2012年8月20日

「権威主義者につける薬はないか」~ニコ生出演を終えて~


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田中優の“持続する志”

優さんメルマガ 第153号
2012.8.16発行

※このメルマガは転送転載、大歓迎です。

http://archive.mag2.com/0000251633/20120816133419000.html

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□◆ 田中 優 より(出演後に原稿を作成しました)■□■□


『 権威主義者につける薬はないか 』

「ニコ生」出演に意味があるか

 今、「ニコ生」の番組に出てきた。結構うんざりしてる。
というのは実態的な論議がなく、ただの権威の争いに終始したからだ。

 チェルノブイリ事故の被害者について、澤田氏と池田氏は
「甲状腺がんの被害者が10人程度出ただけだ」と言った。

 もしそうなら放射能は恐れる必要はない。あれだけの放射能を撒き散らしても
その程度の被害ですむなら、原発事故は恐れるに足らない。
 この数値はIAEA(国際原子力機関)の調査報告書から採っているのだろうが、
その後に6,000人に訂正されたことを彼らは知らないのだろうか?それとも死亡者の
15人を指しているのだろうか?

 しかもその6,000人という数字も著しい過小評価だ。残念ながらIAEAは原発
推進の組織なのだ。しかもデータを用いるのに、権威づけされたものばかり選ぶ。
ところが困ったことに、権威付けされたデータは原発推進派によって過小評価され
ている。WHO(世界保健機関)のデータなら彼らは納得するかも知れないのだが、
WHOは秘密協定によって、IAEAの承認なしに放射能の健康被害について発表
できないことになっている。

 澤田氏が否定してみせた「バンダジェフスキーの論文」についても、WHOの
会議で発表され、事務局長は発表することを約束していた。ところが秘密協定に
よって、それは今まで発表されないままとなっている。しかもバンダジェフスキー
氏は無実の罪で収監されてしまった。

困ったことに、権威あるデータの発表元はことごとく原発推進派によって押さ
えられ、そう
でないデータは権威的でないところからしか公表できないのだ。  ここで困った事態が発生
する。

 「そんなのは誰も信じない」「認められていない」 という一言で、権威側は片付けることが
できるのだ。そうでないデータの方は、 残念ながらたくさんの言葉を必要とする。時間のな
い討論番組では、とても説明 するだけの隙は与えてもらえないのだ。

 ぼくはとにかく発展的な一言を引き出させることに終始した。
「澤田さんの発言では内部被曝量を気にされていますよね。それならもし汚染地に 住むの
であれば、内部被曝を避けることに異論はないですよね。それなら内部被曝 しないように
アドバイスをするのがいいと思うんです」 

「池田さんは放射能に危険性はないというんですね」
「誰も危険じゃないなんて一度も言っていない。危険性と利益との比較衡量なんだ」
というように。 

 この先に来るのは 「どちらにせよ原発は止めるのだから、どのように止めていくかの議論」
になるし、 「一定の線引きをして居住・転居の義務範囲と勧奨範囲を決め、汚染地に残った
人 たちへの被曝を避けるアドバイスをする」ということになるはずだ。

  ならば今後は発展的な議論が期待できるはずだ。しかしまた次回もまた、同じ話 の繰り
返しになるのかもしれない。  もしかしたらこの番組はただのエンターテイメントで、戦う猛獣
を見ながら ツイートするだけの娯楽番組なのかもしれないからだ。ツイートを見る限り、どう
 にも後者である気がしてならないのだが。


 ◆きちんとした論議がしたい  

ICRP(国際放射線防護委員会)の基準も、そもそも原発を経済的に進めていく ための安全
基準でしかない。人間の体を基準にして作られているものではなく、 経済的に成り立つ範囲
での安全レベルだ。

 それ以外にBEIR(米国科学アカデミー 研究審議会)やECRR(欧州放射線リスク委員会)
もあるが、どれもICRPの 基準よりは厳しいものになっている。日本ではICRP基準以外に基
準はないもの と思わさせられている。 

 そのICRPですら、他の二つと同様に閾値(しきい値)なしの考え方を採っている。 つまり100
ミリシーベルト/年の被曝量は将来5%(注:ICRPの基準では、0.5%が 正しいはず。ここでは、
パネルトークでの澤田氏らの発言のままとした。)のガン 死者を増加させるのだから、その百
分の一の1ミリシーベルト/年の被曝量でも 0.05%のガン死者を増加させることになる。

  従って池田氏が言う「1ミリシーベルト/年の被曝量を危険だと反原発側が言う から(福島県
から県外に避難している)16万人の人々が住めなくなったのだ」と いう数字を利用すれば、80
人のガン死者を防いだことになる。80人が苦しんで ガン死するのを防ぐことが過剰で、「それだ
け死なせても原発を推進した方が 経済的」というロジックはいかがなものだろうか。 

