これが災害拡大の原因だったのか。
もう一度健全な森を再生させないとダメだな。大変だけど。
◇ ◇ ◇ ◇
豊増 洋右さん(2019.9.13投稿) Facebookより抜粋
【杉 溝腐れ病について:森林行政の怠慢が遠因の災害】
停電復旧が長期化しているのは、電力会社の責任というよりも、やはり行政の責任が大きいと感じる。
今回、おびただしい数の倒木を処理していて、はっきりわかってきたのは、千葉県の森林における「溝腐れ病」が、災害をここまで深刻にしているということ。
そして、この問題を認識しておきながら、長年放置してきた森林行政、環境行政の怠慢が、電源復旧をここまで難しくしているということの責任をまだ当事者たちがまったく認識していないこと。
1枚目の写真。詳しい方はピンとくるかと思いますが、今回の倒木に多い、溝腐れ病にかかった杉の木。
そして2枚目以降、森林の中腹で途中から折れている杉林。
強風によって倒木がおきるなら、ふつうは風当たりの強い道路沿いとか周辺部が、根こそぎ倒れるはずなのに、森林の中央部が、それも木の途中でポキっと折れる形でなぎ倒されています。これは、間伐をしていない放棄森林で日の当たらない内側ほど木が軟弱で、風通しが悪いために溝腐れ病が蔓延してしまい木がもろくなっているということ。
これが何故行政の責任なのか?
もともと千葉県の杉林は「山武杉」という銘木でしたが、・・・
続きはこちらより↓
https://www.facebook.com/yosuke.toyomasu/posts/2505287579565482
--*--*-*--*--*--
その後、森林ジャーナリストの田中淳夫さんもこのことを記事にされています。
「千葉大停電の遠因か。倒木処理の難しさと山武杉の悲劇を振り返る」 (2019.9.17)
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20190917-00142951/東京新聞でも取り上げられています