか」と詰問している。
風通しの良い空間での集まりなど、「自己責任」でしていることなのだから強制的に自粛させる必要はないと思うのだが、まるで戦時中の灯火管制みたいに「自粛」を強制する。  


 強制されるものは「自粛」ではないのに、何でもみんなの言うことを聞かないのは「非国民」みたいな扱いだ。誰かが言っているように、「強制するのなら補償すべき」だ。

 自粛して営業せずにいる人たちは、仕事をして稼いで自立することを禁じられているのだ。「働いてはいけない」と禁じているのだから、その分の補償がなければ生きていけない。営業自粛は「補償とセット」でなければ破綻させる政策になる。それなのに「破産して死んでしまえ」とばかりの強制だ。


 未だに新型コロナウイルスによる日本の死者数は増えてはいる。しかしこのまま自粛が続いてしまったら、生活手段を奪われた死者数は、これを超えてしまうだろう。これではいったい何のために何をしているのかわからなくなる。

 

実質成長率下がり 戻るまでに長期間


 今日もテレビでは自粛で休業している店主が自殺したニュースを報じていた。京大の研究グループは4月末、実質GDP成長率このままだとマイナス14.2%に下落し、19年度の水準に戻るまでに19~27年間かかり、年間自殺者数が自殺者の増加数は累計14万~27万人になる」とレポートした。  


 これまでの新型コロナウイルスの死者数の数十倍だ。まるで新型コロナウイルスの感染を恐れるあまり、外出せずに餓死させるような話だ。これは完全に誤った対策だ。しかし誰も間違っているとは言わない。黙って命令に従っているのだ。  


 その大きな原因に厚労省クラスター班の北大、西浦博教授の推計がある。「流行対策を何もしなかった場合、国内の重篤患者数が約85万人に上る」との試算を出し、そこから「人と人の接触を80%削減すること」が目標と述べた。

  もちろんこれは検証可能な数字であるべきだが、なぜかその後になっても全く検証されていない。最も感染が拡大している東京における3月21日から3月30日のデータに基づいて推定すれば、ここからの接触削減率は四割でいいはずだ。


  西浦教授は「1人の患者が何人に感染を広げる可能性があるかを指す基本再生産数」を当初の値(RO=2.5)を変えずに計算しているが、日本の東京で最も感染が拡大している時期の3月21日から3月30日のデータから推定しても、Rt(実効再生産数)は1.7である。ここから人と人の接触削減の必要率を考えると、四割(正確には41%)削減すればいいはずだ。

 西浦教授は、「従前社会に存在する人と人の接触のうち25%が「削減不可」で、75%が「削減可」としているが、八割ではそれを超える。実際の実効再生産数は、東京で1.7なのだから、ここから(Rt1.0)にするには、(1÷1.7=0.588)で、「41%削減」で足りるはずだ。その削減ならすでに4月上旬には達成できていた。


 感染から発症までの期間を含めて考えると、「安倍総理の自粛要請」や「小池都知事の自粛要請」の出される前の時点で、すでに「4割削減」が実現していたことになる。  

 
 そして多くの人たちにとって心配事となっている「医療崩壊」の危険性だが、新型コロナウィルス感染症患者受け入れ病床に対する重症者数の割合は、全国で11,353床の2%、東京で2,000床の3%に過ぎないという。病床のひっ迫は「軽症患者を入院させていること」が原因だ。医療機関が足りないのではなくて、軽症患者が療養する専用施設が足りないだけなのだから、軽症者用の感染防止施設を作れば足りる。  


 統計を見ればわかるように、世界的に、死者数の激増期は過ぎたと言えるだろう。実際、「こう治療すれば死亡を防げる」という対症療法的な治療法が明瞭になってきたことの効果が大きいだろう。ところがただ一つ「政策変更」だけが進まない。その理由は政策の元となるデータが明瞭にならないからだ。このままでは人為的に防げる死者数が感染死者数を上回ってしまう。まさに人為的な失敗だ。  


 最終的な落としどころは多くの人が免疫抗体を持つことで、感染しようもない人たちの壁を作る「集団免疫」を持つしかないだろう。すでに新型コロナウイルスに対する「抗体の検査」では、かなり多くの人が免疫を持っていることが判明している。しかもこの「抗体検査」は血液で調べられて、ウイルスの培養が必要になる「PCR検査」とは比較にならないほど早く簡単で、精度も高い。  



