2010年8月6日

絶望にきく薬はこれだ この本だ。

早速、感想をいただいておりますので、ご紹介します!


閉塞感あふれる今の時代 
絶望にきく薬はこれだ この本だ。
14歳の世渡り術とあるが 大人にこそ読んでほしい。
人は日々何かを選択しながら生きているが、
その判断基準を見誤る場合もあるから 
時々立ち止まってよく考えたいと思った。
最後の方にボランタリーな精神とは何かとある。
「自分が積極的に生きていくために必要な、第一歩」
自分なりのボランティアとか
みんな元気になりそうで チョーお薦めの本。



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優さんの盟友、大河内秀人さんも、ブログに書いてくださっています!
「田中優は教祖ではないという件」(住職・大河内秀人の徒然グサリ)
http://angel.ap.teacup.com/hitococi/178.html
田中優の新著『幸せを届けるボランティア 不幸を招くボランティア』(河出書房新社刊)http://tanakayu.blogspot.com/2010/08/blog-post_02.htmlを早速取り寄せ、まとまった時間と持続力に乏しい最近の私にしては一気に読んだ。「14歳の世渡り術」という“中学生から大人向け”シリーズであったり、著者のテンポと歯切れの良さで読みやすかったこともある。
 優さんは、同じ江戸川で一緒に活動してきた仲間であるというより、私が参加する様々な市民活動において、参謀でありリーダーである。だからこの本の内容の多くは一緒にやってきたことで、それ以外の事柄についても、彼の人間性を知るものとして、少なくとも現時点で最も正しい見解であると思う。
 ボランティアは、身近なところから、無理なく、続けられるようにすればいい。しかしそれが実際にどんな意味があるのかということについては、徹底的に追求しなくてはいけない。目に見える現象に反応するよりも、原因を見極めなくてはならない。そのようなことを経験と綿密な調査、そして何より現場を歩き人々と接してきた説得力は他に類を見ない。
 この本を読んで、私が最も感じたのは、「田中優は教祖ではない」ということ。彼は市民活動家として、様々な提言をし、活動や団体を立ち上げ、政策にも少なからぬ影響を与えてきた。年間二百回以上の講演をこなし、彼を信奉する人々は数知れない。しかし、彼は決して信者を増やそうとしていない。自分で問題に気付き、自分で考え、自分の責任で活動する、“田中優”がどんどんと出てくることをめざしている。そういう思いが伝わり、読む側にとっては、可能性と希望が開かれる一冊だ。若い人のみならず、中高年にもぜひ読んでもらいたい。

ご感想、お待ちしています!