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2015年8月19日

九州電力の系統図から見える、送電線の脆弱さ

田中優より
 「川内原発の関係で、九州電力の系統図を調べた。  

この高圧線がなるべく火山を避けていることがわかる。
というのも火山灰が「せん絡」という事態を引き起こし、広域停電の元となるからだ。  

本当は今の桜島の中規模噴火でも、危険なことは知っているはず。
ちょうど東電会長らが起訴された「津波で電源喪失することを知っていながら対策しなかった」のと全く同じです。 

送電線網はループにしておくのが安全なのに、南九州ではしていない、
川内原発の電気を鹿児島に送るのが合理的なのに、50万Vの高圧線は霧島北側に避けている、
阿蘇東側の50万V送電線も切れたままにしているなどです。
特に南九州の送電線の脆弱さは際立っています。」