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2017年7月27日

『 新手のサラ金、その名は「銀行カードローン」 』

 まずはこのグラフを見てほしい。



 このグラフは「無担保ローンの融資残高」だ。かつて社会問題化した「サラ金」たちの資金貸出額を、銀行が軽く超えてしまっているというものだ。友人から「クローブアップ現代」で放映されていたと聞いたので早速検索。ちゃんと見つかった。見てみたらこれが優れた番組だった。

 かつてサラ金がきつい取り立てや過剰貸し付け、高金利の「3K」が問題になって厳しい規制が課せられるようになった。特に厳しい規制は、法定金利を上回った金利の返済と、本人の年収の3分の1を上回る貸し付けの禁止だった。ところが銀行は「善意の機関」と信じられていてその規制を受けなかった。そこでサラ金に代わって伸びたのが銀行カードローンだったのだ。

 しかし銀行は個人の信用情報を持たないし、融資のノウハウもない。そこでサラ金が信用情報を審査し、万が一の焦げ付きには補償をし、銀行はノーチェック、ノーリスクで貸し出すようになったというのがこの流れだ。

 かつてサラ金では生命保険を掛けさせて、本人が自殺すると資金回収できるので、社内で契約者の自殺に万歳三唱をしたという。ところがその業態が銀行に移ったのだ。サラ金は銀行と提携することがあったが、それがこういう形で進化していたのだ。

 本来銀行は、地域の事業者に融資して共存共栄を目指したものだが、もはやそんな余裕はない。国債はマイナス金利、事業融資は金利が低く目利きができないことから銀行自体が個人カードローンに走ったのだ。金利は3%~15%となっているが、大きい金額か期間が短いものかでなければ安い金利は適用されず、個人ローンの多くは高い側の金利になってしまう。しかもリボルビング方式による定額返済で、金利負担が非常に大きくなってしまうのだ。

 経営の厳しくなった銀行も、これを積極的に営業成績に結びつけ、堅実経営の中小企業への融資より優先して自分で審査せず、リスクも少ない個人ローンを優先する。それが営業成績につながるのだから、職員も競って融資しようとする。やがて破裂するバブルならぬカードローン破産に向けて、恥も外聞もなく銀行はアクセル全開にしたのだ。

 低所得者は当然カネが不足することが多い。その人たちがターゲットだ。
リボルビング方式なら、返済は6年ほどで借入元本の1.5倍になる。低所得者は、その間にまた再びカネが足りなくなる可能性が高いのだ。すると再び銀行カードローンに頼る。そのようにして利益を得ていくのだ。

 吸血鬼のような業務を、銀行が中心になって広げだした。何より大きいのは「年収の3分の1以上は貸し出せない」という総額規制のない点だ。サラ金が規制されてできなくなったことを、「銀行は悪いことをしない」という神話の下で続けられるのだ。そのせいで13年ぶりに自己破産者が増加した。

 これは新たな「銀行地獄」の始まりだ。銀行は善意で運用しているものではない。カネの魔力に憑りつかれた存在だ。人々の世帯所得はピーク時から100万円以上下がった。年収がそれだけ下がれば、学費も出せなくなるし、万が一の費用不足の事態も当然起こる。そんなときになっても銀行カードローンに頼るのは危険だ。

 何より収入に見合った暮らしに戻さなくてはいけない。そのためには現金支出の削減こそが重要なのだ。


以上、2017.6発行 
※「未来バンク事業組合ニュースレター No.91/2017年6月」より抜粋

ニュースレター PDF版はこちら
http://www.geocities.jp/mirai_bank/news_letter/MB_NL_91.pdf



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田中優有料・活動支援版メルマガでもこの銀行について取り上げています。

「銀行を信じてはいけない 」 (2017.6.15発行)

 ・共謀罪成立
 ・えげつない銀行
 ・サラ金から銀行に移った無担保ローン
 ・善意の銀行という神話
 ・無能が暴露した銀行
 ・背景にある貧困化
 ・破産の淵にいる多数の人たち

などなど書かれています。


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2017年7月24日

絶版本「環境破壊のメカニズム」 販売のお知らせ


2012年1月に発行しました、有料・活動支援版メルマガ第4号「福島第一4号機の真相?」でも引用し、有料・活動支援版メルマガの購読者の方へ先行して販売告知をさせて頂いていました田中優著「環境破壊のメカニズム」の一般販売を開始させて頂きます!

