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2013年10月31日

有料メルマガ:2013年11月8日、「私たちの未来を賭けたUFOキャッチャー」が始まる

 【有料メルマガ最新号】

『2013年11月8日、「私たちの未来を賭けたUFOキャッチャー」が始まる』


☆今さら聞けない!?「汚染水問題」についても多数の図や写真を使って解説

☆そして11月8日から始まる、「使用済み核燃料取り出し作戦」について。
失敗したら北半球規模の問題になることは必至です。







「毎日福島第一原発のニュースが出ないことがない。
 しかも知るのがイヤになるほど深刻なニュースばかりだ。10月24日には51万ベクレル/Lといった天文学的汚染が、汚染水タンクの縁にある『堰』からこぼれて検出された。
しかしタンク内はもっと高濃度だから、タンクからの漏れではないと東電は言う。
 汚染水漏れを起こした溶接してないタンクは300トンだったとか、毎日海に流れ出ている汚染水が300トンだとか、地下貯水槽から汚染水が漏れたが、その地下貯水槽を再び台風時に使うだとか、あちこち漏れている上に非常識で泥縄の対策ばかりだし、同じような数字で混乱するのでいいかげん耳を閉じたくなる。
 大問題なのが福島第一4号機で、そこにある1331体の使用済み核燃料(集合体)をきちんと取り出せるかどうかで、東京を含めた日本と北半球の運命が決まると言われても、もはや深刻すぎて現実感がなくなってしまう。

 多くの人は面倒に感じてしまうのではかなろうか。しかしできれば辛抱して読んでほしい。これが今の私たちが直面し、次の世代に引き継ぐ現実なのだから。・・」


「約10年間に渡って続くUFOキャッチャー、一回でも失敗して落とせば全員がその場から逃げなければならなくなる。」


「何も考えていない政治家、ウソの発表とそれを隠すための「秘密保護法」に奔走する政治家。その足元で終戦時の焼け野原を超える廃墟が刻々と近づく。
いよいよ11月8日から開始されることになった。

 例によって東電社員もテレビのレポーターも、他人事としか捉えていない。
みんなで他人事の顔をして、おそらくは3月11日がそうであったように、最後の事故のときにもみんな能面のような顔をして会社や学校に通勤・通学しようとするのだろう。
 もう終わりなのだから、行っても仕方ないのに。」


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◆◇◆◇ 最新バックナンバー ◆◇◆◇


『どんな時に「融資OK!」と思うか』(第51号 10/15発行)

「聞かれて初めて気づいた。ぼくはいくつかのバンクの審査をやっている。
未来バンクや信頼資本財団、天然住宅バンク、ap bankなどだ。
だから「どういう時に貸そうと判断するの?」と聞かれたとき、確かにその情報って必要なものなのかも、と思った。
 こうした非営利のバンクは「NPOバンク」と呼ばれているが、融資の対象はほぼNPO法に定められている「特定非営利事業」に限られている。
たとえば未来バンクでは、「環境に良いこと」「福祉」「市民事業」に限定している。
 それは融資事業の目的に対する限定だが、それをクリアしたとしても融資を受けるにはさらに必要なことがある。
 あたりまえだけど意外と落とし穴があるのかもしれない。ひとつずつ順に説明してみよう。・・・」


2013年10月29日

学生さんからの講演会ご感想

【講演会ご感想を頂きました】

先日ある田中優講演会に参加しされた学生さんが

「学生こそが聞くべき話、展望の持てる内容でした。刺激を受けま
した。」
と言われていたそうです。嬉しいですね!



学校や高校、大学での授業などでも、これからのエネルギーや世界の戦争や貧困、環境問題、これからの生き方、などについてお話させて頂いています。

講演のご依頼はいつでも受付しておりますので、お気軽にご連絡ください☆
→ http://www.tanakayu.com/form/contact.html

2013年10月25日

10月29日(火)桜美林大学にて無料公開講演会


シリーズ「原発問題を考える」第2回公開講演会 「原子力と人類は共存できるのか」

田中優講演 「日本はチェルノブイリ原発事故からなにを学んだのか~未来を創る子どもたちのために」

日時  10月29日(火) 10:40~12:10

会場  桜美林大学 町田キャンパス 明々館408教室  
     東京都町田市常盤町3758  最寄駅 淵野辺駅
     http://www.obirin.ac.jp/access/machida/

参加費 無料 事前申し込み不要

主催 桜美林大学境研究所  お問合せ TEL 042(797)9245

会場地図


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○●○●○● こちらの講演会が東京新聞TOKYO Webに掲載されました ○●○●○●

原発事故の風化に警鐘 桜美林大環境研 連続公開講演会 より抜粋

(東京新聞 TOKYOWeb 2013年10月19日)


東京電力福島第一原発事故から2年7カ月が経過し、桜美林大学環境研究所(町田市常盤町)は、原発事故とこれからのエネルギー政策をあらためて考える連続公開講演会を企画している。

29日は環境活動家の田中優さんを講師に招く。主催者は「小さい子どものいる家庭の方や学生ら若い人たちにぜひ聴いてほしい」と話し、一般市民の参加を歓迎している。

 田中さんの演題は「日本はチェルノブイリ原発事故からなにを学んだのか~未来を創る子どもたちのために」。

 田中さんは都出身で、脱原発やリサイクル運動を出発点に環境、経済、平和などのNGO活動にかかわり、長く原発の安全性に警告を発し続けてきた。

 二〇一二年に岡山県に移り住み、電力会社に頼らない太陽光パネルと独立電源システムだけの生活を始めた。

 現在は環境に優しい事業などに低利融資する「未来バンク事業組合」理事長や立教大大学院の非常勤講師などを務める。「放射能下の日本で暮らすには?」(筑摩書房)や「子どもたちの未来を創るエネルギー」(子どもの未来社)など多数の著書がある。