日本での失敗 専門家まかせ

 

 日本での失敗は、オリンピック開催をあきらめるまで、感染しているかどうかを調べる「PCR検査」を怠っていたこと、その後も「PCR検査」を限定的に実施し、結果、政策の基礎になるデータが全くつかめなかったこと、そして一部の専門家と称される人たちに任せきりにして、政治家が政策変更を放棄していたことにある。  


 理系ではない私にとって、「実効再生産数」という言葉は壁のように見えた。しかし調べてみると、さほど難しい話ではなかった。肝心のデータを採ることを怠り、概念を使ってマジックのように説明する「専門家」たちに任せたことが問題を大きくした。  

 まともな対策すら採ることもできず、非常事態宣言が不要になっても「政策変更」がなされない。それは政治家の仕事で、そのためのデータを集めさせるために専門家がいる。ところが今政策を決めているのは一部の専門家と称される人たちで、しかもそれにはデータによる根拠がない。いわば「権威」を振り回しているだけだ。それを盲信した政治家たちが経済活動を止めた。

 
 結果、人々は経済的に困窮してしまった。政府がしたのはバカ高い「不衛生なマスクの配布」ぐらいだ。とにかく自分と大企業の利益になるように「非常事態」を利用している。  



対価なしの休業 経済の破綻へと


 今ここに二つの瀕死の危機がある。

「コロナウイルスの感染死」と、「対価なしの自粛休業による経済破綻死」だ。


 政府は「休業補償」だけでもすべきだ。こちらは人が簡単に防ぐことができる。経済活動は大企業を守るだけで成り立つものではないのだ。



(文章は2020年5月川崎市職員労働組合様へ寄稿したものを好意を得て転載しています。)

 
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2020年5月24日

キーワードは「ウエブ オブ ライフ」


田中優有料・活動支援版メルマガ 2020.5.15発行号は

キーワードは「ウエブ オブ ライフ」」です

メルマガ登録初月は“無料”です!

→田中優の未来レポート

ウエブとは蜘蛛の巣状のこと。。
土も腸も地球も、すべて繋がっているのです。

ご興味のある方はこの機会にご登録くだされば嬉しいです。



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本文より


 インターネットでよく使う「ウエブ」という言葉。これ「クモの巣の網」を意味しているんだ。インターネットってのはクモの網の目のようにつながっていて、そのおかげで世界中の情報を瞬時に集めることができるんだけど、生命もまた、この網の目のようにつながっているんだ。




 もう数週間、「ステイホーム」で閉じ込められているんだけど、その対象は「新型コロナウイルス」なわけだ。そうなれば腹も立って「ウイルスなんて絶滅させてしまえ」と言いたくなるんだけど、そんな失くせばいいだけの簡単なものじゃない。「殺菌しちゃえ」と言いたくなるんだが、ウイルスは生命体であるかどうかも微妙なものなんで、「殺菌」とは言わずに「不活化」という。何しろ自分で自らを複製できずに、勝手に宿主の機能を借用して増殖するのだ。ずるそうで役に立たない悪人のイメージがするかもしれないけど、そうでもない。というのは人間だって「変異の激しいウイルスからの遺伝子」から、便利な遺伝子片をたくさんいただいているのだ。


 その中でぼくが一番すごいなと思うのは、何と言っても母の持つ「 胎盤 」だ。免疫機能から考えると、血液型の異なるベビーなんて母体で育てられるとは思えない。血液型が違えば「輸血」ができないのと同じように、「異物」と認識されて排除されてしまいそうだ。免疫の仕組みであればそうなるのだから。


 ところがそれを「異物」として見ない仕組みが「胎盤」にあるのだ。胎盤でろ過するみたいに不都合なものでないものにして、血液型が異なっていたって問題なしに育ててしまうのだ。この「胎盤」という神秘の器官が与えられたのはウイルスのおかげだった。

 今「新型コロナウイルス」の問題で、まるで悪役のように扱われて「殺菌してしまえ」と言われるウイルスだが、そのウイルスは一本鎖でできた「 リボ核酸(RNA) 」を本体として、これを逆転写させることでデオキシリボ核酸(DNA)、つまり遺伝子を作る(最初からDNAのウイルスもある)。この一本鎖であることが、不安定で変異しやすい遺伝子になっている。しかし 私たちの持つ遺伝子全体のうち、約四割はそのウイルスからもたらされたものと考えられている 。


