2016.12.15に発行しました田中優有料・活動支援版メルマガ“未来レポート”は、
『謎から読み解く地球温暖化問題(下)「幻の黄金都市、エルドラド」』 です。
前回の 『謎から読み解く地球温暖化問題(上)「ミッシングシンク」』の下編です。
田中優無料メルマガにて先日発行しました『荒野の知性』
http://archives.mag2.com/0000251633/20161129153220000.html
を、写真なども加えてより詳しく説明しています。
地球温暖化を解決するカギになるかもしれない、
古くからアマゾンにある不思議な黒い土、テラプレタのお話。
「その日系人たちは、インディオの人たちが耕す土地に、とてつもなく豊かな土地があることを知っていた。連作障害を起こさず、何度も豊かな作物を収穫でき、過酷な熱帯の条件の中でも劣化していかない黒い土地だ。それが「テラプレタ」だった。」(本文より)
前回も最新版も、読者の皆様から“読み応えがあった!”など、反響をいただいています!
ご興味のある方はこちらよりご登録のうえお読みください。
登録初月は“無料”です。
田中優 有料・活動支援版メルマガ 未来レポート
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
◆◇◆◇ (今年最後)次回の有料メルマガはこちらです! ◆◇◆◇
2016.12.30発行予定
『タイトルは南スーダンへのPKO派遣
~いったい何のために何をするのか~』
お楽しみに!
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2016年12月30日
2016年12月29日
まぐまぐより 配信元ドメイン変更のお知らせ
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2016年12月28日
2017年度「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」公募スタートしました!
田中優より
「ぜひみなさん、申し込んでくださいね。」
◆◇◆ 2017年度「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」公募スタート! ◆◇◆
2012年度から始めてabtの恒例となったネオニコ公募。
来年度もネオニコチノイド系農薬をめぐる問題の掘り下げや、使用の削減ないし中止に取り組む個人および団体に、総額300万円の助成を行います。
一般にはあまり知られないまま、お米から果物まで、ときには「減農薬」の切り札として用いられ、シロアリ駆除剤や防虫剤として身近な暮らしにも入り込んでいるネオニコチノイド系農薬(フィプロニルなどを含めて「浸透性殺虫剤」とも総称)――。
有機リン系農薬の代替物として1990年代に開発されて以来、国内外を問わず使用が急拡大するネオニコチノイド系農薬は、その浸透性・残留性・神経毒性から、ミツバチの大量死が示唆するように生態系と生物多様性全体を脅かすばかりか、子どもたちの脳の発達にも悪影響をおよぼす可能性が指摘されています。
EUでの使用禁止措置をはじめ世界的に研究や規制が進んでいますが、日本では各地で民間の削減努力が生まれつつある一方、全体的にはいまなお規制緩和の方向です。
本助成は、予防原則を踏まえて、浸透性殺虫剤の被害を防ぎ、規制のあり方や一般市民の消費行動を変える働きかけ、浸透性殺虫剤の影響を市民の立場から検証する調査・研究、そしてすでに多くの環境化学物質と放射能に取り巻かれた私たちが、浸透性殺虫剤にどう対処していくべきかを探る公共的な議論喚起など、問題解決に向けた効果的な取り組みを支援します。
http://www.actbeyondtrust.org/info/3211/
1. 助成プログラム名称: ネオニコチノイド系農薬に関する企画
2. 助成金額: 下記4部門総額300 万円
a) 調査・研究部門
b) 広報・社会訴求部門
c) 市場“緑化”部門
d) 政策提言部門
3. 助成対象期間: 2017年4月1日~2018年3月31日の間に実施される活動
4. 応募受付期間: 2016年12月19日(月)~2017年2月10日(金)消印有効
5. 公募詳細と応募要項や申請用紙など関連文書ダウンロード
http://www.actbeyondtrust.org/program/kobo2017/
6. 問い合わせ先:
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト 助成係
電話:070-6551-9266(10:00~19:00)
Email:grant@actbeyondtrust.org
http://www.actbeyondtrust.org
https://www.facebook.com/actbeyondtrust
なお、abtではネオニコチノイド系農薬の危険性について、科学者による知見と参考文献をわかりやすくまとめた資料を作成しました。応募に際しては、このようなエビデンスを踏まえたうえで、市民の手による問題解決を進める企画を期待しています。
▼ネオニコチノイド系農薬の危険性を、科学者が警告しています
http://www.actbeyondtrust.org/wp-content/uploads/2016/04/tsuikakobo_kikensei_2016.pdf
▼ネオニコチノイド系農薬問題アーカイブ
http://www.actbeyondtrust.org/link/
http://www.actbeyondtrust.org/project-neonico/ より
「ぜひみなさん、申し込んでくださいね。」
◆◇◆ 2017年度「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」公募スタート! ◆◇◆
2012年度から始めてabtの恒例となったネオニコ公募。
来年度もネオニコチノイド系農薬をめぐる問題の掘り下げや、使用の削減ないし中止に取り組む個人および団体に、総額300万円の助成を行います。
一般にはあまり知られないまま、お米から果物まで、ときには「減農薬」の切り札として用いられ、シロアリ駆除剤や防虫剤として身近な暮らしにも入り込んでいるネオニコチノイド系農薬(フィプロニルなどを含めて「浸透性殺虫剤」とも総称)――。
有機リン系農薬の代替物として1990年代に開発されて以来、国内外を問わず使用が急拡大するネオニコチノイド系農薬は、その浸透性・残留性・神経毒性から、ミツバチの大量死が示唆するように生態系と生物多様性全体を脅かすばかりか、子どもたちの脳の発達にも悪影響をおよぼす可能性が指摘されています。
