◆◇ 田中優より ◇◆ 我が家は古民家で、床下を覗いてみたら「石場建(いしばだて)」に なっていた。つまり基礎に土台の木材が緊結されていない のだ。 これは伝統的な日本の建て方で、風の強さから建物を守る西欧の考え方と違って、 地震から建物を守る仕組みなのだ。地震のときには建物がしこを踏んで立ち続ける。 歪んでもつぶれはせずに立ち、しかも復元できる。 こうしたしなやかな建て方の方がいいと思うのだが、 現在の建築基準法では一般的には認められない。 地震の時、我が家の倒壊を心配せずにすんだのはこのおかげだった。 |
▼石場建足固工法【ふじもと工務店】