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2016年3月11日

民間で放射能測定室兼検診センターを作るためのクラウドフアンディング

田中優「民間で放射能測定室兼検診センターを作るためのクラウドフアンディング。
必要なことだけど、なぜ民間で?
政府が何もしないからですね。
こんな国だから、自分たちで作っていくことが大切なんです。」


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readyfor 日本初「民間の放射能測定室兼検診センター」を作りたい!

今回、日本初の「民間の放射能測定室兼検診センター」を作ります。

これは測定から心身のケアまでを一括して行うことができる日本初の民間による施設です。
放射能に不安を抱えた方に必要な施設の設立に、どうかご協力いただけないでしょうか?

「外で遊びたい一番のさかりの時期だったんですけれども、知らない虫を見つけたり、知らないお花を見つけたりした時に、『触っちゃダメだよ』と言うのが一番辛かったです」。これは2児のママの言葉です。


「地元の親戚からもらった野菜を食べても大丈夫か」
「洗濯物を外に干しても良いだろうか」
「保育園の砂場は大丈夫か」
「福島に残って子どもを育てるという私の決断は正しかったのか」。

子育てする若いママの不安は尽きません。

私がいるNPO法人いわき市民放射能測定室たらちねで働くスタッフのほとんどは自身が母親でもあり、同じように福島で子どもを育てることに悩みを抱えています。同じママたちの心に寄り添うために、私たちが大切にしていることがあります。それは、「漠然と考えるから不安になってしまう。知識や情報を持てば、正しく子どもたちを守ることができる」ということです。だから、測ることが大切だと思うのです。実際、たらちねで全身の放射能測定を受けて問題ないことがわかると、急に安心していろんなお話をしてくださる方もたくさんいらっしゃいます。

福島県による甲状腺検診もありますが、それは2年に1回と決まっているだけでなく、放射線技師も検診を行うので、結果をその場で聞くことはできず、数週間後に書類で送られてくるのを待つしかありません。たらちねの甲状腺検診では、結果をその場で医師から直接聞くことができます。安心してその場で泣き出してしまうお母さんも珍しくなく、市民の立場に立った検診がいかに大切か、検診日のたびに気づかされています。

★プロジェクト詳細・支援方法などはこちらより https://readyfor.jp/projects/7023