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2016年1月12日

日本の木材エネルギーを活用しよう


田中優「地域でお金を回したら、地域が活性化します。

日本で回したら、日本が活性化します。海外に流してしまったお金は日本経済を活性化させません。だから自給率の低いものが問題です。たとえば、食料、木材、そしてエネルギー、これらの自給率は低いです。

 戦前、日本の木材は4分の3までがエネルギーとして使われていましたが、今ではほとん使われていません。だから木材が余っています。僕らは木材をエネルギー材としてペレットストーブの燃料にする取り組を進めています。
 

 実際にオーストリアで石油燃料から木材カスに替えた例があります。そうしたら雇用者数が15倍になりました。ドイツでも自然エネルギーに替えたら12倍も雇用が増えました。自然エネルギーは出費を抑えるだけでなく、雇用も増やすんです。
 

日本がエネルギ-を輸入せずに国内で自給したら、毎年各県に5100億円の資金か循環します。こういう仕組みを地域で作っていけば、失業することを不安に思う必要なんてなくなります。
もっと生かしましょうよ、自分たちの地域を。」

過去講演より