 ICRPのいう緊急時の20~100ミリシーベルト/年の被曝量基準というのは、 もともとの「緊急
時被ばく状況」の基準だ。当然に一時的に許される基準と見る べきで、こんな一年半経っても
継続して当てはめるための数値ではない。事故後の 回復期に適用することになっている「現存
被ばく状況」にしても、子どもにまで 適用できる基準と考えられるものではない。

平常時基準・・(計画被ばく状況)=一般人の被ばく限度、年間1ミリシーベルト以下 
事故や核テロなどの非常事態・・(緊急時被ばく状況)=年間20~100ミリシーベルト
事故後の回復や復旧の時期等(現存被ばく状況)=年間1~20ミリシールト(職業人は別に指定)


 緊急時被曝であればこんなに長い間適用することは許されず、「現存被ばく状況」
と解釈したとしても数年という単位で適用できるものではないと解釈すべきだ。
 職業人の基準が年間5ミリシーベルト、5年間に100ミリシーベルト以下となって
いることから類推して、その五分の一以下の5年間に20ミリシーベルト以下と考える
べきだ。最大に譲ったとしても、年間4ミリシーベルト以下までしか解釈できない。
しかも子どもや妊娠可能性ある人には適用できない。わずか「年間4ミリシーベルト
以下」であっても、先ほどの16万人に当てはめたら、ICRP基準でも320人×年数分
の被害者数になる。


◆権威主義者につける薬は

 このようなマジメな論議がしたいのだが、権威主義者はIAEAの作った怪しい
報告書や、本当のことが言えないWHOのデータや、ICRP基準の「費用と便益
(コストとベネフィット)」の比較の部分だけを引きずり出し、勝手な解釈を加える。

 澤田氏は「ベラルーシは今、被害を受けたのに原発推進をしている」というが、
ベラルーシは独裁国家だ。日本で多くの人が原発に反対していても、原発推進なのと
同じだ。
 独裁者のおかげでバンダジェフスキー氏は無実の罪で獄中につながれ、人権団体
アムネスティーの圧力でやっと解放された。しかしベラルーシを追放されている。
ゴメリ医科大学の学長だった彼の論文を、澤田氏は「デタラメ」呼ばわりしたが、
ぼくにはバンダジェフスキー氏の方が、助教よりははるかに権威あるように思えるが。

 権威に従って判断するなら、どっちが格が高いのだろうか。バンダジェフスキー氏
は研究成果に対し、ラルーシコムソモール賞、アルバート・シュバイツァーのゴール
ドメダル、ポーランド医学アカデミーのゴールドスターを授与されている。

 一方、現実に起こった被害のレポートは残念ながら権威は低い。なぜならそれらの
国際機関が推進側に傾いている以上、そこで認められる可能性はほとんどないからだ。
原発推進側の論文なら簡単に認められるのだが。

 マジメで建設的な議論を期待するぼくが間違っているのだろうか。こんなくだらな
い権威主義の誇張競争では、ぼくの出番はない。ぼくには権威がないし、もしあった
としたら自分で否定してしまうだろう。「権威」はヤクザや国会議員の「バッジ」の
ようなものだ。

 そんなものにこびへつらうより、現実に起きたことを基準にして判断できないもの
だろうか。そうでなければ何も先に進まない。

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  ◆ 編集後記 ◆
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昨日のニコ生出演前、司会者の田原さんが控室に来られた直後「台本は使わない」
とひとこと。どなたがどんな主張で、どんな論点にしていくのかもあまりよく
打ち合わせがなく始まりました。こちらが用意した何枚ものフリップも使う機会が
ありませんでした。

 私自身もこんなので建設的な話し合いになるのだろうか?と心配していましたが、
案の定、実態を調査したレポートを「そんなの権威がない、○○で認められていない」
と却下され、全く建設的な話にはならなかったです。

 きっとそういう方たちは目の前で何人もの人が苦しんでいようが、「権威のある
レポートにあがっていない!」と認めないんでしょう。
やっぱり優さんは、権威があるものしか信じない評論家ではなく、実態の方で動く
“活動家”なんだと改めて思いました。

優さんの言うように、感情的になって机を叩いたり人を罵倒し合うようなショーを
期待していた方には残念な結果だったと思います(笑)
(“感情的にはならずに議論を”と言っていた方が一番感情的だったような・・)

その同じ土俵に乗ってしまって罵倒するような優さんだったら、やっぱりカッコ悪い
ですよね(*^_^*)

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■□ 発行者、講演・取材の窓口 ■□
合同会社OFFICE YU 担当渡辺
MAIL  officeyu2011@ybb.ne.jp

2012年8月17日

8/25(土)、26(日)は福島県内2ヶ所で講演します

久しぶりの福島です!しかも県内2ヶ所です。ぜひ周りにお知らせくださいませ(^-^)

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子どもを守り、健康と暮らしを守りながら、ここ被曝地で生き抜くためにどうしたら良いか、また、福島にもエネルギーをはじめとした持続可能な社会をつくるため・・

『命とくらしを守るために!  ~この被曝地で生き抜く~』


8月25日(土) 13:30~16:00
  福島市 チャンバ大町3F (福島市置賜町7-6 )


