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2016年3月15日

「市民の市民による市民のための金融、NPOバンク」&3月17日わたしたちの年金の行方勉強会

田中優「未来バンクのような市民立のバンクを「NPOバンク」と呼んでいるけど、それについての記事が配信されました。ありがとう。」


「「市民の市民による市民のための金融」 ~ NPOバンク」

ジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS) (2016.2.18)
http://www.japanfs.org/ja/news/archives/news_id035473.html

私たちが毎日暮らすためには、ある程度のお金が必要です。特に、事業を興したり、地域を活性化したりしようと思うと、まとまったお金が必要になってきます。もちろん、自分たちの貯えを元手に事業やプロジェクトを始めることもできますが、規模が大きくなってくると、金融の力を借りて、つまり、お金を借りて、自分の夢を実現したり、起業したり、地域の再活性化を図りたいということが増えてくるでしょう。(中略)


通常の金融の仕組みでは、必要なところに必要なお金が流れない。だったら、自分たちの力で、自分たちの意志で、必要なお金を集め、必要なところに回そう――こういった「市民の市民による市民のための金融」の取り組みが世界各地で広がっています。

日本にも、「コミュニティバンク」「市民銀行」「NPOバンク」などと呼ばれる市民主導の銀行があります。主に地域活性化を目的として運営されている市民主導型の金融です。多くは、主に一口数万円単位の出資を行い、それを原資にNPOや個人に低利で融資し、市民活動や地域での取り組みの資金として活用できるようにしています。

全国NPOバンク連絡会によると、2015年3月31日現在、日本にはこういった市民主導型の金融の取り組みが14あり、合計すると、出資金は580,235千円(非公開のところをのぞく)、融資累計は3,225,078千円となっています。

日本で最初に設立されたのは、1994年「未来バンク事業組合」でした。・・・


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▼「年金改革法案 閣議決定」(毎日新聞2016.3.12)
http://mainichi.jp/articles/20160312/ddm/005/010/087000c 

 政府は11日、将来世代の年金水準を確保するため、高齢者への給付抑制を強化することを柱とした年金制度改革関連法案を閣議決定した。夏の参院選を控え高齢者の反発も予想されるため、与党は今国会では成立を目指さず、次期国会以降に先送りする方針だ。



田中優「選挙への影響を考えて先送りしながら年金を減らす。
年金に何が起こったのか、3月17日の夜、明治大学リバティータワーで勉強会をやります。

主催者である全国NPOバンク連絡会の理事長として、挨拶・問題意識の共有のお話をさせて頂きます。














わたしたちの年金の行方

~年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用について学ぶ勉強会~




日時:2016年3月17日(木)19:00~20:45(18:30開場)


会場:明治大学駿河台キャンパスリバティタワー15階 1154教室 
(最寄駅:御茶ノ水駅、新御茶ノ水駅、神保町駅)


申込みフォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/dc6fd1c7420066


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「GPIF」という組織について聞いたことはありますか?

日本語名称は「年金積立金管理運用独立行政法人」。
私たちの積み立てている国民年金・厚生年金の運用を
厚生労働省から委託されている組織です。
その運用額はなんと約135兆円。国民1人当たりで見れば100万円以上
の財産を運用していることになります。

さて、そのGPIFは2014年10月、運用方針を変更し、リスクの高い
外国債券や株式等への投資割合が拡大されました。
その結果、株式市場の動向によっては運用損失額が拡大する
等の問題点が指摘されています。最近では、安倍首相も
GPIFの運用損による年金支給額の減額の可能性に言及しました。

また、GPIFには被保険者である一般市民の声・意志を反映できる
仕組みがないことも問題視されています。

こうした中、今後の年金運用について不安を抱く市民
も増えてきているのではないでしょうか。

全国NPOバンク連絡会は「良いお金の流れをつくる」運動と
「納得できないお金の流れはとめる」運動の両方をすすめており、
今回、まず、GPIFの運用について学ぶ勉強会を開催することと
なりました。

今回の勉強会では、年金運用の問題点について詳しい有識者に
ご講演頂き、その後のディスカッションの中で、
私たちがこれからできることについて考えます。

ぜひふるってご参加ください。

【主催】全国NPOバンク連絡会
【協力】(特非)A SEED JAPAN

【日時】2016年3月17日(木)
18:30 開場
19:00 開始  20:45 終了

【参加費】1,000円

【会場】明治大学駿河台キャンパスリバティタワー15階 1154教室
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩約3分
東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩約5分

アクセスマップ http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
キャンパスマップ 
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html  


【プログラム(予定)】
全体コーディネータ:土谷和之(全国NPOバンク連絡会理事)

18:30 開場
19:00~19:20 主催者挨拶・問題意識の共有
(全国NPOバンク連絡会理事長:田中優)

19:20~20:00 講演「GPIFの運用問題点(仮)」 
講師:連合(日本労働組合総連合会) 生活福祉局
局長 伊藤 彰久さん


20:00~20:45 質疑応答+ディスカッション
20:45 閉会

<お申込み>
3月16日(水)までに以下のサイトにアクセスし、必要事項をご記入ください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/dc6fd1c7420066

<お問い合わせ先>
全国NPOバンク連絡会事務局
(東京コミュニティパワーバンク代表) 
坪井眞里
e-mail:community-fund@r2.dion.ne.jp
TEL:03-3200-9270 FAX:03-3207-1945