2011年7月14日

12日講演会の主催者さんより

12日の講演会の主催者、さくら・市民ネットワークの道端さんからメールをいただきました、許可を得て、掲載いたします。

重茂の海は、津波の時の海水の色がきれいだったそうです。
http://www.jfomoe.or.jp/

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田中優さま 

本日は大変暑い中、そしてお忙しい中、講演にお越しいただき、 本当にありがとうございました。

3.11の震災後、特に、 若いおとうさん、おかあさんからの電話、メール、ファックスがさくら・ネットの事務所に殺到していました。孫を持つ方々からも相談を受けました。

これからこの子どもたちをどう守っていったらよいのか、
外遊びは? 給食は? 何を食べていけばいいの?
身の周りはどれだけ被曝しているの?
福島の子どもたちはどうしているの? 等々、不安な声ばかりでした。
そんな思いにかられての講演会の依頼でした。

きょう、田中優さんの講演を聞き、政府・東電はもちろん、新聞・テレビなど、本当のことを言わないメディアを信頼できずにいた
方々が、そうだったのかと納得して帰られたことは確かです。
アンケートを拝見したところ、道筋が一本見えた気がすると答えていた方が数名いらっしゃいました。

今、私が考えるのは、
都会で使われる電力を遠くの地方で発電しているのと同様に、被災地と都会での情報の格差です。
協同組合せっけん運動連絡会の会合で岩手や宮城の生協の方の「生活に必要なものがまだぜんぜん足りてないの」という報告を聞きました。

私も関わっている「NPOせっけんの街」でも、何かできないかと情報を集めているところです。せっけんの街として、重茂の漁協に、 今年度は100万円の支援をすることを決めました。
内状は大変なのですが、理事たちの心意気で決めてしまったところもあります。

本日は、いろいろと至らない点がありましたが、本当にありがとうございました。私たちもさらに脱原発の声を強くしていきます。
そして、どうか体調にお気をつけてお過ごしください。
今後ともよろしくお願いいたします。
では また。
取り急ぎ、御礼まで。

道端 園枝


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