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2016年12月21日

南北両半球で海氷面積の減少がすごいことになっているグラフ

田中優「南北両極の海氷面積を一緒にグラフにしちゃうなんて、プロの人なら絶対しないことをやった人が発見した温暖化の現実

極地から温暖化するんだけど、取り返しのつかない時点に近づいていることがわかる

先日、江守さん※が話していたことなんだけど、ちゃんと記事にしてました。」


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「南北両半球で海氷面積の減少がすごいことになっている件」 より、以下グラフ、文章を抜粋

江守正多さん(国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長)


地球全体の海氷面積(つまり北極海と南極の周りの海氷の面積を合計したもの)の一年間の変化を年毎の線で表したグラフである。

9月以降、赤い太線で描かれた今年(2016年)の値が、例年の季節変化の年による変動の範囲を明らかに逸脱して下回っているのがわかる。

(中略)

もちろん、南北両半球の海氷がこのまま激減するのか、それとも今年だけの特異な出来事なのかはわからない。減少のメカニズムもこれから解明されなければならない。海氷の減少がどんな影響をもたらすかも解釈が分かれるだろう。議論は続く。


しかし、海氷の減少にこれまで異論を唱えていた人の(全部ではないにしても)ある部分は、このグラフを見れば「もはやそこを議論してる場合じゃあないみたいだ」と、ぞっとしながら気付くのではないか。

南北両半球を合わせた海氷面積の年毎の年変化を表すグラフ
南北両半球を合わせた海氷面積の年毎の年変化を表すグラフ