EUでの使用禁止措置をはじめ世界的に研究や規制が進んでいますが、日本では各地で民間の削減努力が生まれつつある一方、全体的にはいまなお規制緩和の方向です。
本助成は、予防原則を踏まえて、浸透性殺虫剤の被害を防ぎ、規制のあり方や一般市民の消費行動を変える働きかけ、浸透性殺虫剤の影響を市民の立場から検証する調査・研究、そしてすでに多くの環境化学物質と放射能に取り巻かれた私たちが、浸透性殺虫剤にどう対処していくべきかを探る公共的な議論喚起など、問題解決に向けた効果的な取り組みを支援します。
http://www.actbeyondtrust.org/info/3211/
1. 助成プログラム名称: ネオニコチノイド系農薬に関する企画
2. 助成金額: 下記4部門総額300 万円
a) 調査・研究部門
b) 広報・社会訴求部門
c) 市場“緑化”部門
d) 政策提言部門
3. 助成対象期間: 2017年4月1日~2018年3月31日の間に実施される活動
4. 応募受付期間: 2016年12月19日(月)~2017年2月10日(金)消印有効
5. 公募詳細と応募要項や申請用紙など関連文書ダウンロード
http://www.actbeyondtrust.org/program/kobo2017/
6. 問い合わせ先:
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト 助成係
電話:070-6551-9266(10:00~19:00)
Email:grant@actbeyondtrust.org
http://www.actbeyondtrust.org
https://www.facebook.com/actbeyondtrust
なお、abtではネオニコチノイド系農薬の危険性について、科学者による知見と参考文献をわかりやすくまとめた資料を作成しました。応募に際しては、このようなエビデンスを踏まえたうえで、市民の手による問題解決を進める企画を期待しています。
▼ネオニコチノイド系農薬の危険性を、科学者が警告しています
http://www.actbeyondtrust.org/wp-content/uploads/2016/04/tsuikakobo_kikensei_2016.pdf
▼ネオニコチノイド系農薬問題アーカイブ
http://www.actbeyondtrust.org/link/
http://www.actbeyondtrust.org/project-neonico/ より
2016年12月27日
豪グレートバリアリーフで過去最大の白化現象
田中優より
「もう30歳になる子どもたちがまだ小学生だったころ、ここに一緒に出かけて浮かんでいたことがある。すぐ下を大きなサメが泳いでいたりして、ちょっと不安だったけど、三人で手をつないでいたから大きな生物に見えたのか、見向きもされなかった。
今また小さな子がいるけど、この子にはもうあの光景は見せられないのかもしれない。それがつらい。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「豪グレートバリアリーフで過去最大の白化現象、北側に大きな被害」
http://www.afpbb.com/articles/-/3109543 より
オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ(Great Barriereef)で、サンゴの色が白くなる白化現象が今年に入り、過去最大規模で進んでいることが28日、科学者らの最新調査で分かった。
グレートバリアリーフは全長2300キロを誇る世界最大のサンゴ礁だが、今年3~4月の海水温が高かったことで、全体の3分の1に当たる北側が大きな被害を受けた。
北側700キロは人が近づきにくいために、より手付かずのままの状態だが、海中の追跡調査の結果、浅瀬にあるサンゴ礁の67%が過去8~9か月の間に消滅したことが分かり、上空からの調査を裏付けた。
「もう30歳になる子どもたちがまだ小学生だったころ、ここに一緒に出かけて浮かんでいたことがある。すぐ下を大きなサメが泳いでいたりして、ちょっと不安だったけど、三人で手をつないでいたから大きな生物に見えたのか、見向きもされなかった。
今また小さな子がいるけど、この子にはもうあの光景は見せられないのかもしれない。それがつらい。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「豪グレートバリアリーフで過去最大の白化現象、北側に大きな被害」
http://www.afpbb.com/articles/-/3109543 より
オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ(Great Barriereef)で、サンゴの色が白くなる白化現象が今年に入り、過去最大規模で進んでいることが28日、科学者らの最新調査で分かった。
グレートバリアリーフは全長2300キロを誇る世界最大のサンゴ礁だが、今年3~4月の海水温が高かったことで、全体の3分の1に当たる北側が大きな被害を受けた。
北側700キロは人が近づきにくいために、より手付かずのままの状態だが、海中の追跡調査の結果、浅瀬にあるサンゴ礁の67%が過去8~9か月の間に消滅したことが分かり、上空からの調査を裏付けた。
日本の原発17基の「重大欠陥部品」疑惑
田中優より「フランス発の「原発部品の重大欠陥」って、脆性(ぜいせい)破壊の問題だったんだね。これまでだって日本は脆性破壊については無視しくさってきた。
だから今度も頬かむりしたいんだね。
日本の政府って幻想の中に生きたいんだな。この危険性は現実の話なのに。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「日本の原発17基の「重大欠陥部品」疑惑。放置すれば破局的事故の可能性も!?」
https://nikkan-spa.jp/1258328 より
原発大国フランスで、原発12基が緊急点検のため停止させられるという異常事態になっている。蒸気発生器や圧力容器などの原発の最重要部品の鋼材の強度不足が発覚したためだ。
問題は、この強度不足の部品を提供した企業「日本鋳鍛鋼」が、日本の原発にも部品を提供しているということだ。
日本の原発でも、強度不足の部品が使われている可能性があるというのだが、原子力規制委員会は書面上のデータだけで「問題なし」としてしまっている。果たして、本当に問題はないのだろうか?