 そして私たちの体も他の生命体から譲られたものでできている。何と言っても私たちの体細胞のひとつ一つに複数存在している「 ミトコンドリア 」に驚く。それはそもそも他の生命体として存在していたのだが、あまりにもエネルギーを生み出すのに役立つため、体内細胞の中に閉じ込めたのだ。だから「ミトコンドリア」には私たちが自分のものだと信じている体細胞の遺伝子とは別の遺伝子がある。




9がミトコンドリア   ウィキペディア 典型的な動物細胞の模式図 より


 なんとこの遺伝子は母からのみ受け継がれるため、その母を辿って「母なる母」を探し出すこともできるのだ。


『1987年アメリカのアラン・ウィルソンを中心とする科学者がミトコンドリアに含まれるDNAを検討した結果、人類はアフリカで生まれ、各地に広がっていったと解釈できた。その上、現代人のご先祖はたった一人の女性で、他の系統は消えてしまったと結論づけたのである。この大先祖こそ、ミトコンドリア・イブと呼ばれている女性なのだ。ミトコンドリアのDNAは16500対あまりの塩基配列で構成されている。

ミトコンドリアは人体のすべての細胞に含まれる細胞内器官であり、生体内のエネルギーを作り出している。このミトコンドリアが持っているDNAは母親からのみ受け継がれ、父親のミトコンドリアDNAが子に伝わることはない。

こういうミトコンドリアDNAの特性に注目し、先のアランらはミトコンドリアDNAの突然変異の確立を100万年に2%と推定し、世界各地の147人を無作為に抽出し、系統樹を作成した。その結果、147人のミトコンドリアのうち、133の異なるDNA配列が見つかり、7例のアフリカ住民の型とその他の各地の型に大きく二つに分かれ、アフリカ系は他のものに比べて、それぞれのグループ内の突然変異率が2倍であった。つまりアフリカ型が年代的にずっと遡ることが明らかとなり、人類はアフリカで生まれ、各地に広がっていったと結論づけられたのである。

にわかには信用できない結論ではあるが、現代の白人のミトコンドリアには必ず、黒人のミトコンドリアDNAが含まれているにも拘わらず、黒人には白人のものが含まれていないという事実からも、この結論は妥当なものとして、受け入れられている。やはり、人類は皆兄弟なのだ。

そしてこのイブのミトコンドリアDNAは7人の娘たちに受け継がれ、その娘たちが現代人のそれぞれの先祖になっていったということだ。(ブライアン・サイクス「イブの7人の娘たち」ソニーマガジンズ、webpage;http: //homepage2.nifty.com/joumon-hakodate-ky/mitoibu.htmより)』


 「ミトコンドリア」の話は、「生命が他の生命体とは別に独立して存在する」という見方を否定する。人間は特別なものではなく、他の生命体の網の目の中の一つとして存在するのだ。しかもその生命体というものは、一つ単独で存在するものではなく、生命全体の網の目の一つとして存在するのだ。しかもその生命の網の目は様々な形で共生していて、取り込まれたりするだけでなくそのままの形でも共生する。


 例えば私たちの 免疫細胞 は、その七割が腸内に存在する。そしてこの腸内を作り支えているのは「 腸内フローラ 」と呼ばれる腸内細菌叢(群のこと、くさむら)だ。それらの細菌群はもちろん人間からは独立して生存している。それなのにまるで誰かが統率しているかのように免疫として機能しているのだ。


 そのため今では腸内細菌叢を調整していくことが、腸活などと呼ばれて健康の秘訣のように取り扱われるのだ。その腸内で行われている「消化活動」と、例えば畑の農地で行われる「 土づくり 」とは全く同じだ。腸内活動を大切にする「腸活」をするなら、同様に畑の土づくりもしていた方がいい。


 まさにこれと同じことを行っているのが吉田俊道さんの「菌ちゃん農法」だ。・・・


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2020年5月18日

木材の「ウイルス不活化」①

 相変わらずテレビでは「新型コロナウイルス」感染の話ばかりしている。

 「三密」を避けるだとかで「自粛」「社会的距離」の話ばかりしている。でもこんな身動きできない息苦しい社会をみんな望んでいるんだろうか。

 調べてみると死亡者の中央値は八十歳代で、既往症のない人の被害はー%もない。しかも対策としての薬理もいくつか見つかっている。なのに若い人たちをステイホームに閉じ込めていていいんだろうか。隔離すべきなのは大多数ではなく、少数者の方で良いのではないか。