この本は大変好評だったのですが、出版社の北斗出版がすでに廃業となっているため、
残念ながら絶版となってしまいました。

弊社に残っている分が、あと「
4冊のみ(2017.7.30現在)」となります。

内容については初版から19年、改定から15年経った現代でも通じる内容で当時から原発の危険性、環境破壊の原因やその解決策などが具体的に書かれており読み応え十分です☆


本体価格は税込み¥2,376円 ですが、今回販売価格は“送料込み”の¥2,200とさせて頂きます。ただしおひとり様ご注文は2冊までとさせて頂きます。


内容:地球的規模の貿易と金融が、環境破壊をする事業を産み出していることを分析。
この社会システムを変えられなければ、どんな環境保護運動も無意味になる。
これは地域分散型社会を求める視点からの、新たな社会変革の提案である。
(1998年 初版、2002年 改訂版で発行 全334ページ)


書評ブログ http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10861247513.html にて、「3.11後の今だから読むと心に痛すぎる本」として紹介されました。



<<本書について>>

どんなにリサイクルを推進しても、輸入される資源量が減らない限りゴミ問題は解決しません。一方で、今なおダムや原子力発電のような、大規模に環境破壊を招く開発が、需要の伸びを超えて推進されています。

 今の開発や金融・貿易メカニズムが、飽くなき利益追求のために必要とされているのなら、その社会システム自体を変えない限り、いくら「地球にやさしい」行動をしても無意味です。

 本書は、地域に金融・エネルギー・政治権力を取り戻すことで、地球の上に持続的に暮らせる地域社会を作れることを示し、そのための利益中心でない市民主体の社会作りを提案しています。


【目次】

まえがき

第1章 滅亡の兆候(地球温暖化による滅亡 感染症による滅亡 ほか)

第2章 自動破壊システム(リサイクルシステムを崩壊させるリサイクルの推進虚構の開発 ほか)

第3章 誰のための世界か?(貿易という名の「破滅競争」貿易の受益者と責任主体 ほか)

第4章 誰が地球を守れるのか(人々を追い詰める環境保護 誰がその価値をはかるのか ほか)

第5章 分散型社会に向けて(金融の地域分散 エネルギーの地域分散 家庭の、産業の電気をどうするか ほか)

後始末

もうひとつの未来

最後の資源戦争を乗り越えるー改訂版あとがきにかえて



★ご注文はこちらより、先着順での受付となります。
http://www.tanakayu.com/form/contact.html


●お申込みメール内のご用件チェックは「その他」で、
用件欄に「環境破壊のメカニズム」購入希望、希望冊数を、入力ください

●お申込み時に特にご指示がなければ、入力頂いたご住所へお送りします

●お支払は書籍到着後、書籍に同封の郵便払込票にてお願い致します。
(振込手数料(通常ATMは80円)は購入者様のご負担となります。予めご了承ください)


ご質問等は info@tanakayu.com へお願いします。

この機会にぜひお手にとってお読み頂ければ嬉しいです!



2017年7月20日

7/29(土)神戸にて天然住宅無料見学会 ~セカンドライフを楽しむ平屋の家~

田中優より
「天然住宅の見学会、神戸でもやります!ぜひ味わってほしいです。」
神戸市有馬にて、お住まい見学会を開催します。


グループ会社 『アンビエックス』によるオーダー住宅。お引き渡しして1ヶ月という、ほやほやの御宅です。有馬の街並みの中に建つ平屋建てのセカンドハウスは、どこか懐かしい落ち着いた佇まいとなりました。
 
「友人を呼んで、みんなで楽しく過ごしたい」という奥様のためのラウンジと、主にご主人様が過ごすリビング。2つの空間の間には、キッチンを配しました。3つの空間が並ぶ、シンプルな構成です。ラウンジとリビングには、それぞれロフトも設けています。

構造は無垢の杉材による軸組工法です。
兵庫県丹波の杉材を、明石の大工さんに刻んでいただきました。
ヒノキの柱は、建主様ご家族が実際に山に足を運び、選定したものです。
まさに「川上から川下まで」、顔の見える家づくりとなりました。

