2015年7月29日

金融も「脱石炭」へ――日本のメガバンクは?

田中優より 
「バンクオブアメリカが石炭火力への融資を抑制する」 
それと見比べると日本の金融機関のポリシーの貧しさが際立つ。  

こちらは若い友人である土谷さんが書いた原稿。 
ぼくは25年前に「どうして郵貯がいけないの?」という本を仲間たちと一緒に書いて以来の
金融機関に対する問題意識があるが、 自分では金融が得意とは思えない。 
だから次世代の人が頑張ってくれるのがうれしい。   

◇   ◇   ◇   ◇    

 ▼金融も「脱石炭」へ――日本のメガバンクにも大きな期待[土谷 和之] (オルタナ2015.7.22) http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150722-00010003-alterna-bus_all 

2005年~2014年の10年間における世界の民間銀行から石炭関連企業への
投融資実行額は 3730億ユーロ(約50兆円)以上にも達しています。 

日本の金融機関は、投融資額順で14位に三菱東京UFJ銀行、23位にみずほ銀行
26位に 三井住友銀行がランクイン。
3行合計の投融資額は約211億ユーロ(約2兆9,000億円)に上り、
日本のメガバンクが負っている責任は決して小さくありません。 

先に述べたような「石炭産業への投融資回避」の取り組みが、
日本も含む世界の金融業 界の「トレンド」となる必要があります。 

私がA SEED JAPANとして関わっているプロジェクト、フェア・ファイナンス・ガイド
日本版(http://fairfinance.jp/)でもこのキャンペーンをサポートしており、
日本語で キャンペーンの趣旨や署名方法を解説するサイトをアップしています。 http://fairfinance.jp/news/2015/20150708/   ・・・