2007年2月27日

「持続する志」という言葉

「持続する志」という言葉は、もともと石川啄木の言葉です。

彼は持続することができないタイプの人だったから、この言葉を生んだのかも知れません。

 しかしやっぱり「持続する志」は重要でした。今から考えると全共闘世代ってのは何だったのか、管理職が「あの頃はぼくもかんばっていたからね」なんて言葉を聞くと、うんざりしたものです。

 長続きできない運動なら、しない方がいい。持続できない意志なら持たない方がいいと思うのです。

 逆に持続する意志を持つためには、生活することそのものが活動になり、楽しむことが運動でなければできません。暗い人生なんて進んで続けられるものではないですから。

 このブログはぼくの講演会の日程などが分からない、というメールが多く来たので作りました。本当はやってみないとうまくいくかどうか分からないので、事前に知らせるのは好まなかったのですが。

 人が生きた証って、やっぱり外に出したアウトプットでしか見ることができません。どんなにいい人でも犯罪を起こせば犯罪者だし、逆にどんな悪人でも一度も悪いことをしなければ善人です。アウトプットが勝負です。


 思い切ってブログを出すのもそんな気持ちからです。すでにたくさんの本も書いていますが、新たなアウトプットに船出する気分です。