8月26日(土) 13:30~16:00
   郡山駅前ビッグアイ 7階大集会室


【参加費】 500円(資料代)

【主催・連絡先】 
 わいわい市民政治@ふくしま TEL 090-2608-7894(駒崎)
 子ども達を放射能から守る福島ネットワーク TEL 090-3923-2529(佐藤)









2012年8月16日

「原子力規制委員会人事をなぜ問題視するか」


8/10に田中優無料メルマガにて発行されたものです。
http://archive.mag2.com/0000251633/20120810194849000.html


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田中優の“持続する志”

優さんメルマガ 第150号
2012.8.10発行

※このメルマガは転送転載、大歓迎です。

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□◆ 田中 優 より ◇■□■□

『 原子力規制委員会人事をなぜ問題視するか 』マフィアの規制にマフィアのボスを

 この原子力規制委員会、他の「原子力安全・保安院」だとか「原子力安全委員会」だとかをなくして一元化し、独立性を高めて政治介入をさせない仕組みにした。
 つまり独立性の高い「介入させないかんね!」という組織を作り、「マフィアは入れないぞ!」というルールを作り、5年間は破廉恥罪でもしない限りクビにできない組織を作ったのだ。 
 これまでの原発推進は、原子力マフィアたちが関わり、密室で自らの利権のために動く存在があったから、そこから独立した仕組みを作ったのだ。
 もしこれがそのまま機能すれば、原子力マフィアたちがどんなに騒ごうが、
「政治からも行政からも独立しているかんね!」と正しい判断がされると期待されていたのだ。
 関電が「再稼動しないと破産しちゃう」と泣き落とそうが、経団連会長が「福島原発事故で、電力会社は悪くない!」と脅そうが、政治家が「オレはバッチだぞ」と言おうが、官僚から「遺憾ですね」と言われようが、正しい判断で動くことのできる組織を作ったのだ。
 ところが官僚たちが「この人なら」とそそのかして細野大臣に勧めた人そのものがマフィアのボスだったのだ。細野氏はどうも意地っ張りのようで、一度推薦したのだからと撤回しようとしない。「そんな細かいことを言うな」という対応だ。
 マフィアの規制をマフィアのボスにやらせたらどうなるか。そりゃもちろん規制なんか骨抜きにする。しかも今度は独立性が問題になる。有権者が怒って政権をひっくり返そうが辞めさせられない。総理大臣がどんなに反対したって「独立だかんね!」と少なくとも5年間は開き直ることができるのだ。
 可能なのは法改正だけだが、法で独立性の高い組織でないものにしたら元の木阿弥、再び原子力マフィアたちの暗躍の場に戻る。しかも今回は議員立法だから、当の議員たちに撤回させるのも難しい。
 だから国会が承認してしまう前の今が、とても大切な抵抗の時期になるのだ。放射能が安全なら何を規制するの

 この委員長に予定される田中俊一氏だが、この方は福島第一原発事故の直後から「放射能はそんなに危険じゃない」とばかりに規制強化に反対した人物だ。
 また自主的に避難した汚染地の人たちへの賠償に対しても反対を続けた人だ。

 要は「放射能はそんなに危険じゃない」というお考えの持ち主。
「でも放射能が安全だったら、原発の何を規制するの?」という事態なのだ。

 少なくとも「放射能は危険だ」という認識がないと困る。日本中が放射能だらけにされて、10年後の病死が多発する時期になっても「原発ノイローゼでガンになったんだよ」と言われることになるからだ。
 だから設置法第7条第7項第3号は、原発マフィア関係者を入れることを禁じたのだ。

 ところが今回の人事案では、委員長がもともと「(独)日本原子力研究開発機構副理事長、原子力委員長代理、原子力学会会長」といったマフィアの王道まっしぐらの人で、5人の委員のうち2人までが「日本原子力研究開発機構の安全研究センター副センター長」だったり「日本アイソトープ協会」だったりして欠格事由に該当している。残る二人のうちの一人も外務省で原発を国際協力してきた人物だ。
 これを政府は「委員就任前に辞任していれば問題ない」と屁理屈で反論する。
 ほう、だったら東京電力の勝俣会長だって辞任しているからいいのかい?

 これで何を規制するの? 
 放射能は安全だと考える人なのだから、「キツネにニワトリの番をさせる」よりもっと悪い。
 しかもお約束どおり、委員長含め委員の数人は業界からもおカネをいただいている。だから騒ごう

 こんなんじゃダメだと思ったら、みんなで騒ごう。
「何を騒いでるの?」と聞いてもらえたら説明しよう。ここで決められたら撤回させられない。  だって独立性が高いんだから。
 まだ国会での承認が残っている今だから、国会議員に「承認しちゃダメやん」と伝えないと。   実際、モノ考えている議員たちは問題にしてる。その人たちをもっと心強くしてあげないと。
 独立性の高い器そのものは良かったんだ。そうじゃないと原発マフィアの寝技で曲げられちゃうからね。だけどそこに法を無視してまで「マフィアボス」を入れてくるとは
思わなかった。法に違反してるんだから。

 だけど決められちゃえば委員長は5年は辞めさせられない。マフィアに毒された官僚たちの考えそうな悪巧みだ。
 こんな未来を子どもたちに残せないよ。

 ややこしい話かもしれないけど、ちゃんと知ってほしいんだ。
 このままじゃまた未来は悪くなる!