 桜美林大環境研は、原発事故を「私たちの暮らしがどれほど危険でもろい文明の上に築かれていたかをさらけ出した黙示録的事件」ととらえる一方、「はやくも事故などなかったかのような日常と意識がはびこりはじめている」と指摘する。



2013年10月24日

10月27日(日)名古屋にて講演会



「原発事故の今を知るために!!
   福島は今・・汚染水流出、海洋汚染? 地下水は?  それでも原発再稼動・・」


日時  10月27日(日)13:30~16:00

会場  名古屋市市民活動センター集会室 (ナディアパークデザインセンタービル6F)
     (地下鉄 矢場町5・6番出口徒歩6分または栄7・8番出口徒歩8分)

参加費 500円

主催・お申込み 愛知県消団連(愛知県消費者大会実行委員会)
          TEL 052-703-1350  メール abc@mint.ocn.ne.jp


   

会場地図

 
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2013年10月23日

先着50名!10月24日(木)北九州市にて対談


田中優×奥田知志対談 @小倉サテライトキャンパス
「未来のスタンダードをつくる」


日時 10月24日(木)18:30~21:40

会場 小倉サテライトキャンパス
    北九州市小倉北区浅野3-8-1  アジア太平洋インポートマート(AIM)ビル7F



小倉サテライトキャンパス
      北九州市小倉北区浅野1-1-1 アミュプラザ小倉7F (小倉駅直結)
      http://www.amuplaza.jp/shopguide/index_7f.html



内容 第一部 田中優講演 18:30-20:00(6時限)
    第二部 田中優×奥田知志対談「未来のスタンダードをつくる」 20:10-21:40(7時限)

※参加・問い合わせのご連絡はnpotanakayu2013@gmail.comまで
 今回の会場は収容人数が50人となっており、あまり空席がございません。
 ご参加される方は事前にご一報下さい。


【中継あり】 当日はIWJによるインターネット中継があります。中継のチャンネルは決定次第発表します。



IWJの中継は中止となりましたが、主催者様側にて中継を行う予定です。
チャンネルなど決まりましたらお知らせ致します。



【プロフィール】
奥田 知志(おくだともし)

1963年滋賀県大津市にて誕生。サラリーマン家庭に育つ。1982年に関西学院大学入学と同時に日本最大の寄せ場(日雇い労働者の街)と出会う。以来、困窮者支援・ホームレス支援に携わる。その後福岡の西学院大学神学部専攻科を経て1990年現在の日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師に就任。同時に北九州におけるホームレス支援活動に参加し、同事務局長となる。

2000年NPO法人北九州ホームレス支援機構設立理事長に就任。
2006年NPO法人ホームレス支援全国ネット設立、理事長に就任。東日本大震災発生後、支援活動を開始、ホームレス支援全国ネットワーク、グリーンコープ生協と生活クラブ生協で協働体制を構築。
2011年11月には公益財団法人共生地域創造財団設立 代表理事となる。活動は、マスコミにもしばしば取り上げられ2009年にはNHK総合プロフェッショナル仕事の流儀「ホームレス支援:絆が人を生かすから」に出演。2012年には二度目のNHK総合プロフェッショナル仕事の流儀「困窮者支援:絆が希望を創り出す」に出演(特別編震災支援)。牧師、困窮者支援、大学での講義、厚労省等での委員など、種々の場で活躍中。著作も多数。

*北九州ホームレス支援機構 http://www.h3.dion.ne.jp/~ettou/npo/
*東八幡キリスト教会 http://homepage3.nifty.com/higashiyah...
*奥田知志ツイッター https://twitter.com/tomoshiokuda

10月23日(水) J-WAVE「JAM THE WORLD」にラジオ出演


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◆本日 ナビゲーター堤未果さんのラジオ番組
  J-WAVE 「JAM THE WORLD」 に出演します!◆
  
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おととい収録したばかりのほやほやのお話。
きっと聴き終ったあとは明るい未来を思い描けるかと思います!
ご都合つく方はぜひお聴きください。


■番組名  「JAM THE WORLD」
 http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/


■番組放送日時 10月23日(水)20:00~21:50


■番組ナビゲーター 堤未果さん



田中優 出演予定時間 20:55~21:15頃

 ブレイクスルーコーナーにて
 「明るく楽しく実験・岡山で進める電気の自給生活。
  完全オフグリッドライフの秘密に迫ります!」




◆◇◆ 番組の聞きかた ◆◇◆

 詳細や他の方法はこちらへ
 http://www.j-wave.co.jp/radiobar/index.htm


●ラジオで聴く
 J-WAVEはFMラジオ局です。関東エリアを中心とした1都3県をメインに
 FMラジオチューナーをお持ちであれば無料で聴くことができます。
 【周波数 81.3MHz】


●radikoで聴く

 在京民放ラジオ7局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、
 InterFM、TOKYO FM、J-WAVE)では、パソコンがそのままラジオ受信機となる
 「IPサイマルラジオ(radiko)」の実用化試験配信をおこなっております。
 配信エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、です。
 ※ネットワーク環境によってはエリア内でも聴取できない場合もあります
 のであらかじめご了承ください。
 ※配信エリア外にお住まいの方はお聴きなることができません。


●LISMO WAVEで聴く
 auのスマートフォンや携帯電話をお使いの方は「LISMO WAVE(有料)」が
 オススメ。サービスに対応した機種であれば、J-WAVEをはじめとする全国民放
 52局のFMラジオを楽しめます!