外観は、火山から噴出したシラスを原料にした塗り壁と、杉板張りの組み合わせです。
杉板は建主様自ら、自然塗料を塗りました。
北側に設けたデッキからは、有馬の美しい山の景色を眺めることができます。
内部は、杉板のフローリングとシラスの塗り壁。
大工さんによる丁寧な造作や継手も見どころです。
着工前に基礎の下に炭素埋設工事もしました。

これから植物を育てたり、菜園をされる予定のお庭にも良い影響があることと思います。家の外も中も、とても気持ちの良い場所になりました。
 
今回、建て主様のご厚意で兵庫県内で初めての見学会を開催させていただくことになりました。近郊にお住まいの皆さま、この機会に是非天然住宅の空気質を体感しにいらしてください。
 
《参考記事》
▼上棟式のことを、設計を担当した小野寺がブログに書いています。
http://ambiex.jp/blog/onodera-blog/joutoushiki-kobe.html
 
★建物データ
敷地面積:212.37㎡
延床面積:85.92㎡
間取り:1LDK
工法:木造(強化筋交い)


■日時 7月29日(土)
 ●午前の部:10時00分~11時30分 お住まい見学会+相根昭典セミナー
 午後の部:13時~15時 お住まい見学会+田中優セミナー

■場所 兵庫県神戸市有馬町(神戸電鉄有馬線「有馬温泉」駅より徒歩10分)

■参加費 無料

■お申込み
下記フォーマットからお申し込みください。後日ご案内メールをお送りします。
http://tennen.org/event/arimaonsen.html


<<建て主さまから一言いただきました!>>

「完成見学会の体感」という経験を重ねる度、住まいに対する感性がアップしていくように思います。ぜひ、神戸の地で、天然住宅の中に流れる「風」を感じていただきたい。素晴らしいネットワークで、実現してもらいました。
健康・安らぎ・安心安全を住まいに願う方に、少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

2017年7月18日

カビを寄せつけない技術

木材は精油分が大事


 前二回に渡って小林建工さんの話を紹介したが、比較しては失礼かもしれないが、天然住宅の手法より優れた方法を続けていることがうれしかった。

 天然住宅でも伐採してきたばかりの木材を防カビ剤に浸したりしない。それでは有害な木材になってしまい、本来の『無垢材』の名に値しないものになると思うからだ。しかし木材にカビが出てしまったらどうするのか。カビもまた生き物だから、全くカビが出なくする方法はない。しかし出にくくさせる方法はある。そのひとつが第七回で紹介したカンナ掛けだ。



 カンナ掛けすると、同じ木とは思えないほど見事に表面が光る。普通に使われる木材は表面をサンダー掛けしている。これは表面をヤスリでこすっているのだ。そうすると木材表面の細胞はつぶれ、残念ながら光りはしない。ところがカンナ掛けでは、表面の細胞を鋭利な刃物で薄く切断しているのだ。光るのは切断された細胞から流れ出た『虫の嫌う精油分』なのだ。その精油分がカビを寄せつけなくさせる。


煙で燻す『くんえん乾燥』


 天然住宅では他の方法も利用する。それが『くんえん乾燥』という方法だ。残念ながら天日乾燥していたのでは時間がかかりすぎて、今の木材業界では生き残るのが困難だ。製材所は現金で買った木材で家を建て、建ててからやっと現金を得る。その間の木材保管の期間が長ければ、その金利負担につぶされる。ブランド力を持った銘木なら可能かもしれないが、そうでない普通の山では乾燥させるために木を何年も持ち続けるのは困難なのだ。

宮城県くりこまくんえんのくんえん乾燥炉


 天然住宅は各地の山を再生したいのだから、ブランド力に頼るわけにはいかない。どこの山でもやれるようにしたいのだ。するとどうしても時間を短縮でき、木を傷めない乾燥方法が必要になる。木材の精油分を失わせては元も子もない。

 そこでリグニンが分解しない温度で、精油分が流れ出さない温度で乾燥させるのだ。その温度は最大でも80℃、可能なら木の芯の部分で45℃までに設定したい。


 その温度で木材を燃やしたガスで燻す方法が「燻煙(くんえん)乾燥」なのだ。煙は虫が嫌う匂いなので寄りつかなくなる。ただしこのくんえん乾燥だけでは完全には乾かない。乾燥の前処理、「予備乾燥」として使っている。木材の含水率(重さに対する水の率)は住む段階で20%以下にするのだが、くんえん乾燥では40%程度にしかならないからだ。あまり含水率が高いと、後で木材が縮んで歪んだり割れたりするからだ。予備乾燥のあと、天然乾燥したりして含水率を下げている。

