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2013年3月19日

福島第一、冷却電源停電について

「現時点の崩壊熱の程度のグラフです。」



「昨夜7時からフクイチの冷却電源が停電していると。
こりゃとてもマズイんだけど、正直今になってからだったので、まだましです。
放射性物質はずっと熱を持つんですが、それは崩壊熱といって放射線を出すときに
発するものです。さすがに止まってから二年経つので熱量は減っています
すぐに危機が訪れるわけではないですが、危険であることは間違いありません
東電以外に管理させないとマズイと思います。」


「使用済み核燃料の方は、65℃に達するのに4日と言っていますね。
311当時動かしていた原子炉の燃料よりは、さらに崩壊熱が減っているので、
4日以内に電気が回復すれば大丈夫ということになります。
こちらは冷却水を喪失する事態が最悪で、今回の停電では長く続かなければ
回復可能です。怖いのは地震です。」


「ちなみに、2号機は前から上昇しているんですが、計器の故障だとか言っていて
事態が不明なんです。
 おそらくメルトダウンした核燃料が溜まっていて、そこが熱を持っているんでは
ないかと思います。あまり大丈夫ではないですが、これまで通りの状態だと思います。」

2013.3.18 フェイスブック 田中優コメントより