●Podcastを聴く
 J-WAVEでは番組のウラ話や、放送はできないけど是非リスナーに伝えたい話
 などを各番組Podcastで配信しています。
 iTunesなどを使いiPodやウォークマンに取り込んでお楽しみください。


●ストリーミングを聴く
 インターネットを使い、世界中どこでも聴くことができる音声コンテンツです。



2013年10月18日

『「他人事」として生きる病理』

■他人事の東電

 いつ見ても不審に思うことがある。東電の発表者の態度がいつも他人事なのだ。
自らの発電所の事故で、自らの対応のまずさのせいでより深刻化させ、今や蜘蛛の糸にぶらさがっているような状態なのに、まったく誠意を感じさせないのだ。

 記者会見する社員も気の毒だと思うものの、その態度はどこか別な会社の話をしているようだ。しかもタマネギを剥くみたいにどこまで首脳にさかのぼっても変わらない。「あなたが起こした事故だ」と何とか伝えたいのに、どこまでいっても他人事のままだ。

 しかもメディアすらそれを責めるようではない。黄金の揺りかごに眠るわがままな王様のようだ。


■今現在の危機

 現場で作業する人たちからは「何も教えてもらえない、高汚染の場所すら聞かされていない」と声がもれる。その人たちのおかげでなんとか保っているというのに。東電の社員はいいから、現場で作業する人たちだけでも守れないものかと思う。

 メルトスルーがわかったとき、京大の小出さんのアイデアに沿って「地下ダム」を建設することを検討した。流れ込んでくる地下水を防ぐための地中連続壁を作るアイデアだ。ところが東電は「1000億円かかるので株価が下がって株主総会を乗り越えられない」という理由でしなかった。

 これがすべての汚染水問題の始まりだった。毎日1000トンの地下水が流れ込み、300トンは汚染されずにスルーし、残りの400トンは汚染水となり、300トンは海へと流れ出てしまっている。しかも海へと流出する汚染水を防ぐために、海側に地中壁を建設した。その結果、地下から湧き出す形であちこちから汚染がにじみ出ようとしている。

 するとどうなるか。作業員すら誰も入れなくなる。誰も入れなければ、そのまま多量の使用済み核燃料が事故を起こすのを待つだけになる。その規模はチェルノブイリの比ではない。関東・川崎どころか北半球ですら危険になる。

 もうひとつ、即席で作ったタンクからは汚染水がダダ漏れし始めた。その濃度は1リットルあたり4億1千万ベクレルのストロンチウムだ。それが300トン漏れた。指摘されると「パトロールを強化する」としたが、行くのは作業員、場所によっては3分で職業人の年間被曝許容量を上回る。最初からつけるべきだった水位計はこれから、なんと11月にやっと設置されるそうだ。

 こんなに逼迫した事態なのに、東電は例によって他人事だ。政府もまた他人事だ。オリンピック開催の方がよほど重要だと言わんがばかりの対応をしている。


■廃炉処理費は電気料金から

 ここまでの事態になっても東電は助けられる。こんな企業にした株主や債権者は守るため、国はせっせと東電を倒産させまいとしている。そして廃炉にかかる費用すら電気料金から集めてよいとする変更を、なんとただの会計規則改定だけで実現しようとしている。

 国民の中で電力会社に料金を払っていないのは、ぼくを含めてごく一部でしかない。つまりほぼ国民全員に負担させるのだから、国の法律に匹敵する変更だ。
ところがそれはただの会計規則の変更だけで行われようとしている。

 雑誌「世界」の記事はこう書いている。
「要するに売るモノがすべてなくなっても、自らの組織だけは何としても維持しようという「究極の延命策」(電力業界関係者)だ。廃炉コストを最終的に押し付けられる消費者こそ、いい面の皮。しぶとい電力業界における残された最大の「抵抗勢力」は、いまや日本経済の「お荷物」でしかない」と。

 電力会社はなぜこれほど王様なのか。ぼくは新たに太陽光発電で作った電気でほぼ自給できる仕組みを、今の電気料金と変わらないレベルで実現した。

 それでも多くの人は変えないだろう。人々もまたぶつぶつ人に文句は言うものの、自ら動かない「他人事」社会の一員になってしまっているからだ。


■あなたの人生? それとも

 不思議になることがある。人々はその人自身の人生を生きているのかどうか。
 離人症という用語がある。その人自身のことに思えず、実感を持って生きられない精神病理だ。自分を守ろうとして演技のように他人事として生きてきて、それが習い性になってしまったのではないか。東電社員のように会社の代理で生きるだけになってはいないか。

 ぼくはぼくの人生だから自分で決める。
 何を選択するのも自由だし、自分で選択したことだから責任は負う。


 そして考える。今一番大切なことは何なのかと。

 まず東電の汚染水の問題が、私たちの将来を守るためにとてつもなく重要だ。
だから多くの人に知らせたいと思う。まず東電を倒産させ、国が原発すべての主体になるべきだ。もちろん原発はすべて廃炉にし、この深刻な負債を先に解決しよう。

 流れ込む地下水の流れを変え、当初あった「地下ダム」を今からでも建設する。
そしてメルトスルーしてしまった核燃料の冷却は水ではなく鉛などの金属を入れ伝導熱で冷却する形に変える。汚染水は東電の柏崎刈羽原発に処理施設があるので、そちらにタンカーで移送することを前提に厳重に保管する。
 汚染を犯罪として処罰することにし、無責任になってはならない体制を作る。

 原発廃炉の処理費を電気料金に転嫁してはならない。それが許されれば原発が最もお買い得な発電方法になってしまうからだ。きちんと競争に基づく市場原理の中で販売するために、その前に電力の完全自由化を先にしなければならない。

 その上で廃炉処理費の負債については、アメリカにならって「ストランデッドコスト(どうにもならない費用)」として、最低限だけ電気料金に上乗せさせるのがいいと思う。

 問題なのは東電も政府も官僚も(もしかすると国民も)、みんな他人事としてしか生きていないことではないのか。

あなたの人生はあなたのものなのだ。
しかも一回限りの。
自分らしく生きるとしたら、どんな形がいいのだろうか。


2013.10.18発行田中優メルマガよりより転載

2013年10月17日

有料メルマガ「新しくない新たな林業」



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◆ 林業・月齢伐採のお話 ◆
  
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田中優 有料・活動支援版メルマガ9月30日号のご案内です。

21枚の写真と図とともに、新たな林業のかたちを提示しています。
皆さん、月齢伐採(新月伐採)をご存知でしたか?