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◆◇ あたなにできること ◆◇

 ●オンライン署名をお願いします。もちろん僕も署名しました。
  https://fs222.formasp.jp/k282/form2/

 ●今回は緊急度が高いので、出来れば直接細野大臣へ抗議・要請のお電話やメールを!

 【細野豪志(環境相、原発事故収束担当相)】
  ・国会事務所 FAX:03-3508-3416 TEL:03-3508-7116
  ・地元事務所 TEL:0559-91-1269 FAX:0559-91-1270
  ・細野議員個人へのお問い合わせフォーム http://goshi.org/contact/

 ●地元の国会議員にも呼びかけを!
  eシフトのHPもご参考ください http://e-shift.org/?p=2227

 ●1人でも多くの方に知って頂くために、このメルマガを拡散するなどして
広めてください。とにかく声を出しましょう!


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◆◇7/27発行のメルマガもご参考ください◆◇

http://archive.mag2.com/0000251633/20120727114751000.htmlより

田中 優 より

ヤバイことになった! 
原子力規制委員会を政治から独立した機関にしたんで、5年間は彼らを辞めさせられない。
しかも総理の権限ではなくなり、彼らが原発再開を決められる。
首相官邸に何十万人デモしても、「私の権限にないから」と無視されることになる。

決められてしまうまでにあと数日。
ここでまともな人事にしないと、原発推進は決定的になる。
今、撤回させないと運動が無意味になる。
この事態、ヤバイでしょ? 拡散して~!
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-7d28.html

2012年8月15日

緊急決定! 8/15 ニコニコ生放送にて生討論!



【拡散希望】
田原総一朗さんを司会に、原発容認、脱原発派が生で討論します!
もちろん、優さんは “ 脱原発 ” で討論します。

ニコ生にログインすれば(アカウント取得後)どなたでも見れます♪


★放送日時 8月15日(水)19:00~
ログインはこちら→ http://live.nicovideo.jp/watch/lv103522108

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世論を二分する原発問題……

日本にとって最善の道とは?

福島第一原発事故を機に「脱原発」を求める声が高まり、
日本中で、大きな議論が巻き起こっています。

いったい日本はどのような決断をし、
どのようなエネルギー政策を打ち立てていくのか?
脱原発か、それとも、共存か?

日本にとっての最善の道を、司会の田原総一朗氏とともに、
原発容認・反対両派のパネリストたちが徹底討論!

お見逃しなく!

【出演者】(敬称略)
田原総一朗(司会、ジャーナリスト)
吉野智子(アシスタント)


田中優(環境活動家)
  「脱原発は「節電」だけで実現できる。
   自然エネルギーとスマートグリッドで日本に国際競争力を。」 


池田信夫(アゴラ研究所所長)
 「もう感情論はやめて、科学的データと客観的統計で議論しよう」

橘川武郎(一橋大学大学院商学研究科教授)

「原発を本当に減らすためには現実的なアプローチが必要」

澤田哲生(東京工業大学助教)
「原子力のリスクは規定可能、事故は技術と人智で対処可能」


福島みずほ(社民党党首)
「戦争の後始末も、原発の後始末もできない。後始末のできない事はやるな」


Misao Redwolf(首都圏反原発連合)
  「地球も人類も核とは共存できない」

2012年8月12日

8/13(月)名古屋にて「原発に頼らない社会へ」


大きな地図で見る

2012年8月11日

8/11(土) 愛川欽也パックインニュースに生出演!


優さんは3か月ぶりの出演です★
さらに、10月~12月は毎月1回の出演を予定しています。

以前朝日ニュースターで放送されていた「パックインジャーナル」が今年3月で終了したため、愛川さんがご自分の稽古場をスタジオに変え、自費で番組を制作しました。スポンサーがいないため全く発言の規制などがない、貴重なニュース番組となっております。

まだ未登録の方はこの機会にぜひ入会&愛川欽也さんの番組のご支援をよろしくお願い致します。


■放送日時 8月11日(土)11時~13時 生放送

視聴するには、会員登録が必要です。



詳しくは kinkin.tvのHPをご覧くださいませ。


http://kinkin.tv/index.html

2012年8月10日

予約開始! 9.11は優さんとフライングダッチマンによる「「HUMAN ERRORだぜ!」

昨年は優さん・飯田哲也さんとの対談のあと、FUNKISTのライブ&FUNKISTをBGMに
優さんが語るという、とても熱い伝説のライブとなりました。

今年はあのフライングダッチマンとのコラボです。
ぜひ、生でご体感ください!お待ちしてます★

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2012.09.11(火) 下北沢SHELTER 
FRYING DUTCHMAN × 田中優 9.11 LIVE 