 それともう一つ、個人の免疫力の向上と共に、ウイルスを不活化させる方法はないのだろうか。相手が雑菌なら「殺菌」だが、相手がウイルスだと生命体かどうか怪しいので「不活化」という。

 それが住んでいるだけで自動的にウイルスを不活化できたらすばらしい。できるのか。

 不思議なことにそれができるのだ。以下のグラフを見て欲しい。このグラフは大きいほど「抗ウイルス活性値」が高い、要は菌で言えば「殺菌力」が高いのだ。


スギよりヒノキの方が高いようだが、スギで十分だ。ヒノキの成分だと目が覚める効果があって寝室には向かないかもしれないので。 

 これは木材の中の精油分の効果だろうから、高温乾燥した木材にそれだけの効果があるかどうかわからない。要は天然住宅で使っているような「低温乾燥材」であれば文句なしに抗ウイルス作用があるのだ。

 ただ何年続くのかはわからない。我が家は土台にヒバを使って建てているが、「蚊殺しの木」と呼ばれる通り室内に蚊が入ってこない。「蚊取り線香いらず」なのだ。蚊取り線香を使うと喉が痛くなるので使いたくない。いつまで「蚊殺し効果」が続くのかはとても気になるのだ。今のところ五年になるが、大丈夫だ。「ヒバオイル」も売っているので、効果が落ちてきたら壁に塗ろうと思っている。 

 それで蚊だけでなくて、 ウイルスから守られるなんて、とてもいい話だと思わないか。


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2020年5月16日

今年も藤の花がきれいに咲いています



我が家の近くにある岡山県和気町の藤公園の藤の様子。

全国から約100種類の藤の花があります。

毎年5月上旬には藤まつりが開催され多くの人が来られますが、今年はコロナで中止に。

誰も行けなかったけど、それがかえってきれいに見れますね。

和気町藤公園(休園中)2020 https://youtu.be/XAbT3s40UnE 

2020年5月14日

田中優インタビュー『学生ボランティアの「正しいススメ」』

2020年4月発行「 BILANC」 (公益財団法人私立大学退職金財団発行)に、田中優インタビューが掲載されました。



学生ボランティアについてです。
ご一読いただければ嬉しいです。
なお、webにて全文公開されています

学生ボランティアに警鐘!「大人主導」は危険


 ボランティアとは、他人や社会のために自分で考えて行動することで、「自分の意思」を「自発的に」つくり上げていくものです。ところが昨今、間違った取り上げられ方が多く見られます。
  ときどき「学校が児童・生徒を半強制的にボランティアに参加させようとしている」などと問題になることがあります。実際、こうした大人主導のボランティアは大変危険です。「強制参加」というのは、大人が子どもを型にはめようとしている図式です。
  せっかくの貴重な機会が、大人に強制されたつまらない学校行事になってしまっては、元も子もありません。罪深い行為ですね。

  ボランティアの問題点はまだあります。「ボランティア」という言葉を、単なる人件費削減の手段に利用していることが挙げられるでしょう。「ボランティア」を美辞麗句のように用い、持ち上げることで、無賃労働あるいは低賃金労働を学生に強いるわけです。
 
 このようなボランティアの利用は、裏を返せば正規の雇用機会を奪い、プロフェッショナルが育ちにくくなる原因の一つとなり、もはや社会問題ともいえるでしょう。たとえば、図書館のスタッフに学生を起用しているところがあります。問題はある市町村であったように、スタッフだけでなく司書まで学生に置き換えてしまったケースです。
 
 国際社会では、司書は社会的な地位が高い専門職です。なぜなら、司書は図書館が内包する「知」をつかさどる存在であると認識されているからです。

  しかし日本では、司書に倉庫番のようなことしか任せていないケースも多い。だから運営費用を下げるために、図書館の機能を落とすだけでなく、司書の雇用までも奪ってしまった。本当にもったいないことです。十分なレファレンスサービスが受けられない図書館の利用者も被害者といえます。関わる人すべてにとってマイナスになってしまう。こういった状況を生んでしまっては、もはやボランティアとは呼べないのです。


