文字起こし下さった小原美由紀さん、ありがとうございます。
田中優より
「(スピーチしたSASPLの)奥田愛基くん、
ぼくの三男の友人で何年も前から知ってたけど、ええヤツや。
こういう若者に未来を託したい。」
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SASPL(奥田愛基)ラストスピーチ
▼SASPL 141210 Final → Brand-New Start 01
https://www.youtube.com/
奥田愛基のスピーチに、息を殺して耳を傾け、聴き入る参
3分で これほど聴かせるスピーチって ・・あるんだろ
彼は「歴史」をつくっているんだ。
彼らは、意識して、歴史を刻んでいる。
2014年12月10日、SASPL、解散。
・・・・
こぉんなところで終わりなんかではありません
またはじまっていくんです。
終戦を迎えたその日、
僕のおじいちゃん80歳くらいなんですけど、
「日本は終わった」、って思ったそうです。
けど、そこからまたココがはじまっているんですよね。
戦後から70年のあゆみは
8月15日から始まったんですよ。
絶望的なその状況から はじまってきたんですよ。
思い返してください、3月11日を。
あの日、なにかが終わったと僕たちは直感しました。
原発が爆発し、津波が起き、多くの人が亡くなり、
この社会はどうなっていくんだと、不安になりました
しかし、そこから私たちは歩んできました。
「日本をとりもどす」とか
過去がどうだとか
そんなことは関係ありません
私たちは、戻ることができません。
なぜならもう、はじまっているからです。
すべての終りには、また始まりがあります。
私は、この国の自由や民主主義をあきらめることができま
それはどうなったら民主主義が体現されたのか、
どうなったら私たちが望む世界なのか、
もしかしたらそんなことに終わりはないかもしれません
その理念を求め続けることに終わりはないかもしれません
しかし
私たちは求め続けるでしょう
考えることをあきらめないでしょう
僕のじいちゃんばあちゃんはもう80歳超えましたって、
あの戦争のことを忘れませんていっつも言ってるけど
最近物忘れが激しいです。
正直言ってさみしいです。
あの戦争を忘れない、って言っても、いつか忘れていくで
僕だってそうです。
僕も父親になり、おじいちゃんになり、いつか、死ぬでし
しかし、その時に、生まれてくる次の世代のことを思って
「私はまだ、忘れることはできない」と言うでしょう。
自分たちの運命をいったんは引き受け、
あきらめることのない
あきらめることができない理念に向かって、
自由と民主主義を求めて、
最後の最後まで声をあげるでしょう。
私たちは忘れてはなりません。
それがいつか忘れることであっても
いま、私はここで言います。
あきらめることはできません
忘れることはできません
なんどだって今日、この日を思い出すでしょう
特定秘密保護法反対!
特定秘密保護法反対!
憲法守れ
未来を守れ
子どもを守れ
生活守れ
平和を守れ・・
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twitterにこういう書き込みがありました。
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SASPLラストスピーチ、終戦や3.11、日本の民主
俺たちの俺たちによる俺たちの国感があった。これぞ民主
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日曜日、投票所で「奥田愛基」って書かないように気をつ
って思わずつぶやいてしまうくらい、心を打つスピーチだ
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朝日新聞の写真▼
http://www.asahi.com/