2019年1月14日に開催される【全国メガソーラー問題中央集会】に、田中優よりメガソーラー反対メッセージ動画を送りました!
動画 https://youtu.be/oTYGGZiLkfE
「こんにちは。田中優です。
このメガソーラーの問題に対してぼくはとても反対しています。
というのはぼくが住んでいるところの周囲でもメガソーラーが建てられてそのために山がものすごく削られて、しかも発電するのに角度が良いように南側の山を削って、その南側の斜面に30度以上の角度で造られる場合が多いんです。
それはそのまま山を崩すということにつながっていきます。
そもそも電気には大きな電気と小さな電気があります。
その割合は大きく違っていて、私たちの使っている電気は小さな事業所を含めても電気全体の22%でしかありません。全体の電気の3分の2は、大きなところが消費しています。
そして残念ながら太陽光発電パネルというのは、大きく設置したからと言って効率が上がることはありません。よく、スケールメリットという言葉で表現される部分ですが、よくやられるような火力発電などは、その熱が冷めないためにスケールメリットが必要になりますが、太陽光発電パネルにはそれがありません。小さく発電しても大きく発電しても効率は同じなんです。
それを考えると小さく発電して小さく貯めて小さなところで消費していく、つまり家庭にそれぞれ設置するのが一番向いているんです。
それを送電線のやり方だと、どんどん高圧線に上っていって、その高圧線から下にどんどん細かく区切られ配られていく形、“中央集権”です。
このような電気には、太陽光発電パネルには向いていません。
太陽光発電は小さく発電してその場で小さく発電していくのに向いています。
それを考えるとこれから先の電気は、全く今までとは違ってきます。
家庭はものすごく数が多いけれども消費量が少ない。だったらそれぞれの地域ごとに小さく発電して賄っていくのが一番向いているエネルギーだと思っています。
メガソーラーにはそういったメリットが出てきません。
私たちの未来は大きな工場のための大きな電気と、小さな家庭のための小さな電気とに分かれていくでしょう。それらのことを実現していくためには、家庭は送電線に頼るのではなく、自分で太陽光発電で発電して、バッテリーに貯めて電気をまかなっていくというのが一番良いと思っています。
ぼくの家はもう5年以上その形(オフグリッド=送電線に頼らず自家発電、自家消費すること)で暮らしを続けています。それが太陽光発電の使い方であって、大きくすることでのメリットはないんです。
もうとにかくそれ以上のメガソーラーの開発は辞めさせるべきです。
彼らの動機は全くお金儲けです。金儲けのために巨大な太陽光発電パネルを並べたがる、というだけですから。メリットはないわけですからそれを辞めていって、これ以上環境を破壊するようなことは避けていきたい、辞めさせていきたいと思います。
みんなでメガソーラーを辞めて個別に小さく電気を自給していくための太陽光発電パネルの利用に進めていきたいと思います。」
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【全国メガソーラー問題中央集会】
※田中優は出席できません
◆開催日時:2019年1月14日(月)12時開場/13時スタート
◆場所:なかのzero大ホール (東京・中野)
◆参加費:1000円(当日会場にてお支払いください。)
◆ 主催:全国メガソーラー問題中央集会実行委員会
詳細はこちらより
https://megasolarsympo.wixsite.com/-solar-sympo