田中優コメントです。
「日本の医療費を安く保っていた薬価制度。
それが「医薬品・医療機器に関する協定付属書の適用の合意」がされている。
アメリカのように薬価が高くなれば、国民皆保険が崩壊するか、高くて医療に掛かれなくなるかになる。
ぼくが心配なのはこの合意が日米間でされていること。
生活を破壊する貿易合意は三つのレベルでされる。国際的な多国間(WTO)、地域間(TPP)、二国間(日米)だ。
TPPを止められても二国間は進んでしまうのではないか。なんてことをしてくれるのか、甘利明担当相は。」
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▼TPP付属「日米合意」 薬価制度協議を確認 日本の医療保険脅かす危険
(しんぶん赤旗2015.11.20)
環太平洋連携協定(TPP)の「大筋合意」に関して、日本がTPP対象から除外している医療機器の規制についてTPPと同程度の水準を維持し、将来の薬価制度について協議することを、日米間の合意文書で確認していることが19日までに明らかになりました。
政府は「(医療分野などで)国内制度を一つも変えることはない」(甘利明担当相)と説明しますが、日本の医療保険を脅かす危険な火種となるものです。
続きはこちらより http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-11-20/2015112002_02_1.html