だから今度も頬かむりしたいんだね。
日本の政府って幻想の中に生きたいんだな。この危険性は現実の話なのに。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「日本の原発17基の「重大欠陥部品」疑惑。放置すれば破局的事故の可能性も!?」
https://nikkan-spa.jp/1258328 より
原発大国フランスで、原発12基が緊急点検のため停止させられるという異常事態になっている。蒸気発生器や圧力容器などの原発の最重要部品の鋼材の強度不足が発覚したためだ。
問題は、この強度不足の部品を提供した企業「日本鋳鍛鋼」が、日本の原発にも部品を提供しているということだ。
日本の原発でも、強度不足の部品が使われている可能性があるというのだが、原子力規制委員会は書面上のデータだけで「問題なし」としてしまっている。果たして、本当に問題はないのだろうか?
2016年12月21日
『休眠預金活用法成立 -この巨額資金を人々がどう使うか-』
2016.12.19発行 田中優無料メルマガより
『休眠預金活用法成立
- この巨額資金を人々がどう使うか -』
未来バンク事業組合 理事長 田中 優
◆休眠預金を政府から隔離した
あとは人々がどう監視するか
以前にお伝えしていた「休眠預金活用法」が成立した。2016年12月2日に成立し、約3年後から実施される。これに対する批判も聞こえるが、その多くは誤解に基づくものだ。
まず預金を勝手に奪うものという誤解は違っている。その基準は「10年以上放置」された預金がこうした休眠預金の対象で、従来「残高が1万円未満であれば金融機関の収入」となり、1万円以上なら、金融機関から預金者への通知が届いたと判断されれば通常の預金として扱われてきた。
通知が届かなかったと判断されれば、1万円未満と同様に金融機関の収入とされてきた」ものだ。しかも金融機関の収入になるというのも税務当局が課税できるからしてきたもので、金融機関が望んでしたものではない。
しかもその後に正当な受取人が現れれば、何年経過していようが払い戻せる仕組みになっていた。これについて十分な追跡をしていないという批判もあるが、時効制度とのバランスから見てどうだろうか。知らずに取得しても10年で時効取得、知り得る場合であっても20年で取得できる時効制度から考えて、特別に守られていないとは言えないだろう。ただしマイナンバー制度がきちんと機能するなら、それも解消されるはずだ。
こうして毎年発生する1000億円程度の休眠預金の中から、後から正当な継承者に取得される約半分を除いて、公益活動にたずさわるNPO法人や自治会といった団体から「貧困」「子どもの貧困」「地域活性化」のために使われることになる。
休眠預金活用法が施行されると、休眠預金は預金保険機構に移され、公募されて「助成金や貸し付け金、出資金」にされる予定だ。この預金保険機構を経由して公募し資金提供するための時間に3年ほどかかるというのも不適切な話ではない。
おそらく一番の懸念は、本当に困っている人に届けることができるのかどうかだろう。この部分は「有識者の審議会」などで議論されることになるが、「使途先が大都市に偏らないようにする」「複数年度にわたる活動にもあてられるようにする」という方針が示されている。確かに「有識者」という信用ならない言葉があり、それ如何によっては利権に使われる心配がないとは言えない。
しかし最大の懸念は「これを税収として今の歳出に加える」ことだったのだから、あとは有識者を人々が監視することが大切なのだと思う。
http://www.geocities.jp/mirai_bank/data/newsletter/69/newsletter_69_001
◆未来バンクの関わり方
資金分配団体としてノミネートされているのが未来バンクを含む『NPOバンク』だ。この資金をきちんと分配していく団体のひとつとして想定されているのだが、ここで大きな問題があった。資金の使い方で「融資」が挙げられているのだが、融資をするためには「貸金業登録」が必要で、これが非営利世界で可能なのは公益団体を除けばNPOバンクだけなのだ。
するとNPOバンクがどこかの団体に資金分配しても、その団体が直接融資することはできないのだ。そのため、NPOバンクは「資金分配団体」であると同時に実際に融資する「現場の団体」を兼ねなければ融資は実施できなくなる。
そこでこの法案を進めてきた団体に要望を伝えている。
◆奨学金資金に活用を
未来バンクとしては、この資金を最低でも無利子の奨学金貸付資金とし活用したい。これを給付型にするという意見もある。給付が理想だと思うが、税からの支出であればともかく、全員に給付できるだけの資金量ではない以上は「選別」が必要になる。「学習能力で選別」などの問題が生じる。
それよりは希望制にして、実績に応じて一部を給付する仕組みにした方がいいのではないか。返済の実績に応じて一部を給付にすれば、返済がきちとされるほど給付部分が多くなって返済を促進することができる。そのような形の奨学金への資金活用を行うのが良いのではないかと考えている。
◆学習機会への活用
奨学金となると大学進学が想定されるが、その前段である高校進学や不登校などによって脱落している若者も存在する。そうした若者も救済したい。正直言って、どのようにしたら彼らに情報が届くのか、どのように制度設計したら救済できるのかがわからない。そうした仕組みも※「未来バンク作戦会議」で検討してみたい。
心強いのは他のNPOバンクのあることだ。他団体にお願いできれば未来バンクだけでやらなくてもいいことになる。
◆NPOバンクを社会の道具に
こうして活用することができるようになるなら、NPOバンクの社会的認知も広がり、実際に必要な組織として認められていくだろう。市民が市民のために資金を集めて利用する。これまでの「銀行しか資金供給者がない」という認識を改めたい。必要があるなら自分たちで資金を集め、安全に確実に、信頼をベースとして資金を循環させたい。
はっきり言えば、戦争や環境破壊に貯金を通じて加担するのはもうたくさんだ。