「HUMAN ERRORだぜ!」


【出演】FRYING DUTCHMAN / 田中優

【日時】9月11日 OPEN 19:00 / START 19:30

【料金】前売¥2,500 / 当日¥2,800(DRINK代別)

【会場】下北沢シェルター

◆田中優よりコメント

『すでに風化した感のある911事件。当時から不明な部分が多かったが、
それもまた風化させられてしまっている。
今回、「ヒューマン・エラー」で一躍有名になった「フライングダッチマン」を
迎えて、911事件を振り返ってみたい。
その「フライングダッチマン」、実は、とんでもない実力派バンドだ。
その彼らとともに「911事件」の「ヒューマン・エラー」を見てみたい。』

チケット発売日:8月11日
チケット取り扱い:
プレイガイドチケット(ぴあ(P:177-835)、ローソン(L:76989)、e+)各出演者予約
問い合わせ:tel.03-3466-7430(下北沢シェルター)


FRYING DUTCHMAN "humanERROR"

http://youtu.be/Q5p283KZGa8

2012年8月9日

優さんが出したパブコメはこれだ!!

8月12日が提出期限の「エネルギー・環境に関するパブコメ」に
田中優が提出した文章をそのまま掲載いたしました!

まだ未提出の方はこちらをご参考に、自分なりの意見も加えて作成してみてくださいね★

パブコメについてこちらもご参考ください
http://tanakayu.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html

相変わらず色んな角度から論理的に(私みたいに感情的ではなく^^;)、それらを総合して、しかもここでもきちんと“解決策”を提示しているところが優さんらしくてすごいなぁと思います。

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『 選択の中では「2030年原発ゼロシナリオ」を選択
しますが、即刻廃炉すべきです。


 日本は地震が世界で最も多い地域です。当然津波も。「想定外」では
ありません。近年では4000ガルというような常識を超えるレベルになって
います。耐え得る構造物はありません。
 地震の少ない欧州のような段階的廃炉の選択肢はあり得ません。

 また原発のコストの高さはすでに「原子力のコスト(岩波新書)」などで
立証されています。
 経済性や国際競争力からは原発を選択することはできません。

 そもそもGDP成長率がエネルギー消費量を考える元になっていますが、
ドイツではGDP成長率とGHG(温室効果ガス)排出量は反比例しています。
GDP成長率はエネルギー消費量を減らせます。

 省エネや自然エネルギーに対しても、「経済的負担が大きくなる」と
していますが、わずか数年の電気料金で取り戻せるのに、なぜ「負担が
大きい」のでしょうか。イニシャルコストだけで、ランニングコストを
考えていないように見えます。

 電源構成はピーク瞬時の電気需要に対して構成されます。したがって
ピーク瞬時の需要を下げれば足りるのに、年間電力消費量で考えられて
いるようです。
 八幡東区で「新日鉄」などがやっているように、ピーク時の料金を
10倍まで高くする仕組みを入れれば、ピークの消費を下げられます。
 電源構成は瞬時の対応ですからその点から考え直すべきです。

 以上により、原発に依存する必然性はなく、逆に動かすことのリスクは
限りなく高いため、即時のゼロシナリオを求めます。  

2012年8月7日

8/12(日)大阪にて「虹のまつり2012」

今年もやります!今年も参加させて頂きます!

★☆★☆★☆★☆★☆

 『虹のまつり2012』 大阪
http://ameblo.jp/upo-nokiseki/entry-11320998762.html

子どもの命を守り、ワクワクな未来を創るために
  今、ぼくたちに出来ること

★☆★☆★☆★☆★☆


8月12日(日)大阪市・都島区民センター大ホール
 (→JR環状線桜之宮駅or京橋駅 徒歩10分)

◆開場:12時 開演:12時半~17時半

◆参加チケット(素敵な缶バッヂですよ~)
 前売:1200円 当日:1800円
 ※学生以下半額

◆前売り予約はこちらへメール yoyaku@painukaji.com
  お名前、人数をお知らせください


◆出演&プログラム◆

■第1部 12:30~13:50
『ワクワクな未来をつくるために』

田中優
 えーほんまかいな?
 原発なしでも電気は足りている?
 そ、そんな仕組みだったとは??
 原発、放射能、エネルギーのこと
 メディアが伝えてくれない、目からウロコの事実が盛りだくさん!!
 これは絶対に聞かなきゃ損よー


■第2部 14:00~15:50
『福島からのメッセージ』
◎田中徳雲(南相馬市 同慶寺住職)
福島県南相馬市小高区、原発から17㎞、小高山同慶寺の住職さんです
311以降、すべてが変わってしまったフクシマの事、そして思いを伝えていただきます。

http://ameblo.jp/doukeiji/

『子ども達の笑顔を守るために』
まーちゃんうーぽー(NGO風人ゆいまーる代表)
311直後から、福島県に通い始め、すでに24往復、
すべては福島の子ども達の命を守りたくて、直感で動いて来ました!
その熱い思いを、唄と語りで届けます。
http://ameblo.jp/upo-nokiseki/

『沖縄からの風☆島唄ライブ♪』
まーちゃんバンド&風人ブドゥリ太鼓
♪唄って踊って平和をつかめ♪の楽しいライブだあ!


