2014年3月15日

現在の建築基準法では認められていない 地震でも安心な建て方

◆◇ 田中優より ◇◆

我が家は古民家で、床下を覗いてみたら「石場建(いしばだて)」に
なっていた。つまり基礎に土台の木材が緊結されていない のだ。

 これは伝統的な日本の建て方で、風の強さから建物を守る西欧の考え方と違って、
地震から建物を守る仕組みなのだ。地震のときには建物がしこを踏んで立ち続ける。
歪んでもつぶれはせずに立ち、しかも復元できる。

 こうしたしなやかな建て方の方がいいと思うのだが、
現在の建築基準法では一般的には認められない。

 地震の時、我が家の倒壊を心配せずにすんだのはこのおかげだった。
 


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