<9/5(金)~7(日)完成見学会@戸塚>
※田中優は同席できません。
オープンハウス型完成見学会を開催します。
9月に完成、お引渡しとなるお宅での見学会です。
天然住宅の化学物質フリーで建てた住宅の空気感を是非体感してください。
一般的ないわゆる「新築のニオイ」は全くしません。
今回のお宅のテーマは、
「プチパーマカルチャーの家」です。
庭の菜園で野菜を自給。もうすでに野菜が育ち始めています。
自給するのは、食料だけではありません。なんと電気も自給する予定です。
電線が始めからつながっていません!
今回の見学では電気の自給を可能にしたバッテリーシステムもご覧いただけます。
他にも、伝統的な手刻みの構造や、建主様自ら伐採した木材、無垢杉フローリング、
漆喰、吹き抜けなどなどご覧いただけます。是非、お越し下さい!
今回は、期間中(9月5日(金)~7日(日))予約制での見学会となります。
皆さまのお越しを心よりお待ちしています。
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★建物データ
敷地面積:157.66㎡(約47.69坪)
延床面積:86.13㎡(約26.05坪)
間取り:2LDK
工法:木造(強化筋交工法)
JR戸塚駅・市営地下鉄ブルーライン舞岡駅から徒歩
※詳細はご予約後にご連絡いたします。
★内容:当日スタッフがご案内いたします。
★お申し込み受付:こちらからお願いします。http://tennen.org/tours/140905/
必要事項とご希望のお日にち、時間帯にチェックしてお申し込みください。
できる限りスタッフを配置してご対応させていただきたいのですが、
時間が重なる時や、どうしても対応できない場合、
少しお時間の調整をお願いするかもしれません。予め、ご了承ください。
「電気を自給する」太陽光発電システム設置しました!」
http://tennen.org/news/2014/09/2186/ (天然住宅HPより)
8月29日、引渡しまであと1週間のお宅に明かりが灯りました。
その明かりは電力会社の商用電力ではなく、100%太陽光発電でつくった明かりです。
同じ太陽光パネルを設置するのでも「売電」と「自給」では大きく違いがあります。
「売電」は送電線につながり、昼に発電した電気を売り、夜は買って暮らします。
送電線を前提にしたシステムです。こちらは一般的な方法です。
一方、「自給」は送電線につながらず、昼の電力を蓄電し、夜に使用する。
完全独立した暮らしです。
建て主のS様は後者を選ばれました。
オフ(=切る)グリッド(=送電網)な生活です。
完全独立は、今まで蓄電の技術がなく、または価格的にも高額なため、
実現がなかなか難しい代物でした。
しかし、大塚尚幹さんが考えたシステムでは、それが100万円~200万円程度から実現できるようになりました。
今回は、パネル8枚(約2kw)と、バッテリー27kwを設置しました。
始めから独立するということで、バッテリーをかなり大容量にしました。
パネルで発電した電気は再生鉛バッテリーへ繋ぎます。
こちらが再生(リサイクルの)鉛バッテリーを加工したもの。
再生鉛バッテリー
全部で750kgくらいあります。
基本的には設置する本人も工事に参加してもらうのが、「自エネ組」の流儀です。
重たいバッテリーを物置まで運びます。
独立電源システム組み立て中
きれいに並べ、パネルにつないでいきます。
ここが少し難しいところですが、パネルとバッテリーと分電盤の間に、
充電コントローラーとインバーターを設置し、システムを組み立てます。
一度見ただけではわかりませんでしたが、わかる人が見ればアナログな組立て方だそうです。
ゆえにメンテナンスしやすいのです。
朝10時から作業を始め、都市型の手強い蚊と戦いながら作業し、
午後14時、、、システム完成です!!
室内で照明がつくか確認。バッテリー表示モニターも動いています。
それを確認し、仮設の電柱を取り去ります。
オフグリッドを実現!
電線のつながっていない家・・・一目では気づきにくいかもしれませんが、
見ていると実に潔い!すっきりしていますね。
こんな新築住宅は他にいくつあるのでしょう。感動です。
写真を撮り忘れてしまったので、見たい方は是非見学会へお越し下さい!
最後は建て主様と、作業したみんなで記念写真!お疲れ様でした!