■第3部 16:00~17:30
『希望の未来を創るために、ぼくたちに出来ること』
らん☆ぼう(あーす☆ガイド代表)
地球の未来を本気で考え、動き続ける若者からのメッセージ!
http://ameblo.jp/earthguide/

田中優さんや出演者への質問タイム!
 今、ぼくらに出来ることはなんだろう?
 会場のみんなで、共に語り合いましょう!

◎フィナーレ 魂のまーちゃんバンドLIVE♪


◆このお祭りの成功に力を貸して下さい
 1個1,200円で、賛同ゆいまーる缶バッヂを販売中です
 お祭りへ来れなくても、応援カンパとなります

◆主催:『虹のまつり2012』実行委員会
 『虹のまつり2012』公式HP http://nijino2012.jimdo.com/

◆共催・問い合わせ:NGO風人ゆいまーる
 メール kajipito@painukaji.com 電話:090-5042-8818

◆一緒に創る実行委員=♪ハピル隊♪募集中!
 関西♪ハピル隊♪メーリングリストで情報を共有しています
 メールください→ kajipito@painukaji.com
 またfacebookグループページへも参加してね
 http://www.facebook.com/groups/nijino/
 
★☆★☆★☆★☆★

★まーちゃんうーぽーの思い★

2011年に起こった東日本大震災
あの日から、日本は大きく変わった

本当の幸せってなんですか?
お金を儲けることですか

もう経済だけを優先する時代は終わった
ぼくたちは、今一度、生き方を見直さなきゃいけない!
モノやお金、嘘だけで創られた社会(情報)は、もういらない

人と人が、助け合い
家族や仲間を愛し、笑顔と希望あふれる社会を
誰の心にも優しさがあふれる地球を
もう一度、創りなおして行こう!

被災地では、今も苦しみと悲しみの中
かずかな希望だけを信じて生きている人がいる
福島の放射能汚染は、何も解決していない
この瞬間も、多くの子ども達が、命の危険にさらされている

ぼくは、出来ることをカタチにしたい
ひとりじゃ、小さな力だけど
みんなと一緒に力を合わせれば
このお祭りを通して、元気と笑顔をあふれさせることが出来る!
そして、福島の子ども達の命を守るための活動資金を集めたい!

さあ、みんな
一緒にワクワクな未来を創って行こうぜ!

楽しく行こう
笑っていこう
素敵な、お祭りにしよう!
あなたが参加してくれるだけで、誰かの笑顔につながります!
だから、友達いっぱい連れて来てね!
待ってるどー!























まーちゃん

2012年8月4日

講演会の様子が、毎日新聞に掲載されました


毎日新聞 2012年07月31日 地方版
 新潟市中央区の商業施設「プラーカ3」で29日、原発問題や自然エネルギーに
詳しい文筆家、田中優さん(55)の講演会があった。市民団体「新潟地球村」の主催。

 田中さんは「子ども達の未来のために、今知っておきたい原発の事」と題し、
体内被ばくの危険性や摂取に気を付けたい食べ物などを紹介した。
 また、日本の家庭では節電は世界的にも進んでいるが、企業の節電は不十分とし、
蛍光灯に反射板を付けることで光量がアップすることなどを説明した。
 その上で、自然エネルギーの活用や原発や輸入に頼らないエネルギー確保の必要性を
訴え「
エネルギーを自給しようと思うと、地域で活用できる物はいくらでもある。
木材からバイオガス、川水を使った水力発電、冬寒い所なら冷熱など。
利用できるエネルギーに選択肢があることを知ってほしい
」と話した。
【宮地佳那子】

今日まで!モンサントを阻止しよう!


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田中優の“持続する志”

優さんメルマガ 第147号
2012.8.4発行
http://archive.mag2.com/0000251633/index.html

※このメルマガは転送転載、大歓迎です。

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◇■ 今日が期限のパブコメ、拡散希望!  ■◇
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★★ モンサントの不自然な食べもの ★★

・HP  http://www.uplink.co.jp/monsanto/
・予告編 http://youtu.be/PO7RmRVZs6A




9月1日より、渋谷アップリンクを始め全国で順次公開となりますが、
一部応援先行上映会として全国で上映が始まっています。
http://www.uplink.co.jp/monsanto/theater.php


9月6日渋谷アップリンクにて田中優のトーク出演が決まりました!