人々はおカネが儲かるからと言って人を傷つけたり、未来を絶望的したいとは思っていない。ならばそうした仕組みを市民が持たなければ、いつまで経っても社会は改善されてはいかないのだ。そのための道具として、NPOバンクが市民のツールにならなければいけないと思っている。
今、給付型の奨学金に休眠預金を使おうとする動きがある。それより実際に使えて、選別型でない奨学金制度が作れないだろうか。はっきり言って「知恵の勝負」だと思う。小さな団体のままでいいから、自己満足に終わらない仕組みを作りたい。そう考えると、休眠預金活用法の発足するこのタイミングを逃すべきでないと思うのだ。
私たちには社会の実態を知っているという優位性があり、そして知恵を持っているとするなら、それも可能だ。そのためには未来バンク組合員の力を集めることが必要だと思う。どうか積極的に参加してほしい。
http://www.geocities.jp/mirai_bank/data/newsletter/69/newsletter_69_002
以上、2016.12発行
※「未来バンク事業組合ニュースレター No.89/2016年12月より」抜粋
○●○ 無料メルマガ 「未来バンク事業組合ニュースレター」 ○●○
田中優が理事長を務めます未来バンク事業組合の無料メルマガです。
金融のスペシャリストでもある未来バンクの他メンバーたちによるコラムも必見です。
バックナンバーは「非公開」ですので、ご興味のある方はこの機会にぜひご登録ください
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■AIの拡大と説明責任 木村瑞穂
■魚は頭から腐る 岡田 純
■絵本の中の素敵なおとなたち 奈良由貴
○●○ 次回 ※「未来バンクと未来をつくる作戦会議」のお知らせ ○●○
次回は来年1月30日(月)19時からです。
休眠預金の活用方法に知恵を貸しください。
■日時:1月30(月)19時~
■会場:文京シビックセンター(東京都文京区春日1-16-21)4階会議室B
(東京都文京区春日1-16-21
東京メトロ後楽園駅・都営地下鉄春日駅 徒歩1分)
■お申込: mirai_bank@yahoo.co.jp へメールをお願いします。
■参加費:500円
■主催:未来バンク事業組合
『休眠預金活用法成立
- この巨額資金を人々がどう使うか -』
未来バンク事業組合 理事長 田中 優
◆休眠預金を政府から隔離した
あとは人々がどう監視するか
以前にお伝えしていた「休眠預金活用法」が成立した。2016年12月2日に成立し、約3年後から実施される。これに対する批判も聞こえるが、その多くは誤解に基づくものだ。
まず預金を勝手に奪うものという誤解は違っている。その基準は「10年以上放置」された預金がこうした休眠預金の対象で、従来「残高が1万円未満であれば金融機関の収入」となり、1万円以上なら、金融機関から預金者への通知が届いたと判断されれば通常の預金として扱われてきた。
通知が届かなかったと判断されれば、1万円未満と同様に金融機関の収入とされてきた」ものだ。しかも金融機関の収入になるというのも税務当局が課税できるからしてきたもので、金融機関が望んでしたものではない。
しかもその後に正当な受取人が現れれば、何年経過していようが払い戻せる仕組みになっていた。これについて十分な追跡をしていないという批判もあるが、時効制度とのバランスから見てどうだろうか。知らずに取得しても10年で時効取得、知り得る場合であっても20年で取得できる時効制度から考えて、特別に守られていないとは言えないだろう。ただしマイナンバー制度がきちんと機能するなら、それも解消されるはずだ。
こうして毎年発生する1000億円程度の休眠預金の中から、後から正当な継承者に取得される約半分を除いて、公益活動にたずさわるNPO法人や自治会といった団体から「貧困」「子どもの貧困」「地域活性化」のために使われることになる。
休眠預金活用法が施行されると、休眠預金は預金保険機構に移され、公募されて「助成金や貸し付け金、出資金」にされる予定だ。この預金保険機構を経由して公募し資金提供するための時間に3年ほどかかるというのも不適切な話ではない。
おそらく一番の懸念は、本当に困っている人に届けることができるのかどうかだろう。この部分は「有識者の審議会」などで議論されることになるが、「使途先が大都市に偏らないようにする」「複数年度にわたる活動にもあてられるようにする」という方針が示されている。確かに「有識者」という信用ならない言葉があり、それ如何によっては利権に使われる心配がないとは言えない。
しかし最大の懸念は「これを税収として今の歳出に加える」ことだったのだから、あとは有識者を人々が監視することが大切なのだと思う。
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◆未来バンクの関わり方
資金分配団体としてノミネートされているのが未来バンクを含む『NPOバンク』だ。この資金をきちんと分配していく団体のひとつとして想定されているのだが、ここで大きな問題があった。資金の使い方で「融資」が挙げられているのだが、融資をするためには「貸金業登録」が必要で、これが非営利世界で可能なのは公益団体を除けばNPOバンクだけなのだ。
するとNPOバンクがどこかの団体に資金分配しても、その団体が直接融資することはできないのだ。そのため、NPOバンクは「資金分配団体」であると同時に実際に融資する「現場の団体」を兼ねなければ融資は実施できなくなる。
そこでこの法案を進めてきた団体に要望を伝えている。
◆奨学金資金に活用を
未来バンクとしては、この資金を最低でも無利子の奨学金貸付資金とし活用したい。これを給付型にするという意見もある。給付が理想だと思うが、税からの支出であればともかく、全員に給付できるだけの資金量ではない以上は「選別」が必要になる。「学習能力で選別」などの問題が生じる。
それよりは希望制にして、実績に応じて一部を給付する仕組みにした方がいいのではないか。返済の実績に応じて一部を給付にすれば、返済がきちとされるほど給付部分が多くなって返済を促進することができる。そのような形の奨学金への資金活用を行うのが良いのではないかと考えている。
◆学習機会への活用