 しかしくんえん乾燥の良い点は他にもある。虫が寄らなくなる、濡れても乾燥するのが早くなる、そして歪みにくくなることだ。



名前のない『本物の無垢材』


 今、二次乾燥をするための新たな木材乾燥技術を成功させた。成分を変えた浸透性の高い水を使い、浸透させてから逆に乾燥させる。もちろん温度は高くしない。ヒノキは簡単に乾燥するから問題ないが、スギは色の濃くなった芯の部分だけは、なかなか乾燥しないのだ。カラマツや能登ヒバのように歪みやすい木もある。これを歪ませずに乾燥させる木材乾燥炉を目指してきた。それを実現させた。

 しかも従来の半分ほどの時間で、歪み・割れを作らずに乾燥できる乾燥機を実現したのだ。木材はタテ方向に細胞が並んでいる。ヨコ方向にも水分が流れる細胞組織があるのだが、弁が塞がってしまってこれまで乾燥させることができなかった。それを成功させたのだ。



 くんえんした木材に加えてカンナ掛けする。すると防カビ剤に漬けなくてもカビが生えにくい木材になる。もちろん絶対ではないが。天然住宅では「防カビ剤に漬け」た木材を『無垢材』とは呼ばない。では何と呼んだらいいのだろう。


 今の『無垢材』は本物を意味しない。その違いを知ってほしいと思う。

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2015年6月発行 天然住宅田中優コラム「持続可能な社会を目指して」第9回より


西日本 天然住宅はこちら



2017年7月8日

7月16日(日)NPOバンク シンポジウム「休眠預金は奨学金ローン問題を解決できるか」

元SEALDsメンバー諏訪原 建さんがスピーカーとして登壇します。
ファシリテーターは田中優。

田中優より

「このイベントを諏訪原さんを呼んで行います。
ぼくの思いでは、こういうことを解決できないならNPOバンクの存在意義がないと思うからです。だから関心ある人にたくさん来てほしいです。」

写真 左田中優 中央諏訪原さん
画像に含まれている可能性があるもの:3人、、スマイル、座ってる(複数の人)、室内


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私たちの将来を託している若い人々の奨学金の返済が、
今日、社会問題化 しています。

1970年代半ば以降、授業料の値上げが繰り返されたことと、

一般の家庭における収入が1990年代以降減少を続けていることから、
大学に行くために今や、大学学部生(昼間)の約50%が何らかの奨学金を利用し、
約3人に1人が日本学生支援機構等の奨学金を借りるまでになっています。


また、今日の雇用環境の変化により、
非正規雇用等の不安定、低賃金労働の拡大等により、
大学、大学院や専門学校を卒業して安定した収入を得ても、
奨学金を返済することは大変厳しい環境になっていることから、
社会問題化しており、政府などで各種対策を検討し始めています。

昨年12月に成立した「休眠預金活用法」について、現在、関係諸機関では、

この資金の活用方法についてのルール作りが進められています。


バンク連では、この休眠預金の資金を活用して、
奨学金返済の問題の解決方法について、議論を進めています。


未来の世代に住みよい社会と環境を残すために、
若者への教育にかかる負の資産をどのように解決できるのか、
奨学金の制度も理解しながら、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。


ふるってご参加ください。


シンポジウム
「休眠預金は奨学金ローン問題を解決できるか」


【主催】  全国NPOバンク連絡会


【日時】  2017年7月16日(日)開始15:00 - 終了17:00 (開場14:30)

【参加費】 1,000円



【会場】  レンタルプレイスなかぎん 会議室ローズ
      東京都中央区銀座8−16−10中銀本社ビル9階
      https://www.rentalplace.jp/access/
  JR各線・東京メトロ銀座線・都営浅草線 新橋駅 徒歩 約8分 

  都営大江戸線・新交通ゆりかもめ 汐留駅 徒歩 約7分 
  都営大江戸線 築地市場駅 徒歩 約8分
  東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅 徒歩 約8分


