田中優「ブラック企業に投融資する銀行はホワイトだろうか。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「「ブラック企業」大手4社に大手6金融機関が3000億円の投資!?」(ハーバービジネスオンライン 2016.1.31)
金融機関の投融資が環境破壊や人権侵害に注ぎ込まれないよう、情報公開活動を行うNGOプロジェクト「フェア・ファイナンス・ガイド日本版」は昨年11月、同NGOが「ブラック企業」と判断した4社に対する大手金融機関の投融資状況を調査したレポートを発表した。
対象は居酒屋チェーン「日本海庄や」を展開する大庄、ヤマダ電機、ワタミ、牛丼チェーン「すき家」などを手掛けるゼンショー。いずれも過労死(大庄)や過労自殺(ヤマダ電機、ワタミ)、残業代の不払いや不当労働行為(ゼンショー)などを起こして大きく報道された大企業だ。
レポートによると、三菱UFJ、みずほ、三井住友、りそな、三井住友トラスト、農林中央金庫の6金融機関が上記4社に対して行った投融資額は、2011年1月~15年8月の間に合計で約3000億円。この内、みずほが1621億3000万円、三井住友が991億6000万円と飛び抜けて多く、これに三菱UFJの299億8000万円などと続く。
全文はこちらより http://hbol.jp/79986