「新しくない新たな林業」 (9/30発行、第50号)


■天竜スギ、秋田杉を見に行く


■戦前・戦後の山仕事の形 馬木道、鉄砲堰(てっぽうぜき)とは





■はげ山だらけだった日本の森
 しかし森林の役割の最大のものは、やはり燃料利用だった。(図13)は明治期から現在までの
木材消費量の統計だが、かつては木材消費の四分の三が燃料消費であったのが、戦後に石炭、
後に石油へと代替され、ほぼゼロにまで減ってしまっている。


■月齢伐採
 今まで「新月伐採」と呼ばれていたが、現在は「月齢伐採」と呼び名を変えている。
理由は誤解されるためだ。「新月伐採」と言われると、新月の日だけしか伐採に適さないように
思われてしまう。しかしその日は伐採に適さない日の始まりなのだ。




 新月伐採は満月の日以降、下弦の月の時期、新月までの間だけ伐採する。
つまり月の周期の半分だけ伐採し、残りの半分は伐採しない仕組みなのだ。
 
(中略)

 なぜこれほどの違いが出るのか。林業者は夏場に木材を伐採することはない。
・・・その理由は図18のデータで裏付けられる。

(中略)

この「新月伐採」は海外から伝えられたが、実は日本の伝統的な大工たちは当然のこととして
知っていた。日本は情けないことに、伝統的に理解していた木の生理を、戦後のわずかな期間
に忘れ果ててしまっていたのだ。


 もちろんこの仕組みをくりこま木材にも導入する。それによって木材はカビがつきにくく、虫に
食われにくい木材になるからだ。さらにヤング係数という木材強度にも影響していくはずだ。
高い付加価値のある木材にすることで、住み手ばかりではなく山側の収入にもなっていく。
そうしていけば森はもっと豊かな場所に戻ることができるはずだ。


「山の木が木の家になるまで」天竜T.Sドライシステム協同組合
http://www.ts-dry.com/yamakara.html



より詳しくご覧になりたい方は、こちらよりご覧ください。




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2013年10月15日

10月20日(日)島根にて講演会

「子どもたちの未来をつくるエネルギー」


日時  10月 20日(日) 14:00~ 

場所   くにびきメッセ・601会議室 (島根県松江市学園南1丁目2-1)

資料代  500円 申込不要・直接会場へお越しください

主催  島根原発・エネルギー問題県民連絡会  
      Tel:0852-67-5731 Fax:0852-67-5732  mail: midorieneren@mable.ne.jp

託児あり 詳細は0852-67-5731まで


会場地図


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2013年10月14日

10月16日(水)新潟にて無料講演会

地球的視野で、環境や食糧、エネルギー問題の現状を知り、今求められている
持続可能な社会について考えてみませんか。

そして、魚沼を世界のモデル地と呼べるようないきいきとした循環型社会に
していくために、魚沼の力、農業農村の力、たくさんの力と可能性をいっしょ
に見つめてみませんか。



「魚沼から目指そう!日本一の循環型社会」

日時  10月16日(水)19:00~

会場 小出郷文化会館 小ホール
    新潟県魚沼市干溝1848-1 TEL:025-792-8811

参加費 無料

主催・問い合わせ 新潟県魚沼地域振興局農業振興部 TEL 025-792-2497
後援 魚沼市、魚沼市土地改良区

http://www.pref.niigata.lg.jp/gatu_nogyo/1356768974834.html 

 会場地図

 
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2013年10月12日

【事故は津波ではなく地震で起こった】

□◆ 田中 優 より ◇■□■□


先日の※1木村俊雄さんとのシンポジウムで聞き、
事故は地震によって直接起こったということを
ぼくなりにやっとのことで理解して原稿にした。
皆様には一週間後に公表できますのでお待ちください。


要は「地震で起きているから津波対策は無意味」。
その前にメルトダウンします。


今は規制委員会が活断層を探しているけど、
こちらも以下の記事※2を読めばわかるように無意味です。


原発は止める以外にありません。


地震で事故になっている件、なんとか知らせられるようにするので、
この話題については“シェアして広げていただくよう”にお願いします。



※1 木村俊雄(きむらとしお)さん

東電社員として17年間原子炉の設計と制御に関わる部署で働く。
福島第一原発勤務中、津波による電源喪失を指摘するも問題にされず、2000年末、
企業体質や原発に疑問を感じて東電を退社。
2011年4月、福島県大熊町から高知県土佐清水市に移住し、農業での自給自足の
生活を目指しながら、太陽光発電など、より自立した自然に負荷をかけないエネ
ルギーについて提案している。TBS報道特集、たけしのTVタックルなどに出演。
朝日新聞「プロメディウスの罠」に登場。


※2「大地震起こす活断層 大半は地表に変化なし」(2013.10.10 NHK NEWS Web)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131006/k10015072671000.html


************



□◆ 必見動画 ◇■ 


メルトダウンは津波ではなく地震で引き起こされた!1/2 (2013/10/04 )
 → http://www.ustream.tv/recorded/39736493


Video streaming by Ustream



メルトダウンは津波ではなく地震で引き起こされた!2/2 (2013/10/04)
→ http://www.ustream.tv/recorded/39737375


Video streaming by Ustream

田中優的 身の立て方講座 岡山・関東編 第1回レポート

田中優的 身の立て方講座 の共催者Be-Natureさんにて、先日田中優の自宅で
行われた1回目の様子をレポートして頂きました。

http://be-nature.jp/archives/2196 より


「未来の当たり前を実感する」を岡山県の田中優宅で実施してきました。
講師は田中優、進行役は森 雅浩。

なんと「田中優的身の立て方講座」も通算すると第4期です。

第2期が終了した段階で講師の田中優さんが岡山に引っ越して、ソーラーパネル
とバッテリーシステムで電気の完全自給生活をスタートさせてからは、田中家
訪問がプログラムに加わりました。