【プログラム】


15:00~16:50


シンポジウム「休眠預金は奨学金ローン問題を解決できるか」


スピーカー:諏訪原 建氏(筑波大学大学院 在籍、元SEALDsメンバー)
ファシリテーター:田中 優(全国NPOバンク連絡会・未来バンク 理事長)


シンポジウム終了後、懇親会(自由参加)を開催予定です。


<お申込み>
7月15日(土)までに以下のサイトにて必要事項をご記入ください。
http://kokucheese.com/event/index/476081/


<お問い合わせ先>
全国NPOバンク連絡会 事務局  e-mail:npobank.event@gmail.com

2017年7月5日

石木ダム、どちらでもない、わからない&ダム水没予定地住民より悲痛なお願い!

田中優より

これはパタゴニアが石木ダムについて長崎県民にアンケートした結果なんだけど、ひどい意識だと思う。


写真:石木ダムの建設予定地の長崎県東彼杵郡川棚町川原(こうばる)
「パタゴニア日本支社 長崎県民対象の世論調査を実施」
http://www.jiji.com/jc/article?k=000000007.000021813&g=prt より



人々は反対が多いものの、半数が「どちらでもない、わからない」と言い、説明不足だという。

いや、情報は自分から得るものでしょ?

人々が「どちらでもない」と言ってる今も、現地では人権弾圧が続いているんだ。



その石木ダム水没予定地住民より。


「地元水没予定地住民は精一杯頑張っております。
がしかし、これ以上手を伸ばせません…
なので皆さんにお願いがあります。。

私たちの声を拾った方は、この問題をよく知らない近場の方に伝えてください。
話題にしてあげてください。

そのちょっとした積み重ねを続けていくしかありません。
私たちは半世紀耐えてきました。
持久力には自信があります。
すぐに解決に繋がらなくてもがっかりしません。

ですが、世論には期待しています!
絶対勝てる!と信じております。
だからイラストも頑張って描けるのです。」


http://hozumix.blog32.fc2.com/blog-entry-458.html
(石木川と石木ダムを考える「こうばるプロジェクト」)


・・ぜひ多くの人にしらせてください!


気候変動リスクを無視する日本のメガバンク

田中優

ちょっと思い出しただけでも、日本/世界の石炭火力発電所に融資しているだけでなく、
クラスター爆弾、銀行カードローンで破産者激増など、悪事ばかり見つかる。

銀行に預金しない方が未来のためになる。

「ではどこに?」と聞かれたら、

「一番いいのは将来払わなければならなくなる支出を減らせるものに使うこと」と答えよう。


◇   ◇   ◇   ◇  


▼「BANKING ON CLIMATE CHANGE : 気候変動リスクを無視する日本のメガバンク」
http://world.350.org/ja/banking-on-climate-change-japan/


-日本のメガバンクは最低ランク-

6月22日に発表された、世界37の民間銀行の気候変動リスクの対応を格付けする最新の調査報告書「化石燃料ファイナンス成績表 2017」(Banking On Climate Change 2017)では、日本の三大メガバンクの気候変動リスクへの対応が世界最低ランクだと格付けされています。

同報告書に登場する米国、カナダ、ヨーロッパ、中国、オーストラリアなどの主要銀行と比べて、日本のメガバンクの格付けが低い根拠として、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行が世界の「脱石炭」の流れに逆行し、化石燃料の中でも最もCO2排出量の高い石炭産業への貸出を近年増加させた
ことが挙げられています。

さらに、環境負荷が極めて高い化石燃料関連企業による社会や環境への影響を監視・抑制するための明確な対策や方針を持たず、様々な社会問題を引き起こしているプロジェクトに日本の銀行が関与していることを調査は明らかにしています。


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2017年7月3日

7月10日(月)天然住宅バンクミーティング

田中優を中心に非営利バンクの金融の仕組みを利用しながら様々な活動に繋げていくためのミーティングです。
毎月1回開催しています。

無料&どなたでも参加大歓迎です!


■日時 
7月10日(月) 19:00~21:00 (開場:18:50)

■場所 
東京都新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル4F
■参加費 
無料

■お申し込み 下記フォーマットからお申し込みください。
 http://tennen.org/event/bankmtg-2.html