奨学金となると大学進学が想定されるが、その前段である高校進学や不登校などによって脱落している若者も存在する。そうした若者も救済したい。正直言って、どのようにしたら彼らに情報が届くのか、どのように制度設計したら救済できるのかがわからない。そうした仕組みも※「未来バンク作戦会議」で検討してみたい。
心強いのは他のNPOバンクのあることだ。他団体にお願いできれば未来バンクだけでやらなくてもいいことになる。
◆NPOバンクを社会の道具に
こうして活用することができるようになるなら、NPOバンクの社会的認知も広がり、実際に必要な組織として認められていくだろう。市民が市民のために資金を集めて利用する。これまでの「銀行しか資金供給者がない」という認識を改めたい。必要があるなら自分たちで資金を集め、安全に確実に、信頼をベースとして資金を循環させたい。
はっきり言えば、戦争や環境破壊に貯金を通じて加担するのはもうたくさんだ。
人々はおカネが儲かるからと言って人を傷つけたり、未来を絶望的したいとは思っていない。ならばそうした仕組みを市民が持たなければ、いつまで経っても社会は改善されてはいかないのだ。そのための道具として、NPOバンクが市民のツールにならなければいけないと思っている。
今、給付型の奨学金に休眠預金を使おうとする動きがある。それより実際に使えて、選別型でない奨学金制度が作れないだろうか。はっきり言って「知恵の勝負」だと思う。小さな団体のままでいいから、自己満足に終わらない仕組みを作りたい。そう考えると、休眠預金活用法の発足するこのタイミングを逃すべきでないと思うのだ。
私たちには社会の実態を知っているという優位性があり、そして知恵を持っているとするなら、それも可能だ。そのためには未来バンク組合員の力を集めることが必要だと思う。どうか積極的に参加してほしい。
http://www.geocities.jp/mirai_bank/data/newsletter/69/newsletter_69_002
以上、2016.12発行
※「未来バンク事業組合ニュースレター No.89/2016年12月より」抜粋
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田中優が理事長を務めます未来バンク事業組合の無料メルマガです。
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■魚は頭から腐る 岡田 純
■絵本の中の素敵なおとなたち 奈良由貴
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次回は来年1月30日(月)19時からです。
休眠預金の活用方法に知恵を貸しください。
■日時:1月30(月)19時~
■会場:文京シビックセンター(東京都文京区春日1-16-21)4階会議室B
(東京都文京区春日1-16-21
東京メトロ後楽園駅・都営地下鉄春日駅 徒歩1分)
■お申込: mirai_bank@yahoo.co.jp へメールをお願いします。
■参加費:500円
■主催:未来バンク事業組合
南北両半球で海氷面積の減少がすごいことになっているグラフ
田中優「南北両極の海氷面積を一緒にグラフにしちゃうなんて、プロの人なら絶対しないことをやった人が発見した温暖化の現実。
極地から温暖化するんだけど、取り返しのつかない時点に近づいていることがわかる。
先日、江守さん※が話していたことなんだけど、ちゃんと記事にしてました。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「南北両半球で海氷面積の減少がすごいことになっている件」 より、以下グラフ、文章を抜粋
※江守正多さん(国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長)
地球全体の海氷面積(つまり北極海と南極の周りの海氷の面積を合計したもの)の一年間の変化を年毎の線で表したグラフである。
9月以降、赤い太線で描かれた今年(2016年)の値が、例年の季節変化の年による変動の範囲を明らかに逸脱して下回っているのがわかる。
(中略)
もちろん、南北両半球の海氷がこのまま激減するのか、それとも今年だけの特異な出来事なのかはわからない。減少のメカニズムもこれから解明されなければならない。海氷の減少がどんな影響をもたらすかも解釈が分かれるだろう。議論は続く。
しかし、海氷の減少にこれまで異論を唱えていた人の(全部ではないにしても)ある部分は、このグラフを見れば「もはやそこを議論してる場合じゃあないみたいだ」と、ぞっとしながら気付くのではないか。
極地から温暖化するんだけど、取り返しのつかない時点に近づいていることがわかる。
先日、江守さん※が話していたことなんだけど、ちゃんと記事にしてました。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「南北両半球で海氷面積の減少がすごいことになっている件」 より、以下グラフ、文章を抜粋
※江守正多さん(国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長)
地球全体の海氷面積(つまり北極海と南極の周りの海氷の面積を合計したもの)の一年間の変化を年毎の線で表したグラフである。
9月以降、赤い太線で描かれた今年(2016年)の値が、例年の季節変化の年による変動の範囲を明らかに逸脱して下回っているのがわかる。
(中略)
もちろん、南北両半球の海氷がこのまま激減するのか、それとも今年だけの特異な出来事なのかはわからない。減少のメカニズムもこれから解明されなければならない。海氷の減少がどんな影響をもたらすかも解釈が分かれるだろう。議論は続く。
しかし、海氷の減少にこれまで異論を唱えていた人の(全部ではないにしても)ある部分は、このグラフを見れば「もはやそこを議論してる場合じゃあないみたいだ」と、ぞっとしながら気付くのではないか。
2016年12月19日
闘いを貫いたアメリカ先住民たちの歓喜、 「ダコタ・アクセス・パイプライン」建設見直し
田中優より