この電力会社と完全に切れた古民家(田中家)のエネルギーライフは進化して
いました。バッテリーの残量が少なくなった状態で、バックアップ用発電機の
稼働もありました。
そこで改めて家の電力使用分配を調べてみたところ、対策が見えました。
ある部分に新しく安価なサブシステムを導入し、全体への負荷を軽減するなど、
次なる手も打ち始めたとのこと。


実践にまさる説得力はありません。やってみないとわからないですからねぇ。
主催者ながら、やはりこの家はすごいなぁ、と思いました。
なんだか、勇気が出ます。




次回からは東京に会場を移して、各自が自分なりの「身の立て方」をプラン
していくわけですが、この訪問がすごく刺激になると思います。

受講生の皆さん一人ひとりの「思考の羽ばたき」が楽しみです。

森 (Be-Nature)



2013年10月10日

10月14日(祝)静岡・浜松にて「持続する家セミナー」



ホントの長期を考える 「持続する家セミナー」


日時  10月14日(祝) 14:00~16:30 (受付13:00~)

会場  地域情報センター ホール
     静岡県浜松市中区中央1-12-7 TEL 053-456-5000
     
参加費  1,500 円  小学生未満無料    要申込・チケット販売あり


主催  天竜TS匠の会・天竜みさくぼ研究会
    事務局 こころ現代民家研究所(株) 担当 山下
      TEL 0537-28-7040  MAIL  kokoro@minken.jp
     HP http://www.minken.jp/
        http://cocorogaku.blog123.fc2.com/


会場地図

 
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2013年10月9日

書評掲載:東京新聞にて「放射能下の日本で暮らすには?~」



10月6日付「東京新聞」にて田中優著「放射能下の日本で暮らすには?食の安全対策から、がれき処理問題まで」の書評を掲載頂きました!


「環境活動家として長く原子力発電の安全性に警告を発し続けてきた著者。
「絶対にあり得ない」と言われていた原発事故が起きてしまい放射能汚染か拡張した現在、
「大切な命への対策」の数々をうったえる。さまざまな食品の程度の分析調査、内部被曝の
ダメージ、かれきをどう処理すべきかなど、実生活に役立づ知識をを届け、われわれがいま
でぎることは何かを問う。」 


『放射能下の日本で暮らすには?食の安全対策から、がれき処理問題まで』
(2013.7月発行/筑摩書房)
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480878663/


10月13日(日)名古屋にて講演会

なごや環境大学講座「エコでピースな未来を創ろう」第2回

オフグリット?エネルギーシフト、蓄電の選択
オフグリットや地域通貨などでつくる、私たちの選択が未来をつくるお話。

日時 10月13日(日)13:30~16:30

会場 ウィルあいち セミナールーム6

参加費 1,000円

問い合わせ アース・ネットなごや      福田 090-3300-8965
      http://y-kuro.sakura.ne.jp/earthnet-nagoya/
http://www.n-kd.jp/calendar/lineup/koza13a/B-70.html

2013年10月8日

10/12 天然住宅見学会@埼玉 ~久々に田中優トークです~



無料・先着順です。ぜひご体感してみてください。


日時 10月12日(土)
  AMの部 10:00~11:45 , PMの部 14:00~15:45 



■□ 『やわらかい風がふく家』 □■

お住まいになられて、もうすぐ1年になるお宅です。

南側に広い庭と、吹き抜けのある住宅です。
冬はペレットストーブにより家全体をぬくぬくにあたため、夏は窓や引き戸を開け放て、

涼をとる。
自然の光を十分に取り入れながらやわらかい風が家の中を通り過ぎていく。。

そんな住宅です。
吹抜けにはねこちゃん専用の階段棚を造り、ペレットストーブの横にはペレット専用の

収納家具も用意しました。
建て主さま自ら栗駒山で伐採した間伐材も丸太ベンチとして活躍しています。



建物データ
敷地面積:300.10㎡(約90.78坪)
延床面積:110.29㎡(約33.36坪)
間取り:3LDK
工法:木造(強化筋交工法)

場所
埼玉県鶴ヶ島市(東武東上線「鶴ヶ島駅」)
※駅からご案内いたします。

参加費 無料


★内容 お住まい見学会+「天然住宅」についてのお話(田中優)

▼お申し込み受付 先着順です。
http://www.tennen.org/tours/1012/

2013年10月7日

援助の悪夢、ふたたび

「ODA」ってわかりますか?


今やほとんど話題にも上がらなくなったODA、「政府開発援助」のことだ。

 一般的に「援助」と呼ばれるが、実際には援助の名に値しないものが多い。

というのは、まず援助の半分以上が「有償援助」という金貸しで、相手に借金を作らせるからだ。


 この資金に私たちの年金や郵便貯金が使われ、貧しい国を借金地獄に陥れている。今、途上国が貧しいのは借金返済のために自分たちの食べ物まで輸出しなければならないためで、その借金の最大部分が、日本からの援助資金返済なのだ。


 一方のタダであげる「無償援助」の方もまた、日本の利権を世界に広げるために使われている。

 相手国の政策を、借金返済を優先させるのが「ノン・プロジェクト無償援助」で、世界的に悪名高いIMFや世界銀行の政策を補強するために出されている。残りはプロジェクト無償援助だが、農薬と農業機械を国内企業から買い上げて途上国に届けるための食糧無償援助、漁業権を確保して国連での票を集めるための水産無償などに使われる。

 しかも無償援助の場合には、受注を日本企業だけに限定する「タイド」が前提になっている。自国企業に受注を限定しない「アンタイド」の論議は、金貸しである「有償援助」のときだけの話なのだ。

 1990年頃には日本のODAの問題が盛んに論議された。貧しい国の人々に無縁の、日本企業の利益しか考えない援助ばかりだったからだ。しかしあれから20年経ち、再び日本の援助が国内の都合のために、世界を壊す事業に活用されようとしている。


