2011年6月21日

BIG ISSUEに小出裕章さんと田中優が「原発よさようなら」

ビッグイシュー最新号(169号)に、
「原発よ さようなら ― 市民がつくる賢い電力網」という特集で、小出裕章さんと田中優がたっぷりと3ページずつ、登場しています。 読み応えあり!  これは必見です。


表紙は、ダニエル・ラドクリフさん。

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最新号 特集
原発よ さようなら ― 市民がつくる賢い電力網http://www.bigissue.jp/latest/index.html

現在、日本には54基の原子力発電所があり、そのうちの福島第一原子力発電所が大事故を起こした。いまだ事故の収束が見えないなか、地震のリスクを想定して浜岡原子力発電所は一時、停止された。いったい原子力発電所は、どれぐらいのリスクをかかえているものなのか?本当に原子力発電所がなければ、電気は足りなくなるのか?そこで、小出裕章さん(京都大学原子炉実験所)と田中優さん(未来バンク事業組合理事長)にお話を伺った。


原子力の可能性に憧れて研究の道に進みながら、原子力のもつ危険に気づいて、40年間、原子力発電所の廃絶を訴えてきた小出さんは言う。「原子力からは、簡単に足を洗える。原発だけはやってはいけない」と。田中さんは言う。「電力が足りないのは、1年のうち、夏場・平日・日中の数日、合わせて10時間だけ。原発がなくても、十分やっていける」。そして「すぐにでも実現可能な、市民がつくる賢い電力網(スマートグリッド)」の構想を語る。福島で起こった絶望的な事態は乗り越えられるのか?今、この事故で被害をこうむっておられる方々に、私たち一人ひとりが、どのように向き合えるのか?これから私たちが原発とその事故に、どう立ち向かうのか?そのスタートになることを願って……。
事故起これば、国が破産する。 いま、考える!人間にとっての原子力とは? ― 小出裕章さんに聞く
原発はなくても大丈夫。 「エネルギーの民主化」と「スマートグリッド」の時代。 ― 田中優さんに聞く