「違和感」を覚える場で人は成長する


「ボランティアを通じて、学生に自発的に考えさせる」のは、まさに言うがやすしで、実践するのは難しい。学生は、自分で考える経験が少なく、そうした素地がまだ十分に整っていないのですから、なおさらです。それに、そもそも現代は、自発的に考え、行動することが難しい時代になってきています。


 原因のひとつと考えられることとして、SNSの普及などにより、似た個性をもつ人たちが、同じコミュニティに集うようになったことが挙げられるのではないかと思います。同じ考えの人が集まると、「個人」が隔離され、気にくわない人を遠ざけることができます。しかし行き過ぎると、多様性が排除されていきます。これは恐ろしいことです。マイノリティーが瞬時に疎外される社会へと向かっているのです。


 この状況の改善にボランティアはとても有効といえるでしょう。インクルーシブ教育※の考え方は、ボランティアと相関性が強いと考えています。いろんな立場や考えの人が同じ場にいると、これまでの経験や思考では処理できない、さまざまな「違和感」が生まれます。この違和感は他人の痛みがわかるきっかけであり、自発的な行動の第一歩です。自分の考えていることと違う、異なるジャンルの人たちとの関りでは、時にいさかいも生まれることでしょう。そこで生まれた違和感を課題に挙げて話し合い、関係性を深めていけばよいのです。


 ボランティアへの参加は、「違和感を覚える場に自ら飛び込む」ことにほかなりません。それに、自発的に参加したのであれば、責任が生まれます。チャレンジングなことですが、ぜひ今の学生たちには取り組んでもらいたいと思っています。


※インクルーシブ教育・・・障がいの有無にかかわらず、誰もが通常学級で学べることを目指す教育理念と実践課程のこと。



 
説明を追加

 三つの「やってはいけない」学生編

1)「自分探し」で行ってはいけない
2)「手段」になってはいけない
3)「ぶっつけ本番」ではいけない



 教育現場でボランティアを正しく導入するためには


 ボランティアを教育の場に組み込むためには、まずは教える立場の人が、事例や歴史を含めボランティアについて、よく勉強することが不可欠です。しっかりとボランティアのことを学習すれば、学生にとって適切な場を提供することが可能になります。

 大学で授業にボランティアを盛り込んだ場合、システム上、単位の取得可否が問われます。ただし、就職活動の点数稼ぎなどに利用されることは、絶対に避けなければなりません。ただ働きさせる仕掛けを作り、低賃金の温床になってしまいます。

 単位授与に関しても、ペーパーテストではなく、学生の思考や経験値を単位に直結させるべきだと思います。とはいえ、ボランティアは点数化しづらいので、評価をする立場の先生が素養を深めておかなければ、教育現場でボランティアを扱うのは不可能です。


 ボランティアに行く前には、学生に事前学習を促す必要があるでしょう。障がい者や被災者と接する時などには「してはならないこと」をリストアップしておくべきです。あまりがんじがらめにしても良くありませんが、ボランティアの現場というのはいわば「ライブ」で、やり直しがききませんからね。

 学生には、ボランティアでの失敗談を話すのが効果的です。身近な経験談でも、事例でも構いません。失敗談をインプットすることで、学生は「してはいけない」ことの範囲外で、自分には何ができるか考えるようになります。

 加えて、学生には「引き際」の重要性を認識させておく必要があるでしょう。阪神淡路大震災の時、ボランティアを引率して被災地に行ったことがあります。そこではボランティアと被災者に依存を生み出してしまいました。これはかなり厄介でした。ボランティアを受ける側と「施す満足」が依存関係となってしまうのです。相手のことをまず考える必要があるわけです。被災者にはこれからの生活があるのに、ボランティアが来ている時に頼りきりでは、プラスにならないのです。また、押しつけがましくても争いになります。学生には、引くところは引くことを意識してもらう必要がありますね。
 
 学生は多くの場合、ボランティアの場で戸惑います。未知の世界に足を踏み入れて、違いを肌で感じ、違和感を覚え、相手のことを考える訓練をしていく。似た者同士が多いコミュニティに属している現代の学生には、この上ない経験になるでしょう。

  

三つの「やってはいけない」教職員編

1)「参加の強制」はいけない
2)「安い労働力」とみなしてはいけない
3)「評価対象」にしてはいけない