2016年5月31日

「地震と原発の耐震性能」~再稼働申請時の耐震ガル数まとめ~

田中優より

「2016/5/30発行の支援版(有料)メルマガ『地震活動と原発』では、【地震と原発の耐震性能】について書きました。

今回の「再稼働申請時の耐震ガル数」は、これまでまとめられていなかったので調べてまとめました。


特に熊本に中央構造線でつながる川内原発の耐震性能は低い

・東海地震の想定される浜岡原発の基準地震動が1200ガルなのに対し、わずか"620ガル"しかない。

・黒川第一発電所の事故も4/14の本震と思われていた地震の時に取水口を閉じていれば防げた可能性が高い。同じことを川内原発でも起こすのではないかと心配しています。」


<メルマガ内容>

・震度7を超える地震 
・10万年に一度の確率が多発す
地震の原因   溝型地震、活断層地震
原発の耐震性能   
・断層刻み、断層殺し など


<本文抜粋>

「活断層の数が多いためだ。全国に2000以上もあり、阪神淡路大震災から調べられ始めたのだから未だに未発見の活断層もたくさんあるためだ。」


「・・このことは大変重要な問題を提起する。つまり、それ以前の原発の構造物は、「海洋プレート地震」にも、「活断層地震」にも対応していないということだ。」


「今回の中央構造線に始まる群発地震は長引きそうな状況にある。それが南西に
移動すると、現在日本で唯一稼働している川内原発にぶつかる。その川内原発の
想定する基準地震動は日本で最低の620ガルまでしか対応していない。阿蘇や桜
島の火山噴火につながれば、2015.8月発行のメルマガの内容の通り、送電線網の
不通によって事故につながるだろう。

 逆に東北方向に地震が動けば、7月にも再稼働を予定している伊方原発にぶつ
かる。もちろん再稼働していない今の方が、核燃料の熱量が低い分だけメルトダ
ウンに至る可能性はずっと低くなるのだが。」






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