「残されたわずかな非汚染地を守ってくれたことに感謝します。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「闘いを貫いたアメリカ先住民たちの歓喜、
「ダコタ・アクセス・パイプライン」建設見直し(画像集)」
http://fairfinance.jp/bank/casestudies/food2016/ より
石油パイプライン「ダコタ・アクセス・パイプライン」がアメリカ先住民の留地の水源が汚染する懸念から抗議デモを続けてきたスタンディングロック・スー族。12月4日、連邦当局がルート変更など建設の見直しを表明し、スー族や支援者らは歴史的な勝利を祝った。
アメリカ陸軍省は、38億ドル(約4343億円)をかけてミズーリ川をせき止めてできた人工湖「オアヘ湖」の地下にパイプラインを通すプロジェクトについて、地役権の認可を拒否したと発表した。陸軍は環境アセスメントを保留したまま代替ルートを探すと述べた。
「残されたわずかな非汚染地を守ってくれたことに感謝します。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「闘いを貫いたアメリカ先住民たちの歓喜、
「ダコタ・アクセス・パイプライン」建設見直し(画像集)」
http://fairfinance.jp/bank/casestudies/food2016/ より
石油パイプライン「ダコタ・アクセス・パイプライン」がアメリカ先住民の留地の水源が汚染する懸念から抗議デモを続けてきたスタンディングロック・スー族。12月4日、連邦当局がルート変更など建設の見直しを表明し、スー族や支援者らは歴史的な勝利を祝った。
アメリカ陸軍省は、38億ドル(約4343億円)をかけてミズーリ川をせき止めてできた人工湖「オアヘ湖」の地下にパイプラインを通すプロジェクトについて、地役権の認可を拒否したと発表した。陸軍は環境アセスメントを保留したまま代替ルートを探すと述べた。
12月20日(火)天然住宅バンクミーティング
田中優を中心に非営利バンクの金融の仕組みを利用しながら様々な活動に繋げていくためのミーティングです。
毎月1回開催しています。
無料&どなたでも参加OKです。
■日時 12月20日(火) 19:00~21:00 (開場:18:50)
■東京都新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル4F
■参加費 無料
■お申し込み受付 下記フォーマットからお申し込みください。
http://tennen.org/event/bankmtg-2.html
■主催 天然住宅バンク
毎月1回開催しています。
無料&どなたでも参加OKです。
■日時 12月20日(火) 19:00~21:00 (開場:18:50)
■東京都新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル4F
■参加費 無料
■お申し込み受付 下記フォーマットからお申し込みください。
http://tennen.org/event/bankmtg-2.html
■主催 天然住宅バンク
2016年12月14日
奥田愛基くん NHK番組未公開トーク 今、いじめに悩むあなたへ
田中優より
「奥田愛基くんのトーク映像。
「いじめ」ってどんなもんなのか、見といて損はないと思う。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「番組未公開トーク・前編】 今、いじめに悩むあなたへ」
(NHKブレイクスルー 2016.11.7)
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/2800/256313.html
【番組未公開トーク・後編】
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/2800/256316.html
国会前のデモで注目されたSEALDsの奥田愛基さん。
いじめに悩み自殺未遂した中学時代からSEALDs解散まで。
スタジオで赤裸々に語った番組未公開のトークをご紹介!
今いじめに悩む全ての人へのメッセージ
【未公開トーク・前編】 今、いじめに悩むあなたへ で紹介した動画
1992年 福岡県北九州市に生まれる
2005年 中学校入学 いじめが始まる やがて不登校に
「気がついたら、無視されていた」「親には、言えなかった・・・」「そのとき、父と母は・・・」
2006年 中学2年生 再び登校したものの・・・ 「ここにいたら、死んでしまう」
2006年11月 ある新聞記事が転機に 「いじめられている君へ」
【未公開トーク・後編】 今、いじめに悩むあなたへ で紹介した動画
2007年 沖縄の離島・鳩間島へ 里親・仲宗根豊さん宅で生活
島で自殺未遂 仲宗根さんにしかられる 「小さな島で、世界の広さを知る」「愛基に伝えたかったこと」
2008年4月 島から戻り高校に進学
2011年3月 高校卒業 その2日前に東日本大震災 ボランティアに駆けつける 「被災地で考えた“生きる”って?」
2015年5月 SEALDs結成 安全保障関連法案への抗議活動
2016年8月 SEALDs解散 「誰が声をあげてもいい」
現在 大学院生として政治学を学ぶ
「今、いじめについて思うこと」(劇作家・鴻上尚史) 「今、いじめについて思うこと」(奥田愛基)
「奥田愛基くんのトーク映像。
「いじめ」ってどんなもんなのか、見といて損はないと思う。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「番組未公開トーク・前編】 今、いじめに悩むあなたへ」
(NHKブレイクスルー 2016.11.7)
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/2800/256313.html
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/2800/256316.html
国会前のデモで注目されたSEALDsの奥田愛基さん。
いじめに悩み自殺未遂した中学時代からSEALDs解散まで。
スタジオで赤裸々に語った番組未公開のトークをご紹介!
