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2017年5月22日

新電力に切り替えても託送料金が含まれる

田中優「間もなく本決まりになりそうなのが、託送料金(送電線網を使わせてもらう料金→電力会社に払う)に原発事故の賠償金や廃炉費用が含まれること。そうすると新電力各社に契約を変えても原発と縁が切れない

 ぼくが希望するのは、今と同じ程度の負担で、一日も早く人々が自分で電気を自給できるようになることだ。送電線がなくなった町を早く見たい。」


 質問「 これらの費用は、原発の電気が安いかどうかの根拠に、きちんとカウントされるのでしょうか?」


 田中 優「 いろんな統計が出されるのでどれを見るかによって異なります。資エネ庁は電力会社の業界団体「電気事業連合会」データの引き写しですから意味ないです。ぼくは立命館大学の大島先生のデータが一番いいと思っています。それから見れば事故賠償額を入れる以前に原発+揚水発電が一番高くなります。」