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2015年6月13日

6/21(日)天然住宅  寺田本家と"菌とわたしのしあわせな関係"について語る @もあな保育園

あの「寺田本家」とのイベントです! 



「人と微生物の共生を」 (田中優)

 もし体の中が一細胞一票制だったら、私たちの意志は60兆の体細胞で決まるだろうか。
いやいやそんなことはない。腸内に棲む微生物だけで1000兆もいるのだ。しかもその微生物なしに私たちは生命活動を維持できない。中には悪玉菌もいる。しかし多数派にならないのは悪玉菌が腸内を棲みにくい環境にしているからだ。地球が生き物のおかげで水と酸素の惑星になっているのと同じだ。

それなのに私たちは平気で除菌剤を使い、抗生物質で体内生物を根絶やしにしたりする。
必要なのは微生物と共生する生き方ではないか。   

 木にも生理があって、夏場の成長期にはでんぷんが多くなる。虫に食われにくい木材にしたかったら冬場に伐るのが当たり前だ。ところが今は一年中伐り出している。天然住宅では冬場に伐採した木材、しかも無殺菌・無防カビ剤でなければ使わない。  

発酵に使う微生物を総称して「乳酸菌」と呼ぶが、それと共生できる家がいい。
発酵の場で使われる木材にはスギが多いのは、悪玉菌や虫を寄せつけない素材だからだ。
微生物と折り合って暮らすための素材は、天然住宅とまったく同じなのだ。







田中優より
 「天然住宅主催で、寺田本家さんと「菌との共生」という内容で対談します。 
ぼくは寺田本家さんとの出会いをとても楽しみにしているんです。 
こうした現場の人を尊敬しているし、現場の話を聞き込むのが大好きなのです。 
別の意味で、ひそかにすでにお世話になっているからかな。」   

◇   ◇   ◇   ◇    

2013年10月に開催し、好評だった寺田本家さんとのイベントを再び開催します! 

テーマは「菌との共生」です。  

巷に溢れる「抗菌、除菌」という言葉。
その一方で、私たちの身体の成り立ちにも非常に大きな影響を与える菌。 
菌と一体どのように向き合い、共生していくべきか?  

今回、田中優とともにお話していただく、寺田本家当主・寺田優さんは、
原料にこだわり、自らの蔵に住みつく天然の菌の力をかりて、真面目な酒造りをされています。
納豆や味噌と同じように菌の働きなしにつくれない日本酒。
寺田本家の自然酒づくりを通じて普段から感じている「菌との共生」について、
お話いただきます。  

クロストークでは、会場を貸してくださっているもあな保育園の関山さんにもご参加いただき、
会場の皆さんを交えてお話を深めていけたらと思います。

■日時 6月21日 (日) 13:30~16:30

■参加費:一人1,000円(一家族1,500円) ※中学生以下のお子様は無料です。

■プログラム
1、寺田本家・寺田さんのお話 
2、田中優のお話 
3、トークセッション 寺田優× 田中優× もあなキッズ自然楽校・関山隆一 

■登壇者ご紹介

・寺田 優 株式会社 寺田本家 代表取締役社長 http://www.teradahonke.co.jp/ 
自然酒「五人娘・香取・むすひ」醸造元 寺田本家24代目当主。 
カメラマンから330年続く酒蔵に婿入りして、酒造りの世界に。 
発酵の素晴らしさに出会う。本物のお酒造りを目指してワクワク奮闘中。 
千葉県一小さな町神崎をぷくぷく発酵させる「神崎発酵の里協議会」の代表世話人も務める

・田中優 

■会場 もあな保育園 http://www.moana-nursery.com/ 
神奈川県横浜市都筑区中川中央1ー38ー10  ルモーデセンター北1階   
横浜市営地下鉄 「センター北」駅下車3分  
渋谷から…約34分 横浜から…約22分 

※もあな保育園は、自然環境の中での保育を行っている森のようちえんです。
「食育」と「木育」に力を入れており、園舎のリフォームを天然住宅がお手伝いしました。
床には国産の杉板が敷き詰められ、子どもたちが使用するテーブルにはたくさんの種類の木が使われています。カーテンもオーガニックコットンを使うなど、子どもたちが過ごす空間をとても大切に考えてリフォームされています。 

■お申込  http://tennen.org/event/150621.html

■お問合せ 
天然住宅(担当:田中・井上) 
メール info@tennen.org  
電話 03-5726-4226 
※ なるべくメールにてお問い合わせ下さい。