今いじめに悩む全ての人へのメッセージ
【未公開トーク・前編】 今、いじめに悩むあなたへ で紹介した動画
1992年 福岡県北九州市に生まれる
2005年 中学校入学 いじめが始まる やがて不登校に
「気がついたら、無視されていた」「親には、言えなかった・・・」「そのとき、父と母は・・・」
2006年 中学2年生 再び登校したものの・・・ 「ここにいたら、死んでしまう」
2006年11月 ある新聞記事が転機に 「いじめられている君へ」
【未公開トーク・後編】 今、いじめに悩むあなたへ で紹介した動画
2007年 沖縄の離島・鳩間島へ 里親・仲宗根豊さん宅で生活
島で自殺未遂 仲宗根さんにしかられる 「小さな島で、世界の広さを知る」「愛基に伝えたかったこと」
2008年4月 島から戻り高校に進学
2011年3月 高校卒業 その2日前に東日本大震災 ボランティアに駆けつける 「被災地で考えた“生きる”って?」
2015年5月 SEALDs結成 安全保障関連法案への抗議活動
2016年8月 SEALDs解散 「誰が声をあげてもいい」
現在 大学院生として政治学を学ぶ
「今、いじめについて思うこと」(劇作家・鴻上尚史) 「今、いじめについて思うこと」(奥田愛基)
2016年12月9日
有料・活動支援版メルマガ11/30号 『謎から読み解く地球温暖化問題(上)「ミッシングシンク」』
11月30日に発行しました有料・活動支援版メルマガ
「田中優の未来レポート」は、
第127号:
謎から読み解く地球温暖化問題(上)「ミッシングシンク」です。
田中優より
「今回の原稿はパリ協定の話ではなく、実効性のある地球温暖化対策が見つかった可能性があり、きちんと対策すれば解決できる可能性が見えてきたという話です。」
-「ミッシングリンク」ってなに? -
人間の活動に伴って大気中に排出される二酸化炭素のうち,大気中に留まるものと海洋に吸収されるものを除いた残りの部分で,行方がわからないとされていた。1980年代の平均値で見ると,年間約71億トン(炭素換算)の排出量のうち約19億トン(同)にもなる。現在は,陸域の植物の成長による吸収量として説明されている。(ウィキまとめより)
~メルマガ本文より~
「その耕作方法は日本で広く行われている有機農法と全く同じだ。それを広く普及させるだけのことで、小さな試みが地球温暖化の解決策になる。魅力的な方法だと思わないだろうか。
ぼくには農業こそが解決策になるように思えるのだ。」
☆有料・活動支援版メルマガご購読者の方より嬉しいご感想を頂きました!!☆
「優さんの話とっても面白かった。
いつも優さんの話に希望とか勇気をもらうの だけど、
日曜日(11/27)の講演会の話は、新しい情報で、行ってよかった!
もっと詳し知りたいと思ってネットで調べたのだけど、調べきれなかった。
でもでも、今日の有料メルマガでそのテーマがバッチリ出ていてうれしいヽ(*´∀`)ノ
下も早見たいです。15日よ早く来い!」
12/15の下編も楽しみにお待ちください(*^▽^*)
登録初月無料です。
まだの方はこの機会にぜひご登録を☆
↓
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
「田中優の未来レポート」は、
第127号:
謎から読み解く地球温暖化問題(上)「ミッシングシンク」です。
田中優より
「今回の原稿はパリ協定の話ではなく、実効性のある地球温暖化対策が見つかった可能性があり、きちんと対策すれば解決できる可能性が見えてきたという話です。」
-「ミッシングリンク」ってなに? -
人間の活動に伴って大気中に排出される二酸化炭素のうち,大気中に留まるものと海洋に吸収されるものを除いた残りの部分で,行方がわからないとされていた。1980年代の平均値で見ると,年間約71億トン(炭素換算)の排出量のうち約19億トン(同)にもなる。現在は,陸域の植物の成長による吸収量として説明されている。(ウィキまとめより)
~メルマガ本文より~
「その耕作方法は日本で広く行われている有機農法と全く同じだ。それを広く普及させるだけのことで、小さな試みが地球温暖化の解決策になる。魅力的な方法だと思わないだろうか。
ぼくには農業こそが解決策になるように思えるのだ。」
☆有料・活動支援版メルマガご購読者の方より嬉しいご感想を頂きました!!☆
「優さんの話とっても面白かった。
いつも優さんの話に希望とか勇気をもらうの だけど、
日曜日(11/27)の講演会の話は、新しい情報で、行ってよかった!
もっと詳し知りたいと思ってネットで調べたのだけど、調べきれなかった。
でもでも、今日の有料メルマガでそのテーマがバッチリ出ていてうれしいヽ(*´∀`)ノ
下も早見たいです。15日よ早く来い!」
12/15の下編も楽しみにお待ちください(*^▽^*)
登録初月無料です。
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2016年12月7日
農林中金も注意!銀行から遺伝子組み換え関連企業に流れる1.8兆円を止めよう
田中優より
「三大メガバンクが遺伝子組み換え企業に支援するのはよくあることなんだけど、問題なのは『農林中金』だ。農家から集めたカネで日本の農家に敵対することを進めている。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「No More GMO 融資!銀行から遺伝子組み換え関連企業に流れる1.8兆円を止めよう」
http://fairfinance.jp/bank/casestudies/food2016/ より
気候変動による天候不順、投機市場による食料価格の高騰、水産資源の乱獲など、私たちの食卓は今さまざまな要因によって脅かされています。
その中でも、今最も見えにくい形で私たちの食卓を脅かしていることの一つが遺伝子組み換え生物の蔓延です。
Fair Finance Guideでは食べる人やつくる人の安全だけでなく、農業の持続可能性を揺るがし、幅広く食を脅かす技術として遺伝子組み換え関連企業への投融資を非倫理的な行動と定めています。
しかしながら、日本に限らず、世界の大手銀行は過去も現在も遺伝子組み換え関連企業へ資金を投入しています。そしてそのことが企業を成長させてきたといえます。
このたび、Fair Finance Guide Japanが行った調査では、2012年から2016年10月までの間に日本の大手金融機関からは1.8兆円もお金が流れていることが判明しました。
その元をたどれば、多くは私たち預金者のお金です。
また、2016年夏に公開された年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用状況によれば、私たちの年金からも3400億円近くの投資が行われていました。
