田中優より
「エネルギー基本計画」パブコメを出しました。
【第3章 第1節 (2)エネルギー政策における原子力の位置付けと政策の方向性にある「原子力発電は、安全性の確保を大前提に、エネルギー需給構造の安定性を支える基盤となる重要なベース電源として引き続き活用していく」】
までは同一でいいので、ここまでコピーして、その後に自分の意見を書くのがいい です。
たとえば
「~に反対します。」「原発ゼロを求めます。」だけでもいいので。
ぼくは以下に続けて、
燃料投入量に対するエネルギー出力が圧倒的に大きく、数年にわたって国内保有燃料だけで供給が維持できる準国産エネルギー源として、優れた安定供給性と効率性を有しており、運転コストが低廉で変動も少なく、運転時には温室効果ガスの排出もない」というのは事実誤認であり、その結果として記述されている「安全性の確保を大前提に、エネルギー需給構造の安定性を支える基盤となる重要なベース電源として引き続き活用していく」のは正しくない。事実に基づき、原発は廃止すべきである。
「燃料投入量に対するエネルギー出力が圧倒的に大きく」とあるが、処理困難で莫大な放射性廃棄物発生量に対してエネルギー出力が小さすぎる。
「国内保有燃料だけで供給が維持できる」のは「数年」程度であり、これを「準国産」と呼ぶなら何であれ備蓄すれば準国産になる。採取地は一部に限られ地域で公害を発生させており「優れた安定供給性と効率性を有して」いない。
「運転コスト」は高く、事故以来の処理費は莫大で運転も安定せず(現に2011年から約3年稼働していない)、「運転時には」温室効果ガスの排出もないというが、「採取時、濃縮時、事故時、廃棄・保管時」の温室効果ガス排出量は天文学的な量になる。
本気でそう信じているなら原発に補助金を与えずに、電力自由化して結果を見れば足りる。電力市場を歪ませる余計なエネルギー基本計画はなくすべきだ。
としました。
1月6日までです。意見はここから。一言でいいのでぜひ提出してください。」
↓ パブコメ提出はこちらより ↓
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620213015&Mode=0