◆◇ 田中優より ◇◆ (記事より)「原子力規制委員会の田中俊一委員長は5日の記者会見で、 一般の食品に含まれる放射性物質濃度を1キログラム当たり100ベクレルとした国の基準について「欧州の10分の1以下(の厳しさ)で非常に 疑問だ」と述べ、近く設置する放射線審議会で、基準の緩和も含めた見直 し議論が必要との認識を示した」 そうだが、 バンダジェフスキー氏が 「シーベルトの被曝量は信用するな、ベクレルで見た方が良い」 と言っている通り、 特に内部被曝量シーベルトの計算には多くの疑問がある。 この田中俊一氏は本当に放射能を甘く見ている。 率先垂範でまず食べて もらいたい。 今の基準でも体内の放射能量は体重一キログラム当たり320ベクレルまで 上がるから、その数十倍まで食べてもらってそれでもずっと大丈夫かどう か自ら実験していただきたい(ちなみにバンダジェフスキー氏の調査では 心電図異常が少数だったのは体重一kgあたり5ベクレルまででした)。 ※昨年7月に筑摩書房より発行しました田中優著書 「放射能下の日本で暮らすには? 食の安全対策から、がれき処理問題まで」 にも詳しく書かれています。よろしければそちらもご参照ください。 http://www.tanakayu.com/booksentry.php?eid=00016 |
ーNEWS-
『食品の放射性物質基準、緩和検討 規制委員長「厳格さ疑問」』
(東京新聞 2014.3.5)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014030501002264.html
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