2016年2月20日

「フランス、スーパーでの食料廃棄を法律で禁止」と、その背景にある地方議員の地道な活動 

田中優より
フランスで法律でスーパーの食品廃棄を禁止したって、すごいなぁ。
そして、地方議員のこんな思いから始まっていたってのもすごいな。」



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フランス、スーパーでの食料廃棄を法律で禁止
 (huffingtonpost 2016.2.8)

昨年5月フランスでスーパーマーケットの賞味期限切れ食品の廃棄が法的に禁止されたが、今月5日から実施されることになった。廃棄されるはずだった食品はフードバンク(品質に問題がない食品を生活困窮者などに配給するシステム)などの援助機関に回され、必要とする人々に配られる。これによって、毎年数百万人に無料の食事を提供できるようになるという。

全文はこちらより 
http://www.huffingtonpost.jp/yuki-murohashi/france-supermarket_b_9183992.html



仏「スーパーの食品廃棄禁止」裏側には、とある地方議員の地道な活動があった・・・
(tabi-labo)

パリの西部の町、クルーブヴォアの県議会議員アラシュ・デランバーシュ(Arash Derambarsh)氏。イラン人移民の子どもとして生まれた彼には、法学部に通う学生時代、空腹をなかなか満たせなかった時期がある。月400ユーロ(約5万2,000円)の家賃を支払うと、手元に残る生活費はわずかばかり。毎晩、パスタかジャガイモで飢えをしのいでいたと振り返る。

その彼がスーパーの食品廃棄を目の当たりにし「怒り」に駆られた。(中略)

スーパーマーケットの食品廃棄を許してはいけない・・・。
デランバーシュ議員は「Change.org」を利用し、ソーシャル上で署名活動で開始。食品廃棄禁止を呼びかけた。わずか4ヶ月間だったが、フランス国内だけで21万件以上の署名が集まった。彼はこの市井の声を嘆願書とともに議会に提出。
今回の「賞味期限切れ食品の廃棄を禁ずる」法案成立の原動力となったことは言うまでもない。

全文はこちらより http://tabi-labo.com/243018/food-waste/