◆<雑誌掲載> 「ナチュママVol.2」
~子育て・人生の先輩たちのエコロジーライフ~ ◆
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P75
★田中優さん 「楽しく自給を進めて安心な暮らしを」岡山での暮らしぶりが、6枚の写真と文で掲載されています。
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東日本大震災後、放射能汚染されている土地から離れ、福島の人たちのように縁のない土地に移住しないと、と思い、2012年末に岡山へ。
太陽光で電力を供給する「パーソナルエナジー」を導入して、電力の自給自足を始めました。
朝起きて晴れていると、電気があり余る“電気富豪”となってうれしくなります。敷地内の井戸を復活させて水も自給、ご近所からは無農薬野菜のおすそ分けが。暖房も地域の木くずをかためたペレットストーブで、自給率が高くなって安心であると同時に、お金のかからない暮らしになってきています。
モノには生産財と消費財があって、苗木を買って野菜を収穫するなど、まずは自分で生産することを優先させるべき。
次に必要以上のモノを持たないことが大事だと思います。
特に小さなこども用品は仲間で使いまわさないと。必要なモノを吟味して買い、最後まで使い切る。モノに対する礼儀を持つべきです。でも無理なく、こどもと一緒に楽しみながら進めていくことも大切。
安心な暮らしを求めるなら、自給をおすすめします。
1.スギ間伐材や端材を利用した棚「組手什」を使用。
2.田中さんの自宅にあるかまど。炊きつけに紙、端材を使って資源を有効利用。
3.電気を自給自足するための装置「パーソナルエナジー」を自宅に導入。
4.家庭の生ゴミでたい肥作り。元気な野菜を作るため、実験のようで楽しい。
5.田中さんの自宅は築100年前後の古民家。自宅前には太陽光パネルが。
6.ご近所から頂いた無農薬野菜は新鮮そのもの。
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▼ブティック社 「ナチュママ Vol.2」
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