「世界が食べられなくなる日」公式フェイスブックより
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「暗い話ではなく、次の未来に希望がもてる内容にしたい」と、環境活動家の田中優さんがお話しくださいました。
「大企業は上から下への構造を作ることで、人を支配しています。
電気は電力会社から買うしかない。
この支配の代表が、エネ(ルギー)とカネ(金融)とタネ(食糧)です。
でも、これらは下から上に自給もできる。今はまさにその転換期です。
僕はいま岡山県に暮らして、太陽光発電とパーソナルエナジーのふたつで、
100%電気を自給しています。
でも、天気がよければ電気が余ってしまうくらい。
技術が発展して自給可能な時代になったのに、
支配に慣れて思考が追いついていないだけなんです。
我々にできることには、3つの方向があります。
●1番目は、社会を上から下、下から上へ「たて方向」に変えること。
政治家を変えたり、政治家になったりという方法です。
●2番目は「よこ方向」につながり、デモや署名で社会を変える動き。
●そして3番目が「ななめ」。オルタナティブな道を作っていく方法です。
いま、電力会社が値上げの動きを見せていますが、「それなら、電力自給しますよ」と言えれば、社会は変わりますよね。
電力会社の利益の91%は一般家庭と小さな企業の電気代です。
みんなが値上げから逃げたら、電力会社も高コストの原発を考え直さざるを得ない。
それが「ななめ方向」の力です。
3つの方向から最適な方法を選んで、どんな手段でもいいから表現してほしい。
意思を表現することで社会は変わるんです。
「上から下」を「下から上へ」に、一気にひっくり返してしまいましょう」