モザンビークの開発計画

 モザンビークなんて誰も知らないかもしれない。アフリカの東岸、南アの北にある国だ。植民地から独立して、その後はお決まりの先進国が介入した内戦、1992年にやっと落ち着いたとたん、先進国の開発の魔の手が入る。

 小規模農家の多いこの国に、日本とブラジルが協力して1400万ヘクタールの農業開発、「プロサバンナ事業」が進められようとしている。この広さは日本の耕作面積の3倍だ。しかしそこは未開発の土地ではない。人々が住み、耕作している土地なのだ。耕作している人々は追い立てられることになる。

 ここで大豆などを中心とした農業開発が行われる。大豆輸入は戦前から、日本にとって生命線となっているのだ。満州事変の始まりになった張作霖爆死事件は背後に中国の大豆売買を一手に引き受けていた三井物産が、張作霖の取扱高に圧迫されたことに端を発する。三井物産支店長会議の議事録には、「満州の軍閥張作霖が 大豆の買い占めに手を出し始めたので困った」という内容があり、その後に爆殺されている。これほど大豆を食べる国民なのに、戦前から大豆生産量の不足に悩まされていたのだ。

 
 そしてブラジルと一緒に開発支援をするというのにも背景がある。ブラジルでは日本のODAによって、1974年から「セラード地域の開発」が行われた。

 「不毛の地域に農業開発を」と称して大豆、ユーカリ、サトウキビ、コーヒーが作られた。しかしセラードは不毛どころではなく、乾燥地ながら独自の生態系を形成し、アマゾンやラプラタ川の水源地となっている。

 しかし開発によって人々が環境に合わせてしてきた農地は奪われ、大規模開発によって生態系は破壊された。アマゾンが水を失えば、たやすく破壊されるのに。

 不幸なのはブラジルが食料が十分でない国なのに、収穫される作物のすべてが輸出向けである点だ。この大豆は日本に輸出されたが、その後は中国の輸入が最大となっている。

 人々が作った作物は自ら食べることはできず、輸出されて外貨獲得のために使われる。人々は食べ物に事欠く状態になり、アメリカからの穀物輸入によってやっとしのぐ。しかし通貨安や先進国に押しつけられた補助金カット政策によって、生活は困難になるばかりだ。しかしブラジル政府にしてみればこの政策は外貨が得られて成功だったから、日本とともにモザンビークに進出しようというわけだ。


世界を見る視座を

 そのラプラタ川の源流、セラードから流れ出るパラナ川に、イタイップダムという巨大ダムがある。せっかく作られたダムだが、予定の半分も発電できていない。

 しかし知られていないのは、ダム以前にはそこに美しい渓谷があったことだ。
「七色の滝」と名付けられていた滝は永遠に見ることができなくなった。同じようにアマゾンの深い森も、セラードの多種多様な独自の植物・動物群も見ることができなくなる。

 同じことを、モザンビークに日本の耕地面積の3倍という巨大規模ですることになる。モザンビークの人々は、私たちにも相談して進めてほしいと言っている。


 しかし日本の援助機関は彼らの意見など全く聞かず、ブルドーザーのように押しつぶしてしまおうとしている。

 いったい誰のための援助なのか。

援助というからには、援助が必要な貧しい人に届くものでなければする意味がない。
ただ国と大企業だけが喜ぶようなものでは、援助の名に値しない。

しかしこれが私たちの税金から実行される。私たちが「世界を破壊しても大豆のためなら仕方ない」と言っているならいいが、そうでないなら進めるべきでない。大豆は国内で作ればいい。


 今すぐは困難だとしても、日本人にとってはコメと並ぶほど大事な作物なのだから自国で作るのがいい。

 今、日本の円は価値が下がり続け、その割には輸出が増えていない。国債は乱発され、景気回復のためという名の下で不必要な支出が続いている。所得税を上げてまでした震災復興予算のほとんどが、無関係な公共事業に支出され、問題となっても残っていた分だけ返済すれば免責される。さながら日本政府はやけを起こして、もうどうにでもなれと浪費しているように見える。このプロサバンナ事業が軌道に乗ったとして、そのとき海外に育てた大豆を買いつける外貨が日本にあるのか。

 内向きの思考を脱して、世界を見る視点が必要になっている。



▼9/23発行 田中優無料メルマガより
http://archive.mag2.com/0000251633/20130923132847000.html






写真:JVC日本国際ボランティアセンターより https://www.ngo-jvc.net/jp/projects/advocacy/prosavana-jbm.html

2013年10月4日

10月7日(月)映画「いのちの林檎」トークショー出演

田中優おススメ映画「いのちの林檎」の上映後のトークショーに出演が決定しました!
ぜひ、映画と合わせてご参加ください


田中優

「CS(化学物質過敏症)は誰でもなり得る病気なのに、
仮病と言って認めない人がいる。
 CSがどれほどつらいか、この映画を観ればわかる。
知ってから発言すべきだ。
 
 にもかかわらず映像はこの上なく美しい。
 絶望的に汚染してしまった世界にいても、希望はここにある。」  


『<いのちの林檎>を語る   ─環境アレルギーから、どう身を守るか─』


■日時 10月7日(月)
       映画上映   15:00~16:55
     トークショー 17:00~18:00


■場所  渋谷アップリンク 東京都渋谷区宇田川町37-18 


■ゲスト 田中優、馬場民子さん(プロデューサー)、藤澤勇夫監督


■ご予約はお早目に☆
 http://www.uplink.co.jp/movie/2013/16074



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田中優おススメ映画 「いのちの林檎」

-奇跡のリンゴが、一人の女性の命を救った。-


国内で70万人いるとされる化学物質過敏症

近所のゴルフ場の農薬散布で化学物質過敏症を発症した早苗さんは、水が一滴も
飲めなくなり、危険な状態になってしまう。母道子さんは自然食品屋さんに片っ
端から電話をかけ「一滴も水が飲めない娘の口に入るものはありませんか?」と
たずねた。

十何軒目のお店で「うちに無肥料無農薬の林檎があるから、それを試してみたら
どうですか」と言われ、その林檎を求めた。

その林檎が、17年の歳月の末、無肥料無農薬で実った林檎─木村秋則さんの林檎
だったのだ。
林檎によって命を救われた女性と、その林檎をつくった木村さんを追った、衝撃の
ドキュメンタリー。



●東京渋谷の「アップリンク」にて上映が始まっています!
詳細 → http://www.uplink.co.jp/movie/2013/16074

●東京以外の上映情報 http://www.inochinoringo.com/theater/index.html
 

■ いのちの林檎 公式HP  http://www.inochinoringo.com/

■ 予告編動画  http://youtu.be/DX2js1rSj9M

2013年10月3日

10月講演会情報


10月の一般参加が可能な講演会情報です。
皆様のご参加をお待ちしております!



