2010年4月23日

5月11日「絶望から希望を見つけるトークライブ2010」稀代のメンバーは絶望に効くか?

                      山田玲司さん画
□◆ 田中 優 より ◇■□■□

稀代のメンバーは絶望に効くか?

 環境ジャーナリスト枝廣淳子、国立環境研究所の江守正多室長、マンガ『絶望に効く薬』著者の山田玲司、市民運動家の田中優の計四人。一体どこに共通項があったんだろう。不思議に思えるこのとり合わせは、山田さんのマンガで実現した。四人とも同じマンガに登場した仲間だったのだ。もう一つの共通項は、一緒に飲むのが好きなことだ。それぞれ、全然別な分野を持って活動している。そのメンバーがときどき会っては話し合う。まるでハーフタイムにベンチに戻ったサッカー選手たちみたいだ。


 正直、絶望に効くのかどうかわからない。だけどテレパシーじゃないけど、それぞれの分野で活動を続けている者同士、通じ合うものがあるのだ。普段なら、なかなか同じ場に並ぶことはないし、関係がないままだったかもしれない。そのメンバーでぶっちゃけトークを炸裂させる。楽しいこと、腹立たしいこと、しようとしていること、互いに知ることから何かが始まるのだ。


 最初は一緒に飲み屋で飲んだだけだった。そのとき一緒にいたメンバーがものすごく面白いから、トークライブにしないかと言い出し、そのまま山田さんの絵のある阿佐ヶ谷ロフトで実現した。せっかくの機会だから、会場を交えてトークの場にしよう。「なんで」「どうして」って聞くのもいいじゃない。


 ぼくらは誰もみないずれ死ぬ。死ぬことがわかってるからって絶望するわけじゃない。絶望しないで暮らすのは、きっとぼくらが時代という競技場で、テレパシーバシバシで伝えあって生きてるおかげじゃないか。


 トークが絶望に効くかどうかは保証しかねる。だけど、生きていくことは楽しいってことだけは伝えたいな。

 個人的に言うとね、絶望してるヤツの話なんか、これっぽっちも聞きたかないね。だって愚痴にしかならなんだろ? 耳を傾ける気もしないよ。悪あがきで結構、アホで結構、それでも続けるヤツが好きだよ。 

 めったに会えないとはいえ、同じ時代を生きる仲間なんだ。会場に来てくれる人も同じ時代を生きてる仲間だろ? それだけで十分だから、一緒に話さないか?

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http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta.cgi?year=2010&month=5

2010年環境問題プロジェクト「絶望から希望を見つけるトークライブ2010」

環境問題にとって時間は過酷だ。山田玲司さんのマンガに始まった「絶望に効くトークライブ」も三年目を迎えた。ところが世界の二酸化炭素排出量は未だ減っておらず、日々刻々と猶予時間は失われていく。「私は私にできることをやっているだけ」では片付かない。自分の殻の中に逃げ込むのではない解決策を模索したい。「ではどうする?」という深刻な問いから始めよう。はたして絶望に効く答えが得られるのだろうか。


【出演】

田中 優(未来バンク事業組合理事長)

山田玲司(漫画家/『ココナッツピリオド』『絶望に効くクス リ』他)

枝廣淳子(環境ジャーナリスト/「環境メールニュース」他)

江守正多(気象学者/国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室室長)


5月11日(火)


OPEN18:30 / START19:30

前売¥2,000 / 当日¥2,500(共に飲食代別)



チケット取り扱いはローソンチケット 【L:36763】

阿佐ヶ谷ロフトweb予約にて発売中!

入場順:1.ローソンチケットno.1~2.阿佐ヶ谷ロ フトweb予約

問:tel.03-5929-3445 (阿佐ヶ谷ロフトA)


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