・「デモクラシーNOW」もご参考に
http://youtu.be/Y84Yhqj1IH0
http://democracynow.jp/video/20080506-2/
http://democracynow.jp/video/20100917-1



□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■

このドキュメンタリー、ぜひ観てほしいんだよね。
どれほど怖いことか分かると思うから。

健康の問題だけじゃなくて、伝統的な農業の世界的な破壊を狙ってるんだ。
自社の儲けのためにね。

風に飛んで受粉したら、なんとモンサントは「勝手にオレのGMO使ったな」と
訴えてくる。
私的企業のくせに警察的なものを持ち、密告を奨励する・・・。

だから今の農水省のパブコメにも応えてほしいんだ。
そのままじゃ入れられちゃう。
ちなみに日本の代理店は経団連会長、原発推進の住友化学です。

こちらがパブコメです。しかも提出期限日は【8月4日】!
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/120706_1.html

ぜひ、みんなでパブコメを提出して止めさせよう!

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そうそう、GMO(遺伝子組み換え作物)を批判すると、農家の苦労を知っているか、なんて批判されることもあるから、実例をひとつ。
長崎の友人である吉田俊道さんのやっているものはすごいです。


作物の作り方(というか土作りなんだけど)から、食べるときの注意で、いまや半数に達する低体温の子ども(低体温こそが病気の温床です)たちをほぼゼロにしてしまったりしてます。

しかも彼らの作る野菜は強くて無農薬で虫もつかないし、抗酸化物質(がん化を防ぎ、アンチエイジング効果もある)が多いので、にんじんジュースの色が変わっていかない。

農薬・化学肥料が使われる以前の1950年の野菜と今の野菜では、微量成分が1/10以下に下がったりしてます。
にんじん10本食べるより、1本の本物を食べたほうがいい。
ぼくは農家のきちんとした野菜を、10倍で買ってもいいと思うんだけど。

吉田俊道さん⇒ http://daititoinotinokai.web.fc2.com/


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■□ 発行者、講演・取材の窓口 ■□
合同会社OFFICE YU 担当渡辺
MAIL  officeyu2011@ybb.ne.jp

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http://archive.mag2.com/0000251633/index.html

2012年8月2日

今日から2夜連続で配信決定!

【拡散希望】
7月28日にさいたまで行われました田中優の講演の様子が、
今夜から2夜連続でUstreamで配信されることが決まりました


環境活動家の田中優さんが語る内部被曝を最小限に抑えるための方策!」


前編 8月2日(木) 21時~
後編 8月3日(金) 22時30分~


配信 葛飾市民テレビ

葛飾市民テレビチャンネル1http://ustre.am/IwLd


Live stream videos at Ustream

2012年8月1日

田中優より パブコメ、3つの選択肢の真相について

7月30日に、田中優 「有料・活動支援版メルマガ」にて今話題の
エネルギー・環境に関するパブコメについてのお話を掲載いたしました。

一部内容をご紹介いたします。(グラフなども一部のご紹介となります)

こちらの田中優有料・活動支援版メルマガ http://www.mag2.com/m/0001363131.htmlは、
地域活性化やおカネの回し方、身の立て方など具体的に活動するための方法や
徹底的に調査した情報などを掲載しています。

 皆さまから頂いた購読料金の全額を、被災地支援や田中優の取材・研究費など
持続的な活動のために使わせて頂きます。 

支援金は 525円/月(登録初月は無料サービス実施中)。
活動を応援くだされば嬉しいです。


 □◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■ 
 
「原発比率、「ゼロ、15%、20~25%」の選択

大化けするか「パブコメ」


 パブリックコメントは新たな仕組みを政府が提案するときに、国民に意見を求める仕組み
だ。「聞き置く」だけのことで、たいして重視もされていない。しかし今回だけは大化けする
可能性る。

 もともとは細野原発大臣も、聞き置くだけのつもりでいた。しかし今回のパブコメには多くの
人々が反応し、そのせいでパブコメの締め切りは延長され、このままなら数万~数十万人の
パブコメが集まりそうな勢いとなった。ここまで大きくなってくると、実質的には「国民投票」の
ような様相を帯びる。

 もし「国民投票」レベルになったら、票が基盤になっている政治家としても無視できなくなる。


2030年の電源全体に対する原子力発電所の割合を、ゼロにするのか、15%にする
のか、20~25%にするのかという「エネルギー・環境選択肢」の問いは、今や国民投票に
匹敵する意思表示になってきているのだ。

 もともと国家戦略室の取り上げたパブコメは、原発推進に導くための恣意的なもの
だった。
「原発ゼロ」には「経済的に大きな負担が伴う」と、わざわざ注意書きがなされ、もともと
なかったゼロと20~25%の間に、中途半端な15%が置かれた。

-中略-

 同じく「2030年原発15%案」も、極端を嫌う民族性の日本人に「選ばせるため」のもの
だった。ところが国民投票でなかったことが幸いした。パブコメでは積極的な人々だけが
応募するため、逆に「原発ゼロ案」が多数選ばれることになったのだ。


 
2030年のGDP、省エネ率、電源選択の三段階


-中略-


 前提は「経済成長率とエネルギー消費量は比例する」というものだが、ここに面白い
データがある。ドイツと日本のGDPとGHG(グリーンハウスガス=温室効果ガス排出量)
との対比だ。GHGは直接エネルギー消費量とイコールになるものではないが、実際には
その9割以上が二酸化炭素で、ほとんどがエネルギー由来だからほぼイコールと考えて
いい。それでみるとこうなっている。
 