■ 10月4日(金)13:30~ 岡山市

「メルトダウンは津波ではなく地震で引き起こされた!
~福島原発事故の真実と電力自給の提案~

13:30~14:30 木村俊雄 講演 元東電原発技術者が衝撃事実を発表
14:40~16:30 木村俊雄、田中優、大塚尚幹の対談

会場  長泉寺 岡山市北区南方3丁目10-40 TEL086-223-7450

参加費 無料

主催 自エネ組 託児あり お申込みは長泉寺まで、500円 TEL086-223-7450
 

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■ 10月7日(月)15:00~ 東京・渋谷

「<いのちの林檎>を語る ─環境アレルギーから、どう身を守るか─」

映画上映    15:00~16:55
トークショー 17:00~18:00

ゲスト 田中優、馬場民子さん(プロデューサー)、藤澤勇夫監督

会場  渋谷アップリンク

ご予約はお早目に☆ http://www.uplink.co.jp/movie/2013/16074


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■ 10月12日(土)東京・渋谷

「天然住宅見学会 ~やわらかい風ふく家」
   AMの部  10:00~11:45
   PMの部 14:00~15:45

会場 埼玉県鶴ヶ島市(東武東上線「鶴ヶ島駅」)

参加費 無料

内容 お住まい見学会+「天然住宅」についてのお話(田中優)

お申し込み受付 先着順です http://www.tennen.org/tours/1012/


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■ 10月13日(日)13:30~ 愛知・名古屋

なごや環境大学講座「エコでピースな未来を創ろう」第2回

「オフグリット?エネルギーシフト、蓄電の選択」
~オフグリットや地域通貨などでつくる、私たちの選択が未来をつくるお話~

会場  ウィルあいち セミナールーム6

参加費 1,000円

問合せ アース・ネットなごや      福田 090-3300-8965
      http://www.n-kd.jp/calendar/lineup/koza13a/B-70.html


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■ 10月14日(日)14:00~ 静岡・浜松市

ホントの長期を考える 「持続する家セミナー」

会場  地域情報センター ホール 静岡県浜松市中区中央1-12-7    

参加費  1,500 円  小学生未満無料    要申込・チケット販売あり

主催   天竜TS匠の会・天竜みさくぼ研究会
     事務局 こころ現代民家研究所(株) 山下
      TEL 0537-28-7040  MAIL  kokoro@minken.jp
     HP http://www.minken.jp/
    

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■ 10月16日(水)19:00~ 新潟・魚沼市

「魚沼から目指そう!日本一の循環型社会」

会場 小出郷文化会館 小ホール 魚沼市干溝1848-1 

参加費 無料

主催・問い合わせ 新潟県魚沼地域振興局農業振興部 TEL 025-792-2497
後援 魚沼市、魚沼市土地改良区
http://www.pref.niigata.lg.jp/uonuma_nogyo/1356768974834.html


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■ 10月20日(日)14:00~ 島根・松江市

「子どもたちの未来をつくるエネルギー」

場所   くにびきメッセ・601会議室 

資料代  500円 申込不要

主催  島根原発・エネルギー問題県民連絡会 TEL 0852-67-5731  midorieneren@mable.ne.jp
託児あり 詳細は0852-67-5731まで


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 10月27日(日)13:30~ 愛知・名古屋

「原発事故の今を知るために!!
   福島は今・・汚染水流出、海洋汚染? 地下水は?  それでも原発再稼動・・」

会場  名古屋市市民活動センター集会室 (ナディアパークデザインセンタービル6F)

参加費 500円

主催・申込 愛知県消団連(愛知県消費者大会実行委員会)
      TEL 052-703-1350  メール abc@mint.ocn.ne.jp
    

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■ 10月29日(火)10:40~ 東京・町田市

シリーズ「原発問題を考える」第2回公開講演会
「原子力と人類は共存できるのか」

会場  桜美林大学 明々館408教室 (JR横浜線 淵野辺駅より徒歩20分)

参加費 無料 申込不要

主催  桜美林大学環境研究所
    

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■ 11月~12月

11月 2日(土)京都
11月 8日(金)山口
11月 9日(土)横浜
11月17日(日)静岡・浜松
11月23日(土)千葉市
11月25日(月)横浜
11月27日(水)茨城・ひたちなか市
11月30日(土)京都

12月 1日(日)富山市
12月 7日(土)長野・上田市
12月 8日(日)宮城・仙台市
12月11日(水)福岡・北九州市
12月19日(木)静岡・御殿場市
12月21日~23日 くりこま間伐ツアー 

2013年10月1日

10月4日(金) 「メルトダウンは津波ではなく地震で引き起こされた!」



□◆ 田中 優 より ◇■

やっぱり津波以前に事故になっていた?! 
ぼく自身このイベントを楽しみにしています。
なんと岡山でのイベントです!しかも無料です。

メルトダウンの本当の原因をこの木村さんに解説してもらいます。

事故の原因を探らずに、原子力規制委員会が勝手な机上の空論を作って、
対策して再稼働という流れに進みかけています。
それは新たな地獄を生むだけです。

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 ◆ 10月4日(金)岡山市にて
 「メルトダウンは津波ではなく地震で引き起こされた!」 ◆

 ・元東電原発技術者、木村敏雄氏が衝撃の事実を発表
 ・田中優、大塚尚幹らとの自給エネルギー実践対談も

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津波が来る前に海水ポンプが止まっていたって!
東電の説明では津波で海水ポンプが流されたというが・・・!?