未来の私たちのお金が、私たちの未来を奪いかねないような企業に投資されていたわけです。
☆レポート
「Fair Finance Guide 第 5 回ケース調査報告書
食卓を脅かす投融 ~遺伝子組み換え関連産業への投融資実態~」のダウンロードはこちら
http://fairfinance.jp/media/373459/food_casestudy_2016.pdf
(下のグラフは上記レポートより抜粋)
「三大メガバンクが遺伝子組み換え企業に支援するのはよくあることなんだけど、問題なのは『農林中金』だ。農家から集めたカネで日本の農家に敵対することを進めている。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「No More GMO 融資!銀行から遺伝子組み換え関連企業に流れる1.8兆円を止めよう」
http://fairfinance.jp/bank/casestudies/food2016/ より
気候変動による天候不順、投機市場による食料価格の高騰、水産資源の乱獲など、私たちの食卓は今さまざまな要因によって脅かされています。
その中でも、今最も見えにくい形で私たちの食卓を脅かしていることの一つが遺伝子組み換え生物の蔓延です。
Fair Finance Guideでは食べる人やつくる人の安全だけでなく、農業の持続可能性を揺るがし、幅広く食を脅かす技術として遺伝子組み換え関連企業への投融資を非倫理的な行動と定めています。
しかしながら、日本に限らず、世界の大手銀行は過去も現在も遺伝子組み換え関連企業へ資金を投入しています。そしてそのことが企業を成長させてきたといえます。
このたび、Fair Finance Guide Japanが行った調査では、2012年から2016年10月までの間に日本の大手金融機関からは1.8兆円もお金が流れていることが判明しました。
その元をたどれば、多くは私たち預金者のお金です。
また、2016年夏に公開された年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用状況によれば、私たちの年金からも3400億円近くの投資が行われていました。
未来の私たちのお金が、私たちの未来を奪いかねないような企業に投資されていたわけです。
☆レポート
「Fair Finance Guide 第 5 回ケース調査報告書
食卓を脅かす投融 ~遺伝子組み換え関連産業への投融資実態~」のダウンロードはこちら
http://fairfinance.jp/media/373459/food_casestudy_2016.pdf
(下のグラフは上記レポートより抜粋)
2016年12月5日
休眠預金の活用が法律になりました
田中優より
「休眠預金の活用が法律になりました。
未来バンクではこの資金で無利子の奨学金融資を進めたいと思っています。
しかし施行は2-3年後。それまでに行き届く仕組みが作れたらいいと思っています。」
<<「休眠預金」に関して 田中優メルマガ、ブログより>>
■「休眠預金をこうやって活用したい」
http://tanakayu.blogspot.jp/2016/09/blog-post_15.html
■『お金の使い方で暮らしを変えよう』
http://tanakayu.blogspot.jp/2016/09/blog-post_20.html
■『休眠預金活用の可能性』
http://tanakayu.blogspot.jp/2016/08/blog-post_24.html
■田中優有料・活動支援版メルマガ
第117号 「新たな可能性「休眠預金の活用」」(2016.6.30)
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
(バックナンバーのみのご購読も大歓迎です)
◇ ◇ ◇ ◇
▼「休眠預金活用法が成立 放置の数百億円、福祉に利用へ」
http://www.asahi.com/articles/ASJCZ6GFGJCZPTIL02W.html より
10年以上放置された口座のお金を福祉に使う「休眠預金活用法」が2日、参院本会議で賛成多数で可決、成立した。これまでは金融機関の収入になっていた年数百億円。法整備を後押ししてきた市民らは「多くの人が助かる」と期待する一方、運用スタートまでの課題も残っている。
「休眠預金の活用が法律になりました。
未来バンクではこの資金で無利子の奨学金融資を進めたいと思っています。
しかし施行は2-3年後。それまでに行き届く仕組みが作れたらいいと思っています。」
<<「休眠預金」に関して 田中優メルマガ、ブログより>>
■「休眠預金をこうやって活用したい」
http://tanakayu.blogspot.jp/2016/09/blog-post_15.html
■『お金の使い方で暮らしを変えよう』
http://tanakayu.blogspot.jp/2016/09/blog-post_20.html
■『休眠預金活用の可能性』
http://tanakayu.blogspot.jp/2016/08/blog-post_24.html
■田中優有料・活動支援版メルマガ
第117号 「新たな可能性「休眠預金の活用」」(2016.6.30)
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
(バックナンバーのみのご購読も大歓迎です)
◇ ◇ ◇ ◇
▼「休眠預金活用法が成立 放置の数百億円、福祉に利用へ」
http://www.asahi.com/articles/ASJCZ6GFGJCZPTIL02W.html より
10年以上放置された口座のお金を福祉に使う「休眠預金活用法」が2日、参院本会議で賛成多数で可決、成立した。これまでは金融機関の収入になっていた年数百億円。法整備を後押ししてきた市民らは「多くの人が助かる」と期待する一方、運用スタートまでの課題も残っている。
2016年12月2日
12月11日(日)神奈川・藤沢にて講演会
ふじさわ産の太陽光 市民共同発電所をつくろう
『自然エネルギー発電所は、未来への投資』
■日時:12月11日(日)14:30~16:30 開場14:15~
■会場:藤沢駅南口すぐ 名店ビル6階ホール
http://www.fujisawa-meiten.com/access/index.html
■参加費:500円 参加申込不要
■主催:一般社団法人ふじさわサンエナジー
連絡先 090-7823-8623 石井事務局長 fujisawasunenergy@gmail.com
一般社団法人ふじさわサンエナジーは、今年11月に誕生した団体です。この活動のキックオフイベントとして、講演会を開催します。
ぜひご参加ください。
http://fujisawasunenergy.sblo.jp/