 いまや日本のGDP成長率とGHGとは一致せず、特にドイツを見ると一致しない
どころか、
逆に反比例 している。もはやエネルギー消費量が経済成長を意味するではなく、経済成長
がエネルギー消費を抑制していくのだ。
 
-中略-

 しかし再びドイツと比較してみると、1990年から2010年にかけての電気消費量の伸びは、
日本が1.4倍であるのに対してドイツは1.1倍しか伸ばしていない
ここまでの20年間の消費の伸びの放置分だけでも、日本はもっと節電できる余地がある。
 
具体的に言うなら、日本で進めてきた「オール電化」のような無駄な消費、照明や冷蔵庫
などの改善された省エネ率の活用、ガスヒートポンプエアコンの利用による急激な節電だ。



-中略- 



  費用負担の妨げもなく、省エネすることができるのだ。

 
-中略- 



そして電源構成だが、不徹底な節電の結果を根拠にして、原発を維持しない限り
経済的負担が重くなっても再生可能エネルギーの導入を促進が必要になると
書いている。

-中略-

 さて、本来の電源構成は、最大消費ピーク時の発電設備について考えることを指す。
年間平均ではないのだ。電気は貯められないので、最大消費ピークに合わせて発電所を
建てなければならないからだ。

本当ならここで、再生可能エネルギーは「ピーク時に使えない電源だから」と、
原発推進派
欠点をあげつらいたいところだ。

 しかしその点は原発も同じなのだ。原発は事故の危険性があるために、出力を
弱火に
することができない。その点は再生可能エネルギーと同じなので、推進派はそこを「弱点だ」
と騒げないのだ。

-中略- 



 ジャンプの電源構成は、本来ピーク時をまかなう電源構成で考えるべきなのに、
全体的な電気の消費量を考えるふりをして、弱火にできない原発の弱点を隠し、しかも
岩波新書「原子力のコスト」に明瞭に立証された「最も高くつく原子力発電コスト」
を隠したままでいる。 ここでそのコストの比較を示しておこう。


-中略-

 原子力発電を選択肢に残した場合の方が、「経済的負担が重くなる」のが現実だ。

このパブコメは、ウソの上にウソの上塗りをすることで成り立っている。しかしここで人々が
「原発ゼロシナリオ」を選択するなら、こんなずさんなシナリオのままで、進めることが不可能
なる。
 だからこそ、パブコメを多くの人に提出してほしいのだ。



原発15%も、20~25%も虚構の数字だ

 政府はすでに、「原発の寿命を40年まで」と言っている。
 一方で「原発の新設はしない」とも述べている。


では現状の原発を動かしていったならどうなるだろうか。

 今、福島第一原発1~4号機が廃炉されたことで、日本の原発は50基になった。

その原発を予定通り40年で廃止していくと、2030年中途に柏崎の二基の原発が廃止され、
2030年以降に残るのは18基だけになる。

 
それは発電施設全体に対してわずか8%、発電量にして11.75%を占めるに
すぎない。

 これは原発比率「15%」にも、「20~25%」にも達しない


つまり原発比率「15%」、「20~25%」にするにも、どうしても
原発増設か稼動延長かを前提にしなければならない

 これは現状維持ですらない「
原発推進プラン」なのだ。

-中略- 



 今までだったらぼく自身も、虚構と分かっていてもあきらめなければならなかった
だろう。なぜなら多くの人は興味を持ってくれなかったし、また伝える術もなかったからだ。

しかし今は違う。多くの人が福島第一原発の信じられない事故を目の当たりにし、悲惨な

被害を見ている。そのおかげで多くの人々の意識が向いてくれている。しかもインターネット
やSNSが、多くの人に情報を伝えることを可能にしてくれたのだ。


 さて、
パブコメを書いて、実質「国民投票」に、大化けさせよう!
 http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf


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★ 今回のパブコメとは?

 6月29日、政府の「エネルギー・環境会議」(長:古川国家戦略担当大臣)は 、
2030 年の
エネルギー・環境に関する3つ選択肢(原発依存度を基準に、ゼロシナリオ15%シナリオ
20 ~25% シナリオを取りまとめました 。


これについて国民の皆さんに意見を求め、それらを参考に今後の国としての
方針を決めて
いくものです。

年齢制限など一切なく、誰でも意見を送ることができます。

 方法 下のいずれか  
 1.HP  
 2.FAX  
 3.郵送
     http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702_2.pdf


 期日 平成 24 年8月12日(日)18 :00までに必着


★優さんより、パブコメを書く際のポイント

 ● 「御意見の概要」欄に「原発ゼロシナリオ(即時)と明記した方がいい。
 ● 御意見及びその理由」欄には100字以内で記入を。


こちらのサイトもご参考ください

http://611kanagawa.org/?action=common_download_main&upload_id=454