木村俊雄氏が秒単位で記録された東電が出したDATAを解析!
新事実が明らかに!!!


■□■□ 開催概要 □■□■

「メルトダウンは津波ではなく地震で引き起こされた!」
  ~福島原発事故の真実と電力自給の提案~


■日時:10月4日13:30~16:30 受付13:00~

■場所:長泉寺 岡山市北区南方3-10-40 tel 086-223-7450  駐車場有り

■参加費:無料  (託児500円要予約 長泉寺 tel 086-223-7450)

■主催:自エネ組 (代表大塚尚幹 tel 080-1805-3808)
 共催:脱原発をめざす仏教者ネットワーク岡山、みどり岡山


■内容 東電元社員 木村俊雄氏の講演会を行います。
    その後、田中優と大塚尚幹さんが加わり、3人で対談します。

<第1部>13:30~14:30

 元東京電力社員・福島第一原発技術者の木村俊雄氏が、東電事故調の報告書の矛盾を突く。
 内部の情報に通達した木村氏の冷静な事故状況分析。
 そこから見えてくるものは、日本の原発を取り巻くとんでもない現実だった。
 本当の情報は、自分たちで知ろう!


<第2部>14:40~16:30

 エネルギーの自給をめざして結成された「自エネ組」の活動について、
環境活動家の田中優氏と、自エネ組の立ち上げ人、大塚尚幹氏、木村俊雄氏
の3人が対談。独立電源(オフグリッド)の良さは音の違いにも現われる
ということで、三味線奏者、蝦名宇摩氏による電源の違いによる演奏をしてもらう。


木村俊雄(きむらとしお)さん
東電社員として17年間原子炉の設計と制御に関わる部署で働く。
福島第一原発勤務中、津波による電源喪失を指摘するも問題にされず、2000年末、
企業体質や原発に疑問を感じて東電を退社。
2011年4月、福島県大熊町から高知県土佐清水市に移住し、農業での自給自足の
生活を目指しながら、太陽光発電など、より自立した自然に負荷をかけないエネ
ルギーについて提案している。TBS報道特集、たけしのTVタックルなどに出演。
朝日新聞「プロメディウスの罠」に登場。


大塚尚幹(おおつかしょうかん)さん
一級建築士。福島県川内村で自給自足の自然生活をおくっていたが、福島原発事故
を機に家族で岡山へ避難。今年2月、電力会社や企業に頼らないエネルギーの自給
自足をめざす自然エネルギーチーム「自エネ組」を立ち上げる。
独立電源ソーラー発電キットなどを提案販売するワークショップを各地で展開中。


会場地図


大きな地図で見る

講演会レポート 9月13日@逗子 



9/13逗子での田中優講演会レポートが、主催者様のサイトにて
アップされています。ありがとうございます!


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田中優さんトークライブ~持続可能な未来のくらし~
理論と事例とユーモアを交えたお話しで、充実の講演会でした。

9月になったとはいえ、夏の暑さを思わせる日の午前、田中優さんのトークライブが行われました。
著名な環境活動家であり、岡山にお住まいの田中優さんのお話しを逗子で聞くことのできる機会
は貴重です。自然との共生などに興味のある参加者が、続々と会場に集まりました。


1時間半の講演は、気さくなトークで和やかに行われました。1歳児連れで参加の母親と父親を
みかけると、講演の冒頭では「僕、最近子どもが生まれたばかりなんです。子ども大好きなので、
赤ちゃんがぐずったり騒いだりしても構いません。気兼ねしないで下さいね」と優しい言葉をかけて
くださり、子育て世代が中心の参加者の好感度がグッとあがりました。


電気料金や発電送電配電の仕組み、エネルギー問題など難解な内容を、親しみやすく分かりや
すく解説してくださいました。「’節電=苦しい’ではなく楽しくやった方がいいですよ」とおっしゃる
とおり、わくわくするような前向きになれる提案ばかりでした。

自然エネルギーと共生した暮らしを岡山や各地で実践されている事例は、逗子でも実践してみた
いと感じさせられる内容でした。


例えば、岡山のご自宅で太陽光発電をされているエピソードでは「電気が余ってしまうので、
わが家に電化製品がやたら増えて・・」とユーモアたっぷりで、会場の笑いを誘っていました。
合わせて新技術の紹介やオフグリッド(電気の自給自足生活)の可能性を知り、具体的に太陽
光発電を考えた参加者も少なくないのではないでしょうか。


地域経済に関する提案もあり、まさに本シリーズのテーマである「シンクグローバル・アクトロー
カル」のテーマにピッタリでした。

田中優さんからの
「我々が未来のイメージをもって、どうやって社会を変えていくか」
「お金がなくたって生きられる社会にしよう」
のメッセージに、参加者のみなさん大きくうなづいていました。

アンケートも満足度100%で、充実の講座でした。




-参加者のアンケートより-


・手の届く範囲の事や、更にその先の事までわかりやすく軽妙な語り口でお話され、非常に
聴きやすかったです。

・はじめて参加させて頂き大変良かったと感激しています。

・子育て世代が地域でつながる活動、すばらしいと思います。今日の内容とても良かったです。

・逗子市で今日の地域でのエネルギー循環、できたらいいなと思いました。
選挙でもそんな話題がでるように、変わっていけたらいいです。


講座の最後の方で推薦されていた「大地といのちの会」の吉田俊道さんは、毎年逗子で
「野菜づくり講座」をされています。6月に市役所で開催されたばかりでした。ご縁がありますね。


▼逗子まちなか文化交流サイト
http://www.machiaca.net/gakubu/kurasi/tanakayu_report.html より
当日の写真もいくつか掲載されています。